県境を歩いて南アの頂を眺めてみよう！「熊伏山」（日本三百名山）

2020年02月11日(火) [日帰り]

• GPS: 05:00
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,294m
• 下り: 1,292m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:28
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:54

距離 12.5km 登り 1,295m 下り 1,293m

7:15 兵越峠
7:25 国盗山
7:38 遠木山
8:00 さわら小屋
8:22 8:24 青崩峠
8:53 青崩の頭
8:56 三角点
9:19 9:20 前熊伏山
9:32 9:42 熊伏山
10:00 前熊伏山
10:18 10:22 青崩ノ頭
10:44 青崩峠
11:14 さわら小屋
11:20 11:24 青崩嶺
11:25 11:26 さわら小屋
11:46 11:50 遠木山
12:01 国盗山
12:09 兵越峠

本日の歩行ペース：標準CT×60〜70％程度

天候

快晴♬

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●兵越峠の駐車場を利用
・駐車スペースは10〜15台程度
・トイレは使用不可

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：2〜4（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：3（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場、アイゼン等の頻度や時間等
★登山道の眺望：2（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：2（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：0人】


◆ルートの状況（兵越峠〜青崩峠）
・兵越峠の標高が1165mに対し、青崩峠は1082mとなるため、登山口の方が標高がやや高い。この区間の最高標高地点は青崩嶺の1368mとなり、往路は緩やかに登り、復路は標高差270mの急登となるため、復路の方がきつく感じるルート。
・登山道と遊歩道の中間的なイメージで階段等も設置され全体的に歩きやすい。危険性のある箇所はないが、急登箇所の階段が埋まって歩き難かったり、平坦部のルートで踏み跡が薄かったりする区間もある。

◆ルートの状況（青崩峠〜熊伏山）
・青崩峠から山頂まで標高差600m弱を尾根に沿って登るルート。
・青崩峠から青崩ノ頭までの区間は、技術難度は高くないものの小さな岩場や急登が多く体力的にはきつい。また、長野県側の崩壊により新しい登山道が付けられた部分もある。
・登山道は樹林帯歩きとなり全体的に眺望は良くない。山頂も東側の一部のみ視界が開けているが眺望は悪く、その中でも青崩ノ頭が比較的良く、聖岳も望むことができる。
・現時点で登山道に積雪は無く雪装備は不要だが、万全な準備をして入山しよう。

写真

2/11 7:16

兵越峠の駐車場に車を止めて出発！

2/11 6:59

満月を過ぎた月が西に沈む。

2/11 7:23

長野県と静岡県の県境の稜線を進む。

2/11 7:25

国盗山を通過。

2/11 7:32

散策路的な緩やかな稜線が続く。

2/11 7:38

遠木山を通過。

2/11 7:46

右側の林は鹿除けされているね〜

2/11 7:58

往路は青崩嶺には寄らず青崩峠に向かう。

2/11 8:05

標高差270mほどを一気に下っていく。

2/11 8:14

スギ林まで降りてくれば、青崩峠はあと少し。

2/11 8:19

登山道は青崩峠に直接下りず、林道終点に合流。

2/11 8:23

林道終点から3分ほど歩くと、ようやく青崩峠に到着。
ここから山頂まで2時間の標識あり。

2/11 8:24

青崩峠から静岡県側を眺める。

2/11 8:26

振り返って、青崩峠から長野県側を見渡す。

2/11 8:32

青崩峠周辺は破砕帯のため、あちこちで崩壊している。
名前の由来通り青色の崩壊地が多い。

2/11 8:35

青崩峠から山頂までの標高差は600m弱。
更に尾根に沿って登っていく。

2/11 8:48

急登な尾根を直登していくが、長野県側の崩壊により登山道が新たに作られた区間もあった。

2/11 8:54

青崩峠から標高差300mほど登ると青崩ノ頭に到着。

2/11 9:11

標高1500mを越えると残雪が見られるようになったが、ルート上には全く雪は無かった。

2/11 9:19

前熊伏山を通過。

2/11 9:28

前熊伏山から緩やかにアップダウンをしながら15分ほど進むと、

2/11 9:33

熊伏山の山頂に到着。

2/11 9:34

山頂の標識。

2/11 9:33

一等三角点にタッチ！

2/11 9:38

山頂は樹林帯覆われ眺望はイマイチだが、東側の一部のみ視界が開けている。

2/11 9:38

山頂から南アルプスは木々で良く見えない。

2/11 9:53

山頂の眺望は良くないので、山頂から10分ほど戻り、木々の隙間から撮影。

2/11 9:52

南アルプスの聖岳。

2/11 9:51

聖岳の北側には、右から兎岳、赤石岳、荒川岳などが連なる。

2/11 9:59

更に北側には、右から塩見岳と間ノ岳。

2/11 10:22

青崩ノ頭まで下る。
ここが一番眺望が良かったかも。

2/11 10:21

青崩ノ頭から赤石岳から聖岳が良く見えた。

2/11 10:31

青崩峠まで、急登な尾根を慎重に下っていくと、

2/11 10:44

青崩峠に戻る。

2/11 10:45

ふむふむ。
武田信玄も通ったかもと考えると感慨深いね〜

2/11 10:46

青崩峠から急斜面を直登しショートカットしてルートに合流。

2/11 11:01

再び標高差270mを登り返して行く。

2/11 11:08

御嶽山も見えるね〜

2/11 11:22

復路はルートから外れ、青崩嶺にも立ち寄ってみる。

2/11 11:46

遠木山の東屋。

2/11 12:09

登山口の兵越峠に到着。
お疲れさまでした！

撮影機器：

Canon PowerShot G3 X Canon

感想

Joker

本日は久しぶりに未踏の三百名山巡りへ行ってみました。
2月の雪山というより、積雪がないので完全に秋の山のような錯覚となり、普通に夏靴で歩きました。

休日＆三百名山ということで、他の登山者も登っていると思っていましたが、終始、誰も会わない静かな県境稜線を楽しめました。


＜午後の茶臼山に続く＞
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2218387.html