笹川・田代川から元清澄山

2020年02月15日(土) [日帰り]

• GPS: 13:00
• 距離: 16.7km
• 登り: 432m
• 下り: 435m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:15
• 合計: 9:00

7:25 道の駅ふれあいパークきみつ
7:45 7:45 入渓地
10:40 11:40 二俣
13:45 13:45 登山道
13:55 14:10 元清澄山
14:30 14:30 林道
16:25 道の駅ふれあいパークきみつ

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場
道の駅ふれあいパーク君津向かい側駐車場を利用

往路　4:30市川-松屋蘇我店-7:05道の駅
復路　4:30道の駅-姉崎袖ヶ浦IC-湾岸経由-市川中央IC-18:20市川

ガス代　140×20=2,800円 高速代 1,380+310=1,690円　交通費計4,490円　1,000円プール　残高15,000円

コース状況／危険箇所等

沢
ロープを出すような危険個所はなかった。唯一堰堤越へで補助ロープを使用した。
詰めに近づくと倒木が多にくなり通過に苦労します。最後まで詰めずピンクテープのある枝沢から登山道に出ました。
帰りの田代林道
数ヶ所土砂崩れで埋まるが通過は可能です。林道入口にゲートがあり車は入って来られないし、すでに廃道状態です。
ヒル
朝の気温が8度、日中は12,3度ぐらいまで上がったと思われる。ここ数日、かなり暖かい日が続いていたのでヒルが出るかなと思いましたがまったく見ることはありませんでした。ただ沢では沢山のカエルが婚姻中で、すでに卵も産みつけられていました。沢の中は春たけわなでした。

その他周辺情報

道の駅に隣接してデイリーヤマザキあり。

写真

2/15 7:26

道の駅ふれあいパークきみつの向かい側にある駐車場を出発！kaito

2/15 7:42

入渓地の橋。車両通行止の看板。この先にはゲートかあり車は入れない。kaito

2/15 7:43

橋の上から川を見下ろす。ナメが続いている。kaito

2/15 7:44

橋の上流側左岸にはステップがあり簡単に川床に下りられた。kaito

2/15 7:45

川床に降り立つ。kaito

2/15 7:46

降りたった川床には鉄砲堰の跡らしい穴が。切り出した木材を流送する為のダムの跡と思われる。kaito

2/15 7:46

平行 に並ぶ穴。千葉の沢に入るとよく見ることができる穴です。甌穴とは違い規則正しく並ぶ。kaito

2/15 7:52

川の崖に二五穴(にごあな)発見。中をのぞくと左右に川と平行して穴が続いていた。この横穴はメンテナンスの為には開いているものと思われる。kaito

2/15 7:55

少し上流にも横穴を発見。kaito

2/15 7:55

二五穴は灌漑用水の為のトンネルで農地よりかなり低いところを流れる川から水を引く為上流から掘られている。なので下流域では川床からは高い位置にある。kaito

2/15 7:56

これは崖が崩れ露出した二五穴。kaito

2/15 7:57

二五穴の横穴。水が流れ出さないように普段は板で塞がれいたようです。メンテナンス時に枯葉などを横穴から排出していたのか？kaito

2/15 7:57

入渓地からずっとナメが続きます。kaito

2/15 7:58

ナメを撮るkots爺。kaito

2/15 7:58

二五穴の横穴が続きます。ちなみに二五穴の語源は幅2尺高さ5尺から来ています。人が通れる最低限の大きさです。以前、不用意に二五穴に入り込みゲジの群れに出くわして逃げ出したのですがザックを背負ったままでは回転出来ず、延々と後退りして脱出しました。kaito

2/15 7:59

沢はナメが続きます。 kots

2/15 8:00

枝沢がナメ滝となり落ちる。崩壊したところから二五穴がのぞく。kaito

2/15 8:01

二五穴の取水口に到着。kaito

2/15 8:01

川を堰き止め二五穴に誘導してた。kaito

2/15 8:04

ちょっと淀んで深くなる。kaito

2/15 8:08

ちょっと、冷たいな〜 kots

2/15 8:30

洗濯板状のナメ。kaito

2/15 8:30

ヒタヒタと。kaito

2/15 8:31

また二五穴か？kaito

2/15 8:31

再び鉄砲堰の跡。kaito

2/15 8:32

穴には未だに丸太が残っていた。kaito

2/15 8:33

これは二五穴？ kots

2/15 8:47

素晴らしいナメが続きます。kaito

2/15 8:48

枝沢が合流。kaito

2/15 8:57

素晴らしいナメ床。 kots

2/15 9:03

川壁から川床へと地層が続く。kaito

2/15 9:03

この地層はチバニアン？千葉似合わん？kaito

2/15 9:04

横の地層とナメの美しいところ。 kots

2/15 9:05

高い崖の下を行く。kaito

2/15 9:06

ナメが続く。kaito

2/15 9:07

ヒタヒタ。kaito

2/15 9:12

ナメ歩きは楽しい。kaito

2/15 9:13

この辺りは洗濯板のナメ。kaito

2/15 9:14

まだまだナメが続きます。 kots

2/15 9:14

舗装道路？川の左岸側にも道路の様な平な部分があるが、もしかしたら森林軌道の跡かも？kaito

2/15 9:15

またもや鉄砲堰の跡。kaito

2/15 9:16

あたりは狭く高い谷がつづくので堰を作るにはもってこい？kaito

2/15 9:40

でかいトンネルを発見。川廻しか？kaito

2/15 9:52

反対側に出る。kaito

2/15 9:53

トンネルを抜け下流域を見る。kaito

2/15 9:53

私の見解では森林軌道のトンネルではないか？川床より高いし、こんな上流の谷の深く狭いところに川廻しを作る意味がない。空いた土地に利用価値は少なく現実に川は廻ってない。kaito

2/15 9:54

コレは川回しっぽい。 kots

2/15 9:54

トンネルとkots爺。kaito

2/15 9:55

向こう側は高めに見えましたが、2mくらい差があるかな。 kots

2/15 9:56

川回し入口にて。 kots

2/15 10:03

崖上から落ちたと思われる立木。kaito

2/15 10:30

水流がなくなりただのゴーロ。kaito

2/15 10:33

林道のようなゴーロが続く。kaito

2/15 10:35

道路か？kaito

2/15 10:37

水が殆ど無くなり、見た目はただの登山道になってしまった。 kots

2/15 10:38

二俣。kaito

2/15 10:47

ゴーロ歩き飽きて、腹もすいたので飯！kaito

2/15 10:49

とりあえず飲みます。 kots

2/15 11:11

麺、準備中？ kots

2/15 11:45

再び枯れたゴーロ歩きが続く！kaito

2/15 11:54

林道が横切る。kaito

2/15 11:59

ナメと水流が戻る。kaito

2/15 12:09

枯滝。kaito

2/15 12:10

枯れていたが釜はあり、小魚の群れまでいた！kaito

2/15 12:11

落ちたらドボン！kaito

2/15 12:13

ここから林道にエスケープ出来ます。数日前、元清澄山から鍋石に向かう登山道(現在不通)に突っ込み、結局この林道にエスケープ。kaito

2/15 12:38

微妙な川廻し？kaito

2/15 12:43

何の為のトンネルか？蛇行する川をショートカットしているが川は廻ってないし、狭い？
私の見解。古道の跡ではないか？この辺になると沢に水はほとんどないし、源頭の元清澄山の北から山頂を巻いてなだらかに降りて来ている。倒木が無ければ登山道より楽に歩ける平ら道と言っていい。房総には地形図に載らない古道跡が縦横にあり、沢を詰めて古道跡のトンネルをいくつも見てきたが、サイズ的には同じぐらいである。kaito

2/15 12:51

源頭らしく狭いゴルジュになってきた。kaito

2/15 12:53

時々枯れる。kaito

2/15 12:53

ナメが続く。kaito

2/15 12:56

ナメに水流もある？kaito

2/15 13:03

枯れたナメ。kaito

2/15 13:06

水！kaito

2/15 13:20

枯れナメ！kaito

2/15 13:22

時々水。ほとんど溜まり水となりカエルが沢山婚姻中でした？すでに産卵もしていた。kaito

2/15 13:40

倒木帯が多くなりピンクテープがあった枝沢から登山道に上がる。kaito

2/15 13:46

簡単に上がれた。kaito

2/15 13:55

元清澄山。kaito

2/15 13:56

元清澄山〜！ kots

2/15 14:24

倒木ごと倒れて登山道！kaito

2/15 14:30

林道に出ました。鍋石に行けないと看板。林道のことではなく元清澄山を越え行く登山道のことです。kaito

2/15 14:42

林道のトンネル。健在にホットする。kaito

2/15 16:24

明るいうちに無事帰還。kaito

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

kots

下流は美しいナメが続きますが、途中から単調なゴーロが続きます。
登攀は難しいところは有りませんが、唯一の堰堤が肩乗り＆補助ロープ要（足場確保用）でした。
下流では二五穴（水路確保のため平行に作られている）や、鉄砲堰用の穴、川回し、等々千葉県の歴史勉強になります。
林道は一部崩壊していますが、注意しながら通れます。

カイG

林道と平行する沢だったのあまり期待はしていなかったのですが、ナメの続くきれいな沢でした。最近知った二五穴や鉄砲堰の跡も多くあり、楽しめました。尾根筋のハイキングコースを歩いていては味わえない房総の歴史的ないトンネル群を探訪するにはいい沢です。
ただ中間部の水の枯れたゴーロが長く単調なのが難点です。沢も蛇行が多く時間がかかります。　

コメント

10ko3

はじめまして
来週、息子が森林鉄道跡を見るためここを歩く予定です。

経験者同行ですが、沢歩きは未経験なので心配でしたが、レコを拝見して様子がわかり少し安心しました(^^)ありがとうございました。

kots

Re: はじめまして
はじめまして！
水溜りやら、倒木やら、ご注意ください。あとそろそろヒルがいるかもしれません。
経験者がいれば大丈夫かと思いますが、お気をつけて。楽しんできてください。