白い魔境の富士山〜久々にビビる〜

2020年02月24日(月) [日帰り]

• GPS: 13:20
• 距離: 18.6km
• 登り: 2,304m
• 下り: 2,542m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:56
• 休憩: 1:37
• 合計: 13:33

距離 18.6km 登り 2,323m 下り 2,554m

1:27 大石茶屋
2:15 2:22 次郎坊
5:01 5:03 御殿場口七合目
7:12 朝日岳
7:21 御殿場口頂上
7:33 7:35 富士宮口頂上
7:38 7:39 三島岳
8:01 8:13 富士山
8:29 8:33 富士宮口頂上
8:30 頂上富士館
8:38 8:41 頂上富士館
9:08 9:14 九合五勺胸突山荘
9:32 九合目万年雪山荘
9:58 10:12 八合目池田館
10:26 10:34 元祖七合目山口山荘
11:21 11:43 宝永山荘
11:52 宝永第一火口縁
11:58 宝永第二火口縁
12:02 山体観測装置
12:20 12:34 御殿庭上
12:49 12:50 御殿庭入口
13:04 三辻
13:35 四辻
14:14 大石茶屋
14:22 14:23 御殿場口新五合目
14:56 太郎坊洞門
14:57 ゴール地点

天候

晴れ☀️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

山頂直下は氷の世界になっていました。

写真

2/23 6:27

間違えて取った連休。
天気良さげなので有りがたく富士山へ。
富士山の日は晴れても荒れるようなので、御殿場口を散歩程度に富士見していましたが、なんと富士山目指して登っていた人いました！！山頂は流石に無理でしょう。
宝永山にでも行ったんだろうか？

2/23 8:38

富士山の日の富士山、美しいです。
一般参賀に行くつもりでしたが、なんと中止に。
いろいろ大変だし議論もありますが、頑張ってくれている方々に感謝です。
自分はただ、ヘラヘラ生きているだけです。

2/23 9:20

世界遺産センターは無料でした。
映像シアターの天の巻が大好きで何度も見ちゃいます。

2/23 11:04

久々の沼津魚がし鮨。
週末のランチはちょい高め。
マグロの炙りが筋が酷くて噛みきれず仕方なく残す。
悪い部分だから炙ったんだろうけど表面だけで、ほぼ生だから筋が切れなくて食えなかった。
ここ好きだったけど、でかネタに飽きてきた。

2/24 0:56

富士宮から登りたいなと最初思うも、一人での樹林帯歩きが怖くてすぐに視界が開ける御殿場口へ。
夜の森＝幽霊と無意識に想像してしまい怖いんです。

年末と同じで、一日中富士山見ていたせいで眠すぎて登る気が起きず、御来光は諦めて、1時出発。
影富士を見られたら良いな。

2/24 5:58

そこそこ仮眠したからか、調子良すぎてスイスイ進む。
かなり先に先行者がいましたが、宝永火口沿いを進む遠回りなルートを通っていたので、いつの間にか追い越しました。

2/24 5:57

八合目付近。
もしかしたら御来光間に合うかもと思い、大弛沢を見ずに長田尾根に一直線で早く登頂しちゃおうと考える。

2/24 6:05

吹き下ろしは殆どなく、吹き上がりばかりでした。
山頂直下からは暴風でなかなか進めず。

2/24 6:17

御来光間に合わずも美しい日の出。

2/24 5:21

雪煙も染まる。

2/24 5:23

朝焼け。

2/24 5:30

長田尾根は氷の世界になっていた。

2/24 6:03

暴風で時間がかかる。

2/24 6:03

後ろから3人が付いてきましたが、いつの間にか見失う。
あれだけの暴風でしたから、撤退したんでしょうか。

2/24 6:10

日の出から40分遅れて登頂するもこの日一番の恐怖体験。
今季初めての突風を受けました。
突風は「ゴ〜〜」っと前兆があるけど、なかなかの恐怖です。
ほんの少しでも気を抜くと吹き飛ばされるので、とにかく死に物狂いでしのぐしかないのです。
技術がどうこうより、「絶対に死なないぞ」という強い意思がないと死にます。
根性論みたいなヤツです。
最近は根性論を否定する人ばかりですが、冬富士に限らず根性がなきゃ何もできないじゃないかと疑問。ラジオで根性じゃなくて気持ちが大事みたいな事言っていて、「一緒じゃね〜か？！」と笑ってしまいました。
精神論は意外に大切なんです。

2/24 6:15

とにかく柵の辺りまで避難しなきゃいけない状況。
突風が止むと走ってなんとか避難。

2/24 7:17

とりあえず足だけ記念撮影。
顔は剣ヶ峰で。

2/24 6:22

御殿場口の鳥居を覗いてみると樹氷に覆われていた。
どこもかしこも氷の世界です。
大雨の16日はマイナス1度台まで気温が上がりましたからね〜。
春みたいな氷の世界になりました。

2/24 6:21

素晴らしいコーティング。

2/24 6:40

テカテカ〜〜。
剣ヶ峰に向かいます。

2/24 6:51

馬の背もちょい荒れ。

2/24 6:54

ここまで吹き上がって来ている。
足跡はないようなので、流石に昨日は来ていないよう。

2/24 6:54

雪煙祭り。

2/24 6:55

2/24 6:55

剣ヶ峰もこの荒れ模様。

2/24 7:00

今回はセルフタイマーの記念撮影は無理ですね〜。
携帯が吹き飛ばされます。
手でカメラ持っての顔でか自撮りは嫌なので、

2/24 7:01

「今日は足だけよ」
顔出し厳禁のインスタ女子っぽく撮る

2/24 7:00

吹きだまりには全く足跡なく、石柱の周りのカリカリ雪面にはアイゼンの跡がありました。
もしかして23日登った人いるのか？とも思い、単に雪が付かなかったんだと思うも、ちょい気になる。

2/24 7:00

ここまでくれば人はいない。

2/24 7:05

なんか癒される景色。

2/24 7:04

なんとか影富士に間に合う。

2/24 7:08

名残惜しみながら下山開始。

2/24 7:14

なんか素敵！！

2/24 7:17

見飽きない景色。

2/24 7:19

テカテカマニアの自分には堪らない一時。

2/24 7:20

この場所からの剣ヶ峰が好き。

2/24 7:21

剣ヶ峰はずっと荒れている。

2/24 7:21

テカテカ天国。

2/24 7:23

奥宮に戻る。

2/24 7:24

奥宮の鳥居は薄く氷に覆われて美しい。

2/24 7:24

青空に映える。

2/24 7:25

御殿場口頂上も、この絶景！！
カメラのレンズが宜しくないようで最近、斑点が出てきて悩ましい。出たり出なかったりで、どうしようか悩む。

2/24 7:25

氷に覆われているから真っ白ではなく銀色なのが、また素晴らしい。次は真っ白な世界を見たい。

2/24 7:34

帰りは富士宮から。
五合目まで下りてスカイラインを歩いて御殿場口に戻る面倒なルートを予定していましたが、疲れたので、短いルートに変更。

2/24 7:36

岩淵鳥居の氷は剥がれちゃいました。

2/24 7:38

富士宮口は元日以来だけど、なかなかな氷の世界に変貌。

2/24 7:38

これは下りたくない。
魔女っ子メグちゃんかドラえもんに助けを求めたい所ですが、自分で選んだことなので、責任持って歩く。

2/24 7:43

なんとかアイゼンが食い込んでくれるアイスとアイゼンが跳ね返されるアイスがあって、なかなか怖かったです。

2/24 8:08

富士宮口は氷の滑り台です。

2/24 8:32

九合目。

2/24 8:41

八合目へ。

2/24 8:49

吹き下ろしが酷い。

2/24 9:57

八合目でおやつ。
冬富士でも、チ−ズ蒸しケーキなら硬くならずに美味しくいただけます。

2/24 12:10

安全地帯まで下山。

2/24 12:16

八合目ではカチカチだったパンも、ここに来て柔らかくなるも、めちゃくちゃ潰れていた。

2/24 12:35

四辻にて、

2/24 12:35

かし原の塩羊かんが落ちていました。休憩中に誤って置いてきちゃったんでしょうね。
また通って、まだあれば拾います。

2/24 12:44

二子山に行く元気は無い。

2/24 12:58

これ、本当に冬の富士山かい？
春みたいに分厚く雪化粧した富士山。16日の大雨でも、これだけ残っている。

2/24 13:04

暖冬で麓は雪ないけど、雪との境目がハッキリしていて歩きやすいです。

2/24 13:20

無事に新五合目まで下山。
時間があるので女の子座りして、のんびり休憩。

2/24 16:24

大好きな道の駅へ。

2/24 16:31

吉田のうどん。
冬富士に登ってきたからと生意気に富士山コロッケも。
食べなくても良かったです。

2/24 18:15

富士山見て家路へ。

撮影機器：

COOLPIX A900 NIKON

SHV44 SHARP

感想

fgt46

暖冬で気温はいつもより5度前後高い日が多いものの、しゅっちゅう雪降るので雪は豊富です。16日の雨で八合目辺りまで雨降ったようで、富士宮口はかなり解けましたが御殿場口は春みたいに雪が豊富です。
山頂直下は氷の世界で極めて危険な状況。
暖かいながらも突風が吹いていて、白い魔境でした。登り方は単純だけど恐ろし過ぎるので、安易に登らないことをオススメします。