ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2238094
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

水ノ塔山・東篭ノ登山 ⛄降雪翌日⛄

2020年02月28日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:24
距離
12.0km
登り
667m
下り
674m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:34
休憩
0:44
合計
8:18
7:12
0
7:20
7:21
34
7:55
7:55
22
8:17
8:18
33
8:51
8:54
92
10:26
10:45
63
11:48
12:04
51
12:55
12:57
90
14:27
14:28
61
天候 晴れ、早朝登山口−12°C、山頂穏やか−5°くらい
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高峰高原ビジターセンター駐車場を利用させていただきました。
トイレ、登山ポストありません。
到着時自車のみ、当日は除雪されていなかったようですが積雪10数センチ程度だったので4駆+スタッドレスで進入可能でした。
小諸市側から上がってきましたが、峠手前10km以上の区間雪で白くなっており、除雪車稼働準備中でした。
コース状況/
危険箇所等
前日降雪があったのでトレース無い個所がほとんどでした。
赤いリボンの目印ところどころありますが、雪が付着して白くなっているので注意が必要でした。
降雪直後のこの日はダブルストック、ワカン、12本爪アイゼンフル稼働でした。軽アイゼンでは太刀打ちできなかったと思います。

今回は特に危険は感じませんでしたが、今後の天候次第で危険度が上昇する可能性は大きいと思います。

高峰高原ホテル裏手の登山口、従業員駐車場(?)から先が1m以上の積雪吹き溜まりで、登山道入り口と思われる高峰神社鳥居は人が通れないほど深く雪に埋もれ、迂回して進むほかなく、初めて訪れた自分は登山道かどうか強く疑い周辺をさまようことに。
その先も風の影響が強く吹きだまる箇所が登山道あちらこちらにあった。
登山口からしばらくは膝下位のラッセル、粒ケ平の先までツボ足で進むが、高峰温泉に向けて下る途中から厳しくなってワカン装着。
水ノ塔山山頂付近、岩が露出する箇所までワカン。
高峰温泉周辺は除雪、圧雪されているがそれ以外は膝ラッセル。
水ノ塔山山頂付近は岩に雪が乗ってツボ足では滑るので12本爪のアイゼン装着。
水ノ塔山から東篭ノ登山までは稜線を歩く区間が多いが、こちらも吹き溜まりが激しく、ほぼノートレースで膝ラッセル、たまに股下まで踏み抜くがご愛敬程度で歩きにくさは感じなかった。
東篭ノ登山山頂は雪が風に飛ばされて岩が露出。

東篭ノ登山から池の平までは4日前に歩いているが、積雪増えてトレース消え、道のわきに張られた植物保護の緑ロープも各所で雪に埋もれてコース分かりにくかった。おおむね膝下ラッセルだったが池の平手前で積雪多くなりアイゼンからワカンに換装。

池の平から林道で高峰温泉まで戻るが、林道はガードレールの高さ並みの積雪でワカンで歩行。くるぶし上くらいのプチラッセル。

高峰温泉から先は林道がスキー場のゲレンデになっているのでスキー場の北側へ回り込んで迂回が必要だが一部ゲレンデを横切ってしまいごめんなさい。ゲレンデ内歩いてはだめです。
その後ゲレンデに沿って下り迂回コースで道路に出て駐車場に戻った。
高峰高原ビジターセンター駐車場を利用させていただきました。無料、トイレ無し。
2020年02月28日 07:12撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
6
2/28 7:12
高峰高原ビジターセンター駐車場を利用させていただきました。無料、トイレ無し。
登山口の高峰神社の鳥居です。
自分のイメージとあまりにかけ離れた姿!!!
ここを進むべきか・・別に入口があるのではないかと考え、脇のホテル周辺までうろつく徘徊老人になりました。
ここ進むのが正解です。
2020年02月28日 07:23撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
11
2/28 7:23
登山口の高峰神社の鳥居です。
自分のイメージとあまりにかけ離れた姿!!!
ここを進むべきか・・別に入口があるのではないかと考え、脇のホテル周辺までうろつく徘徊老人になりました。
ここ進むのが正解です。
突破!
振り返って撮ってますが、鳥居手前にホテル従業員用駐車場でそこまでは除雪されてます。
2020年02月28日 07:25撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9
2/28 7:25
突破!
振り返って撮ってますが、鳥居手前にホテル従業員用駐車場でそこまでは除雪されてます。
古いトレースが有ったり無かったり。
2020年02月28日 07:37撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4
2/28 7:37
古いトレースが有ったり無かったり。
尾根の休憩地に到着。
登山道はと・・・、目の前のこの溜まった雪の山を乗り越えていきます。風のいたずらで手前は雪が少ないのにすぐ先に大きな吹き溜まりができていたりします。
2020年02月28日 07:49撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
7
2/28 7:49
尾根の休憩地に到着。
登山道はと・・・、目の前のこの溜まった雪の山を乗り越えていきます。風のいたずらで手前は雪が少ないのにすぐ先に大きな吹き溜まりができていたりします。
富士山見えてましたよ。
2020年02月28日 07:49撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
15
2/28 7:49
富士山見えてましたよ。
八ヶ岳も・・・。
今日は素晴らしい天気です。
2020年02月28日 07:51撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9
2/28 7:51
八ヶ岳も・・・。
今日は素晴らしい天気です。
吹き溜まりも突破!
2020年02月28日 07:54撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4
2/28 7:54
吹き溜まりも突破!
乗り越えた先は・・・、これをまっすぐ進みます。
2020年02月28日 07:55撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4
2/28 7:55
乗り越えた先は・・・、これをまっすぐ進みます。
そんな道が10分経ってもまだ続く・・・。
2020年02月28日 08:04撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
5
2/28 8:04
そんな道が10分経ってもまだ続く・・・。
振り返ると黒斑山。
2020年02月28日 08:08撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
5
2/28 8:08
振り返ると黒斑山。
粒ヶ平到着、高峰山と高峰温泉方面の分岐です。
計画してた時間より既に40分以上遅い💦💦
2020年02月28日 08:17撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4
2/28 8:17
粒ヶ平到着、高峰山と高峰温泉方面の分岐です。
計画してた時間より既に40分以上遅い💦💦
高峰温泉に向かって下ってます。
振り返っての一枚。
2020年02月28日 08:24撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4
2/28 8:24
高峰温泉に向かって下ってます。
振り返っての一枚。
今日の目的地、左に東篭ノ登山、右に水ノ塔山。
2020年02月28日 08:45撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
13
2/28 8:45
今日の目的地、左に東篭ノ登山、右に水ノ塔山。
高峰温泉に到着。
既に計画より1時間遅れ・・・この後の展開が少し心配になってます。
2020年02月28日 08:55撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
5
2/28 8:55
高峰温泉に到着。
既に計画より1時間遅れ・・・この後の展開が少し心配になってます。
登山道探したら、高峰温泉の雪上車の陰にありました。
2020年02月28日 09:01撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
2
2/28 9:01
登山道探したら、高峰温泉の雪上車の陰にありました。
気持ちよい真っ白なキャンバス。
2020年02月28日 09:10撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
10
2/28 9:10
気持ちよい真っ白なキャンバス。
岩場が出てきたのでワカン外しますが・・。
2020年02月28日 10:01撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
7
2/28 10:01
岩場が出てきたのでワカン外しますが・・。
再び雪道・・・振り返るとスキー場が見えています。
歩いてきた道は、あのスキー場を右に迂回するようにつけられていたのです
2020年02月28日 10:16撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
6
2/28 10:16
再び雪道・・・振り返るとスキー場が見えています。
歩いてきた道は、あのスキー場を右に迂回するようにつけられていたのです
水ノ塔山山頂です。
360度の眺望とはいかないけれど・・・
2020年02月28日 10:39撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
15
2/28 10:39
水ノ塔山山頂です。
360度の眺望とはいかないけれど・・・
富士山ばっちりです。
2020年02月28日 10:40撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
11
2/28 10:40
富士山ばっちりです。
八ヶ岳も・・・。
よく見ると南アルプスの白い頂も重なるように見えています。
2020年02月28日 10:40撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
11
2/28 10:40
八ヶ岳も・・・。
よく見ると南アルプスの白い頂も重なるように見えています。
浅間山、前掛山と黒斑山。
2020年02月28日 10:40撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
15
2/28 10:40
浅間山、前掛山と黒斑山。
水ノ塔山から下り始めの登山道。
雪がたっぷりで、たまに股下くらいまで踏み抜きました。
遠くに北アルプスが見えてます。
2020年02月28日 10:46撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
6
2/28 10:46
水ノ塔山から下り始めの登山道。
雪がたっぷりで、たまに股下くらいまで踏み抜きました。
遠くに北アルプスが見えてます。
向かう先に東篭ノ登山です。
登山道は目の前の稜線、林縁に沿って進みます。
2020年02月28日 10:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
11
2/28 10:48
向かう先に東篭ノ登山です。
登山道は目の前の稜線、林縁に沿って進みます。
雪たっぷりで楽しいですが、踏み跡つけてしまうのがもったいない!
2020年02月28日 10:51撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4
2/28 10:51
雪たっぷりで楽しいですが、踏み跡つけてしまうのがもったいない!
振り返って水ノ塔山。
2020年02月28日 10:53撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
8
2/28 10:53
振り返って水ノ塔山。
再び、楽しい道が・・・・
2020年02月28日 10:57撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
5
2/28 10:57
再び、楽しい道が・・・・
・・・続く!
\(^O^)/
2020年02月28日 11:00撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
6
2/28 11:00
・・・続く!
\(^O^)/
・・・続く!
2020年02月28日 11:16撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
6
2/28 11:16
・・・続く!
東篭ノ登山に到着。
4日ぶりです。
これで赤線繋がったと喜ぶ。
2020年02月28日 11:46撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
21
2/28 11:46
東篭ノ登山に到着。
4日ぶりです。
これで赤線繋がったと喜ぶ。
富士山
富士山の手前は瑞牆山ですね。
その稜線を左に辿れば金峰山、国師ヶ岳と続きます。
2020年02月28日 11:47撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
13
2/28 11:47
富士山
富士山の手前は瑞牆山ですね。
その稜線を左に辿れば金峰山、国師ヶ岳と続きます。
八ヶ岳とその向こうに南アルプス。
2020年02月28日 11:47撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
11
2/28 11:47
八ヶ岳とその向こうに南アルプス。
4日前に歩いた池の平湿原見えてます。
正面の近いピークは湯ノ丸スキー場のトップ。
奥に中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳と展開しています。
2020年02月28日 11:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4
2/28 11:48
4日前に歩いた池の平湿原見えてます。
正面の近いピークは湯ノ丸スキー場のトップ。
奥に中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳と展開しています。
御嶽山
2020年02月28日 11:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
13
2/28 11:48
御嶽山
中央アルプス
2020年02月28日 11:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
12
2/28 11:48
中央アルプス
乗鞍岳です。
2020年02月28日 11:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
11
2/28 11:48
乗鞍岳です。
烏帽子岳や湯ノ丸山の向こうに展開する北アルプス。
先日は春霞に邪魔されたのですっきり見えるこの日に来られて大喜びです。
2020年02月28日 11:49撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
12
2/28 11:49
烏帽子岳や湯ノ丸山の向こうに展開する北アルプス。
先日は春霞に邪魔されたのですっきり見えるこの日に来られて大喜びです。
左端に霞沢岳。
右に穂高連峰ですね。
2020年02月28日 11:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
13
2/28 11:50
左端に霞沢岳。
右に穂高連峰ですね。
左から明神岳、前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳ですね。
そして南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳、右端に大天井岳です。
2020年02月28日 11:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
14
2/28 11:50
左から明神岳、前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳ですね。
そして南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳、右端に大天井岳です。
この辺りが同定一番難しくて・・中央の白くて大きいのが野口五郎岳で自分にとって基準です。
野口五郎のすぐ左に水晶岳、さらに左に鷲羽岳、黒部五郎岳三俣蓮華岳かな?!
右には三ッ岳、赤牛岳、薬師岳、北薬師岳だと思う。
2020年02月28日 11:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
7
2/28 11:50
この辺りが同定一番難しくて・・中央の白くて大きいのが野口五郎岳で自分にとって基準です。
野口五郎のすぐ左に水晶岳、さらに左に鷲羽岳、黒部五郎岳三俣蓮華岳かな?!
右には三ッ岳、赤牛岳、薬師岳、北薬師岳だと思う。
左から蓮華岳と重なるように針ノ木岳、立山、剱岳、右端が爺ヶ岳です。
2020年02月28日 11:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9
2/28 11:50
左から蓮華岳と重なるように針ノ木岳、立山、剱岳、右端が爺ヶ岳です。
左から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、先日登った唐松岳。
2020年02月28日 11:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
13
2/28 11:50
左から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、先日登った唐松岳。
唐松岳と白馬三山です。
2020年02月28日 11:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
11
2/28 11:50
唐松岳と白馬三山です。
四阿山
2020年02月28日 11:51撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
12
2/28 11:51
四阿山
四阿山の左奥に白い峰が浮かんでました。
左から焼山、火打山、三田原山、妙高山。
2020年02月28日 11:51撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
8
2/28 11:51
四阿山の左奥に白い峰が浮かんでました。
左から焼山、火打山、三田原山、妙高山。
横手山には雲がかかってます。
2020年02月28日 11:51撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
7
2/28 11:51
横手山には雲がかかってます。
こちらは苗場山や佐武流山など上信越の峰々。
2020年02月28日 11:52撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
6
2/28 11:52
こちらは苗場山や佐武流山など上信越の峰々。
浅間山
2020年02月28日 11:52撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9
2/28 11:52
浅間山
水ノ塔山と浅間山
2020年02月28日 12:05撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
11
2/28 12:05
水ノ塔山と浅間山
池の平に向かって下山です。
下山道は先日通ったばかり・・・、積雪増えていて時折コースロスト。
2020年02月28日 12:16撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
5
2/28 12:16
池の平に向かって下山です。
下山道は先日通ったばかり・・・、積雪増えていて時折コースロスト。
池の平駐車場に降りてきた。
先日来たばかりの場所です。
2020年02月28日 12:56撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
6
2/28 12:56
池の平駐車場に降りてきた。
先日来たばかりの場所です。
林道を歩いて高峰温泉、そして駐車場に戻ります。
山の上から見たときはあまり雪なさそうに見えたけど・・・・。ガードレールも埋もれるほど。
カモシカ君のトレースが続いてます。
正面奥に東篭ノ登山見えてます。
2020年02月28日 13:13撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
10
2/28 13:13
林道を歩いて高峰温泉、そして駐車場に戻ります。
山の上から見たときはあまり雪なさそうに見えたけど・・・・。ガードレールも埋もれるほど。
カモシカ君のトレースが続いてます。
正面奥に東篭ノ登山見えてます。

装備

MYアイテム
Q_B
重量:0.52kg
個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ストック ワカン 昼ご飯 行動食 非常食 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ナイフ カメラ

感想

直前の予報で前日(木曜日)は長野県北部や山沿いは積雪の予報。
翌日の土曜日は好天の予報。
金曜日の東篭ノ登山山頂の予報(登山天気)は早朝曇りから晴れ、風やや強く気温は低めの予報。

迷いました。
土曜日に行こうか金曜日に行こうか・・・。
人に踏まれてない道を歩ける確率は金曜日、でも寒そうだし・・・。
他人のつけてくれたトレース歩くのは楽だけど、何か経験したりない気がすると考えている最近の自分。
意を決して登山届の日付は2月28日(金)、コンパスのサイトから「提出」ボタンをクリック。

現地に到着すると車の車外温度計は−12°、外は風強いし・・・寒い!
最初からアウターのハードシェル羽織り、バラクラバ、パーカーのフードも被って出発。

よほど人が訪れる登山口で分かりやすいかと思いきや、入口辺の高峰神社鳥居は予想以上の積雪に埋もれて、まるで通せんぼされてるみたい。
他の通路があるのかホテル周辺を徘徊する怪しい老人でした。
ここで撤退しようかと思ったほどです。
まあ、それが最初にして最大の難所でした。

それ以降は自分の期待通りのノートレースの登山道です。
目印を探し、地形を読み、そして最後はGPSで確認。
出だしでもたついたこともあるけど、なかなかペース上がらず計画時刻からどんどん遅れて行きます。
高峰温泉前を通過する時点で既に計画より1時間遅れでした。
その段階で計画に入っていた西篭ノ登山を諦め、帰りに登るはずの高峰山も諦めることに。

それでも東篭ノ登山までは行きたいなあ。
赤線つなぎの下心もあるし・・・。

正直なところ水ノ塔山登ったところで引き返したい弱気な自分がおりました。
水ノ塔山からの眺望は実に素晴らしい。
富士山、八ヶ岳、浅間山・・、少し進めば4日前には春霞でいまいちだった北アルプスが東西の篭ノ登山の向こうに展開しています。
下心に加えて東篭ノ登山からの360°の眺望への期待がやる気を後押し。

水ノ塔山から東篭ノ登山へ向かう道はほとんど稜線上を歩きます。
迂回する箇所はわずか。
南側は急斜面、北側は林でその林縁に沿って歩きます。
危険を感じるような個所ではありません。
林の影響でしょうが、風が面白い働きをするのですね。
吹き溜まりができているのですがそれが一様でなく、こんもりと高い盛り上がり雪庇のような造形を作るかと思えば、雪がさほど厚くない箇所が相前後して連なっていたりします。
「これ本当に登山道かよ〜?!」などと心の中で呟きながらのラッセル、吹き溜まりの壁を粉砕、乗り越える童心に戻ったおいらでした。
実に楽しかった!

4日ぶりの東篭ノ登山山頂は誰の踏み跡もなくひとり占めです。
声に出して「バンザーイ!」。
今日は北アルプスもばっちり!素敵な眺望に大喜びでした。
一方で、到着したのはタイムリミットと考えていた12時、帰りの道も初めての道なのでどこか不安なおいらでした。

池の平までの下りは4日前より積雪増えてこちらもノートレース。
池の平では一本のトレース見かけましたが、自分のトレースとは全く交わらない別のルートでした。

池の平からは林道歩き、除雪などされていないので全区間ガードレール並みの高さ、概ね1m以上のの積雪です。
自分にとっては既に消化試合、ひたすら辛抱のワカンプチラッセルの1時間半でした。
最後は粒ヶ平へ登り返す気力の失せたヘタレのおいらはスキー場方面へ迂回。

楽しかった半面、自分の非力さを痛感させられた修行の山登りでした。
レコ書きながら立ち上がったら、両脚のふくらはぎ・・筋肉痛じゃん。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:731人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら