荒島岳(中出コース 再挑戦で登頂)
- GPS
- 07:28
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,303m
- 下り
- 1,302m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れで穏やかな登山日和 山頂は,雲の中で強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
冬期はトイレ,自販機ともに使用不可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標高が低い所は昨日積もった雪が路面に薄っすらと乗っている感じで,標高が高い所で数cm積もった程度。標高600m辺りまで登山道にほとんど雪なし。 シャクナゲ平辺りまではツボ足でも大丈夫であるが,それより標高が高い所は急坂のためアイゼンが必須。朝は小荒島岳からシャクナゲ平まではトレースがなかったが今日何人もの人が通ったのでしっかりとした痕ができた。シャクナゲ平から山頂までは登山道を間違えようがないくらい痕がしっかりとついている。滑落に注意して慎重に登れば問題ない。 |
その他周辺情報 | 大野市内にはたくさんのコンビニはあるが,勝山方面からは勝山市街を出ると途中にはコンビニがない。 |
写真
装備
個人装備 |
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
スマホ
GPS時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
アイゼン
ピッケル
ゴーグル
ワカン
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感想
4週間前に中出コースからの荒島岳を目指した。前日に雪が降り,フカフカの雪が楽しめると思ってやってきたが,撃沈してしまった。自分には新雪の荒島岳はハードルが高かったようでした。今回は,あれから約1ヶ月が経ち,雪もそれほど多くなさそうなので,自分でも行けるのではないかと思い,再チャレンジすることにした。雪の重みで木が横に傾いて,登山道を塞いでいた個所が一体どのような場所なのかを確認しておこうと思って,中出コースで登ることにした。前回は小荒島岳付近まで登れたので,その辺りまで道迷いはないと思っていたが,先行者のトレースがあって全く問題なく進むことができた。先行者に感謝。前回撤退した箇所に来てみると,前回の新雪で木が傾いている状態と今回の登山道がはっきりとわかる状態では,景色が全くことなる。雪で登山道が覆われて夏道が見えない状況ではよく登っている登山道でも時々道を間違えたりすることがあるが,それ以上に別物に見える。雪に覆われることで景色が一変してしまうことが,冬山で遭難する要因の1つであろう。雪山に登るときは,本当に気を引き締めて登らなければいけないことを痛切に感じた。
今回は,無事に小荒島岳,荒島岳に登ることができ,前回の登山のリベンジが達成できて本当によかった。登山スタートの時点では曇りで,そのうち日が差してきて,日焼け止めを塗るべきだったと後悔するほどいいお天気になり,とても楽しく登ることができた。山頂にはずっと雲がかかったままで,最後まで晴れることがなく,その点が残念。山頂は雲の中で,視界が悪くかつ強風。ここでゆっくりとお昼をとって楽しみたいところなのだが,長居はしたくないので,さっさと下山。
最初からストックを使って登ってきて,小荒島岳でアイゼンを装着した。下山は念のためにストックをしまい,ピッケルを持ってシャクナゲ平まで降りる。ここから,またピッケルをストックに変えて下山。登りでは気温が低く雪が閉まっていたが,午後になると気温が上がって雪も緩んでいて,足で抜いてしまうところが何か所も出てきたので,アイゼンをワカンに履き替えて,小荒島岳まで降りた。そのあとは滑落するような危険な箇所もないので,ワカンを外して下山した。
秋以降,長距離の登山をしていないので,登山時間が4〜5時間の場合が多かったが,今回は休憩を入れて7時間30分と久しぶりに長時間の登山となった。疲れたが,登頂できたこともあって,心地よい疲れである。
今回,山頂で何も見えなかったので,山頂での景色を楽しみにまた登りたい。
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