maruta27さん、こんにちは
コメントありがとうございます。
お二人のレコ拝見して行くきっかけにさせていただきました。
まさか、自分のときもノートレースの道が残っていようとは期待半分くらいでしたが、実現して嬉しくて仕方がなかったです。
北横岳は手軽な感じのお山 ですが、一歩踏み出すと実に面白いですね。
事前に参考にさせていただきおおいに助かりました。
これからもレコ楽しみに読ませていただきます。
天候 | 快晴 微風 眺望よし |
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過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場の脇に登山口があります トイレは山麓駅内、暖房が効いていてありがたい。 登山ポストは山頂駅に設置されているらしいが、自分はコンパスで事前に提出。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北横岳までは危険個所は無かった。 山麓駅登山口では雪がなく例年より雪の少なさを感じさせるが、登るにつれ徐々に雪が出てくる。 しばらくツボ足で進んだが、スキーゲレンデと交差するところでアイゼン装着、途中数か所ある急登、坪庭も含めて北横岳山頂までよく踏まれて歩き易い状態であった。 北横岳から先は歩く方が極端に少なく、岩の上を歩く個所とか除けば膝あたりかそれ以上沈むのでラッセルになる。 ワカン、スノーシュー等携帯が必要。 踏み抜くと腰より深い個所もあるので危なそうな箇所はストックで要確認。 歩き始めは急坂下りがあり、一か所鎖設置されていたが足場確保等慎重に歩けばさほど危険ではないと思う。 この日は最初の一部を除けばノートレースだった。 目印少なく時折GPSでルート確認した。 北横岳から先へ進まれる場合はしっかりと時間に余裕が必要。 |
MYアイテム |
Q_B
重量:0.52kg
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北横岳は今回で5回目になりますが、毎回違うコースを楽しんでいる。
今回はこのエリアでは未踏であった大岳までのピストンです。
以前に一度計画したけど実現せぬままになっていたが、先月の kukaminn さんと maruta27 さんの壮絶なラッセルのレコに強い刺激をいただきました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2212863.html
この日は大岳を目指すために時間の余裕をもって早めの6時40分頃到着、登山口の脇には既に一台、自分が山頂駅に着くまでにすれ違いに下山して見えた方のものだと思われるが、ご来光狙いで登られた方なのだろうか・・・。
7時に登山開始、1時間半で山頂駅は予定通り。
まだロープウェイは営業開始前。
ただ山小屋の歩荷と思われる方が山頂駅にいらっしゃった。
どうやら営業前の一台で登って来れらたらしい。
坪庭で写真撮ったりしていたら、たちまちその姿を見失った。
登り始めの早い段階から、南アルプスや中央アルプスが望め、少し標高が上がるだけで北アルプスも綺麗にその姿を見せてくれていた。
実に良い天気だ。
坪庭を過ぎ樹林帯の道を登りだすと頭上の木々の先端に霧氷のガラス細工。
申し分のない山歩き。
北横岳南峰、北峰とも予報よりは風は穏やか。
360度の眺望を独り占め。
いよいよそこから今日の主目的、大岳に向かってやや緊張のスタート。
既に少し古めのトレースが続いています。
膝ラッセル位、アイゼンの自分も同じくらい沈みますが雪が軽くさほど歩きにくさは感じません。
時折見事な踏み抜き跡。
約400m進んだところでそのトレースが消えてしまいます。
キツネにつままれたような気分。
消えた先には急な下りが待っています。
どうやらそこで引き返されたのだと理解するまでしばらく要しました。
10時頃の出来事、時間はまだ余裕なのでそのまま前進。
むしろノートレースの道を歩けることでテンション上がってました。
その激下りではいきなり腰まで沈みますが、軽い雪のおかげでさほど不安を感じることはなく、その後は膝下位のラッセルが続きます。
たまに踏み抜きもあります。
自分の短い脚では底まで付かず宙ぶらりんだったりしますが、さほど危険を感じるほどではなく、思わず笑いが込み上げてきます。
ログで見るとノートレースの区間は約1.2km、およそ1時間20分かけて漸く大岳山頂に至っています。
踏み跡が無いとルートファインディングにも神経使いますね。
GPSはありがたいです。
大岳の山頂からも素晴らしい眺望楽しめました。
北横岳や蓼科山より標高低いので、北アルプス方面は遮られてしまいますが、やっとたどり着けた頂で、風をしのぎながらしばしのランチタイム。
その後、北横岳山頂に戻るまで、再び素敵な登山道を独り占めさせていただき大満足の山歩き。
戻りでは道の傾斜や雪の状態などからアイゼンではしんどくてワカンに換装、最近交換したラチェットベルトの取り付け具合がよろしくなくて、時折つま先部分からすっぽ抜けてやや難儀、家に帰って早速再調整。
是非、次回の山歩きでも試し履きしたいけどチャンスはあるかしら。