笠ヶ岳

2012年09月11日(火) 〜 2012年09月14日(金)

• GPS: 66:00
• 距離: 27.8km
• 登り: 2,182m
• 下り: 2,185m

コースタイム

11日　新穂高温泉1500-わさび平1600
12日　わさび平600-笠ヶ岳山荘1500
13日　笠ヶ岳山荘600-1130鏡平小屋1200-わさび平1500
14日　わさび平745-新穂高温泉845

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

バス

コース状況／危険箇所等

笠新道は標高差はあるが直登を避けるようつづら折りに道が作られており、比較的歩きやすい道だった。杓子平までひたすらジグザグをくりかえし登るのみ。道の傾斜はできるかぎり緩められている印象だった。杓子平から稜線まではカール状の斜面を稜線に向かって詰めていく道で、先の見通しはいいのだがなかなか着かない。道自体はしっかりしているが多少岩っぽいところもあり。
そこから笠までは多少のアップダウンのある稜線歩き。
樹林帯を抜けてからは槍穂高の展望がたいへんいい。
翌日、同じ道を笠新道分岐まで。そこから秩父岩まではゆるやかな稜線歩きだがその先で秩父平に向かって急降下、荒れ気味の急斜面のふちを大ノマ岳まで。さらに大ノマ乗越にむけてかなり降りてから登り返し、最後の階段を上ると平原状のところに出て弓折岳。
こちらも展望のすばらしさは言うことなし。西鎌尾根の全体が正面に見え、下を向くと左俣谷の小池新道の先の林道まではっきりと見えた。
弓折乗越からはよく整備された小池新道を通って、鏡平を経てわさび平、新穂高まで。鏡平から先、樹林帯の谷あいに入っていくにつれて展望がなくなるのがさびしい感じだった。
全コースを通じてよく踏まれた安定した道で、いかにも危険という箇所はなかった。ただし秩父平から大ノマまでのあいだは荒れた急斜面のふちを通るのでちょっと怖いかもしれない。道が極端に狭くなったり、路肩がなくなっていたりというようなことはないので気をつけて歩けば大丈夫だと思う。