記録ID: 6713901
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
鷲羽岳 10ヶ月ぶりのリハビリ登山
2024年04月28日(日) [日帰り]
体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 17:54
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 2,866m
- 下り
- 2,865m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 1:02
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 1:07
日帰り
- 山行
- 14:59
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 16:20
16:46
ゴール地点
腰椎すべり症、膝蓋腱炎を発症したこともあり10ヶ月ぶりの登山となった。久々の登山、下山後即筋肉痛になった。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【新穂高〜林道終点】 スタートから雪が皆無であった。途中のコンクリ舗装、未舗装路は完全に露出しており膝に堪える。林道終点までに巨大なデブリのトラバースが3箇所ほどあった。 【林道終点〜大ノマ乗越】 デブリだらけの雪渓歩き。標高を900mほど稼ぐことになる。往路は夜間に通過できた為に雪質良好であったが、復路は13時00分以降に通過したため雪が腐っており踏み抜き多発。踏み抜いた所に岩やら灌木やらがあると膝をぶつけて泣くほど痛い。また、至る所で雪崩や落石が見受けられたので、午後の通過は一層の注意が必要。 【大ノマ乗越(弓折岳)〜双六小屋】 眺望がよく気持ちの良い稜線歩き。往路は雪質良好で文句なし。トレース明瞭。復路に関しては腰くらいまでの踏み抜きが辛い。やはり午後の踏み抜きは心が鍛えられる。しかしながら今回は始終ワカン未使用。たまに踏み抜く程度のそれほど悪い雪質では無かった。ちなみにトレースの一部は雪庇上を通過しているものが多数見受けられた。今後は注意。 【双六小屋〜三俣山荘】 鷲羽岳までなるべく短縮したかったため往路はトラバース(巻道コースに近いイメージ)した。雪質は良好でかなり締まっていた。よって逆に気を遣う約2時間のトラバースとなった。復路は雪が緩んできたこともあり三俣蓮華岳〜丸山まで稜線歩きの中道コースを歩いた。こちらは三俣蓮華岳まで登りきってしまいさえすれば気持ちの良い稜線歩き。三俣蓮華岳〜丸山はほぼ夏道。 【三俣山荘〜鷲羽岳】 夏道が90%以上を占める。アイゼンを外し淡々と登った。一部アイスバーンとなった積雪斜面有り。アイゼンの着脱が面倒なので横着して岩稜から登下降したが落石多発地帯なので推奨できない。コースを外れると結構な頻度でライチョウとすれ違う。おどかしてごめんね。 |
その他周辺情報 | 樹林帯の積雪の少なさに驚愕。打って変わって2,000m以上の高所はそれなりの積雪量があるように感じられた。特に薬師岳や黒部五郎岳方面は今だに岩肌の露出も無く真っ白で、まだまだ雪山山行を楽しめそうであった。 しかしながらここ最近の気温の上昇は、現地に対してかなり大きな影響を及ぼしており、雪庇の崩落や全層雪崩、踏み抜き地獄等多くの不安材料が考えられる。日が長くなり天候も安定してきたが、予想外の事態に備え余裕を持ったプランを考えべきである。 |
写真
装備
備考 | 10ヶ月分のブランクからか、靴下を忘れた。仕方なく普通の靴下で歩いたが、靴擦れが酷かった。登山用ソックスは重要である。 |
---|
感想
腰椎すべり症、右膝蓋腱炎を発症したこともあり10ヶ月間登山はおろか、歩くこともしんどい日々が続いていた。ところが最近急激に身体が回復したことと、貴重な雪山シーズンが終わってしまう前に1回は行きたいと強く望んでいたこともあり、今シーズン最初で最後の雪山登山チャンスと思い立ち新穂高へ赴いた。とはいえ久々の登山、リハビリがてら弓折か、良くても双六までかなくらいに考えていたが、気付けば鷲羽まで歩いていた。天候と雪質、そして身体の回復に感謝。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:206人
コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [3日]
新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲場岳、水晶岳、雲ノ平(2日間)。最終日は雲ノ平から新穂高まで。
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する