白馬岳でテン泊
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,703m
- 下り
- 1,693m
コースタイム
15日7:00白馬頂上宿舎−7:25白馬岳山頂(15分停滞)−8:10白馬頂上宿舎(テント撤収)−9:00白馬頂上宿舎発−13:30猿倉荘
天候 | 14日晴後曇後雨、15日晴後曇後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓は、この時期後退し、中雪渓になってます。ガスが発生しやすく、クレバスもあり注意が必要。落石の音も頻繁に鳴ってました。また、大雪渓の後の急斜面のがれ場では、浮石に乗り足を軽く捻挫してしまいました。油断大敵です。 |
写真
感想
今回、大雪渓に憧れて白馬岳登山をテン泊での
計画しました。そして欲張って白馬三山と鑓温泉
に入るという極上プランでした。天気は上々、
テンションは高まるばかり、結果はいかに!!
猿倉の駐車場に5時到着。でも既に満車近く。
流石に人気の山である。5時半に登山届を提出して
出発!もちろんコースは、白馬三山経由鑓温泉
ルートである。いざ出発!
一時間ほどで大雪渓の出発地、白馬尻に到着。
でも大雪渓までは、後退して40分程と表示があった。
この時期は大雪渓ではなく、中雪渓と云っていた
レコがあったが、本当だった。2時間の雪渓歩きが、
1時間に短縮ということだが、天気は青空が広り、
気分は最高でした。
雪渓に着くと早速10本アイゼンで武装し、出発。
天気は晴れ渡り、青い空、緑の山、白い雪渓と
コントラストが素晴らしい。アイゼンが良く利き、
怖さは感じない。雪渓の上には落石が転がっており、
落石の音には肝を冷やされた。涼風が火照った肌に
心地良く、気分爽快で登ることができました。途中、
ガスってきましたが、ほどなく雪渓ツアー終了。
目的の一つが達成されました。
雪渓の上の急斜面は、ガレ場が続いて結構キツイ
です。汗をかきかき登って行った時に浮石に乗って
左足をひねってしまい、プチ捻挫状態なりました。
ここですっかりペースダウン。やばい、11時に
白馬山頂に着いて杓子岳、鑓ヶ岳経由鑓温泉を
目指さないと厳しい。途中、綺麗なお花畑の花々に
励まされながら何とかがんばって11時半に白馬頂上
宿舎に到着した時点で計画変更を決断しました。
白馬頂上宿舎のテン場は、宿舎の裏手にあり、
1張り500円で飲み水が無料ということが気が利いて
ます。テン場は、良く整備されており、50張り程、
大丈夫見たいですが、テン場のトイレの大の扉が
4か所中1か所しかまともに閉らないのは、改善して
欲しいものである。
テントを張っている最中にガスが出て、3時頃
までテントの中で待機。でも明日天気がどうなるか
わからないので頂上を目指して出発。頂上で記念
写真を撮って頂き、30分経っても、ガスは晴れず、
眺望はありませんでした。少し未練は残りますが、
明日にリベンジ誓って撤収を始めました。すると
突然の豪雨。急ぐと痛い足を引きずりながら逃げ
帰ってきました。
湿っぽいテントの中で雨の合間を縫って夕食の
準備、簡単にレトルトのミートソーススパゲティ
を食べることにしました。食べてる途中に器の
取っ手が外れてテントの中でミートソースを
ぶちまけてしまいました。また、深夜強風に何度も
目が覚まされ、悪いことが重なり散々でした。
まさに白馬サンザン、これで目標その2達成!!
2日目の朝は、穏やかな晴天の朝を迎えました。
日の出には、間に合いませんでしたが、白馬岳
頂上へ向かうことにしました。途中、剣岳、遠くは
槍ヶ岳、富士山まで望め、最高のコンディションで
リベンジが果たせました。白馬岳の眺望においても
最高の山である印象を受けました。
予定外のピストン登山になり、2度目の雪渓を体験
するコースになりました。すると土曜日の登山客が
何とも多いこと。途中、狭い場所では、登り待ちが
延々続き、下るのに何度も登り待ちを余儀なくされ
ました。大雪渓の下りは、痛い左足にはしんどく、
苦しみながら下山しました。
最後に3つ目の目標を果たすべく、最初に見かけた
「おびなたの湯」に浸かり、汗を流した後、帰路に
着きました。今回の登山では色々ありましたが、
コースが変化に富み、美しい白馬岳は、人気の山
である理由が実感できました。またいつの日か
今回の計画ルートにチャレンジしたいと思います。
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