寒い日には房総 清澄山→安房天津駅→安房小湊駅 情報不足に泣く


- GPS
- 04:20
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 321m
- 下り
- 631m
コースタイム
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:19
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自宅最寄り駅→東京→千葉→安房天津→(バス)→清澄寺 〈帰り〉 安房小湊→勝浦(昼食)→上総一ノ宮→蘇我→自宅最寄り駅 青春18切符使用 <行き> 自宅最寄り駅→安房天津 3410円 <帰り> 安房小湊→勝浦 242円 勝浦→上総一宮 506円 上総一宮→蘇我 682円 蘇我→自宅最寄り駅 1694円 それ以外 安房天津→清澄寺(コミュニティバス) 200円 |
写真
ちなみに、房州低名山、千葉県の山に選定されている。
感想
以前自宅からの赤線が安房天津駅まで繋がった。となると次を考えたくなる、一つは更に勝浦方面に赤線を伸ばすことだ、そしてもう一つは清澄山が射程に入って来る。房州低名山では清澄寺付近に4座選定されている。清澄山(妙見山)、高天神、清澄浅間山、大見山だ、更に5kmほどゆくと元清澄山があるのだがここに行くと安房鴨川駅まで歩かなければならなくなる。
というわけで、清澄寺付近の4座に登り安房天津駅まで下ってくることをメインにこの計画を立てたのだ。そして、今回は青春18切符を使用した、駐車料金、フェリー代金、往復のJRを考えると青春18切符+往復グリーン車の方が安い。そして、、飲めるのである。次の日は雨だというしじっくり電車酒場もよいなあと思ったのだ。
地元駅4:53に乗る、実はもう少し遅い電車に乗っても安房天津駅到着は変わらない。でも、一番電車で行くと千葉駅で約30分の余裕ができる。ここで、トイレを済ましておかねばならない。7:11発の外房線に乗り安房天津駅には9:11に到着する。そしてその電車にはトイレはないのだ。そして、安房天津駅からのバスは9:19発だ、トイレに行列をつくったら絶対に無理だ。ということで、千葉駅、そして清澄寺でトイレに行くという計画をたてたのである。
これはうまくいった、自宅最寄り駅5:11という遅い電車に乗っていたら千葉駅でトイレには行けなかったに違いない。交通の遅延もなく、予定通り私は清澄寺バス停についた。
まずは清澄寺を巡る。鎌倉時代の僧日蓮が修行し悟りを開いた寺だ。大きく壮大な寺だ。でも、来ていた人は私だけだった。ちなみに来年2021年は日蓮の誕生から800年経つそうで色々と行事が予定されているらしい。少々離れたところにある日蓮さんの銅像も見学する、完成して数日後に関東大震災が来たがびくともしなかったそうだ。
まずは裏山の妙見山に登る。これは整備されている山だが、結構きつい。途中途中休憩を入れながら進んでゆく。そして、頂上にある妙見堂にたどり着いた。これから行く山の距離の関係性をタブレットで確認して下る。次は高天神に向かうが途中で通行止めの看板を見つける、理由は倒木等のため、道路の横の歩行者が通るところにもご丁寧に立ち入り禁止テープがぐるぐる巻きにされている、それを見て私は去った。
次は清澄浅間山である。一旦下り細い橋を渡りまた劇登りである。視界が開けるところもない、花もない、途中鳥を見つけるが写真撮影前に逃げられる。あげくのはてに滑ってしまって転んでしまうし・・・。でも、それでも楽しいのがハイキングだと思うことにした。
清澄寺に舞い戻り、大山倍達さんのレリーフを見に行く。大山さんがこの地で修行し極心空手を作ったのがこの地というわけだ。でも、残念かな昨年の台風の影響なのか倒れて並べられていた。
そして、大見山方面も立ち入り禁止であった。そこでタブレットで情報を調べる、幸にもこの道は関東ふれあいの道である。通行情報を得るのは早い。やはり関東ふれあいの道は通行止めであった。私はあきらめて安房天津駅方面に下ることとした。今度は車で来よう、大見山と高天神の両方に行くにしても午前中で済むであろう。今回安房天津駅に繋げてしまえばサイドここを歩くこともないし・・・。
というわけで少々気落ちしながら駅に向かい始める。時々雨も降ってくるし気分上々とはいかないが、途中で大きなモクレンの木を見て少しずつ気分が上がってきた。
お日様が見えるとのほほんと歩き、雨が降ってくれば黙々と歩く。そうして安房天津駅へとたどり着いた。で、この時点で10kmほどだ、これでは少ない、せめて隣の駅まで歩こうと決意して更に歩き始める、国道は歩道がないことをいいことに港の周りから海岸沿いの歩道を中心に、海の風景を写真に納めながらの歩行である。いい港、きっと良い魚が揚がるに違いない。
天津地区から小湊地区に向かうトンネルは歩行者・自転車は海の水族館となっていた。中に絵が描いてあるだけなのだがなぜか面白い。そして、このトンネルを潜ればもう安房小湊駅が近い。
今日食べるのは決めていた。そう、勝浦タンタンメンである。過去に勝浦で数回、厚木PAで数十回食べたことがある。辛い物好きの私には勝浦を通ると言えばこれなのである。
14:00を越えているので駅から近くのところと思い、駅から一番近い料理屋に「勝浦タンタンメン」と書いてあるのを見つけ突撃します。瓶ビール1本と勝浦タンタンメン、勝浦タンタンメンは醤油ラーメンの上に申し訳ないほどのラー油がかかっているだけ。辛味はほんのり感じるが汗もかかず、体が暖まるという感じがしない。元々は海鮮がメインのようで、これだったら海鮮を食べるか歩いて別の店を探せばよかったなあ。しかも、ビールのお伴に出てきた一品料理に「お通し代」として350円取られたからなあ。結局、勝浦タンタンメン、ビール1本、お通しで2000円を越えてしまった。まあ、これは仕方がないか。
その後、千葉行きに乗るが20分後に上総一ノ宮駅から総武線から横須賀線直通の久里浜行きがあることがわかった。上総一ノ宮駅近くにセブンイレブンあり、これは20分で電車酒場用のアルコールを購入して長距離電車酒場だと思うが、降りてビックリ、地図でここじゃないかと思うところにセブンイレブンがない、地図を逆に見ていたんですね。結局アルコールが買えず総武線直通電車に乗った私、再び蘇我駅近く。良いのコンビニで、アルコールを求めることにした。
蘇我駅で15分、次の内房線からのグリーン車つきの電車までだ。これを逃すと次のグリーン車付きは1時間半後だ、そうなると買ったアルコールを持って千葉駅まで行かねばならない。ただ、蘇我駅と繋がってゆくっぽい。駅は初めてではないので勝手を知っている、駅近くのローソンに行き無事にアルコールをゲットし蘇我駅から電車酒場が始まった。
あとは、飲んで読んでを繰り返すのみだった。
それにしても、なかなかよい赤線が引かれた。そして今後の展望として3つのルートが考えられる。ひとつ目は、大見山や高天神に登るルート。これは車で来てダブルピストンが良い。房総低名山2座を登るルートになるのだ。次が安房小湊駅方面からだ、こちらからは日蓮さんが生まれたという誕生寺、おせんころがし方面にルートが続く、きっと海岸沿いにたくさんのルートがあって外房線のさまざまなルートに繋がってゆくっぽい。
そしてもうひとつは、バス停から北上ルートである。久留里線方面、いすみ鉄道方面に北上する、するとさらにたくさんの千葉県の名所に赤線がたどり着くに違いない。新たな候補地が増えるのだ。今年ではないかもしれないが、こういうのを大事にしてゆきたいと感じた。
コメント
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aiさん
一人房総続ですね。内房から外房へと赤線が伸びていますね。
目指せ犬吠埼でしょうか。
毎年恒例だった房総族の周回、今年は出来ずに残念でした。
hamburg
HBさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
今シーズン初の18きっぷは房総でした。やはり、お得に行けます。
犬吠埼方面には、こちらではなく佐倉駅まで赤線がつながっているので、そちらから延ばしたいと思っています。まあ、成田空港までは休日おでかけパスが使えるので、青春18はもう少し遠くの赤線繋ぎに使いたいと思っています。
ただ、勝浦から外房方面も歴史的なものがたくさんあって面白い歩行ができそうです。
今年は、コラボでの房総方面は行けなかったのは確かに残念です。ぜひ次のシーズンには嶺岡愛宕山など行きたいですね。
aideieiでした。
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