笠取山・牛王院平
- GPS
- 27:55
- 距離
- 31.6km
- 登り
- 1,718m
- 下り
- 1,726m
コースタイム
落合BS 9:35 - 犬切峠10:22 - 作場平口11:00 - 一休坂分岐11:22,11:30 - ヤブ沢分岐11:46 - ヤブ沢峠12:16,12:20 - 笠取小屋12:35 - 笠取山13:10,13:15 - 笠取小屋13:50(泊)
9/17
笠取小屋6:34 - シラベ尾根7:02 - 黒エンジュ分岐7:11 - 崩落した沢その一8:29,8:38 - 山の神土9:00 - 牛王院北分岐9:06,9:17 - 牛王院下分岐(林道)10:09 - 三ノ輪の頭分岐10:16 - 三ノ輪の頭10:30,10:39 - 牛王院下分岐10:57 - 将監登山口11:21 - 神金二小の神社11:55,12:00 - 犬切峠12:38,12:50 - 落合BS13:39
天候 | 9/16:曇り・山頂だけ霧雨 9/17:霧の中で森がちょっと幻想的。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
落合15:30発塩山行き。大菩薩の湯まで私の専用車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
落合BS - 犬切峠 旧道を行きました。道の状況は私のGWの記録「笠取山・藤尾山」を見てください。 犬切峠 - 作場平口 舗装された林道です。車に注意。途中に笠取から飛龍までの好展望の駐車場(?)がありました。 作場平口 - ヤブ沢峠 ヤブ沢の馬止への分岐までは渓流沿いの道。急な傾斜も無く、楽に上がれます。その先もしばらく渓流沿い。段々水流が少なくなってきた頃に真ん中の尾根に取り付きます。ここまで水流あり。尾根を回り込んで一登りすればヤブ沢峠。良く整備された歩きやすい道です。 ヤブ沢峠 - 笠取山 斉木林道を行きます。笠取小屋への車も通る、笠を差しても歩ける道。笠取小屋を過ぎ、小さな分水嶺を過ぎると、笠取山の急登が見え始める。地道に地面を見ながら一歩一歩登ると笠取山。(最高点は東の標柱のあるところの様ですが、まぁ、山梨百名山の所まで登れば良いんではないかと。展望はこっちの方が良いですし。) 笠取小屋 去年のGW以来の泊まりでした。夕食の爆弾コロッケは前回はなかった様な気が....。ごはんお代わり可。気温は明け方でも15℃位。ストーブもあり、寒くはなかったです。 笠取小屋 - 黒エンジュ分岐 源流のみちとしてとても良く整備されています。全く心配なく歩けます。 黒エンジュ分岐 - 牛王院北分岐 黒エンジュからは普通の登山道。中腹を巻いていきます。幾つも沢を渡りますが、渡るところは荒れ気味の所が多いです。後半、花崗岩質の岩が砂礫になった地層なのではないかと思いますが、砂礫の崩れた所があります。写真に出した二箇所の大崩は今後も崩れて道が変わっていくでしょう。沢を渡るので、水を手に入れるチャンスが多くあります。 また、所々に作業道の分岐がありました(基本的に尾根の張り出したところ)。まぁ、相当色気を出さない限り、そっちに迷い込むことはないと思います。今までの道が良すぎたので、荒れた印象を持つかもしれませんが、普通の登山道だと思います。 牛王院北分岐 - 牛王院下分岐 上部はシカ柵の扉三連発。それを過ぎると結構踏み跡と交差します。登山道は明瞭なので、一番歩かれている道を選べば問題ないと思います。一応、尾根に乗って降りているか気を付けました。馬止への道の交差は、多分写真の所で間違いないと思います。これが一番明瞭な交差した道でした。下部は笹藪の中の切り開きで迷う要素はありません。単調な降りでやや飽きましたが。 三ノ輪の頭 将監小屋への林道の脇にある1537.7mの三角点峰。時間がたっぷりあったので寄ってみました。雨量局までは明瞭な道。雨量局の向こうは途端に頼りない踏み跡になります。一旦大きく降って(30m位)登り返した少し先に三角点がありました。林道から15分位です。この辺、そこかしこに踏み跡が別れていましたが、どこに行くのか不明。 この先は、犬切峠の降り以外は舗装された道なので、省略します。 |
写真
感想
三連休を利用して、笠取山周辺の未踏路を踏破する事にしました。自家用車があれば、作場平から日帰りも可能なルートですが、公共交通機関に頼る身では、落合発着で6時間しか時間が取れないので無理。天気予報もイマイチなので、泊まりで余裕を持てる計画にしました。余裕があり過ぎましたが....。
初日は降られもせず、まずまず。最後、笠取山の山頂で晴れていればバッチリだったんですが....。が、ヤブ沢の登りで雨具装着じゃバテるなぁとか、笠取周辺で雷は勘弁とか思っていたので、御の字です。二日目は朝から霧雨。が、このコース、どうせ展望はありませんから、霧がかかった方が、しっとり濡れた森の感じがかえって好ましい。大降りしなければOK。結局、雨具もほとんど要らず、霧がかかって良い感じになりました。ラッキー。
七ツ石尾根は単調で少々飽きました。林道に出て、林道脇の三角点峰が気にかかり、時間もあるので寄り道してみました。三ノ輪の頭と言うそうです。周囲に踏み跡が一杯。なんでこんなに踏み跡だらけ?山菜やキノコ採りの場所なのでしょうか?それとも人知らぬ道があるのかな?単に三角点があるので寄ってみただけでしたが、少し興味が湧いてきました。怪しい作業道もあったし。
犬切峠への旧道は、数えてみたらこれで6回も通ってます。基本的に、通ったことのない道を行くのが好みなので、私にしては異例の回数。まさか、手入れもされず廃道状態の道をこんなにご愛顧するとは思わなかった。落合へのバスがある限り、三ノ瀬地区に行くにはこの路しかありません。もう慣れてしまいました。
落合BSで時間があったので、いつも通りハビロ沢へ。川に足を浸して見てみると、川の砂が金色に光っている。もしかして....、武田の隠し金山のお国柄だし.....。にわかガリンペイロ。良い時間つぶし。どうも金にしてはオカシイ。なんがか水に浮く気が.....。花崗岩が割れて、キラキラ光る部分が破片になった感じがします。それにしても綺麗なので、少し持って帰りました。調べてみようっと。砂を乾かしているところです。どうやって選り分けようか?
遥拝殿跡に登ってみました。玉川上水の取水口脇にある玉川水神社の奥宮遥拝殿があったそうです。奥宮というのは水干の事らしい。ここから遙拝したよう。奥には犬切峠が見えました。
帰りのバス。運転手さんが寝てて15:25になっても起きてくれません。背伸びして覗いたら飛び起きて、出発の準備。落合から乗ったのは私だけ。5分ほど遅れて出発したら、途端に大雨。ラッキーでした。遅れて行ったら柳沢峠で濡れ鼠で待っている人がいるんじゃないかなぁ、あそこは屋根は無かったよなぁ、可哀想だなぁと思ったら、意外や柳沢峠で乗車ナシ。大菩薩入口は降ってもみんな御茶屋さんに入っているから大丈夫だろうと思ったら、ここでも乗車ナシ。皆さん天候がイマイチなので控えたのでしょうか? う〜〜ん。塩山まで1100円で走らせるのは可哀想。大赤字じゃないかぁ。その後、大菩薩の湯で一人、途中でもう一人拾って、お客3名で塩山到着。高尾行き発車の2分前。このバスがギリギリなのは知っていたので、運転席横の真っ先に降りれる席に陣取ったのですが、三人じゃ支払いの手間もナシ。余裕で高尾行きに間に合いました。
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