また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2256949
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
支笏・洞爺

僕らのグレートトラバース 漁岳から丹鳴岳縦走

2020年03月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
outdoorsmant その他4人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:05
距離
24.2km
登り
1,265m
下り
1,456m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:56
休憩
1:04
合計
10:00
4:40
5
スタート地点
4:45
4:50
98
7:24
7:26
20
7:46
7:57
71
9:08
9:12
87
10:39
10:44
59
11:43
12:17
143
14:40
ゴール地点
天候 晴れ のち 曇り 一時小雪
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
漁橋四阿の駐車スペースは除雪されてました。下山後の15時過ぎで6,7台で駐まってました。美笛パーキングは多数駐車可。
コース状況/
危険箇所等
・1175P〜漁岳は降雪後のラッセルでスノーシューでOKでした。
・小漁岳からフレ岳間にある1128Pは30m程ですが細尾根で滑落注意。
未明の5時前にヘッデン灯し、リベンジ魂を燃やしスタート。
1
未明の5時前にヘッデン灯し、リベンジ魂を燃やしスタート。
春分も近く林道歩きの途中で明けてきました。
私はキジ撃ち後でメンバーを必死で追いかけてるところです・・
1
春分も近く林道歩きの途中で明けてきました。
私はキジ撃ち後でメンバーを必死で追いかけてるところです・・
トレース有りと踏んでましたが、昨日の降雪でリセット。
20cmほどの重雪ですが、ラッセルを進んで買ってくれる心強いメンバーに頭が下がります。
トレース有りと踏んでましたが、昨日の降雪でリセット。
20cmほどの重雪ですが、ラッセルを進んで買ってくれる心強いメンバーに頭が下がります。
恵庭岳と支笏湖の眺望に感嘆の声が挙がる絶景ポイント。
これだけでも価値がありますが、今日はまだまだ絶景が目白押しでしょう。
6
恵庭岳と支笏湖の眺望に感嘆の声が挙がる絶景ポイント。
これだけでも価値がありますが、今日はまだまだ絶景が目白押しでしょう。
1175Pのトラバース地点。これから歩く小漁岳〜フレ岳〜丹鳴岳への山並みが僕らを呼んでいます。
4
1175Pのトラバース地点。これから歩く小漁岳〜フレ岳〜丹鳴岳への山並みが僕らを呼んでいます。
山頂直下も雪がたまりアイゼンの出番なし。漁の白い山肌にジグザグの跡を刻んでいきます。
2
山頂直下も雪がたまりアイゼンの出番なし。漁の白い山肌にジグザグの跡を刻んでいきます。
約3時間で今日の1座目「漁岳」へ。雪を落としてお馴染みのイエローの山頂標とご対面。
7
約3時間で今日の1座目「漁岳」へ。雪を落としてお馴染みのイエローの山頂標とご対面。
生憎、西寄りの10m程度の強風で青空が徐々に失われてきました。
生憎、西寄りの10m程度の強風で青空が徐々に失われてきました。
1月前。極寒、暴風によりここで無念の撤退となりましたが、今日はメンバー各自新しいアイテムで武装してます。
勿論、この先の道へ!
1月前。極寒、暴風によりここで無念の撤退となりましたが、今日はメンバー各自新しいアイテムで武装してます。
勿論、この先の道へ!
この先、小漁岳までは私にとって未踏区間。
1
この先、小漁岳までは私にとって未踏区間。
一旦、隠された眺望も再び現れました。時々刻々と変化するような天気も一喜一憂があってまた乙なものです。
1
一旦、隠された眺望も再び現れました。時々刻々と変化するような天気も一喜一憂があってまた乙なものです。
1126P付近でエネルギ―補給し、元気になって再スタート。
1126P付近でエネルギ―補給し、元気になって再スタート。
見返り漁岳。同じ山でも見る角度が変わると新鮮です。
2
見返り漁岳。同じ山でも見る角度が変わると新鮮です。
コルから1224Pへ約100mの登り返し。左側の壁はなかなか迫力があります。
3
コルから1224Pへ約100mの登り返し。左側の壁はなかなか迫力があります。
白い樹氷と青空の演出は、雪山の美しさを象徴するものの一つでしょう。
2
白い樹氷と青空の演出は、雪山の美しさを象徴するものの一つでしょう。
1224Pを越え小漁岳を捉えました。
1224Pを越え小漁岳を捉えました。
本日の2座目「小漁岳」
以前登頂した時にはまだ無かった山頂標にちょっと感激しました。
5
本日の2座目「小漁岳」
以前登頂した時にはまだ無かった山頂標にちょっと感激しました。
この先のフレ岳までルート。標高は下り基調ですが、細かなアップダウンがあり、如何に登り返しなく歩くか細目に地図読みします。
2
この先のフレ岳までルート。標高は下り基調ですが、細かなアップダウンがあり、如何に登り返しなく歩くか細目に地図読みします。
1128Pの下りは距離は短いもののいやらしい細尾根。
これからの時期クラスト気味になるとアイゼンの助っ人が必要でしょう。
3
1128Pの下りは距離は短いもののいやらしい細尾根。
これからの時期クラスト気味になるとアイゼンの助っ人が必要でしょう。
本日は恵庭岳がずっと見守ってくれて心強いです。
2
本日は恵庭岳がずっと見守ってくれて心強いです。
987P付近。エスケープするならここでオコタンぺ湖に降りれば良いですが、勿論直進。今日は皆気合が違います。
987P付近。エスケープするならここでオコタンぺ湖に降りれば良いですが、勿論直進。今日は皆気合が違います。
フレ岳(1045m)とほとんど背丈が変わらない1044Pからフレ岳を望む。
1
フレ岳(1045m)とほとんど背丈が変わらない1044Pからフレ岳を望む。
3座目「フレ岳」。野球場が建ちそうな平場です。
5
3座目「フレ岳」。野球場が建ちそうな平場です。
眼下にフレ沼。そしてちょっと前にお邪魔した小漁岳と漁岳が遠くになりにけり。
3
眼下にフレ沼。そしてちょっと前にお邪魔した小漁岳と漁岳が遠くになりにけり。
丹鳴岳へ向けリ・スタート。距離は近いものの壁のような斜面が立ちはだかります。
2
丹鳴岳へ向けリ・スタート。距離は近いものの壁のような斜面が立ちはだかります。
標高差約150mを36回くらいジグを切って、4座目「丹鳴岳」を制覇しました。
6
標高差約150mを36回くらいジグを切って、4座目「丹鳴岳」を制覇しました。
恵庭岳に今なお残るオリンピックの滑降コースの痕跡。植林しても樹種が違うのか密度が違うのか傷は癒えません。
6
恵庭岳に今なお残るオリンピックの滑降コースの痕跡。植林しても樹種が違うのか密度が違うのか傷は癒えません。
辿ってきた3座を指呼し、縦走路の長さを実感しました。
3
辿ってきた3座を指呼し、縦走路の長さを実感しました。
丹鳴岳では少し長めの休憩。この後の長い林道歩きに、メンバーからヘリをチャーターしようかなんて冗談も出ましたが、言い得て妙です。
1
丹鳴岳では少し長めの休憩。この後の長い林道歩きに、メンバーからヘリをチャーターしようかなんて冗談も出ましたが、言い得て妙です。
林道までの下山は正規の尾根ルートではなく沢筋を使いました。ほぼ順調でしたが、最後に林道まで上がるには斜面のルート工作が必要で、あまりお勧めできません。
2
林道までの下山は正規の尾根ルートではなく沢筋を使いました。ほぼ順調でしたが、最後に林道まで上がるには斜面のルート工作が必要で、あまりお勧めできません。
6kmを超える長い林道歩き。わかっちゃいましたが、長いものは長い。完全な消化試合。何はともあれ無事リベンジ達成です。
3
6kmを超える長い林道歩き。わかっちゃいましたが、長いものは長い。完全な消化試合。何はともあれ無事リベンジ達成です。
撮影機器:

感想

支笏湖西部で南北に仲良く並ぶ「漁岳」「小漁岳」「フレ岳」「丹鳴岳」の4座。
それぞれ単発でその頂を踏んでいますが、職場の山仲間からのお誘いを受けこの4座を縦走するチャンスが訪れました。

しかし、一度目の2月上旬はシーズン一番の寒気が道内を襲い、極寒、暴風により漁岳で敢え無く撤退。そして、その3週間後はコロナウイルスに伴う緊急事態宣言により不要不急の外出は一切制限され、登山口まで至ることなく敗退。

そして3度目の正直となった今回は、不退転の気持ちで臨みました。

結果は、写真・コメントのとおり、無事リベンジ成功となりました。

24km、10時間に及ぶ縦走で相応の身体的ダメージも受けましたが、それを上回る大きな達成感と満足感を得て、僕らのグレートトラバースは終了。
メンバーの皆さん大変お疲れさまでした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:710人

コメント

お疲れさんでした
こんばんは♪
24km、10時間の縦走お疲れさんでした
もう少し展望良かったらよかったですね
2020/3/15 19:28
Re: お疲れさんでした
天気は絶好ではありませんでしたが、
今回は単独ではなかなか出来ない、
縦走を果たして大満足です😊
2020/3/15 21:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら