山行記録: 遠かった蛭ヶ岳

天候	19日：晴れ　のち　曇り　　20日：晴れ
過去天気図（気象庁）	2020年03月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車大倉駐車場（平日　500円/日、休日　800円/日）アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	蛭ヶ岳近く　鬼ヶ岩に鎖箇所ありほかは特に危険箇所なし

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【1日目】大倉の駐車場から眺める朝陽

2020年03月19日 06:02撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/19 6:02

【1日目】大倉の駐車場から眺める朝陽

登山届を提出して出発

2020年03月19日 06:09撮影 by X-T2, FUJIFILM

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登山届を提出して出発

堀山の家から富士山を眺める

2020年03月19日 08:10撮影 by X-T2, FUJIFILM

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堀山の家から富士山を眺める

花立山からの眺め
一番左の蛭ヶ岳まで行く

2020年03月19日 09:50撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/19 9:50

花立山からの眺め
一番左の蛭ヶ岳まで行く

4時間かけて塔ノ岳山頂

2020年03月19日 10:20撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/19 10:20

4時間かけて塔ノ岳山頂

思ったより疲れたので、今日はここに泊ることにする

2020年03月19日 10:21撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/19 10:21

思ったより疲れたので、今日はここに泊ることにする

【2日目】サブザックだけで蛭ヶ岳へ

2020年03月20日 06:56撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 6:56

【2日目】サブザックだけで蛭ヶ岳へ

日高辺りからの富士山

2020年03月20日 07:24撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 7:24

日高辺りからの富士山

丹沢山は素通り

2020年03月20日 07:54撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 7:54

丹沢山は素通り

丹沢山を下る途中で蛭ヶ岳の山頂が見える

2020年03月20日 08:08撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 8:08

丹沢山を下る途中で蛭ヶ岳の山頂が見える

登り返しが大変そう

2020年03月20日 08:26撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 8:26

登り返しが大変そう

振り返ると、塔ノ岳の山頂の向うに伊豆大島が浮かぶ

2020年03月20日 08:28撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 8:28

振り返ると、塔ノ岳の山頂の向うに伊豆大島が浮かぶ

さらに左には丹沢山への稜線の奥に江の島や三浦半島が…

2020年03月20日 08:42撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 8:42

さらに左には丹沢山への稜線の奥に江の島や三浦半島が…

不動の峰を通過するが、蛭ヶ岳はまだまだ

2020年03月20日 08:48撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 8:48

不動の峰を通過するが、蛭ヶ岳はまだまだ

漸く蛭ヶ岳の全体が見えてくる

2020年03月20日 08:51撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 8:51

漸く蛭ヶ岳の全体が見えてくる

鬼ヶ岩からの蛭ヶ岳山頂

2020年03月20日 09:16撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 9:16

鬼ヶ岩からの蛭ヶ岳山頂

塔ノ岳から3時間かけて蛭ヶ岳山頂に到着！

2020年03月20日 09:50撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 9:50

塔ノ岳から3時間かけて蛭ヶ岳山頂に到着！

歩いて来た塔ノ岳からの稜線が全部見える

2020年03月20日 09:53撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 9:53

歩いて来た塔ノ岳からの稜線が全部見える

美しい色の宮ケ瀬湖
奥は相模原、八王子辺りか？

2020年03月20日 10:33撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 10:33

美しい色の宮ケ瀬湖
奥は相模原、八王子辺りか？

帰路、鬼ヶ岩へ続く急坂

2020年03月20日 10:53撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 10:53

帰路、鬼ヶ岩へ続く急坂

丹沢山への登り返しの道が辛そう…

2020年03月20日 11:42撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 11:42

丹沢山への登り返しの道が辛そう…

蛭ヶ岳から1時間半で丹沢山

2020年03月20日 12:09撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 12:09

蛭ヶ岳から1時間半で丹沢山

竜ヶ馬場からの眺め
大山の奥に湘南、横浜

2020年03月20日 12:48撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 12:48

竜ヶ馬場からの眺め
大山の奥に湘南、横浜

最後にキツイ塔ノ岳への登り返し

2020年03月20日 13:07撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 13:07

最後にキツイ塔ノ岳への登り返し

6時間半ぶりに塔ノ岳山頂に戻る

2020年03月20日 13:33撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 13:33

6時間半ぶりに塔ノ岳山頂に戻る

眼下の秦野市街がすごくはっきり見える

2020年03月20日 14:45撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 14:45

眼下の秦野市街がすごくはっきり見える

花立山荘で初めて氷水を食べる

2020年03月20日 14:51撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 14:51

花立山荘で初めて氷水を食べる

塔ノ岳山頂から3時間弱、今日も無事下山！

2020年03月20日 17:09撮影 by X-T2, FUJIFILM

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3/20 17:09

塔ノ岳山頂から3時間弱、今日も無事下山！

撮影機器：

FUJIFILM X-T2 ボディ富士フイルム

装備

個人装備	長袖シャツ Tシャツズボン靴下グローブ防寒着雨具日よけ帽子着替え靴予備靴ひもザックザックカバーサブザック昼ご飯行動食飲料地図（地形図）計画書ヘッドランプ予備電池 GPS 筆記用具ファーストエイドキット常備薬日焼け止め保険証携帯時計タオルナイフカメラ

感想

Tad

山岳写真ASAのSさんの希望で大倉から1泊2日で蛭ヶ岳往復を計画。

【1日目】
6時に大倉で待ち合せの予定だったが、途中のコンビニでバッタリ。2台で大倉の駐車場に入れて準備をし、出発。

計画は「初日に蛭ヶ岳まで至って泊まる」だが、晴れて気温も高くなり、なかなか足が進まない。いつもと違う二人での山行でペースにも違いがあり、4時間かかって塔ノ岳に着いた頃には予想以上に疲労していたので、計画を変えて尊仏山荘に泊ることにする。

泊ると決めたので、11時前だが呑み始める。平日なので小屋へやって来る登山者も比較的少なく、泊り客は10名足らず。3時間ほど呑んで昼寝をし、夕食後にまた飲んで20時に床に就く。

【2日目】
3時頃に目を覚ますと、外は強い風雨の音。気にしていると寝られない。5時を過ぎてから雨は止み、風も少しずつ収まってくる。
朝食を済ませた頃には風も歩けない程ではなくなったので、カメラと最低限の荷物だけを持って蛭ヶ岳を往復してくることにする。

歩き出しの尾根道ではまだ時折り風を受けるが、真っ青な空と真っ白な雪を冠った富士山を眺めながら丹沢山に着くまでは快適な歩行。丹沢山からグッと下り、喘ぎながら不動の峰に登り返して振り返ると、通って来た丹沢山から塔ノ岳へ続く稜線の景色の奥に湘南の海や大きく浮かぶ伊豆大島の影などが見えて楽しい。

目の前に蛭ヶ岳の姿が大きく見え始め、塔ノ岳から2時間半ほどで鬼ヶ岩を通過。岩場を鞍部まで下って、愈々蛭ヶ岳山頂までの登りにかかる。が、脚は既にエネルギーを使い果たしていてSさんについて行けない。何度も振り返る彼女から数分遅れでやっと蛭ヶ岳の山頂に辿り着く。塔ノ岳を出てほぼ3時間かかった。

頂上標識の写真を撮ってから小屋でコーヒーを貰い、尊仏山荘で貰った弁当を食べる。小屋の中はひどく寒いので、食事を終えるとすぐに外へ出て周囲の景観を一とおり撮影し、下山を開始。

帰りはほんとに辛い。不動ノ峰に登り返し、早戸川乗越まで一旦下ってから長い登りを丹沢山まで登り返すと、殆ど力は残っていない。ミヤマ山荘の脇で15分程休んでから塔ノ岳へ向かって重い腰を上げる。
澄み渡った空気のお陰で景色はほんとに素晴らしい。竜ヶ馬場からは目前に見える大山の奥に相模湾や江の島、三浦半島、横浜のビル群などを手に取るような眺めが得られて立ち去り難い。

登って来る沢山の登山者とすれ違いながら稜線の道を順調に進み、最後に息をつくのも辛い登りを上がって6時間半ぶりに塔ノ岳に戻る。
小屋に預けてあった荷物を受け取って整理し、花立さんに挨拶をして尊仏山荘を後に大倉に向かう。

花立山荘まで来ると休日なので営業している。二人の意見が合って、ここで氷を食べて行くことに。長いこと大倉尾根を往復しているが、ここで冷たいものを頂くのは初めて。とは言え、10分足らずで食べ終えて直ぐにまた下り始める。

既に朝から13kmの山道を歩いて来たので下りの道が果てしなく感じて、二人でブツブツ言いながら下りる。花立山荘を出てから2時間余りで何とか無事に大倉へ下山。
5年前には撮影装備の重いザックを背負って一日で蛭ヶ岳まで歩いていたことを思うと、衰えばかりが感じられる。山行頻度と負荷を増やして少しでも力を取り戻したいと強く思った山行だった。