檜洞丸:念願の東西踏破ルート接続(玄倉−西丹沢県民の森−檜洞丸−ツツジ新道−西丹沢自然教室)
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,382m
- 下り
- 1,160m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※御殿場線内ではsuicaやパスモなどのICカードが使えません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所や迷い易いような所はありません。 登山届ポストは玄倉バス停トイレそば、丹沢湖ビジターセンター前にあります。 |
写真
感想
西丹沢と東丹沢の踏破ルートを繋げたいと思って
いたものの、健脚でない自分にとって日帰りを条件
とした場合、檜洞丸と蛭ヶ岳の間を繋げることが難
しいと考えあぐねていました。そして、金曜日の朝
出社前に地図をボーっと眺めていて今回のコースが
目に留まりました。
玄倉から檜洞丸に登れば、先日玄倉から鍋割山や
塔ノ岳に登っているので東西を繋ぐことが出来るし、
これならユーシンロッジから大石山経由で登るより
もずっと短い時間で檜洞丸に行くことが出来る、、
、何で今までこのコースに気付かなかったのか不思
議です。
この頃すっかり乗り慣れた谷峨からの一番バスは
各集落に配達する新聞の輸送もしているらしく、乗
客が降りる時に出口に荷崩れした新聞の束を運転手
さんがどけてからお待ちどう様ですと言って降ろす
のもどこか長閑でいい雰囲気です。玄倉のバス停で
は新聞の束と一緒に降りたのは私1人、他に乗って
いた何人かの登山者は誰も降りませんでした。
玄倉林道を歩いていても、休日のせいか採石場の
ダンプカーも通らず静かな道行、沢の季節も最盛期
を過ぎたのか先々週は小川谷に入る人達の車が沢山
停まっていた仲ノ沢林道入口にも2台しかいません
でした。
玄倉林道から下に分かれ橋を渡って仲ノ沢林道を
登って行くと山から流れ出た水が道路に溢れていて
足元がツルツルと滑るようで、登る分には差し支え
ありませんが下るのはちょっとイヤだなと思いまし
た。
西丹沢県民の森からの登りは、登り始めるとやが
て傾斜が緩くなり快適な尾根道を進んで行きますが、
鹿柵越えの木のブリッジを2つ過ぎるとぐっと角度
を増して急登が続き、足が上がらなくなると言うよ
りもアキレス腱に応えるような登りでした。
石棚山稜から先はゆったりと散策をするのにはう
ってつけの緩やかな道になり、曇天で時折ガスがた
なびいて来るブナ林をただ1人歩いていると、それ
だけで得も言われない心地良さが感じられました。
道沿いには足が当たるとチクチクするアザミが咲
き誇り、ツツジ新道と合流して山頂に向かって行く
と鮮やかな青色のトリカブトがたくさん見かけられ
ましたが、ひと月前に来た時に沢山咲いていたマル
バダケブキはすっかり葉だけになっていました。
檜洞丸山頂には数名の方々が食事や休憩をしてい
ましたが、空いているベンチがあったので自分も軽
く昼食を摂り、青ヶ岳山荘の方に足を伸ばしてみま
したが蛭ヶ岳方向も真っ白くガスに遮られ、景色は
見えませんでした。
天気が良いのに越したことが無いですが、今日の
ような濃い霧がかかった水分の多い天気はブナ林を
歩くにはうってつけの日和だと思いました。
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