ロングラン尾瀬
- GPS
- 59:53
- 距離
- 50.5km
- 登り
- 2,081m
- 下り
- 1,867m
コースタイム
【2日目】06:16見晴@空身→06:44温泉小屋分岐→07:35三条ノ滝→08:13温泉小屋分岐→08:40見晴/原の小屋休憩所@ザック回収(休09:20)→10:11白砂峠→10:28沼尻→11:28三平下(休12:03)→12:18三平峠→13:05一ノ瀬(休13:30)→13:57大清水
天候 | 1日目:晴れ時々曇り 2日目:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
鳩待峠駐車場(P1)は規制中により車乗入れ不可です。 [鳩待]次のOPENは10/5(月)の朝5時からとなります。1日2500円です。 念の為HPで情報確認して下さい。 始発バスは戸倉から鳩待峠へam4:30出発am5:05頃に到着します(片道900円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は燧ケ岳になります。 特有の滑りやすい石や浮石箇所あるので情報だけ特に仕入れて下さい。 雨で木道が滑りやすくなるので注意と頭に入れ込んでおけば他は危険個所ないです。 登山ポストは登山口に設置してありました。 |
写真
感想
初めての尾瀬♪
尾瀬にずっと行きたかったんだけど、やるなら2山!
「観光」というイメージがあって有名な木道を走ってまで
1人でガツガツ登山もできないなぁ…と勝手に疎遠してました。
そんなこんなで2年経過(^^;
今回は、お友達の誘いで泊りで行こうという流れになりこの記録の2か月前から企画・計画してきました。
相手は女性だけど、一緒にハーフマラソンも走って初ハーフで2時間切る素質ある人です(^^)過大評価らしいけどね。
そんな人となら2座行けると提案して鳩待峠→燧ケ岳→至仏山→鳩待は「う〜〜〜ん」と首を傾げるので鳩待→至仏山→燧ケ岳→大清水は?と提案したらOKもらいました。
こんな計画で困ったのが自分。
あれ?鳩待峠に自家用車乗入れできないのか…(´へ`)そもそも1日2500円も高い。
戸倉に停めても1日1000円+バス代じゃ高くつくなぁ。
うだうだ貧乏症の癖が出る。
大清水OUTの時点で大清水に車がなくちゃまた移動も大変だなと考えて、駐車場代も1日500円と安い大清水に決定。
さて、戸倉までの移動を考える。
自転車…そうか自転車だ〜笑
大清水→戸倉間は全部下りだということも分かりシティサイクルを持っていけば戸倉まで行ける(☆_=)b
そこからバス乗れば横浜来る友達とam5:30に合流できると報告。計画終了。
【0日目】
am10時頃に思いつく。戸倉から鳩待まで徒歩で行ってみよう。
pm5時仕事終了。即刻家に帰って仕度ー。
pm8時半、長岡出発(下道)→尾瀬へ
【1日目】
大清水到着(0:50)。さすがに真っ暗(^^;だけどチラチラ星が見えてる限り雨は降らないだろう。
寝るか寝ないかで悩みつつカップラーメンを食べる。
いつのまにかam1:40…。起きてても仕方ないので行動開始!チャリで戸倉へ。
2時ジャスト(´▽`早い早い。自転車を停めて徒歩チャレンジ。
鳩待までは標高差500m/平均勾配3度/距離12キロもあります。
夜だから先は見えないので距離こそ感じられなかったものの、
アスファルトを歩く辛さと、表情のないつまらない道が眠気を誘い起きてるのがやっとなくらいでした。
さすがにバカですバカ笑
後悔しながらも2時間半で鳩待山荘に到着。
ちょうどゲートを開ける人達がミーティングをしていました。
おはようの挨拶から「戸倉から徒歩ですか!熊鳴いてませんでしたか?キュンキュン、グワーグワー。」ハッ!(`ロ´;)目が冴えました。
チャリは良くてもバスをお勧めします。
熊には勝てません。
5時頃にバスの大群が押し寄せて一気に観光地になりました。
横浜から長距離バスお疲れさま笑
予想はちびまる子ちゃんのガーンってイメージだったんだけど元気そうでなによりだべさ。
休憩所はごった返し、溢れた人は外のベンチで日が明けるのを待ってました。
◇鳩待峠⇔小至仏山⇔至仏山
山道は小至仏山まで8割9割が木道です。
この辺は噂通り。歩きやすいのなんの。
多分、山の鼻から登るよりも傾斜が楽なのでハイキング満喫でした。
何より曇時々雨の天気が覆ったことが嬉しくて360°見渡せる至仏山山頂で珈琲タイム。JetBOIL買ってよかったー。1時間くらいのんびりしちゃいました♪
お友達とはこの登山が初めてだけど、
至仏の岩岩道にギャーギャー言いながらもコースタイム通りだし疲れも見せないし休まない様を見て
本当に2座クリヤー出来るんじゃないかと半信半疑だった心の内が少し晴れる。
◇鳩待峠→山の鼻
森林浴が気持ちいい木道の散歩道。
相変わらず人渋滞があるけど、こんなにゆっくり歩くのなんて久しぶりだわ。
いつもせかせかピストンしてるせいかほんとにのんびり。
山の鼻で昼休憩。朝、友達からもらったご飯に感謝しながらまったり。
昼食後に至仏山を覗くと、時間の止まった様な空間があり吸い込まれる。
◇山の鼻→見晴
この尾瀬ヶ原の区間はなんと6キロもある(´ω`)
山に居るはずなのにずーっと平坦。先には燧ケ岳がドスンと座ってる。
見渡せば白樺の木もポツンポツンしかない。
これぞ尾瀬ワールド。来て良かった。
6キロもなんのその。すたすた歩く歩く。
花が咲いてれば間違いなく観光名所だわ。
◇見晴/原の小屋
友達が手配した原の小屋に来た。でかした!
部屋が8畳もある笑 布団も毛布も敷きたい放題。
談話室にテレビと山の本・自動マッサージチェア・喫煙室・トイレはウォシュレット・それになんとお風呂まである。
北アルプスや富士山の山荘とかのレベルじゃなく民宿です(^^;
それに加えてご飯がとーってもおいしい。
ずーっと泊まってたいくらい居心地が良すぎる。
フロントに明日の天気は曇時々雨と書いてあった。
雨か…時々だよね?20時就寝。。。
【2日目】
4:30頃起床。
トタン屋根からコツコツ聞こえる。
雨だ…
「雨女さん雨降らした?(カーテンを開けてみる)どっぷり降らしたな〜〜」
寝起きすぐさま談話室で天気予報確認。(BSだけ映りました)
予報もがっくし外れて本日ずーっと雨。
作戦会議の結果、燧ヶ岳断念して三条の滝へ行くことにしました。
朝ごはん食べて空身で出発。
◇原の小屋⇔三条の滝
雨が強くなってきた。
だけども雨でも文句ない!尾瀬は雨も似合う。
折り畳み傘でしのぐもゴアテックスのレインコートがべちゃべちゃ(ー ー;)1年しか使ってないのに…買わなきゃなぁ。
温泉小屋分岐から滝までは木道がないまあまあ険しい道をずっと下ります。
出発から1時間ちょっと掛かったけど自分にとって来たかった場所にこれた。
まだ上流域のはずなのにこれほどの水量を蓄えてる自然のダムから流れ落ちる景色は圧巻です。
雨なのですたこら退散。
◇原の小屋→沼尻
原の小屋で荷物を回収して、すぐ隣の原の小屋休憩所で間食しながら濡れきったレインコートを乾かす。
作戦会議の結果、大清水へはPM3時には着くんじゃないかなと予定を立てていざ出発。
相変わらずの木道ですが、沼尻までは全部登りでした。
白砂峠を抜けたら平原があってこういうまったりな感じをかもしだす尾瀬は素晴らしい。
着いた(゜ロ゜ノ)ノ沼尻休憩所…壁ないの?汗
◇沼尻→三平下/尾瀬沼休憩所
沼じゃないね…湖です。
湖畔の脇道に作られた木道を歩きますが、痛んでて傾いてます。
取り替えて下さい(わがまま)滑ります…。
所々にある休憩所はありがたい。
原の小屋で朝ごはんをおにぎりにして包んでもらったご飯を食べる。
しそ巻味噌なんて初めて食べた〜。元気出た。
◇三平下→大清水
雨は止むことを知らずサーサー降ってます。
負けずに折りたたみ傘で対抗するも長旅でフレームが折れてだらしなく垂れ下がってます(=_=;)
まあまあ、あとは下りだけなのでらっくらく。
一ノ瀬でコーヒー作ってあげながら小休憩する。
ほんとあっというま。
大清水にPM2時に着いた〜〜♪
この後、湯加減ぬるめで何時間でも入ってられそうな温泉に浸りうとうと溺れる笑
お友達もお気に召した様子(^^)
帰り道でマックのポテトを頬張りながら上毛高原駅へお友達を見送る。(PM6:33)
R17号(下道)で自宅に帰る(PM9:10)
≪総括≫
いやー楽しかった。至極のひとときでスッキリしました。
徒歩総距離59キロ(2日分)+自転車8キロとか…いやはやびっくりしてます。
燧ヶ岳登りたかったけどまた来る理由が出来たからいいか(^^)
スケジュール的にも余裕が出来たからこの旅は自分なりに大成功♪
つぎ来る時の尾瀬は会津駒ヶ岳と燧ケ岳の2座かな(´ー`)なんてね。。。
尾瀬ヶ原に花が咲いてたらどんなにきれいな光景が見れるんだろう。
ここは何回でも来たい場所になりました。
尾瀬のきっかけくれたお友達に感謝。
またお願いしますm(u_u)m
コメント
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ほんとに自転車、持って行ったんだ・・・
それにしても夜から活動して、すごい体力
尾瀬、若干紅葉してて、来月予定している私としてはとっても楽しみです。
三条の滝は私もずっと行きたくて行ってないスポットなのでうらやましい!!
50kmのロングコース、お疲れ様でした
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