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記録ID: 2281286
全員に公開
雪山ハイキング
北陸

銀杏峰 〜部子山は途中敗退したが〜 [福井県 大野市]

2020年03月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:02
距離
12.9km
登り
1,226m
下り
1,216m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:31
休憩
0:26
合計
7:57
距離 12.9km 登り 1,226m 下り 1,227m
9:40
85
11:05
11:30
222
15:12
8
15:20
15:21
49
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宝慶寺いこいの森に車をとめる。
コース状況/
危険箇所等
銀杏峰から部子山にかけては残雪不足とブッシュで苦戦する。
宝慶寺いこいの森の駐車場から出発する。
2020年03月29日 08:08撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 8:08
宝慶寺いこいの森の駐車場から出発する。
名松新道と名付けられてる登山道の入り口だ。
2020年03月29日 08:10撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 8:10
名松新道と名付けられてる登山道の入り口だ。
いきなりショウジョウバカマがお出迎え。
春の息吹を感じる。
2020年03月29日 08:11撮影 by  SHV46, SHARP
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3/29 8:11
いきなりショウジョウバカマがお出迎え。
春の息吹を感じる。
とても歩きやすいコースだ。
2020年03月29日 08:16撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 8:16
とても歩きやすいコースだ。
イワウチワもお目覚めモードだ。
2020年03月29日 08:21撮影 by  SHV46, SHARP
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3/29 8:21
イワウチワもお目覚めモードだ。
林道を跨ぐ。
2020年03月29日 08:29撮影 by  SHV46, SHARP
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林道を跨ぐ。
仁王の松。
なるほど、だから名松新道と名付けられてるのか。
2020年03月29日 08:52撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 8:52
仁王の松。
なるほど、だから名松新道と名付けられてるのか。
標高1000m付近で雪が出始める。
2020年03月29日 09:16撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 9:16
標高1000m付近で雪が出始める。
一気に残雪モードだ。
2020年03月29日 09:21撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 9:21
一気に残雪モードだ。
銀杏峰前山直下。
かなりの急坂でアイゼンで踏抜く為に苦戦する。
2020年03月29日 09:38撮影 by  SHV46, SHARP
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3/29 9:38
銀杏峰前山直下。
かなりの急坂でアイゼンで踏抜く為に苦戦する。
銀杏峰前山到着。
2020年03月29日 09:40撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 9:40
銀杏峰前山到着。
ここら辺でアイゼンを外し、ワカンにする。
踏み抜き地獄でたまらない。
2020年03月29日 10:06撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 10:06
ここら辺でアイゼンを外し、ワカンにする。
踏み抜き地獄でたまらない。
ワカンの浮力で快適な尾根歩き。
2020年03月29日 10:41撮影 by  SHV46, SHARP
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3/29 10:41
ワカンの浮力で快適な尾根歩き。
景色は大雲海がお出迎え。
2020年03月29日 10:41撮影 by  SHV46, SHARP
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景色は大雲海がお出迎え。
雲海から顔を出す部子山
2020年03月29日 10:44撮影 by  SHV46, SHARP
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雲海から顔を出す部子山
経ヶ岳、荒島岳。
2020年03月29日 10:50撮影 by  SHV46, SHARP
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経ヶ岳、荒島岳。
霧氷ツリーの出来上がり。
2020年03月29日 10:56撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 10:56
霧氷ツリーの出来上がり。
山頂から姥ケ岳、能郷白山。
2020年03月29日 10:59撮影 by  SHV46, SHARP
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3/29 10:59
山頂から姥ケ岳、能郷白山。
部子山までの尾根。
2020年03月29日 11:00撮影 by  SHV46, SHARP
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部子山までの尾根。
記念撮影。
2020年03月29日 11:04撮影 by  SHV46, SHARP
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3/29 11:04
記念撮影。
能郷白山をバックにジャンプしたつもり(笑)
2020年03月29日 11:05撮影 by  SHV46, SHARP
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3/29 11:05
能郷白山をバックにジャンプしたつもり(笑)
部子山に向かいます。
2020年03月29日 11:40撮影 by  SHV46, SHARP
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部子山に向かいます。
ブッシュがうるさい尾根だ。
2020年03月29日 11:43撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 11:43
ブッシュがうるさい尾根だ。
スキー板があれば最高な場所だ。
2020年03月29日 11:47撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 11:47
スキー板があれば最高な場所だ。
残雪不足が目に見える。
うるさいブッシュをかき分けて進む。
2020年03月29日 12:01撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 12:01
残雪不足が目に見える。
うるさいブッシュをかき分けて進む。
こんな狭い尾根にもなるのか。
2020年03月29日 12:15撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 12:15
こんな狭い尾根にもなるのか。
部子山取り付けまでもうすぐだが、ここでタイムアップ。
2020年03月29日 12:40撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 12:40
部子山取り付けまでもうすぐだが、ここでタイムアップ。
残雪の下にはこうした濃密な藪が潜んでる。
2020年03月29日 14:12撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 14:12
残雪の下にはこうした濃密な藪が潜んでる。
ようやく極楽平まで戻れた。
2020年03月29日 14:20撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 14:20
ようやく極楽平まで戻れた。
極楽平からの急坂。
ワカンだと下りにくいが、外せば踏抜く、どうするか考え中。
2020年03月29日 14:30撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 14:30
極楽平からの急坂。
ワカンだと下りにくいが、外せば踏抜く、どうするか考え中。
雪の無い場所も出てきたのでワカンは外す。
2020年03月29日 14:33撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 14:33
雪の無い場所も出てきたのでワカンは外す。
ここは一つケツ滑りで行くことに。
快適で意外にも安全だ。
ただ、ケツは冷たかった。
2020年03月29日 14:38撮影 by  SHV46, SHARP
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3/29 14:38
ここは一つケツ滑りで行くことに。
快適で意外にも安全だ。
ただ、ケツは冷たかった。
ブナの大木だ。
2020年03月29日 14:53撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 14:53
ブナの大木だ。
鉱山の石垣跡。
歴史を感じるものだ。
2020年03月29日 15:10撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 15:10
鉱山の石垣跡。
歴史を感じるものだ。
林道に下りて、また登山道へ。
2020年03月29日 15:12撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 15:12
林道に下りて、また登山道へ。
快適な下り。
2020年03月29日 15:13撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 15:13
快適な下り。
林道に下りきった。
2020年03月29日 15:20撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 15:20
林道に下りきった。
50分掛けて戻ってきておしまい。
2020年03月29日 16:09撮影 by  SHV46, SHARP
3/29 16:09
50分掛けて戻ってきておしまい。
撮影機器:

感想

残雪期の登山が出来ていないことに気が付いたので、銀杏峰〜部子山の縦走を決行することにした。
福井市で大雨の中車中泊し、登山口になる宝慶寺いこいの森に到着しても雨が止まず、雨雲レーダーを見る限りでは8時には止む筈なのでいつでも出れる準備をして待った。

予想通り、8時には雨が止んだので出発する。
名松新道と言う登山道を歩き始めてすぐにショウジョウバカマが迎えてくれた。
春の息吹を感じながら綺麗な登山道を登り続けると林道に出た。

林道からまた登山道に入って登るに連れて、踏ん張るとヌルっと滑り出すようになった。
雪解け直後の泥濘なので非常に歩きにくくなった。

標高1000mで残雪が出てきたので、とりあえずアイゼンを付ける。
一気に雪山へと化して直ぐに前山の直下に入るが、この直下はかなりの傾斜だ。
ロープを掴みながら登るもアイゼンを付けてても滑りやすく、更に踏抜く為に苦戦しながら前山を登りきった。

ガスに覆われ景色は無い前山で小休止した。
その後も踏み抜きが酷いので、堪らずワカンに付け替えた。
すると、あんなに踏み抜いて苦戦してたのが嘘のように歩きやすくなった。

登るにつれて北側が開け始め、展望を拝めると雲海を纏った素晴らしい光景になっていた。
これでテンションが上がり、今までの疲れも吹っ飛んで高木が無くなった雪原を夢の様に登った。

銀杏峰山頂に着き、景色を拝めば360度の大雲海に覆われ、荒島岳、姥ケ岳、能郷白山に隣の部子山が雲海から顔を出していた。
雲海になる事は登る前から予想はしていたが、想像以上だったので嬉しかった。

大雲海で素晴らしいが山頂では小休止に抑えて、西の部子山へと進んでいく。
小葉谷コースとの重複は気持ちよく歩ける。
先行者はアイゼンでのツボ足で踏み抜きながらでも俺はワカンで快適だ。
今更だが、こんなにも差があるのかと驚く。

小葉谷コース分岐を過ぎて、いよいよ縦走尾根に入るが時期が遅かったのか、残雪が少ないのかブッシュがうるさく漕ぎながらになる。
踏抜く事はないが、そんな環境だったので通過時間も余計に掛かってしまう。

部子山取り付けの暗部で時間は12時半を回ってしまったのでここで引き返すこととなる。
どちらにしても登ったところでガスに覆われてるだろう。
暗部から登り返して疲れもピークに達したので中休止する。
そしてやたら眠たくなっているが、時間もギリギリなので仮眠は取らずに小葉谷コース分岐まで戻る。

1時間掛けて戻れた。
小葉谷コースの下りは激下りだ。
そうなるとワカンは非常に邪魔になって下りにくい。
そこで思いついたのは山スキーの応用だ。
ワカンを滑らせながら下る。
当然スキーとは程遠い滑りだが疲労は軽減された。

雪が無い部分も出てくるとワカンは邪魔でしかなくなり、外せばまた残雪区間に入る厄介なエリアに入った。
当然ツボ足で膝まで踏抜く為に、下りでも疲れるし滑る。
アイデアは出てくるもので、ケツ滑りで下ればイケると思いやってみるとなんと快適なんだ。
初めからこういう滑り方にすれば良かったって思えるくらい快適だし、意外にも安全だった。
後悔したのはズボンだけでもカッパを履くべきだった事。
ケツが濡れて冷たかった。

残雪は標高900mで全て無くなり、林道を跨いで最後の下りを経てまた林道に降りきった。
林道歩きはそこそこ長く、戻り切るのに50分も掛かった。
途中イノシシのうめき声で威嚇されたみたいだが、特に気にすることはなかった。

やはり部子山取り付けでの判断は正しく、戻った時間は16時を超えていた。
残雪登山、時期的に遅かったみたいだが、短時間でも素晴らしい360度の雲海が見れたので良しとしよう。

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