記録ID: 2282478
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山滑走
八幡平・岩手山・秋田駒
岩手山(県民の森〜七滝コース沿いに往復、山スキー使用)
2020年03月29日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:10
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,455m
- 下り
- 1,440m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 7:09
距離 15.5km
登り 1,455m
下り 1,456m
14:55
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路に雪は全く無く、凍結もしていない状態だった。 また駐車場まで登る道路の横の斜面には、まだ十分雪が残っていたので、前記の「フォレスト〜」の駐車場に停めても、すぐにスキーやスノーシューを履いて歩きだせる状態だった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口からすぐにスキーを履いて出発可能。 積雪は硬く締まっており、全く潜らなかった。 私は、登りでは当初は登山道に行動しようとしたが、途中で登山道が川沿いにトラバースする形で付いている所では、斜面を覆った雪が非常に硬くシールもあまり効かず、滑落すると川まで一直線なのでやむなく尾根上に高巻くようにエスケープした。 すると七滝入り口から登山道を離れ、ブナ林の中を登ってきたトレースと合流し、以降はこのトレースを追ってほぼ同じルートで頂上を往復した。 途中で一本橋で沢を渡る個所では、一本橋の上の積雪が非常に細くて不安定に見えたので、前記トレースに従って橋の50mくらい上で渡渉したが、水量は少ないが水しぶきが飛び石の上や倒木に凍り付いており、結構難しかった。 橋を渡ってからは、以前来た時は夏道沿いに地獄谷を経由するルートを辿ったが、今回は前記トレースが御苗代湖外輪の1467ピークのコルに向かって伸びており、自分もそのルート沿いに登下降した。 先行者は一泊二日で入山したらしく、1467ピークのコルにテントが設営されていたが、登山者に会う事は無かった。 テントから先は、雪が硬いためトレースは分からなかったが、私は1467ピークを巻いてから浅い沢に入り、屏風尾根を経て平笠不動避難小屋に至る夏道とクロスしてからもその沢を詰めて行った。 クトーはもちろん使用したが、標高1700m近くなると雪はカチカチとなり、1740mでスキーデポしアイゼン・ピッケルを使用して頂上を目指した。 頂上稜線近くなると積雪は消えて、ガラガラの砂礫とブッシュがミックスした斜面になったが、アイゼンのままで登頂し往路を下降。 スキーを回収してからは、硬い斜面ではあるが良く滑る雪を快適に滑降。 ほぼ往路通りに下ったが、例の高巻きを強いられたところからはブナ林の斜面を下った。 こちらは樹間も広くスキーでの行動も楽で、目印のテープも結構付いており、正解のルートだった。 七滝入り口からは、夏道を忠実に下り、車の横まで滑り込む事ができた。 今日は一人の登山者にも会う事は無かった。 |
その他周辺情報 | JHの「ハイウェイ湯めぐりキャンペーン」で当たった無料券を持っていたので、3月から営業再開した「森乃湯」で入浴した。 |
装備
備考 | 今日も山スキー装備一式の他、スノーシューズ、ピッケル、アイゼンも持って行ったが、久しぶりにアイゼン、ピッケルを使用した。 BDのウィペットも持って行ったが、今日の斜面の状態はスケールは小さいながらも硬さも斜度も富士山並みだったので、ピッケル、アイゼンが無ければ、安全に登下降する事は出来なかったと思う。 |
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感想
このルートに積雪期に入ったのは4〜5年ぶりで、前回は3月上旬だったので、下りではパウダーの滑りを楽しめた記憶が有る。
今回は、雪はずっと硬かったが、良く滑る雪であり気温も高くて風もほとんど無く、積雪期の岩手山登山としては非常に楽だった。
昨年12月以降4回目の岩手山登山で、スキーを使ったのはこれで2回目だが、冬季(12~3月を冬期とした場合)登山と言っても、1〜2月とは全く条件が異なり、スキーの恩恵も有って無雪期よりもスピーディーに行動できる状態だった。
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