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Yamareco

記録ID: 2287766
全員に公開
山滑走
八幡平・岩手山・秋田駒

岩手山 馬返しコース〜ハート沢滑降、山スキー使用

2020年04月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:57
距離
9.9km
登り
1,425m
下り
1,425m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:14
休憩
0:34
合計
5:48
8:20
8:22
16
8:38
8:49
21
9:42
9:48
31
10:19
10:21
17
10:38
10:44
29
11:13
11:14
9
11:23
11:24
44
12:08
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6
12:14
12:16
4
12:20
12:20
26
12:46
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3
12:49
12:50
9
12:59
12:59
37
13:36
13:37
3
13:40
ゴール地点
天候 晴れのちガス、上部は強風
過去天気図(気象庁) 2020年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬返し登山口最上部駐車場まで、問題無く車で上がれる。
駐車場の一部のみ残雪があるが、道路上には全く雪無し。
コース状況/
危険箇所等
今週日曜日も岩手山に登ったばかりだったが、今日はまた別コースで行ってみた。
このコースも5〜6年ぶりだ。
馬返し駐車場は、私が着いた時点で既に5台ほど車が停まっており、私が仕度している間にもまた2台上がってきた。
駐車場から上は、キャンプ場は何とか雪がつながっている状態だったが、今日は最初からスキーはザックに付けて歩き出した。
雪は締まっているし、先行者の踏み跡もバッチリと付いているので全く潜らない。
その後2合目からはシール歩行を開始し、標高1230m付近で雪が硬くなり傾斜も強くなってきたので、再びザックに付け足回りはアイゼンを付けて登った
概ね旧道沿いに登り、新道・旧道分岐の少し手前の1690m付近から再びシール歩行に変え、8合目避難小屋を通り過ぎ、夏道を無視して不動平避難小屋からお鉢に向かって伸びる登山道に向けて登り、登山道と合流した1885m付近でスキーをデポし、そこから頂上まではツボ足で往復した。
上部は一昨日、昨日と少し雪が降った様で、硬い雪面では無かったので、ツボ足にストックだけで十分だった。
また7合目を過ぎた辺りから急にガスが湧いてきて、時々視界が40m未満になる状態だった。
頂上に着くと、日曜日には完全に夏の状態に戻っていた標識がまた氷漬けになっており、頂上稜線に立つお地蔵さんたちもエビの尻尾で真っ白になっていた。
今日は馬返しまで車が入るようになった為か登山者が多く、私も10人くらいの他の登山者に出会った。
スキーデポまで戻り、シールを外して滑走を開始したが、ガスで視界が悪いため、行きの時の踏み跡を追いながらの滑りになった。8合目避難小屋を通過し、新道・旧道分岐を過ぎてからトラバース気味にハート沢に入ったが、今年は積雪が少なく、雪面上にも火山灰の礫が多数散乱していたので、慎重に、滑落しない様に、板を傷付けない様に安全運転で下った。
私が登っている最中は、山スキーに来ている人をコース上で見かけなかったが、ハート沢下部に来ると先行者のシュプールを見つけた。
ハート沢は下部は谷幅が狭まり堰堤なども出て来るので、先行者に従い1140m付近で沢の傾斜が一旦落ちたところから、右岸(スキーヤーズライト)の尾根へとトラバースして上がり、以降はその右岸尾根を滑った。
この尾根は少々ブッシュがうるさいところも有るが、概ね滑り易く雪も切れることなくつながっており、最後は鞍掛山方面から来る林道に飛び出して、馬返し登山道入り口まで問題なく滑ることができた。
私は更にキャンプ場の中の残雪を拾いながらしつこく滑り、結局駐車場すぐ上のトイレの前までスキーで滑り込むことができた。
その他周辺情報 昔は「お山の湯」で入浴できたが、施設が廃止となってしまった為、今日は「ユートランド姫神」に行ってみた。
「めんこい湯けむり手形」を呈示すると、200円引きで入浴料400円で入る事ができる。

装備

備考 山スキーはK2のクンバ177cm、靴はブラックダイヤモンドのクワッドラント
ストックはBDのウィペットを使用。
アイゼン、ピッケルの他、念のためワカンまで持って行ったが、全く不要であった。

感想

この前の日曜日に登った七滝コースに続き、このコースも5〜6年ぶりの再訪だった。
今日は登山者が多く踏み跡がバッチリなので、スキーを担いでの重荷でも潜る事は無かった。
上に登るにつれて風が強まり、更にガスまで湧いてきたので、いささかやる気をそがれたが、幸いハート沢にエントリーする頃にはガスもだいぶ薄くなって来たので、当初予定通りのコースで往復する事ができた。
ハート沢の中には、昨日、一昨日降ったらしき新雪が薄っすらと見られたが、雪崩を引き起こす程の量ではなく、日曜日のコースの様にカチコチの場所も無かったので、予想よりも楽に滑降できた。
その後も、思いかけず先行者のシュプールが残っていたので、沢を出て尾根に移る時のルートファインディングなど大いに助けてもらった。
やはり沢を無理に下まで滑るよりも、早めに尾根に上がった方が斜面も広く、火山礫でスキーを傷める事も無くなるので良いと思う。

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3/5

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