月山 姥沢〜山頂神社〜月見ヶ原〜千本桜
山形県
Luske
体力度について
- GPS
- 06:22
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,768m
- 下り
- 1,755m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
リフト営業は8時から開始。 リフト1回券：600円、7回券：4000円、一日券：4700円、半日券：3500円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
気温が低い早朝は硬いアイスバーンが多く注意を要するが、日中は気温が上がり雪が緩んだ為、登行、滑走共に特に問題となるような個所は無かった。 先週は山の至る所で縦溝が見られたが、週半ばに降雪があった為、溝は埋まり、斜面の状態は概ねフラット。 標高の高い場所では所々でアイスバーンが見られたが雪質は良く、月山東斜面、西斜面では良い滑走コンディションに恵まれた。 だが、下に行くほど雪質は悪くなり、H1400m付近から下は重く湿った雪で覆われ、スキーの滑りが悪かった。 |
写真
姥沢駐車場には大勢のスキーヤーが訪れていた。
スキーキャリーサービスはまだやっていないようだ。
先週は固く凍っていたが、今日は陽射しが射しており雪は緩い。
アイゼンの効きは良く、楽に登れた。
灌木や岩が出ているのでスキーだと辛いけど、歩行ならこのルートが最も登りやすいと思う。
珍しく早出したので、今日は先頭。
後ろには後続のスキーヤーや登山者が続く。
この日は遠景が澄んでおり、その山塊が明瞭に見えた。
東の方角には、月山東斜面と月見ヶ原が続く。先週に続き、今日もこの斜面を滑走する。
まだ時間が早いので誰も訪れておらず、シュプール一つない大斜面を独占できた。
3
先週に続き、今日もこの斜面を滑走する。
まだ時間が早いので誰も訪れておらず、シュプール一つない大斜面を独占できた。
先週はアイスバーンと縦溝だらけだったが、降雪があった御蔭で雪質復活。斜面はフラットで、アイスは少ない。
とても快適な滑走だった。
4
斜面はフラットで、アイスは少ない。
とても快適な滑走だった。
山頂東側は風下に位置する為か雪深く、岩や灌木は全く出ておらず。
西斜面よりも、ずっと状態が良い。
この辺から藪が目立ってくる。
奥の方には、真っ白な雪原。
念仏ヶ原が見える。
まだスキーで行けそうだが、今日はここまでとする。
大きな雪庇と、その下に雪で埋まった岩壁が見える。
かつて、沢登りで直面した月山沢の直壁だ。
たしか、この直壁は30m以上あったと思う。
雪不足の今季でもここまで埋まるとは、さすが月山、雪深い。
この斜面の滑走が特に心地良かった。
続々とスキーヤーが滑走してくる。
先週の縦溝やアイスバーンはすっかり消えていた。
まだ新しい雪塊が転がっている。
午前中に少し崩れたのかもしれない。
だが、時間はまだ12時。
帰るには早いので、もう一滑りして行こう。
まだTバーリフトは設置されていないので、自力で登る。
今日は湯殿山も賑わったようだ。
その東斜面には多数のシュプールが見えた。
大斜面コースと呼ばれているらしい。
大勢滑った後なので斜面は荒れてるが、概ねフラットで滑りやすい。
この辺から雪質が変わり、重く湿ったストップ雪になった。
もう一滑り出来そうだけど・・・
この後、用事があるので今日はここまでにしよう。
感想
月山スキー場が営業開始し、その最初の休日となった4月4日は快晴に恵まれた。
疫病の影響があってか、例年よりも駐車車両は少なく感じたが、姥沢駐車場には
朝から多くのスキーヤーが訪れており、活気があった。
8時開始のリフトに合わせて続々とスキーヤーが出発して行き、その一団の中に
私も加わり、駐車場を出発。
今日も、月山山頂を目指す。
先週は月山東斜面を滑走し、月見ヶ原まで降りてみた。
その時は山の至る所で縦溝が走っており、まるで残雪期終盤のような状態だったが、
どうやら週の半ばに降雪があり、山を覆っていた縦溝が埋まったようである。
山頂に立ち、東斜面を眺めると先週の縦溝はすっかり消えており、そこには
「どうぞ滑って下さい。」と、言わんばかりの滑走跡一つ無いフラットな斜面
が広がっていた。
東斜面の滑走を終え、月見ヶ原に降りた後は、更に東へ行ってみた。
スキー場が営業開始し多くの人で賑わう西側とは対称的に、東側は人が少なく、
無人の雪原が続く。
西側以上に雪深く、周囲を見渡せば辺り一面、魅惑的な滑走斜面が広がっており、
次は何処の斜面を滑ってみようかと、冒険心を擽られる。
このまま雪が絶えるまで何処までも滑って行きたくなってしまうが、今日は日帰り、
そういう訳にも行かず。
1泊行程も計画案として考えたが、夜から山は大荒れの予報が出ているので、
山中泊は危険だろう。
千本桜付近までの日帰り滑走とし、今回の冒険はそこまで。
この続きは、次回とした。
いつになるかは判らないが、次回は更に東の念仏ヶ原へ。
いや、北の行者ヶ原、弥陀ヶ原も捨てがたい。
待てよ、南の大雪城も良さそうでは無いか。
あちらこちらへと目移りしてしまい、次回、何処に行こうか定まらないのは
困ったものだ。
だが、これはこれで嬉しい困り事。
それだけ月山が、スキーヤーにとって魅力的なオープンワールドである、
という事である。
先週、月山の縦溝を見た時、今季の滑走はもう終わりか、と思わされた。
毎週のように滑っていた月山の斜面は輝きを失い、そして、このまま朽ちて行く
ものだと思っていた。
だが、まだだ、まだ終わらんよ。
この日の月山斜面は、見事な再生を遂げていた。
その翌日となる日曜から月曜の月山山域は大雪となったので、更なる雪質向上
も期待できる。
失われた雪質は復活し、月山の山スキーに再び黄金時代が来る。
今後もしばらく、私の月山通いは続きそうである。
=============================================
尚、大雪による除雪作業の為、4/7(火)はリフト運休だったそうです。
4/8(水)も引き続き除雪作業でリフト営業開始時刻が遅れるとの事なので、
行かれる方はHPで御確認を。
https://mtgassan.gassankanko.jp/
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Haru_1964 さん
一瞬、もう沢に入るつもりなのかなと思いました(笑)
以前仰られてた某キャンプ場でしょうか😁また泊まりで焚き火やる時はよかったら声かけて下さい！みんな喜んで集まると思うので。
月山はスキー場もオープンしてスキーヤーの方々にとってはまだまだこれからですね。
コロナで中々出にくい環境ではありますが、沢のシーズンになるまでもう少し、私も雪山を楽しみたいと思います。
今年は沢に早く入れそうな予感がしておりますがどうでしょうかね😁
そうそう、例のキャンプ場です^^b
大人数でも十分なキャパがありますので、是非、今度皆で焚火しましょう。
駐車場は目の前ですので、ここなら二日酔いを気にせず、存分に飲めますぞ(笑)
月山はまだまだ雪は豊富、とは言っても、他の山はもう青々としてますので、
今年の沢開きは早いでしょうね。
私の場合は、大抵、梅雨が明けてから沢開きとしているのですが、今年は梅雨前に行けるのではないかと思っております。
とりあえずは、飯豊の石転び沢の状況次第、でしょうか。
石転び沢が荒れて滑走出来なくなったら、沢登りの方へ移行しようかな、と思います。
晴天率も上がるこれからの時期、雪山に沢に、と色々と行きたいところではありますが、コロナの動向が気になる所ですね。
早く、収まってくれると良いのですが・・・
こちらは予想通りでした。
Luskeさんのレコを眺めていると、つくづく「おかわり」しとけば良かったなと思えてきます…。
また、山形方面へお邪魔しますね。
今度は黒ずくめを見つけ出してください！
ブーツは同じ物なのかも (笑)
写真を見て気になってましたが、homeさんの靴、私と同じスカルパのマエストラーレ�兇任垢茲諭�
雑誌のレビューで、「歩きやすさ」の評価が高かったので、それに決めたのですが、結構気に入ってます。
最初は靴擦れが酷くて難儀しましたが、整形しなおしてからは改善され、長距離歩行もそれなりに可能になりました。
まだ三年しか使ってませんが金具の一部が壊れていたりと、ボロボロですが、末永く愛用したく思ってます。
この日は天気も雪質も良好で、おかわりしたくなるお気持ち解ります。
後ろ髪引かれる思いだったかもしれませんが、そこは次回で。
日曜から月曜にかけて纏まった雪が降ったので、まだしばらく月山の雪は楽しめるでしょう。
次回は是非、月山山頂まで足を伸ばしてみて下さい。
今度は、オレンジの靴に黒ずくめのスキーヤーを探してみますので、お会いしたら宜しく！
以前教えて貰った例の某キャンプ場
実はアレから2回ほどお邪魔しました、とても快適に過ごせる良いキャンプ場ですね
入口の日誌をめくったら大量のカメムシが冬眠しているのを見て卒倒しそうになりましたけど
月山はまだ少しでも降雪あればまだ楽しめそうな感じですかね、肘折までの超ロングコースがありますけど、そちらの方は行かれないんですか
それよりスキー板新しくなってる！？
お、maniさんも例のキャンプ場行きましたか。
穴場だと思いますが、やはりカメムシが辛いですねぇ
今はまだ良いですが、晩秋の頃は酷いものです。
時期を選んで利用せねばなりませんな。
スキー板ですが、前の板だと重くて長くて嵩張るので、こっそり新調しました
浮力は減りましたが片足1キロくらいは軽くなり、板も短くなったので、これからの時期には使い勝手が良さそう。
これで、石転び沢までの酷道も少しは楽になりそうです。
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