『彩光』と遇った十勝岳
- GPS
- 05:20
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,136m
- 下り
- 1,136m
コースタイム
(登り*3H、下り*2H、計5H)
天候 | 曇り、時々晴れ、山頂部ガス。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
火山礫の多い山。 前十勝岳方面は立ち入り禁止。 火山ガスの臭いはあまりしない。 温泉は吹上温泉や白金温泉がある。 |
写真
感想
今年の秋は北海道も暑いので百名山中最難関と思われる『幌尻岳』を登るために
25日羽田から飛んで11時過ぎには『とよぬか山荘』に到着。
所が前の晩から降り続く雨で第一ゲートまでのシャトルバスは運行中止。沢の渡渉も晴れてから半日から一日は様子見となるとの事。
幌尻山荘から下山予定の人も今日は小屋止とのこと。そして小屋番は今年は
もう閉めて下山したいとのことなので敢え無く今回は『敗退』。
明日はセメテ『十勝岳』に登ろうと富良野へ向かって車を走らす。
美瑛にある美術館『後藤純夫』館で久し振りに日本画を鑑賞。
十勝岳温泉をこの窓口で紹介して貰い、『カミホロ荘』に宿泊。温泉に都合
4回入って時間を潰す。
午前一時頃篠突く雨に気を落とすが3時過ぎ出発の準備をする頃には星が瞬いていた。
26日(水)カミホロ荘を4時40分に出発し、望岳台の5:00に到着。
既に車が5〜6台駐車していた。
登り口に或る、登山ポストに届を出し、5:10AMに登山開始。
30分も登った処で美瑛の街を見下ろすとなんと縦状に虹が出ていた。
後で頂上で会った山口から来た女性から『彩光』と教えてもらう。
火山礫の単調な登りが続く。山頂はガスが掛り、中々見えず。
眺望も余りないので淡々と登り続けると流石活火山の山、大正火口や昭和火口が
大きく口を開けている。
前十勝岳は今も白い噴煙を上げており立ち入り禁止。
幸い、今回は火山ガスの臭いは殆どしなかった。
頂上に8時過ぎに到着。幌尻岳の代りの89座目の百名山登頂。(2077m)
追い抜かれた山口から来た女性に写真を撮ってもらう。
此処から北東に見える美瑛岳の山容が美しい。
この女性は美瑛岳をも登って戻るという。
下山はのんびりと花を探しながら歩く。
途中、登山道を塞いでいた横着な8名のグループや登山道を外れて、直登する
二人連れの『ヤマガール』にあきれながら下ると登山道わきには沢山の
『シラタマノキ』の白い実があった。
紅葉もイマイチで辛うじてミヤマリンドウの花を一輪見つけただけであった。
登山口に10:30下山。
次の目的地である大雪山・旭岳に向かう途中、美瑛で見つけた向日葵畑では
黄色い花と赤い畜舎、そして白い雲と碧い空に北海道らしさを感じる。
9月下旬とは思えない光景に逢えた。
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