槍のついでに御嶽山…って失礼だろ、オイッ


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,030m
- 下り
- 1,037m
コースタイム
1050剣ヶ峰1135→ニの池1237→1240ロープウェイ方面分岐1304→王滝頂上1335→
1357奥の院1405→1513八合目避難小屋1515→1551登山口
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
名古屋○○kmという表示を見ると関東人は遠くまで来たな〜と思います。 松本方面からの場合最終コンビニは木曽福島駅近くの7/11。 但し一度国道から逸れて街中に行くことになるのでもう少し手前で 済ませておいた方が便利。 車中泊は道の駅三岳を利用。 田の原登山口の駐車場は結構広い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
田の原から剣ヶ峰までルートは明瞭。 道もよく整備されていてストックは常時使用可能。 剣ヶ峰から御鉢巡りして戻ってくるルートも明瞭だが危険度はややアップ。 と言ってもボケっとしなければ問題ない。 王滝頂上山荘から奥の院も多少危険だが油断しなければ大丈夫。 いずれにせよ技術に自信のない人や膝に問題を抱える人(=私)は ややこしそうな下りでは素直にクライムダウンがお勧め。 奥の院から九合目に直接降りる分岐は少々分かり難い。 往路ではどこにあるのか分からなかったがちょっと開けて仏像?が 3体並んでいる場所に分岐点あり。 |
写真
感想
槍ヶ岳登頂を終え、松本駅までnyoroさんを送った後
松本市内の「湯の華銭湯 瑞祥松本館」で入浴し翌日のプランを検討しました。
図書館で大量に借りてきた登山地図を見ながら携帯で天気予報をチェックし
長野県内では南部の方が天気が良さそうだということで御嶽山にしました。
元々アクセスが大変そうだとは思っていて他の山行と絡めてじゃないと
難しいので今回が絶好の機会です。
うん、いいじゃないですか。御嶽山は日本のキリマンジャロですから。
と勝手に思っているのですが、どっしりとした山容がそれっぽく見えませんかね?
道の駅三岳まで移動して車中泊。夜は若干雨が降ったようですが
翌朝起きてみるとまずまずの天気でした。
平日ということもあり田の原の駐車場は空いていました。
午後の方が天気が良いという予報なので急ぐ必要もありません。
何故か膝は絶好調ですが足先のマメが痛むのでテーピングでグルグル巻きにしておきます。
《田の原から王滝頂上》
トイレと登山届提出を済ましゆるゆると登ります。
序盤はしばらく平坦ですが1kmほど歩くと山登りらしくなってきます。
しかし急登と言うほどではなく、個人的には好きな傾斜レベルです。
膝もマメも問題なく、腿に多少張りがありますが久しぶりに好調と言える状態でした。
ガスが出ていて展望がないのは残念ですが午後から良くなると言う天気予報を信じ
黙々と登ると王滝頂上に到着。その頃には少し晴れ間が見えるようになっていました。
《王滝頂上から剣ヶ峰へ》
体調は良いので休憩なしで剣ヶ峰に向かいます。一度標高を下げることになりますが
大した標高差ではないので気楽なものです。剣ヶ峰にもお散歩気分で到着。
小屋でスポーツドリンクを購入し2個目のおにぎりを消費しつつ休憩し頂上に登ります。
ガスさえなければ大展望が得られるはずの剣ヶ峰ですが、しばらく待っても
ガスが晴れてくれません。歩いているうちに何とかなるかも知れないので
お鉢巡りに出発します。一度間違えて小屋側に下りてしまいましたが…。
《剣ヶ峰からニの池を周り王滝頂上へ》
元々平日のため人は少なかったのですがお鉢巡りコースに入るとぐっと人が少なくなります。
静かな山歩きを楽しめるのは有難いですね。ただガスはやっぱり晴れてくれません。
ニの池を過ぎ、ロープウェイ方面との分岐のところで休憩しました。
ここはクロマメノキだかウラシマツツジだかの紅葉がキレイでした。
せっかく持ってきたストーブを使い温かい飲み物を飲みゆっくりしました。
その後もゆっくりと静かな山歩きを楽しみ王滝頂上まで戻ってさあどうしよう。
《王滝頂上から奥の院へ》
この期に及んでもまだガスが晴れる期待を捨て切れません。
時間にはまだ余裕がありますし、ただボーっと待っていても仕方ない。
奥の院を目指すことにします。ただこの奥の院へのルートは指導標や
白ペンキの類がほとんどありません。踏み跡は明瞭なので問題ないと
言えば問題ないのですがもうちょっと何とかしてもらえると良いですね。
往路では九合目付近に直接下りる道の分岐を見つけられませんでした。
奥の院自体は私の関心を引くものではありませんでしたが
地獄谷はなかなかの地獄でした。硫黄岳の爆裂火口のふちギリギリまで
行くイメージに近いかな?
帰路あらためて分岐をよく探しながら行くとありましたよ。
神像が並んでいる場所から分岐してました。指導標も白ペンキもないので
やはり見つけ難いですね。特に往路ではかなり厳しいかと。
《未練を残しつつ下山》
九合目に到着してもやはりスカッと晴れてはくれません。
せっかく3000m級の山に来たからには遠くの山まで山座同定などを
楽しみたいものです。未練がありますがヘッデン下山は好ましくないし
下山後の千葉までのドライブを考えると諦めるしかないですね。
《感想》
槍ヶ岳のついでに登ったようなものでしたが、いい山だと思います。
登山道はまずまず整備が行き届いていますし、
傾斜もきつ過ぎずゆる過ぎずで3000mまで到達できる山です。
今回は展望がもう一つでしたが晴れてさえくれれば素晴らしい景色だと
思われます。しかし千葉からは遠すぎますね。当分の間再訪はないでしょう。
前日に続き左膝は絶好調でした。ザムストとロキソニン様々です。
nyoroさんがCWXの効果を実感していたようなのでこれも試して
見たい気がしますが、いかんせんお高うございます。
でも膝のケアにお金をかけるのは私の場合仕方ないですからね。
うん、これは多分買ってしまうことになるでしょう。
拝見させていただきます♪
何を隠そう、うちもお鉢巡りの際、道がよく分からなくて一度小屋の方に下りてしまいました(^_^;)
ちょっと掲示が不親切ですよね〜
そして奥の院まで行かれたんですね♪
うちは剣が峰とお鉢巡りだけで下りてしまったのでうらやましいです。
またゆっくり行ってきたいと思います
神奈川からもめちゃ遠いんですが・・・(^_^;)
こちらにもコメントありがとうございます
御嶽山の方も雨こそ降られませんでしたが
展望はもう一つでした。今まで自分では結構レベルの高い
晴れ男と思っていたのですがパワーが落ちてるのかな
お鉢巡りのコース入口はわかりにくいですよね〜
ホントもう少し親切に示してくれると良いのですが…。
奥の院はどうしても行かなければならないような場所でも
なかったのですが、晴れ間待ちでボーっとしてても仕方ないので
とりあえず行ってみるかと言うことで行ってきました。
奥の院自体は個人的にはどうでもいいものでしたが
地獄谷はなかなかの迫力でしたよ。時間に余裕がある時であれば
行ってみてもいいかと思います。
ただ、神奈川からでもそうですが御嶽山は遠いですよね〜。
本文にも書きましたが一般道で「名古屋○○km」という表示を見ると
関東人は遠くまで来たことを実感させられます
muscatさん、こんにちは!
槍の翌日に御嶽山ですか!!
絶好調ですね
御嶽山単体で行くのを躊躇する気持ちわかります。
僕もいずれはとは思っているんですがなかなか。
御嶽といえば御嶽信仰ですが、白装束で登ってる人とかいませんでした?
10年くらい前に車でロープウェイ駅まで行った時、道路の脇に無数の石仏が立ってるのを見て、この山はただもんじゃないと思いました。
霊山の雰囲気がここまで色濃く残っている山も、今はあまりないのかもしれないですね。立山は観光地化してるし、富士山はいわずもがなですしね。
とりあえず連続山行、無事の下山ヨカッタです!!
またまたこんばんはzawadaさん
無理やり作った4連休だったので有効に使いたいと考え
日帰り単品では来ることのないであろう山として御嶽山にしました。
他の候補は乗鞍岳や木曽駒、八方からの唐松岳などがあったのですが
この日は長野県南部の天気予報が良さそうだったので
思ったほどには晴れてくれなかったのが残念でしたが
雨に降られないだけ良かったかもしれませんね。
私も信仰の山と言うことで白装束の方にお会いできるかと思っていましたが
意外なことに一人も見かけませんでした。
それにしても遠いですよね〜
伊那インターまでで充分遠いのにそこからの一般道もかなりありますから
とてもじゃないけど単品で来る気分にはなりません。
今回強引な休みの取り方をしたので残りの年内の連休は11月末しかありません
しかたないので日帰りの山行を出来るだけ頑張りたいと思います。
テン場ダラダラ&ビールは来年に持越しになりそうです
こんにちは
槍と御嶽山と連続ですか、いいですね〜
nyorotanさんのレコにもコメントしたんですが、今回は忘れ物なかったようでなによりです
連続でいけるなんてまさに「登って治す」が証明されたようなモンですね、よかったよかった
ところで日本のマッターホルンじゃなかった(それは槍
コメントありがとうございます
「登って治す」、多分邪道中の邪道だと思うのですが
何故か私にはこの方式が合っているようです
私の場合軟骨が擦り減ってというタイプの膝痛ではなく
外側の靭帯が高負荷に耐えかねてというタイプのようなので
鍛える方式が合っているのかもしれませんが、とても人様に
お勧めできる方法ではありませんね〜
いずれにしてもまだザムストとロキソニンは手放せません。
>日本のキリマンジャロ 私も同感です
おお〜、ご賛同を得られてよかった
冬になって山頂付近が雪に覆われるともっと雰囲気が似てきますよね。
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