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Yamareco

記録ID: 2306099
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沢登り
尾瀬・奥利根

【過去レコ】袖沢支流北沢〜丸山岳〜メルガ股沢

2009年08月14日(金) 〜 2009年08月16日(日)
 - 拍手
山人 その他1人
GPS
56:00
距離
26.2km
登り
1,538m
下り
1,540m

コースタイム

1日目
山行
2:00
休憩
0:20
合計
2:20
9:30
120
奥只見ダム
11:30
11:50
0
北沢出合
9:30
幕営地
2日目
山行
7:08
休憩
0:00
合計
7:08
6:55
266
幕営地
11:21
0:00
137
奥の二俣
13:38
0:00
25
稜線
14:03
14:03
0
14:03
幕営地
3日目
山行
6:40
休憩
1:10
合計
7:50
6:05
105
幕営地
7:50
9:00
90
三角点沢
10:30
10:30
97
袖沢乗越
12:07
12:07
108
袖沢出合
13:55
奥只見ダム
天候 8/14 晴れのち曇り
8/15 晴れときどき曇り
8/16 晴れ(夕立あり)
過去天気図(気象庁) 2009年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き 東京駅-(JR)-浦佐駅-(バス)-奥只見ダム
帰り 奥只見ダム-(渡船)-銀山平-(バス)-浦沢駅-(JR)-東京駅
この時期最初の関門は林道歩き
蜂の巣を突いたようにたかってくるメジロ虻。
防虫ネット(ジャケット)がないと発狂しそう
2009年08月14日 11:25撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
2
8/14 11:25
この時期最初の関門は林道歩き
蜂の巣を突いたようにたかってくるメジロ虻。
防虫ネット(ジャケット)がないと発狂しそう
北沢出合
思ったよりも貧弱な流れ
2009年08月14日 11:34撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/14 11:34
北沢出合
思ったよりも貧弱な流れ
ちょっとしたゴルジュ
2009年08月14日 12:43撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/14 12:43
ちょっとしたゴルジュ
本日一番の大滝
2009年08月14日 13:13撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/14 13:13
本日一番の大滝
さすが豪雪地帯
スノーブロックが残っていた
2009年08月14日 14:11撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/14 14:11
さすが豪雪地帯
スノーブロックが残っていた
この滝が見える所で泊まった
2009年08月14日 15:28撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
1
8/14 15:28
この滝が見える所で泊まった
2日目は滝の連続
2009年08月15日 07:23撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
1
8/15 7:23
2日目は滝の連続
滝右岸にある溝状部分を荷揚げして空身で登った・・・
と思うがはっきり言って忘れた
2009年08月15日 08:23撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/15 8:23
滝右岸にある溝状部分を荷揚げして空身で登った・・・
と思うがはっきり言って忘れた
水流を浴びて登った
2009年08月15日 08:39撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/15 8:39
水流を浴びて登った
快適に登れた
2009年08月15日 09:41撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
1
8/15 9:41
快適に登れた
数え切れないほど滝を越えていく
2009年08月15日 11:06撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/15 11:06
数え切れないほど滝を越えていく
ひとときの安らぎ
すぐ先が奥の二俣
2009年08月15日 11:18撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/15 11:18
ひとときの安らぎ
すぐ先が奥の二俣
稜線に上がった
2009年08月15日 13:38撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/15 13:38
稜線に上がった
丸山岳の草原目指して藪こぎ
2009年08月15日 13:40撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/15 13:40
丸山岳の草原目指して藪こぎ
草原に出た
2009年08月15日 13:44撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/15 13:44
草原に出た
お盆なのにメジロのせい(お陰?)でこの素晴らしい空間を二人占め
2009年08月15日 13:46撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
1
8/15 13:46
お盆なのにメジロのせい(お陰?)でこの素晴らしい空間を二人占め
かわいい池二つ
2009年08月15日 13:50撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
1
8/15 13:50
かわいい池二つ
丸山岳山頂に着いた
2009年08月15日 14:03撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/15 14:03
丸山岳山頂に着いた
整備したような形の池
2009年08月15日 14:23撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/15 14:23
整備したような形の池
メルガ股沢目指して藪こぎ開始
2009年08月15日 15:10撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
1
8/15 15:10
メルガ股沢目指して藪こぎ開始
いくつかかかる滝を下降
2009年08月15日 16:23撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/15 16:23
いくつかかかる滝を下降
なんとか泊まれる場所を見つけた
2009年08月15日 18:12撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/15 18:12
なんとか泊まれる場所を見つけた
袖沢乗越への沢
2009年08月16日 09:36撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/16 9:36
袖沢乗越への沢
袖沢本流
渡渉してメジロ地獄の林道歩き後奥只見ダム
2009年08月16日 12:09撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
8/16 12:09
袖沢本流
渡渉してメジロ地獄の林道歩き後奥只見ダム

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 行動食 飲料 トポ コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 保険証 時計 タオル ツェルト ナイフ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ディッセンダー ハンマーバイル 渓流シューズ シュラフ シュラフカバー 防虫ネット
共同装備
調味料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図(地形図) 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 カメラ テントマット タープ カヤライズ GPS ロープ ロープスリング カム アングルハーケン
備考 メジロ虻大発生の時期なので、防虫ネットしかもジャケット形がないと敗退だったと思う。

感想

奥只見周辺は、2011年の水害で変貌してしまった。
山行当日は天気にも恵まれ、水害前に行けたのは大変幸運だった。

8/14
袖沢林道の歩きは、暑いのはもちろんだがメジロ虻の最発生期だったので、防虫ネット(ジャケット)を着ていても憂鬱だった。

袖沢も北沢も水がとてもきれいだっだ。
V字谷状となっているところには、小さなスノーブロックが残っていたりして、豪雪地帯の沢に感心した。

途中、モコモコさんの缶チューハイに穴が空いて漏れてしまったので、残りを飲み干して遡行を続けたところ酔いが回ってしまった。
遡行を続けるのは危険と判断し、泊まれるところがあったら行動を終了することにした。

3条6m滝手前で幕営したが、日が陰るまでアブに纏わりつかれた。
蚊も多かったので、重くなるがカヤライズにして正解だった。

8/15
翌日朝は天気がよく、冷え込んで少し曇り気味となったので、少し肌寒い。
そのおかげか、アブがほとんどいないので防虫ネットはしないで出発できた。

最初の二俣は右に入った。
左俣に入っても滝は続き、巻いたり水流を浴びて直登したりして次々と越えていった。
標高1440mの奥の二俣は左に入った。
さらに上の二俣は右俣に入った。右俣かかる8m滝は右を巻いた。この巻でブルーベリーのような木の実(クロマメの木かな?)を収穫できた。

滝上は一気に沢は小さくなり、どんどん小滝をかけて高度をあげていく。
水流の多い方へと進んでいくと、急な草付きお花畑のなかに沢が窪となっているところまで詰めたところで、右上の灌木を手がかりにして藪まで登り、急な藪こぎを30分ほどすると稜線にでた。
稜線から丸山岳方面に進むとすぐに、大幽沢東ノ沢からの踏み跡が見つかった。

踏み跡ははっきりしており、丸山岳手前の小ピークに到着。とてもきれいな草原のピークだ。
丸山岳との鞍部が少し藪で踏み跡がうすくなっているものの、山頂までしっかりと踏み跡がついていた。

丸山岳山頂には三角点があり、小さなかわいい地塘が2つあった。トンボが産卵していた。
山頂はとてものどかで、昨日はアブでブンブン鬱陶しかったが、今日はアブとは違ってかわいいハチ君がにぎやかだ。いつまでも居たくなる素敵なところだった。

メルガ股沢へは尾根をはずさないよう慎重に進んで、メルガ股沢を確認してから一気に沢床へと下降して窪に入った。
しばらく水のない窪をどんどん下降していく。
水がでてきてからしばらくも滝は皆無で下りやすい。

思ったよりも下降に時間がかかった。
標高1100mあたりに整地すれば何とかなりそうな場所を見つけ、もう少し降りようかと思ったが、明日早起きをすることにして泊まることに決めた。

薪を集めて、昨日よりはましだが、やはりうるさいアブをやっつけながら焚き火をつけ、楽しい夜を過ごすことができた。

8/16
メルガ股沢は、大きな滝や支流もないのでなかなか現在地がつかめない。
標高を下げるにつれて晴れて気温が上がり、アブがうるさくまとわりつくようになったので防虫ネットをかぶった。

袖沢乗越への沢は、5mの滝をかけて左岸から入る。赤布がありわかりやすかった。
結構人が入るのか、乗越まで踏み跡がしっかりついてたり、枝沢に入り込まないように木の枝で印がついていたりして迷うことがなかった。

袖沢へ下降に使った沢は倒木があったり、ガラガラしていてメルガ股沢源流部よりずっと下りにくく、やっと袖沢に出たときは、ほっとした。
出合付近の袖沢はきれいなところだった。

袖沢を渡渉して林道へ上がり、ダムへと向かった。
初日同様、暑さとメジロ攻撃に耐えながらやっと駐車場に到着。

着替えた後、船までのわずかな時間を利用して、食堂でそばとビールを味わった。
銀山平までの船旅を楽しんで、これまたバスの乗りかえまでのわずかな時間で汗を流してからバスに乗り込んだ。
途中枝折峠では土砂降りの雨となり、行動中に降られなくてよかった。

遡行適期が長いせいか、盛夏はアブを避けて入らないのか誰にも会わず静かな沢旅を楽しむことができた。

2019年の奥只見ダム周辺の交通状況を調べたところ、奥只見ダム−銀山平間の渡船定期運行はなくなってしまったらしい。
この周辺の楽しみがまた一つ減ってしまった。










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