八幡平〜岩手山縦走(過去レコ)
- GPS
- 24:57
- 距離
- 41.1km
- 登り
- 1,963m
- 下り
- 2,980m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 9:39
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 9:23
天候 | 曇り、晴れ、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
通常の縦走路に付き、道標完備、特別に危険な所は無いが、七滝ル-トを下山する際は、大地獄谷のザレ場で滑らないように注意が必要。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒具
シュラフ
マット
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
保険証
携帯
時計
カメラ
ストック
スパッツ
食器
|
---|---|
共同装備 |
ファーストエイドキット
バーナ−
コッフェル
食料
飲料水
|
感想
2018年09月22日 八幡平レストハウス〜凌雲荘
●11時前に八幡平レストハウスへ到着。少し下の松尾鉱山資料館まで10分程バスに乗車。ここでSRさん、OMさんと合流し、12時過ぎに八幡平レストハウス行きのバスに乗ります。八幡平レストハウスで先着していたFAさんと合流。これで全員揃いました。昼食後本日の避難小屋、凌雲荘に向かいます。今日は3連休の初日で凌雲層は既に1階は10人程のパ-ティ-が占領していますので、我々は2階です。その後数人が入ってきて小屋はほぼ満員です。
09月23日 八幡平〜三ツ石山荘
●朝焼けで朝焼けで雲は黄金色に輝いており、今日は晴れか!との期待もむなしく八幡平山頂に立ち寄った頃周囲はガスに覆われて今にも降り出しそうです。
●八幡平レストハウス迄戻り、八幡平樹海ラインを籐七温泉方向に少し下ると案内板が有り、裏岩手縦走コ-スの入口。相変わらずのガスの中を進むと畚岳への分岐点、折角ですから全く展望は有りませんが寄っていきます。
●諸桧岳を越えて石沼当たりから時々上空に青空が現れだしガスも徐々に薄れて、嶮岨森に着く頃は岩手山の山頂はガスに覆われている以外はこれから歩く稜線も大深山荘も見通せる程になって、大深山荘に着く頃にはすっかり晴れ上がって、彩雲も見られるほどに成って来ました。大深山荘は昨夜泊まった凌雲荘よりこじんまりした避難小屋で、此処で今夜の水を汲む為に昼食を兼ねた大休止です。
●給水でずっしりと重くなったザックを背負って大深山へ登り切ると岩手山から三ツ石山・小畚山への大展望です。大深山荘までの稜線はまだ所々の紅葉でしたが、此処から見える小畚・三ツ石山の稜線は紅葉真っ盛りです。一旦下り同じ程紅葉とハイマツの道を登り返せば小畚山の山頂に到着です。
●三ツ石山までは三ツ石山の三角点標点を通る緩やかな展望の良い紅葉の道で、紅葉を愛でながら歩き巨岩の有る山頂分岐に到着。
●我々も三ツ石山荘へと下ります。湿原の中に有る山荘は先着者が6名程で我々は全員2階に陣取ります。毛布も有り清潔で宿泊者も20名程でゆったりと快適な小屋です。
09月24日 三ツ石山荘〜岩手山(不動平避難小屋)
●今日も周囲はガスで何も見えません。所々道端に咲いているリンドウを見ながらモクモクと歩き、網張温泉からの道と出会う犬倉山分岐に到着。網張温泉からの登山者が次々と追い越していきます。
●此処の水場は少し下った沢に有り、水量も多く枯れる心配は無いようです。樹林帯を抜けて姥倉山分岐への登り辺りからガスが徐々に上がって来て、周囲が見える様になって来ました。
●姥倉山〜黒倉山へ大地獄付近は火山活動注意との事で、黒倉山の頂上直下には荒れ果てた大地獄を見下ろすように監視カメラが設置されていますが、反対側の斜面は紅葉真っ盛りです。
●黒倉山からは切通まで一旦下って、いよいよ鬼ケ城の登りにかかります。所々岩場の有る登りが有りますが、しっかりとした手掛かりが有り、雨天、風の強い時以外は問題なく通過できます。右手は紅葉の斜面ですが左手は火口壁の断崖で明日の下山ル−トが遥か下に眺められます。御神坂の道と出会うと直ぐに下りとなり不動平避難小屋に到着。
●日帰りの方が休憩されていましたが、直ぐに下山されて小屋は我々だけの貸し切り状態です。小屋でコ-ヒ-タイム後お鉢巡りに出発。時計回りに巡りますが、火口の巡回路に登るのに細かな火山礫はまるで柔らかい雪渓を登るようにズルズルと滑って登りにくい、おまけに風が強くなって吹き飛ばされそうです。岩手山山頂到着は2時半過ぎで我々だけです。天候は薄っすら陽がさす程度で時折強風に飛ばされたガスで視界が無くなることが有りますが、下界は見渡せます。
●八幡平方面は生憎ガスの中。風に飛ばされる様に山頂を後に後半のお鉢巡りに掛かりますが避難小屋に着く頃山頂はすっかりガスの中でした。藤田さんと8合目避難小屋まで水汲みに下りますが、日曜日で避難小屋は締まったままで、人の気配は有りません。強風の中早々に水を汲んで戻りました。今夜は我々の他に新潟から来られたと言う2人連れだけで、毛布も有り快適です。夜半頃より叩きつけるように雨が降り出しました。
09月25日 不動平避難小屋〜八幡平マウンテンホテル
●今朝は天気予報通りの雨ですが、此処は風の通り道で風は強く吹いていますが、雨はそれほどではなく一安心です。雨の装備で出発。
樹林帯に入ると風も無くなり、お花畑の木道まで下りて来ると小雨程度になり鬼ケ城の崖と紅葉が薄っすらと望める様になります。
●此処からは大地獄谷沿いの歩きにくい道です。大地獄谷分岐から見上げると、昨日の黒倉山はすぐそこです。此処からの下りはザラザラの火山礫の下りでロ-プも設置されている所も有り、本日最も気を付けなければならない所ですが全員慎重に下り、もう一か所の心配していた大地獄谷の渡渉点は幸い水量も増えておらず簡単に渡渉。
●その後はぬかるみで歩きにくい所も有りましたが、一服峠まで下るとブナ林が広がっており紅葉であれば素晴らしい道になると思われます。途中でキノコを採りながら登ってくるパーティ-に出会いましたが、晴れていれば三石山との事。七滝登山口からは県民の森に沿って歩きますが雨に煙る岩手山が望める所で最後の1枚を撮影後八幡平マウンテンホテルに到着。
●ホテル前に駐車した車から下山後の衣類を取り出し11時からの風呂に入りさっぱりした後、ここで解散。初日と最終日は雨でしたが2日目の好天で紅葉と絶景でまずは満足です。私は明日好天予報に付き仙台までKYさん、SMさん、YKさんを送ってから月山に向かいます。
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