白滝谷へリトライ!(ついでに比良山系南部縦走)


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,316m
- 下り
- 1,292m
コースタイム
0850 三ノ滝
0925 入渓地点
1000 クルミ谷出合(布ヶ滝へピストン)
1200 夫婦滝(沢遡上終了)
1300 蓬莱山 1340
1350 打見山
1435 比良岳
1500 鳥谷山(カラトヤマ)
1550 堂満岳 1600
1620 金糞峠
1655 大橋
1800 牛コバ
1835 駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【水量】 前回(9/15)よりも水量が30cmほど多かったです。 前回はひざ下辺り→今回太もも〜お尻下辺りまで浸かりました。 【水の冷たさ】 入った瞬間冷たいかな?と感じましたが、今日は比較的暖かかったので(沢以外では汗だらだらだった)歩いていたら寒さを感じることはありませんでした。ただ写真を立て続けに取っているとだんだん冷えてくるので、ハヨ行こっ!って感じです。 【ヒル情報】 なし 【危険箇所】 ・クルミ谷出合いからすぐの滝は前回は水量のある箇所を直答できましたが、 今回は水量が多いために出来ず、右から巻き気味にこなしました。 ・白滝の高巻き たぶん上る箇所がだいぶ手前からだったからだろうと思いますが、白滝の高巻きは傾斜がきつく、浮石多くけっこう緊張感あり、怖かったです。 沢への降り口で踏み跡に入ってからは樹木や木の根などをつかんで安心して行けました。 ・最後の方で、狭い廊下状になりCS滝2段5mの滝は、直答を試みようとしましたが、足場がぬめり、右から小さく巻きました。 ・その連続では右側をヘツリましたが、なかなか手応えのある箇所でした。(汗) ・夫婦滝手前の2段2条18mは、直答しようと試みましたが予想外に足場がヌメリ、諦めて岩場の右から上りました。 【装備】 長めのシュリンゲ(2m弱)1本のみでいけました。 途中10m位のザイルがあればもう少し安心だったかとも思います。 でも滝の直登では基本的に支点が取れるところが少ないので、使えても高巻きや岩場のちょっとした下り、あと廊下状の箇所で樹林帯が真横に出てきているような所かな?と思いました。もちろん、パーティを組んでいるのなら別ですが。 【全体的印象】 ガイドブック(※)によると初心者向け1級となっていましたが、私にはそこそこスリル感がありました。結果的には、まあやれんことない程度でしたが、この調子だと、一人でやるのはやはり1級止まりかな...?と思います。 ※ガイドブックは山と渓谷社「関西起点沢登りルート100」を参考にしています。 |
写真
中央の凹角に辿り着くべく、右からの斜め気味のバンドに取り付く。がヌメヌメ過ぎ。
上からシャワーを浴び、上半身びしょびしょ♪
→こりゃだめだ。
右端へ逃げる(何でもない登り)
感想
前回、時間不足だった白滝谷。
今日は朝一から順調に車を飛ばしてリトライです。
が、水量が、、、多い。。。
難易度がUPしてるんじゃ?
大丈夫かな?とも思いつつ、
楽な気持ちで、行けるところまで行こうっ!
前回まで歩んだ地点、クルミ谷出合までは難なく通過。
さあ、ここからが問題。。。
行けるかどうかちょっと心配でしたが、
まあ、時間もあるし行けるところまでいってみよう!の気持ちで
少しずつ様子見で足を踏み入れる。
すぐさま白滝。核心部の一つ。
高巻きがやっぱり難しい。
どっから上がり、どこに着地点を踏むか。
地形図からは尾根が張り出しているのが判る。
滝の高さと見比べながら、おおよその見当を付けて歩を進めると
踏み跡発見!
けど傾斜がやはり急だ。ズルッと行くと下まで落ちそう。。
一歩一歩を慎重に慎重に。。。
ようやく下まで降りてきた。
がスタンスが遠く、シュリンゲを出して木に絡め、安全めに下った。
次々現れる美しい景観に魅了されながら前に進む。
やっぱ、ナメってキレイだな〜と実感。
特に、落ち葉の間をくぐるように音なく水が流れるの姿が気に入った。
廊下状になった箇所も苦戦しながら何とか通過。
2段2条18mは凹角を行くと思いきや、
後から本で振り返ると凸角の間違いだった。(笑)
おかげで上半身からびしょ濡れじゃん!
でもいい経験。自分でしっかり岩と対話をしないとネ。。。
ここを過ぎるとすぐ最後の滝、夫婦滝が現れる。
ここは直答せず右から出る一般道へ。。
あ〜、終わった〜!無事達成できました〜!
充実感が溢れる瞬間だった。
でもこのコース、けっこう高巻きは緊張したし、
へつりはそこそこ難しかったし。
やっぱ沢の初心者級は、レベルが高いな〜と感心した。
でも他の1級クラスから自分レベルでこれからも楽しんでいくゾ。
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沢登り終わってから、今日はまだ時間十分あるし、
濡れた服を乾かすがてら山頂でも目指すか、と思って尾根歩き。
蓬莱山山頂で昼飯食べてから、起点の駐車場に帰る時間が許すまで
縦走路を歩いて帰ることに決定。
歩いてみると、ここのコースタイムは何だか余裕の設定をしている模様。
スタコラ歩いて堂満岳まで足をのばせた。
琵琶湖を見ながらの尾根歩き。。。
比良山の醍醐味に十分に魅了されて、山を後にした。
久々に納得の一日間だった。
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