常念岳〜蝶ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 2,108m
- 下り
- 1,846m
コースタイム
10/7 蝶ヶ岳6:43-8:45徳沢9:00-明神9:38-上高地10:20
天候 | 10/7 霧、午前中稜線で晴間あり、夕方雨 10/8 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・一ノ沢→常念小屋 道中案内表示もしっかりしていてよく整備された登山道。 一番の急勾配となる胸突八丁は木材で階段がつくられているので登りやすい ・常念小屋→常念岳 上部はアルプスらしい岩場となる、 ルート上の岩は安定しているがルートを外れると浮石がある。 途中紛らわしくて間違えている人がいるのでついていかないように ・常念岳→蝶ヶ岳 常念側は岩場で蝶側は樹林帯となる。 整備された歩きやすい登山道だが途中二度の大きなピークを越えるので体力には余裕をもって ・蝶ヶ岳→徳沢 よく整備された樹林帯、歩きやすい |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
夏の登山は雨に祟られて満足のいくものではなかった。
だから、秋に時間をつくって再びこの山域にやってきた。
前評判の高い紅葉で混雑の予想された涸沢ではなく、その涸沢を見下ろす常念の稜線へ。
東京発のバスは未明に一ノ沢に到着。
身支度を整えて暗い中の出発、ほどなくして空が白んでくる。
霧の中の上り道は常に沢沿いを歩き心地よい、途中すれ違う下山者から上の天気が良い事を聞き、それを楽しみに稜線へ。
予定より早い常念小屋への到着、期待通り稜線からは青空が見えた。
少しの休憩のあと常念岳へのアタック、しかし登りはじめてしばらくして霧の中。
思った以上に苦労した常念岳、山頂からの眺望は全くなし。
食事休憩のあと蝶ヶ岳への縦走路へ・・・
私はこれまで雷鳥とめぐりあった事は無かったのだが
常念岳から下り始めてすぐに二羽の雷鳥に出会った、内一羽は実に丸々と太った雷鳥。
どちらも少しだけ白い冬毛に変わりつつあった。
暫く雷鳥に足を止めた。
常念岳から蝶ヶ岳の蝶槍までは2つの無名のピークがある。
昭文社の地図に書かれたコースタイムだと30分、80分常念岳側からそれぞれのピークまで時間がかかるそうだが
実際は80分、30分だったので初めのピークを知らずに通り過ぎてしまったと勘違いしてしまった。
随分早く蝶槍に着いたのかと思った場所が二つ目のピークで真実に気付いた時にちょっと疲れた。
感覚としてはやっとの思いでたどり着いた蝶槍。
そこからはなだらかな道、三角点に寄り道したりのんびりと蝶ヶ岳ヒュッテへむかっていたら・・・ゴソゴソと再び雷鳥。しかも集団で6羽。
この日やっとめぐり合えた雷鳥、いきなり計8羽出会えるとは。
もっと分散して欲しい。
蝶ヶ岳ヒュッテに到着、ランチタイムは終わっていたので宿泊手続き後はカフェオレを注文して行動食を少し食べて夕食を待った。
待っている間も夕食後も天候は霧から雨に悪化しただけだったので大人しく就寝。
目が覚めたのが翌2時、外に出たら満天の星空。
カメラ機材一式を取り出して外で撮影、そのまま朝を迎えた。
やっと星空の撮影もでき、蝶ヶ岳からの槍穂の眺めを堪能でき
夏の不運を挽回する山行になった。
予定以上に蝶ヶ岳で長居したあと徳沢への下山そして上高地。
長居したいほど心地よい上高地だったが
涸沢からの下山者でバスターミナルが混雑する前に出発した。
山登りとしては比較的手軽だったけれど暫く登れていなかったので程よい疲労感だった。
なにより期待した景色を堪能できた事が嬉しかった。
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