記録ID: 2323773
全員に公開
ハイキング
中国
岡山市 龍泉寺〜大崎八十八箇所〜八幡神社 石仏in古墳＆初夏の生物
2020年05月01日(金) [日帰り]
岡山県
Machapuchare
その他1人
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:05
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 265m
- 下り
- 251m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:26
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 4:03
距離 8.4km
登り 265m
下り 265m
8:44
7分
龍泉寺駐車場
8:51
8:56
2分
サギソウ湿地
8:58
9:08
9分
龍王池
9:17
9:22
3分
こい岩湿地
9:25
6分
上こい岩湿地
9:31
18分
龍王池（2回目）
9:49
5分
大崎八十八箇所44番
9:54
9:57
3分
山上大権現石仏群＆妙見山頂上
10:00
10:02
23分
山上堂
10:25
8分
大崎八十八箇所80番＆大崎63号墳
10:33
1分
大崎八十八箇所86番大師堂
10:34
10:40
6分
大崎八十八箇所88番（含遍路道＆行者道分岐）
10:46
34分
大崎八十八箇所1番
11:20
14分
大崎廃寺跡文英石仏
11:34
11:40
16分
八幡神社
11:56
4分
大崎八十八箇所1番（2回目）
12:00
37分
大崎八十八箇所遍路道＆行者道分岐
12:37
10分
三上山頂上
12:47
龍泉寺駐車場
史跡や旬の動植物観察などを楽しむコース
歩行距離8km、歩行時間3時間30分、歩行数13,700歩、消費カロリー1,970Kcal
歩行距離8km、歩行時間3時間30分、歩行数13,700歩、消費カロリー1,970Kcal
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
また、88番石仏＜写真59＞の西に駐車場と書かれたスペースがあり3台程駐車可能ですが、正和池＜写真60＞と妙見上池＜写真62＞との間の道は狭い土道なので、ぬかるんでいるときは要注意です。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
龍泉寺境内と「大崎八十八箇所」、八幡神社周辺は土道です。よく整備されていますが、「大崎八十八箇所」は少し急で滑りやすい箇所もあるので、落ち葉の時季の下りは要注意です。 |
| その他周辺情報 | 今回のコースの東に日本三大稲荷の一つと言われる最上（さいじょう）稲荷があります。正式名称は最上稲荷山妙教寺で、明治の神仏分離令の際、特別に神仏習合の祭祀形態が許された仏教の流れを汲む貴重な稲荷です。そのため、お寺でありながら高さ27メートルの鳥居＜写真81＞をそなえ、神宮形式の本殿（霊光殿）があるなど神仏習合時代の形態を数多く残しています。 |
写真
01コデマリ細い枝や葉が見えなくなるほど白い多数の花を咲かせ、枝垂れる姿が綺麗でした。一つ一つの花はユキヤナギによく似ていますが、球状にまとまって咲き、花期が遅いので間違えることはないでしょう。
01コデマリ
細い枝や葉が見えなくなるほど白い多数の花を咲かせ、枝垂れる姿が綺麗でした。一つ一つの花はユキヤナギによく似ていますが、球状にまとまって咲き、花期が遅いので間違えることはないでしょう。
細い枝や葉が見えなくなるほど白い多数の花を咲かせ、枝垂れる姿が綺麗でした。一つ一つの花はユキヤナギによく似ていますが、球状にまとまって咲き、花期が遅いので間違えることはないでしょう。
02サヤエンドウの花
品種により白花と紅花があります。じっくりと見ると美しい花です。
品種により白花と紅花があります。じっくりと見ると美しい花です。
03コバノミツバツツジ
サギソウ湿地の入口付近の他、境内の道沿いや「大崎八十八箇所」などでもまだ綺麗に咲き残っていました。
サギソウ湿地の入口付近の他、境内の道沿いや「大崎八十八箇所」などでもまだ綺麗に咲き残っていました。
04シオヤトンボ♀サギソウ湿地の木道にいました。よく似たシオカラトンボやオオシオカラトンボよりも羽化が早く、夏には見られなくなります。シオカラトンボは腹部の先端から3cm程が黒く、オオシオカラトンボは翅の付け根周辺がこげ茶色です。日本最小のハッチョウトンボは今月半ば以降でしょうか。
2
04シオヤトンボ♀
サギソウ湿地の木道にいました。よく似たシオカラトンボやオオシオカラトンボよりも羽化が早く、夏には見られなくなります。シオカラトンボは腹部の先端から3cm程が黒く、オオシオカラトンボは翅の付け根周辺がこげ茶色です。日本最小のハッチョウトンボは今月半ば以降でしょうか。
サギソウ湿地の木道にいました。よく似たシオカラトンボやオオシオカラトンボよりも羽化が早く、夏には見られなくなります。シオカラトンボは腹部の先端から3cm程が黒く、オオシオカラトンボは翅の付け根周辺がこげ茶色です。日本最小のハッチョウトンボは今月半ば以降でしょうか。
05コバノガマズミガマズミより葉が尖り気味で小さく、ビロードのような手触りです。また、ガマズミの花が5月になってから咲くのに対し、コバノガマズミは4月から咲いています。龍泉寺境内や「大崎八十八箇所」で何度も見かけました。
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05コバノガマズミ
ガマズミより葉が尖り気味で小さく、ビロードのような手触りです。また、ガマズミの花が5月になってから咲くのに対し、コバノガマズミは4月から咲いています。龍泉寺境内や「大崎八十八箇所」で何度も見かけました。
ガマズミより葉が尖り気味で小さく、ビロードのような手触りです。また、ガマズミの花が5月になってから咲くのに対し、コバノガマズミは4月から咲いています。龍泉寺境内や「大崎八十八箇所」で何度も見かけました。
06八大龍王大宝塔4月19日(日）に、八大龍王様のご神体である龍王池の湖畔に建つ八大龍王大宝塔の前で、八大龍王祭が行われました。祭主は新型コロナウイルスに感染された方々の完治とウイルスの撲滅を、水の神・生命の神である八大龍王様に祈願しました。
06八大龍王大宝塔
4月19日(日）に、八大龍王様のご神体である龍王池の湖畔に建つ八大龍王大宝塔の前で、八大龍王祭が行われました。祭主は新型コロナウイルスに感染された方々の完治とウイルスの撲滅を、水の神・生命の神である八大龍王様に祈願しました。
4月19日(日）に、八大龍王様のご神体である龍王池の湖畔に建つ八大龍王大宝塔の前で、八大龍王祭が行われました。祭主は新型コロナウイルスに感染された方々の完治とウイルスの撲滅を、水の神・生命の神である八大龍王様に祈願しました。
07お魚くわえたカイツブリ飛ぶかと思ったら水面上を走っただけ。しかも、せっかくゲットした餌もポトン(-_-;)確かに、小さなカイツブリには大き過ぎる魚でした。詳細は動画で紹介しています。
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07お魚くわえたカイツブリ
飛ぶかと思ったら水面上を走っただけ。しかも、せっかくゲットした餌もポトン(-_-;)確かに、小さなカイツブリには大き過ぎる魚でした。詳細は動画で紹介しています。
飛ぶかと思ったら水面上を走っただけ。しかも、せっかくゲットした餌もポトン(-_-;)確かに、小さなカイツブリには大き過ぎる魚でした。詳細は動画で紹介しています。
08カルガモ他のカモはこの時期ほとんど渡りをしますが、カルガモは春夏もいて普通に繁殖します。我が家の近所の田んぼに棲みつき、勝手にカルガモ農法をやっています。尾羽を左右に振ってご機嫌な様子を動画に撮りました。
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08カルガモ
他のカモはこの時期ほとんど渡りをしますが、カルガモは春夏もいて普通に繁殖します。我が家の近所の田んぼに棲みつき、勝手にカルガモ農法をやっています。尾羽を左右に振ってご機嫌な様子を動画に撮りました。
他のカモはこの時期ほとんど渡りをしますが、カルガモは春夏もいて普通に繁殖します。我が家の近所の田んぼに棲みつき、勝手にカルガモ農法をやっています。尾羽を左右に振ってご機嫌な様子を動画に撮りました。
09飛翔するカルガモ
我々をかなり警戒しているようでした。龍王池を動画に撮っていると、ウグイスなどの鳴き声がよく聞こえていました。
我々をかなり警戒しているようでした。龍王池を動画に撮っていると、ウグイスなどの鳴き声がよく聞こえていました。
10身代り地蔵のお社鎌倉時代から地蔵が信者の欲する力をもった人間となって現れたり、危難を被りそうになった信者の身代りになってくれるといった身代り地蔵の信仰へと発展しました。身代り地蔵300年祭（昭和58年）に、現在のお社と地蔵尊を奉納しました。
10身代り地蔵のお社
鎌倉時代から地蔵が信者の欲する力をもった人間となって現れたり、危難を被りそうになった信者の身代りになってくれるといった身代り地蔵の信仰へと発展しました。身代り地蔵300年祭（昭和58年）に、現在のお社と地蔵尊を奉納しました。
鎌倉時代から地蔵が信者の欲する力をもった人間となって現れたり、危難を被りそうになった信者の身代りになってくれるといった身代り地蔵の信仰へと発展しました。身代り地蔵300年祭（昭和58年）に、現在のお社と地蔵尊を奉納しました。
11鯉岩
お社＜写真10＞の裏から見下ろしてみました。鯉に見えるとしましょう(´・ω・`)前の細道は江戸時代の旧道です。
お社＜写真10＞の裏から見下ろしてみました。鯉に見えるとしましょう(´・ω・`)前の細道は江戸時代の旧道です。
14シオヤトンボ♂こい岩湿地の木道にいました。オスはほぼ体全体が白い粉をふいたような空色をしています。メス＜写真04＞同様、シオカラトンボは腹部の先端から3cm程が黒く、オオシオカラトンボは翅の付け根周辺がこげ茶色なので見分けられます。この南東側の木道の上から、メスの産卵シーンを動画に撮りました。
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14シオヤトンボ♂
こい岩湿地の木道にいました。オスはほぼ体全体が白い粉をふいたような空色をしています。メス＜写真04＞同様、シオカラトンボは腹部の先端から3cm程が黒く、オオシオカラトンボは翅の付け根周辺がこげ茶色なので見分けられます。この南東側の木道の上から、メスの産卵シーンを動画に撮りました。
こい岩湿地の木道にいました。オスはほぼ体全体が白い粉をふいたような空色をしています。メス＜写真04＞同様、シオカラトンボは腹部の先端から3cm程が黒く、オオシオカラトンボは翅の付け根周辺がこげ茶色なので見分けられます。この南東側の木道の上から、メスの産卵シーンを動画に撮りました。
15ハナニガナ花期は5月から7月です。ニガナに比べて密に花をつけ、舌状花も多く華やかです。土道に戻り、遊歩道がなく立ち入り禁止の上こい岩湿地で引き返しました。
15ハナニガナ
花期は5月から7月です。ニガナに比べて密に花をつけ、舌状花も多く華やかです。土道に戻り、遊歩道がなく立ち入り禁止の上こい岩湿地で引き返しました。
花期は5月から7月です。ニガナに比べて密に花をつけ、舌状花も多く華やかです。土道に戻り、遊歩道がなく立ち入り禁止の上こい岩湿地で引き返しました。
16六道地蔵
地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六道すべての衆生を救済してくださるお地蔵様です。これだけおられたら必ず救われるような気がします。
地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六道すべての衆生を救済してくださるお地蔵様です。これだけおられたら必ず救われるような気がします。
17波切不動明王空海が唐の留学から帰国中、嵐に見舞われ、一刀三礼（彫るたびに三回礼をするくらいに敬虔な気持ちで彫ること）で恵果阿闍梨からもらった霊木に不動明王を彫り上げます。すると、不動明王像から火が放たれ、剣で嵐の荒波を切り、無事に日本に帰国できました。空海が彫った不動像は高野山の波切不動尊南院に安置（秘蔵）されています。
17波切不動明王
空海が唐の留学から帰国中、嵐に見舞われ、一刀三礼（彫るたびに三回礼をするくらいに敬虔な気持ちで彫ること）で恵果阿闍梨からもらった霊木に不動明王を彫り上げます。すると、不動明王像から火が放たれ、剣で嵐の荒波を切り、無事に日本に帰国できました。空海が彫った不動像は高野山の波切不動尊南院に安置（秘蔵）されています。
空海が唐の留学から帰国中、嵐に見舞われ、一刀三礼（彫るたびに三回礼をするくらいに敬虔な気持ちで彫ること）で恵果阿闍梨からもらった霊木に不動明王を彫り上げます。すると、不動明王像から火が放たれ、剣で嵐の荒波を切り、無事に日本に帰国できました。空海が彫った不動像は高野山の波切不動尊南院に安置（秘蔵）されています。
18オヘビイチゴヘビイチゴは地面を這うように花を咲かせますが、オヘビイチゴは茎を直立させ散乱状に咲きます。よく似た花は他にもありますが、オヘビイチゴの葉は5枚セットなので、葉を見るとわかりやすいです。
18オヘビイチゴ
ヘビイチゴは地面を這うように花を咲かせますが、オヘビイチゴは茎を直立させ散乱状に咲きます。よく似た花は他にもありますが、オヘビイチゴの葉は5枚セットなので、葉を見るとわかりやすいです。
ヘビイチゴは地面を這うように花を咲かせますが、オヘビイチゴは茎を直立させ散乱状に咲きます。よく似た花は他にもありますが、オヘビイチゴの葉は5枚セットなので、葉を見るとわかりやすいです。
19アリアケスミレ
白色から紅紫色まで変化に富む花の色を有明の空にたとえた名です。我が家の敷地内には、白花が多いのですが、たまに紫色も咲きます。
白色から紅紫色まで変化に富む花の色を有明の空にたとえた名です。我が家の敷地内には、白花が多いのですが、たまに紫色も咲きます。
20青空にモミジ青葉
モミジの青葉もなかなか美しいです。境内にはモミジロードが何か所かあり、人気の紅葉スポットになっています。
モミジの青葉もなかなか美しいです。境内にはモミジロードが何か所かあり、人気の紅葉スポットになっています。
21ニホンカナヘビ
ニホントカゲより相対的に長い尾をもち、ほっそりしています。この日はコース上たくさんいました。
ニホントカゲより相対的に長い尾をもち、ほっそりしています。この日はコース上たくさんいました。
22アカマツの花
雌花がシュートの先端につくのに対し、雄花はシュートの基部につきます。見えているのはほとんど雄花です。
雌花がシュートの先端につくのに対し、雄花はシュートの基部につきます。見えているのはほとんど雄花です。
23ヒモワタカイガラムシ♀メスは灰黄褐色の楕円形で、成熟すると白色の綿状ロウ物質を分泌し、ときに6cmを超えるほどにも伸びるひも状の白い卵嚢（らんのう）をつくります。卵嚢をつけたメスが多数いました。
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23ヒモワタカイガラムシ♀
メスは灰黄褐色の楕円形で、成熟すると白色の綿状ロウ物質を分泌し、ときに6cmを超えるほどにも伸びるひも状の白い卵嚢（らんのう）をつくります。卵嚢をつけたメスが多数いました。
メスは灰黄褐色の楕円形で、成熟すると白色の綿状ロウ物質を分泌し、ときに6cmを超えるほどにも伸びるひも状の白い卵嚢（らんのう）をつくります。卵嚢をつけたメスが多数いました。
24大崎八十八箇所44番三上山＜写真106＞南東から東回りの行者道に入り、最初に出てきた石仏です。各札所はほとんどがご本尊と弘法大師の二体ずつ祀られています。たまに番号札がないものがありますが、ほぼ順番通りです。
24大崎八十八箇所44番
三上山＜写真106＞南東から東回りの行者道に入り、最初に出てきた石仏です。各札所はほとんどがご本尊と弘法大師の二体ずつ祀られています。たまに番号札がないものがありますが、ほぼ順番通りです。
三上山＜写真106＞南東から東回りの行者道に入り、最初に出てきた石仏です。各札所はほとんどがご本尊と弘法大師の二体ずつ祀られています。たまに番号札がないものがありますが、ほぼ順番通りです。
25山上大権現石仏群
左より薬師如来、八大龍王、正法理源大師、峯の弁財天、不動明王の五尊像です。背後に大崎八十八箇所の51番石仏が見えています。
左より薬師如来、八大龍王、正法理源大師、峯の弁財天、不動明王の五尊像です。背後に大崎八十八箇所の51番石仏が見えています。
26妙見大菩薩碑古来、人間の一生は天文と関係していると考えられ、北半球では北極星や北斗七星がその中心とみなされていました。妙見菩薩は北極星や北斗七星を神格化した仏様で、災難を取り除き、敵を退け、人の寿命を延ばす福徳があるとされています。左は大崎八十八箇所の52番石仏です。周辺には岩が多く、磐座（いわくら）かもしれません。ベンチがあり、ゆっくり休憩できます。
1
26妙見大菩薩碑
古来、人間の一生は天文と関係していると考えられ、北半球では北極星や北斗七星がその中心とみなされていました。妙見菩薩は北極星や北斗七星を神格化した仏様で、災難を取り除き、敵を退け、人の寿命を延ばす福徳があるとされています。左は大崎八十八箇所の52番石仏です。周辺には岩が多く、磐座（いわくら）かもしれません。ベンチがあり、ゆっくり休憩できます。
古来、人間の一生は天文と関係していると考えられ、北半球では北極星や北斗七星がその中心とみなされていました。妙見菩薩は北極星や北斗七星を神格化した仏様で、災難を取り除き、敵を退け、人の寿命を延ばす福徳があるとされています。左は大崎八十八箇所の52番石仏です。周辺には岩が多く、磐座（いわくら）かもしれません。ベンチがあり、ゆっくり休憩できます。
27妙見山頂上より南方面景観大崎八十八箇所の53番石仏と山上堂＜写真29,30＞の屋根越しに、史跡の宝庫高松地区から倉敷市との市境辺りまで展望できました。中央に秀吉の水攻めで有名な高松城址公園が見えています。
27妙見山頂上より南方面景観
大崎八十八箇所の53番石仏と山上堂＜写真29,30＞の屋根越しに、史跡の宝庫高松地区から倉敷市との市境辺りまで展望できました。中央に秀吉の水攻めで有名な高松城址公園が見えています。
大崎八十八箇所の53番石仏と山上堂＜写真29,30＞の屋根越しに、史跡の宝庫高松地区から倉敷市との市境辺りまで展望できました。中央に秀吉の水攻めで有名な高松城址公園が見えています。
28山上大権現
修験道の開祖・役行者（えんのぎょうじゃ）は山上大権現とも呼ばれています。巨石に「文政六」などの文字が刻み込まれていました。
修験道の開祖・役行者（えんのぎょうじゃ）は山上大権現とも呼ばれています。巨石に「文政六」などの文字が刻み込まれていました。
29山上堂
（妙見山徳光院本堂）
文政6年（1823年）開基し、翌年に多聞院真龍和尚によって大崎八十八箇所霊場が開かれました。
（妙見山徳光院本堂）
文政6年（1823年）開基し、翌年に多聞院真龍和尚によって大崎八十八箇所霊場が開かれました。
30山上堂内部
左に役行者（えんのぎょうじゃ）、中央に金剛蔵王大権現、右に不動明王が祀られていました。
左に役行者（えんのぎょうじゃ）、中央に金剛蔵王大権現、右に不動明王が祀られていました。
31大崎八十八箇所54番
＆役行者像
右は役行者像、左は大崎八十八箇所の54番石仏です。
＆役行者像
右は役行者像、左は大崎八十八箇所の54番石仏です。
32ヤマツツジ
白、黄、青色系統の花が多い新緑の中で、赤色の花は目立ちます。足元に咲いていました。これからもっと花が増えるでしょう。
白、黄、青色系統の花が多い新緑の中で、赤色の花は目立ちます。足元に咲いていました。これからもっと花が増えるでしょう。
33大崎八十八箇所61番文政7年（1824年）、大崎八十八箇所霊場開基の年に石工辰五郎により彫られた摩崖仏です。大日如来は、空海の開いた真言宗で最高の仏とされています。上が大日如来、下は弘法大師でしょうか。
33大崎八十八箇所61番
文政7年（1824年）、大崎八十八箇所霊場開基の年に石工辰五郎により彫られた摩崖仏です。大日如来は、空海の開いた真言宗で最高の仏とされています。上が大日如来、下は弘法大師でしょうか。
文政7年（1824年）、大崎八十八箇所霊場開基の年に石工辰五郎により彫られた摩崖仏です。大日如来は、空海の開いた真言宗で最高の仏とされています。上が大日如来、下は弘法大師でしょうか。
34大崎八十八箇所64番
＆大崎古墳群古墳
1mもない小さな古墳なので、石仏が入らなかったようです。ここからお待ちかねの古墳ロードです。
＆大崎古墳群古墳
1mもない小さな古墳なので、石仏が入らなかったようです。ここからお待ちかねの古墳ロードです。
35大王松の松葉＆松ぼっくり北アメリカを原産地とする松で、松類の中では世界一長い葉（20〜30cm）を持ち、松ぼっくりも20cm前後の大きさです。ここのは小さめで、三本セットの葉は長さ20cm程、付け根がえぐれているのが特徴の松ぼっくりは長さ15cm程でした。
35大王松の松葉＆松ぼっくり
北アメリカを原産地とする松で、松類の中では世界一長い葉（20〜30cm）を持ち、松ぼっくりも20cm前後の大きさです。ここのは小さめで、三本セットの葉は長さ20cm程、付け根がえぐれているのが特徴の松ぼっくりは長さ15cm程でした。
北アメリカを原産地とする松で、松類の中では世界一長い葉（20〜30cm）を持ち、松ぼっくりも20cm前後の大きさです。ここのは小さめで、三本セットの葉は長さ20cm程、付け根がえぐれているのが特徴の松ぼっくりは長さ15cm程でした。
36大崎八十八箇所68番＆へんろ道道標
石仏は石組の中に安置されていますが、これは古墳ではないようです。手前の「へんろ道」と彫られた道標は、他のご当地遍路道でもよく見かけるデザインです。
36大崎八十八箇所68番
＆へんろ道道標
石仏は石組の中に安置されていますが、これは古墳ではないようです。手前の「へんろ道」と彫られた道標は、他のご当地遍路道でもよく見かけるデザインです。
＆へんろ道道標
石仏は石組の中に安置されていますが、これは古墳ではないようです。手前の「へんろ道」と彫られた道標は、他のご当地遍路道でもよく見かけるデザインです。
37大崎八十八箇所69番＆大崎古墳群古墳
古墳の天井石がかなりなくなっています。ここからしばらくは、高さ数十cmの石仏二体がなんとか入るサイズの古墳が続きました。♪わたしの〜お墓の〜な〜かに〜入れないでください〜by千の風になって
37大崎八十八箇所69番
＆大崎古墳群古墳
古墳の天井石がかなりなくなっています。ここからしばらくは、高さ数十cmの石仏二体がなんとか入るサイズの古墳が続きました。♪わたしの〜お墓の〜な〜かに〜入れないでください〜by千の風になって
＆大崎古墳群古墳
古墳の天井石がかなりなくなっています。ここからしばらくは、高さ数十cmの石仏二体がなんとか入るサイズの古墳が続きました。♪わたしの〜お墓の〜な〜かに〜入れないでください〜by千の風になって
38大崎八十八箇所70番＆大崎56号墳？
道から少し逸れかかった所です。これも古墳の天井石がかなりなくなっています。見た目もサイズも似たような古墳が続きややこしいです。
38大崎八十八箇所70番
＆大崎56号墳？
道から少し逸れかかった所です。これも古墳の天井石がかなりなくなっています。見た目もサイズも似たような古墳が続きややこしいです。
＆大崎56号墳？
道から少し逸れかかった所です。これも古墳の天井石がかなりなくなっています。見た目もサイズも似たような古墳が続きややこしいです。
39大崎八十八箇所71番
＆大崎57号墳？
古墳の石室入口に石仏が置かれているので、古墳の内部はわかりにくいです。
＆大崎57号墳？
古墳の石室入口に石仏が置かれているので、古墳の内部はわかりにくいです。
41大崎八十八箇所73番
＆大崎古墳群古墳
奥行がほとんどなさそうです。左に小さな石の祠がありました。
＆大崎古墳群古墳
奥行がほとんどなさそうです。左に小さな石の祠がありました。
43大崎八十八箇所75番＆大崎60号墳？
道標があり、大きな古墳が現れました。石室の高さは1.7m、最大幅1.7m、今までのミニサイズは何だったのでしょうか。
43大崎八十八箇所75番
＆大崎60号墳？
道標があり、大きな古墳が現れました。石室の高さは1.7m、最大幅1.7m、今までのミニサイズは何だったのでしょうか。
＆大崎60号墳？
道標があり、大きな古墳が現れました。石室の高さは1.7m、最大幅1.7m、今までのミニサイズは何だったのでしょうか。
44大崎八十八箇所75番
＆大崎60号墳？石室内部
立ったまま石室内に入ることができました。内部潜入動画も撮りました。
＆大崎60号墳？石室内部
立ったまま石室内に入ることができました。内部潜入動画も撮りました。
45大崎八十八箇所75番＆大崎60号墳？石室内部
奥壁の巨大な鏡石に役行者（えんのぎょうじゃ）像が彫られています。♪わたしの〜お墓の〜な〜かに〜彫らないでください〜by千の風になって
45大崎八十八箇所75番
＆大崎60号墳？石室内部
奥壁の巨大な鏡石に役行者（えんのぎょうじゃ）像が彫られています。♪わたしの〜お墓の〜な〜かに〜彫らないでください〜by千の風になって
＆大崎60号墳？石室内部
奥壁の巨大な鏡石に役行者（えんのぎょうじゃ）像が彫られています。♪わたしの〜お墓の〜な〜かに〜彫らないでください〜by千の風になって
46大崎八十八箇所76番
の右に大崎58号墳？
開口部はかなり狭いのですが、中は高さ1mあるようです。カメラだけ入れたら、きれいな石積みでした。
の右に大崎58号墳？
開口部はかなり狭いのですが、中は高さ1mあるようです。カメラだけ入れたら、きれいな石積みでした。
47大崎八十八箇所77番
＆大崎古墳群古墳
側壁がゆがんでしまっていますが、大丈夫でしょうか。
＆大崎古墳群古墳
側壁がゆがんでしまっていますが、大丈夫でしょうか。
48大崎八十八箇所78番
＆大崎古墳群古墳
また似たような小さな古墳が続いています。
＆大崎古墳群古墳
また似たような小さな古墳が続いています。
49大崎八十八箇所79番＆大崎古墳群古墳
1mもないミニサイズなので、天井石の上に石仏が安置されています。♪わたしの〜お墓の〜う〜えに〜置かないでください〜by千の風になって
49大崎八十八箇所79番
＆大崎古墳群古墳
1mもないミニサイズなので、天井石の上に石仏が安置されています。♪わたしの〜お墓の〜う〜えに〜置かないでください〜by千の風になって
＆大崎古墳群古墳
1mもないミニサイズなので、天井石の上に石仏が安置されています。♪わたしの〜お墓の〜う〜えに〜置かないでください〜by千の風になって
50大崎八十八箇所80番＆大崎63号墳
直進方向にも道がありましたが、道標はこちらを指していました。なんと、通り抜けができる古墳です。鏡石がなくなって古墳トンネルになっていました。
50大崎八十八箇所80番
＆大崎63号墳
直進方向にも道がありましたが、道標はこちらを指していました。なんと、通り抜けができる古墳です。鏡石がなくなって古墳トンネルになっていました。
＆大崎63号墳
直進方向にも道がありましたが、道標はこちらを指していました。なんと、通り抜けができる古墳です。鏡石がなくなって古墳トンネルになっていました。
51大崎八十八箇所80番＆大崎63号墳石室内部
古墳の石室内の側壁に弘法大師、十一面千手観世音菩薩、役行者が祀られていました。通り抜けながら動画も撮りました。
51大崎八十八箇所80番
＆大崎63号墳石室内部
古墳の石室内の側壁に弘法大師、十一面千手観世音菩薩、役行者が祀られていました。通り抜けながら動画も撮りました。
＆大崎63号墳石室内部
古墳の石室内の側壁に弘法大師、十一面千手観世音菩薩、役行者が祀られていました。通り抜けながら動画も撮りました。
52大崎八十八箇所81番
＆大崎62号墳？
左は役行者（えんのぎょうじゃ）像でしょうか。
＆大崎62号墳？
左は役行者（えんのぎょうじゃ）像でしょうか。
53大崎62号墳？石室内部
カメラを突っ込んでみると、なぜか床に石材が1つだけありました。
カメラを突っ込んでみると、なぜか床に石材が1つだけありました。
54大崎八十八箇所82番
＆大崎61号墳？
高さ1.6m、連れはギリギリ頭を打つことなく中に入れました。
＆大崎61号墳？
高さ1.6m、連れはギリギリ頭を打つことなく中に入れました。
55大崎八十八箇所
玉木山大権現＆大崎64号墳？
古墳の側壁はかなり大きいです。内部には石仏が一体だけでした。ここを過ぎると竹林に入りました。
玉木山大権現＆大崎64号墳？
古墳の側壁はかなり大きいです。内部には石仏が一体だけでした。ここを過ぎると竹林に入りました。
56大崎八十八箇所84番
＆大崎古墳群古墳
かなり下りてきました。行者道沿いの古墳はこれが最後でした。
＆大崎古墳群古墳
かなり下りてきました。行者道沿いの古墳はこれが最後でした。
57大崎八十八箇所86番
大師堂
今年3月22日（日曜）に開山200年を迎えたようです。その際に大師堂にて読経と記念碑の披露が行われました。
大師堂
今年3月22日（日曜）に開山200年を迎えたようです。その際に大師堂にて読経と記念碑の披露が行われました。
58大崎八十八箇所87番
古墳ではないようです。ミニサイズも多かったので、石組みならなんでも古墳に見えてきます。
古墳ではないようです。ミニサイズも多かったので、石組みならなんでも古墳に見えてきます。
59大崎八十八箇所88番大崎八十八箇所霊場最後の札所です。石仏は三体ありました。このすぐ西は少し開けており、大崎八十八箇所霊場の駐車場になっていますが、正和池＜写真60＞と妙見上池＜写真62＞との間の道は土道なのでぬかるんでいるときは要注意です。
59大崎八十八箇所88番
大崎八十八箇所霊場最後の札所です。石仏は三体ありました。このすぐ西は少し開けており、大崎八十八箇所霊場の駐車場になっていますが、正和池＜写真60＞と妙見上池＜写真62＞との間の道は土道なのでぬかるんでいるときは要注意です。
大崎八十八箇所霊場最後の札所です。石仏は三体ありました。このすぐ西は少し開けており、大崎八十八箇所霊場の駐車場になっていますが、正和池＜写真60＞と妙見上池＜写真62＞との間の道は土道なのでぬかるんでいるときは要注意です。
60大崎八十八箇所2番
越しに正和池
3月22日（日曜）大崎八十八箇所へんろ道 開山200年祭『200年供養』がここで開かれたようです。
越しに正和池
3月22日（日曜）大崎八十八箇所へんろ道 開山200年祭『200年供養』がここで開かれたようです。
62妙見上池越しに妙見山
ここに来るまでに辿ってきた妙見山＜写真27＞がよく見えました。池の南に出るとアスファルト道になりました。
ここに来るまでに辿ってきた妙見山＜写真27＞がよく見えました。池の南に出るとアスファルト道になりました。
63大崎八十八箇所1番
新しそうな石段を下りると、少し開けており、1番札所の石仏が祀られていました。
新しそうな石段を下りると、少し開けており、1番札所の石仏が祀られていました。
65マツバウンラン
アスファルト道に再び合流すると、この辺り一帯がマツバウンランの花畑になっていました。
アスファルト道に再び合流すると、この辺り一帯がマツバウンランの花畑になっていました。
66セイヨウカラシナ
暖かくなってくると、緑色の細長い茎の先に黄色い花を咲かせます。花はセイヨウアブラナほど密につかず、葉は茎を抱きません。
暖かくなってくると、緑色の細長い茎の先に黄色い花を咲かせます。花はセイヨウアブラナほど密につかず、葉は茎を抱きません。
67ベニシジミ春型
春型は幼虫で越冬し、春になって成虫になったものです。明るいオレンジ色が特徴です。動画も撮りました。
春型は幼虫で越冬し、春になって成虫になったものです。明るいオレンジ色が特徴です。動画も撮りました。
68オッタチカタバミ第2次世界大戦後に駐留アメリカ軍の荷物について侵入し、2000年代に入る頃から急速に増え始めた帰化植物です。カタバミによく似ていますが、葉は閉じ気味で、より密集してつきます。我が家の庭にもよく生えてきます。
68オッタチカタバミ
第2次世界大戦後に駐留アメリカ軍の荷物について侵入し、2000年代に入る頃から急速に増え始めた帰化植物です。カタバミによく似ていますが、葉は閉じ気味で、より密集してつきます。我が家の庭にもよく生えてきます。
第2次世界大戦後に駐留アメリカ軍の荷物について侵入し、2000年代に入る頃から急速に増え始めた帰化植物です。カタバミによく似ていますが、葉は閉じ気味で、より密集してつきます。我が家の庭にもよく生えてきます。
69ナガミヒナゲシ
4~5月頃にオレンジ色の花を咲かせ、果実が細長いことからこの名前がつけられたとされています。空き地に群生していました。
4~5月頃にオレンジ色の花を咲かせ、果実が細長いことからこの名前がつけられたとされています。空き地に群生していました。
70虫をくわえたスズメ
近くに巣があったのか、我々の注意をそらそうとしていました。動画も撮りました。
近くに巣があったのか、我々の注意をそらそうとしていました。動画も撮りました。
71ツルニチニチソウ花期になると、上部の茎の葉の付け根から花柄を伸ばし、花径4〜6�冂�度の花を咲かせます。花は花冠が深く5裂して平らに開き、中央にはスイセンなどに見られる副花冠があります。
71ツルニチニチソウ
花期になると、上部の茎の葉の付け根から花柄を伸ばし、花径4〜6�冂�度の花を咲かせます。花は花冠が深く5裂して平らに開き、中央にはスイセンなどに見られる副花冠があります。
花期になると、上部の茎の葉の付け根から花柄を伸ばし、花径4〜6�冂�度の花を咲かせます。花は花冠が深く5裂して平らに開き、中央にはスイセンなどに見られる副花冠があります。
72ヒメツルニチニチソウツルニチニチソウ＜写真71＞より葉も花も小さく、花の直径は2.5cm程でした。一日花で、日ごと新しい花に咲き変わります。 品種は多く、花の色は紫や青以外にピンク、白などがあります。
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72ヒメツルニチニチソウ
ツルニチニチソウ＜写真71＞より葉も花も小さく、花の直径は2.5cm程でした。一日花で、日ごと新しい花に咲き変わります。 品種は多く、花の色は紫や青以外にピンク、白などがあります。
ツルニチニチソウ＜写真71＞より葉も花も小さく、花の直径は2.5cm程でした。一日花で、日ごと新しい花に咲き変わります。 品種は多く、花の色は紫や青以外にピンク、白などがあります。
73ツバメ
ものすごいスピードで飛び回っていたかと思うと、時折、電線に止まって羽繕いをしていました。動画も撮りました。
ものすごいスピードで飛び回っていたかと思うと、時折、電線に止まって羽繕いをしていました。動画も撮りました。
74トキワハゼ常磐（いつでも緑色）で、実が爆ぜる（はぜる）のが名前の由来です。よく似たムラサキサギゴケよりも花が小さく1cm程です。また、匍匐枝を出しません。
74トキワハゼ
常磐（いつでも緑色）で、実が爆ぜる（はぜる）のが名前の由来です。よく似たムラサキサギゴケよりも花が小さく1cm程です。また、匍匐枝を出しません。
常磐（いつでも緑色）で、実が爆ぜる（はぜる）のが名前の由来です。よく似たムラサキサギゴケよりも花が小さく1cm程です。また、匍匐枝を出しません。
75ハクセキレイ♀
鳴いてるのかと思い動画に撮ってみましたが、暑くて口を開けているだけでした。確かに、この日は夏日でした。
鳴いてるのかと思い動画に撮ってみましたが、暑くて口を開けているだけでした。確かに、この日は夏日でした。
76大崎廃寺跡文英石仏“文英石仏”は 僧文英により彫られた岡山県南部に固有の石仏で、天文2年（1533年）から天正10年（1583年）の戦国時代に限られます。細い目や大きな鼻が特徴で、一目見たら忘れられない独特の顔つきです。これは田んぼの真ん中にあり、柵で近づけなかったのでズームしてみました。少しわかりにくいですが、左側面に彫られています。天文四年（1535年）の銘があり、高さ120cm、幅90cmと文英石仏としては最大級です。周辺は寺跡で、詳細は不明ですが、大崎廃寺と呼ばれています。
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76大崎廃寺跡文英石仏
“文英石仏”は 僧文英により彫られた岡山県南部に固有の石仏で、天文2年（1533年）から天正10年（1583年）の戦国時代に限られます。細い目や大きな鼻が特徴で、一目見たら忘れられない独特の顔つきです。これは田んぼの真ん中にあり、柵で近づけなかったのでズームしてみました。少しわかりにくいですが、左側面に彫られています。天文四年（1535年）の銘があり、高さ120cm、幅90cmと文英石仏としては最大級です。周辺は寺跡で、詳細は不明ですが、大崎廃寺と呼ばれています。
“文英石仏”は 僧文英により彫られた岡山県南部に固有の石仏で、天文2年（1533年）から天正10年（1583年）の戦国時代に限られます。細い目や大きな鼻が特徴で、一目見たら忘れられない独特の顔つきです。これは田んぼの真ん中にあり、柵で近づけなかったのでズームしてみました。少しわかりにくいですが、左側面に彫られています。天文四年（1535年）の銘があり、高さ120cm、幅90cmと文英石仏としては最大級です。周辺は寺跡で、詳細は不明ですが、大崎廃寺と呼ばれています。
77ゲンゲ（レンゲソウ）ゲンゲ（れんげ）の花は小さなマメの花の集合体で、複数の小花を放射状に広げるように咲かせる姿が可愛いです。アスファルト道の南側には電気柵があり、八幡神社＜写真79〜81＞からの帰り道でまたいで戻りました。
77ゲンゲ（レンゲソウ）
ゲンゲ（れんげ）の花は小さなマメの花の集合体で、複数の小花を放射状に広げるように咲かせる姿が可愛いです。アスファルト道の南側には電気柵があり、八幡神社＜写真79〜81＞からの帰り道でまたいで戻りました。
ゲンゲ（れんげ）の花は小さなマメの花の集合体で、複数の小花を放射状に広げるように咲かせる姿が可愛いです。アスファルト道の南側には電気柵があり、八幡神社＜写真79〜81＞からの帰り道でまたいで戻りました。
78カンサイタンポポ在来種のカンサイタンポポは、昆虫の力によって、ほかの株から花粉を受けないと実ができません。外来種のセイヨウタンポポは、その必要がありません。
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78カンサイタンポポ
在来種のカンサイタンポポは、昆虫の力によって、ほかの株から花粉を受けないと実ができません。外来種のセイヨウタンポポは、その必要がありません。
在来種のカンサイタンポポは、昆虫の力によって、ほかの株から花粉を受けないと実ができません。外来種のセイヨウタンポポは、その必要がありません。
79八幡神社随身門越しに拝殿遍照寺の石段を上り墓地を通って土道を東から回り込みました。創建年月日は不詳ですが、弘治元年（1555年）、大崎見法山へ遷座したといわれています。
79八幡神社随身門越しに拝殿
遍照寺の石段を上り墓地を通って土道を東から回り込みました。創建年月日は不詳ですが、弘治元年（1555年）、大崎見法山へ遷座したといわれています。
遍照寺の石段を上り墓地を通って土道を東から回り込みました。創建年月日は不詳ですが、弘治元年（1555年）、大崎見法山へ遷座したといわれています。
80八幡神社拝殿＆本殿
「新型コロナウイルスの感染が終息しますように」と祈願しました。連れの脚のほうは、自力で治してもらいます。
「新型コロナウイルスの感染が終息しますように」と祈願しました。連れの脚のほうは、自力で治してもらいます。
81八幡神社ベンチより最上稲荷大鳥居
最上稲荷のシンボルのひとつで、昭和47年に建立されました。高さ27.5m、柱の直径4.6m、総重量2800tの規模を誇ります。平成26年に改修工事が行われ、ベンガラ色に塗りかえられました。土道で南から西にまわると、アスファルト道の合流点に電気柵があり、またいで通りました。
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81八幡神社ベンチより
最上稲荷大鳥居
最上稲荷のシンボルのひとつで、昭和47年に建立されました。高さ27.5m、柱の直径4.6m、総重量2800tの規模を誇ります。平成26年に改修工事が行われ、ベンガラ色に塗りかえられました。土道で南から西にまわると、アスファルト道の合流点に電気柵があり、またいで通りました。
最上稲荷大鳥居
最上稲荷のシンボルのひとつで、昭和47年に建立されました。高さ27.5m、柱の直径4.6m、総重量2800tの規模を誇ります。平成26年に改修工事が行われ、ベンガラ色に塗りかえられました。土道で南から西にまわると、アスファルト道の合流点に電気柵があり、またいで通りました。
82スミレ
スミレは多年草であり、根が冬を越して毎年同じところで花を咲かせます。葉は細長く、葉柄に翼があります。
スミレは多年草であり、根が冬を越して毎年同じところで花を咲かせます。葉は細長く、葉柄に翼があります。
83ハナミズキ白い4枚の花弁があるように見えますが、これは葉が変形した総苞（そうほう）片というものです。ヤマボウシとは違い、先端が丸みを帯びています。
83ハナミズキ
白い4枚の花弁があるように見えますが、これは葉が変形した総苞（そうほう）片というものです。ヤマボウシとは違い、先端が丸みを帯びています。
白い4枚の花弁があるように見えますが、これは葉が変形した総苞（そうほう）片というものです。ヤマボウシとは違い、先端が丸みを帯びています。
84ケキツネノボタンキツネノボタンによく似ていますが、全体に毛が生えています。群生していました。正和池＜写真60＞と妙見上池＜写真62＞の間から動画を撮り、大崎八十八箇所霊場巡りに戻りました。今度は西側の遍路道を進みます。
84ケキツネノボタン
キツネノボタンによく似ていますが、全体に毛が生えています。群生していました。正和池＜写真60＞と妙見上池＜写真62＞の間から動画を撮り、大崎八十八箇所霊場巡りに戻りました。今度は西側の遍路道を進みます。
キツネノボタンによく似ていますが、全体に毛が生えています。群生していました。正和池＜写真60＞と妙見上池＜写真62＞の間から動画を撮り、大崎八十八箇所霊場巡りに戻りました。今度は西側の遍路道を進みます。
85大崎八十八箇所13番
＆大崎43号墳？
遍路道最初の古墳です。高さは1.6mに少し届かないくらいでした。
＆大崎43号墳？
遍路道最初の古墳です。高さは1.6mに少し届かないくらいでした。
86大崎八十八箇所13番
＆大崎43号墳？石室内部
奥行は5m以上ありました。
＆大崎43号墳？石室内部
奥行は5m以上ありました。
87大崎八十八箇所15番
＆大崎42号墳？
これもなかなか大きな古墳です。入り口は少し低くなっています。
＆大崎42号墳？
これもなかなか大きな古墳です。入り口は少し低くなっています。
89大崎八十八箇所17番＆八十八箇所開眼供養塔
供養塔は大崎八十八箇所霊場開基の二年後、文政9年（1826年）に造られたものです。右は大崎八十八箇所の17番石仏です。
89大崎八十八箇所17番
＆八十八箇所開眼供養塔
供養塔は大崎八十八箇所霊場開基の二年後、文政9年（1826年）に造られたものです。右は大崎八十八箇所の17番石仏です。
＆八十八箇所開眼供養塔
供養塔は大崎八十八箇所霊場開基の二年後、文政9年（1826年）に造られたものです。右は大崎八十八箇所の17番石仏です。
90大崎八十八箇所22番？＆大師茶堂（旧知足院）跡
周辺は平らで開けており、20〜22番の石仏に囲まれていました。左は大崎八十八箇所霊場を開いた真龍和尚の墓、右は21番石仏だったかもしれません。
90大崎八十八箇所22番？
＆大師茶堂（旧知足院）跡
周辺は平らで開けており、20〜22番の石仏に囲まれていました。左は大崎八十八箇所霊場を開いた真龍和尚の墓、右は21番石仏だったかもしれません。
＆大師茶堂（旧知足院）跡
周辺は平らで開けており、20〜22番の石仏に囲まれていました。左は大崎八十八箇所霊場を開いた真龍和尚の墓、右は21番石仏だったかもしれません。
91大崎八十八箇所18番＆大崎41号墳（知足院古墳）
70基以上あるといわれている大崎古墳群で最大の石室です。連れは最奥ではなく真ん中辺りに立っていますが、うっすら見える程度です。
91大崎八十八箇所18番
＆大崎41号墳（知足院古墳）
70基以上あるといわれている大崎古墳群で最大の石室です。連れは最奥ではなく真ん中辺りに立っていますが、うっすら見える程度です。
＆大崎41号墳（知足院古墳）
70基以上あるといわれている大崎古墳群で最大の石室です。連れは最奥ではなく真ん中辺りに立っていますが、うっすら見える程度です。
92大崎八十八箇所18番＆大崎41号墳石室内部
奥行5m程、高さ2.7mを誇る石室は天井石も巨大です。古墳にばかり目が行ってしまい、二体の石仏の大きさが違うのは帰宅後にやっと気づきました。
92大崎八十八箇所18番
＆大崎41号墳石室内部
奥行5m程、高さ2.7mを誇る石室は天井石も巨大です。古墳にばかり目が行ってしまい、二体の石仏の大きさが違うのは帰宅後にやっと気づきました。
＆大崎41号墳石室内部
奥行5m程、高さ2.7mを誇る石室は天井石も巨大です。古墳にばかり目が行ってしまい、二体の石仏の大きさが違うのは帰宅後にやっと気づきました。
93大崎八十八箇所31番
＆大崎39号墳
外側にヤマツツジ＜写真32＞が咲いていました。これも大きそうだったので、連れも中に入りました。
＆大崎39号墳
外側にヤマツツジ＜写真32＞が咲いていました。これも大きそうだったので、連れも中に入りました。
94大崎八十八箇所31番＆大崎39号墳石室内部
奥行6m、高さ1.7mです。この大きさで奥壁の鏡石がほぼ1枚、全体のつくりは41号墳（知足院古墳）＜写真91,92＞よりもきれいだと思います。
94大崎八十八箇所31番
＆大崎39号墳石室内部
奥行6m、高さ1.7mです。この大きさで奥壁の鏡石がほぼ1枚、全体のつくりは41号墳（知足院古墳）＜写真91,92＞よりもきれいだと思います。
＆大崎39号墳石室内部
奥行6m、高さ1.7mです。この大きさで奥壁の鏡石がほぼ1枚、全体のつくりは41号墳（知足院古墳）＜写真91,92＞よりもきれいだと思います。
95大崎八十八箇所34番
＆大崎71号墳
天井だけ少し低く、連れも下を向いて入りました。
＆大崎71号墳
天井だけ少し低く、連れも下を向いて入りました。
96大崎八十八箇所34番
＆大崎71号墳石室内部
奥行5m、高さ1.8m、側壁の石は小さめですが、鏡石は1枚です。
＆大崎71号墳石室内部
奥行5m、高さ1.8m、側壁の石は小さめですが、鏡石は1枚です。
97大崎八十八箇所35番
＆大崎70号墳
入口は少し低かったので、中には入りませんでしたが、奥は高さ1.7mあったようです。
＆大崎70号墳
入口は少し低かったので、中には入りませんでしたが、奥は高さ1.7mあったようです。
98大崎八十八箇所35番
＆大崎70号墳石室内部
実は、石仏の背後に箱式石棺が隠れていました。中に入ればよかった(-_-;)
＆大崎70号墳石室内部
実は、石仏の背後に箱式石棺が隠れていました。中に入ればよかった(-_-;)
99大崎八十八箇所36番
＆大崎68号墳？
入口の幅は狭く、1mもありません。入りにくいためか、石仏は最奥ではなく真ん中辺りにありました。
＆大崎68号墳？
入口の幅は狭く、1mもありません。入りにくいためか、石仏は最奥ではなく真ん中辺りにありました。
100大崎八十八箇所36番＆大崎68号墳？石室内部
中には入りませんでしたが、高さは1.7mあったようです。奥壁の鏡石の幅が足りなかったようで、左半分は小さな石を多数積み上げてあります。こういう奥壁は珍しいです。
100大崎八十八箇所36番
＆大崎68号墳？石室内部
中には入りませんでしたが、高さは1.7mあったようです。奥壁の鏡石の幅が足りなかったようで、左半分は小さな石を多数積み上げてあります。こういう奥壁は珍しいです。
＆大崎68号墳？石室内部
中には入りませんでしたが、高さは1.7mあったようです。奥壁の鏡石の幅が足りなかったようで、左半分は小さな石を多数積み上げてあります。こういう奥壁は珍しいです。
101ツチイナゴ？少し遠かったのでズームしてみました。色合いや顔の模様などからすると、ツチイナゴかもしれません。日本国内で唯一の成虫で冬を越すバッタです。
101ツチイナゴ？
少し遠かったのでズームしてみました。色合いや顔の模様などからすると、ツチイナゴかもしれません。日本国内で唯一の成虫で冬を越すバッタです。
少し遠かったのでズームしてみました。色合いや顔の模様などからすると、ツチイナゴかもしれません。日本国内で唯一の成虫で冬を越すバッタです。
102大崎八十八箇所37番
＆大崎72号墳
開口部は幅、高さとも1mなさそうでした。内部の高さは1.5mあったようです。側壁が歪んでいます。
＆大崎72号墳
開口部は幅、高さとも1mなさそうでした。内部の高さは1.5mあったようです。側壁が歪んでいます。
103大崎八十八箇所37番
＆大崎72号墳石室内部
内部の側壁はかなり内側にふくらんできているそうです。崩壊しないことを祈ります。
＆大崎72号墳石室内部
内部の側壁はかなり内側にふくらんできているそうです。崩壊しないことを祈ります。
104大崎八十八箇所38番61番＜写真33＞同様、文政7年（1824年）、大崎八十八箇所霊場開基の年に石工辰五郎により彫られた摩崖仏です。ここは千手観音だけでした。
104大崎八十八箇所38番
61番＜写真33＞同様、文政7年（1824年）、大崎八十八箇所霊場開基の年に石工辰五郎により彫られた摩崖仏です。ここは千手観音だけでした。
61番＜写真33＞同様、文政7年（1824年）、大崎八十八箇所霊場開基の年に石工辰五郎により彫られた摩崖仏です。ここは千手観音だけでした。
105大崎73号墳
中をのぞいてみると、石仏がありませんでした。実は、少し崩壊しており、内部は土砂で埋まり鏡石がなくなっているようです。
中をのぞいてみると、石仏がありませんでした。実は、少し崩壊しており、内部は土砂で埋まり鏡石がなくなっているようです。
106三上山頂上祠＆岡山市三角点
標高202mの三上山（さんじょうさん）の頂上です。手前下に岡山市三角点があります。祠は調べてもよくわかりませんでしたが、電波塔建設の際に奉納された可能性があるようです。この東、遍路道入口にあった43番の石仏は見落としましたが、霊場巡りコースは無事終了、龍泉寺に戻ります。
106三上山頂上祠
＆岡山市三角点
標高202mの三上山（さんじょうさん）の頂上です。手前下に岡山市三角点があります。祠は調べてもよくわかりませんでしたが、電波塔建設の際に奉納された可能性があるようです。この東、遍路道入口にあった43番の石仏は見落としましたが、霊場巡りコースは無事終了、龍泉寺に戻ります。
＆岡山市三角点
標高202mの三上山（さんじょうさん）の頂上です。手前下に岡山市三角点があります。祠は調べてもよくわかりませんでしたが、電波塔建設の際に奉納された可能性があるようです。この東、遍路道入口にあった43番の石仏は見落としましたが、霊場巡りコースは無事終了、龍泉寺に戻ります。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計（防水）
タオル
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（山使用可能）
eTrex30（GPSナビゲーター）
|
|---|
感想
“龍泉寺起点にパワースポット巡り”
本日のメインテーマは“パワースポット巡り”です。岡山市（地元公民館）のHPにもアップされていた「大崎コース」のガイドでは、高松城址公園を起点に南からアプローチし、「大崎八十八箇所」の遍路道から巡るコースでしたが、我々は北の龍泉寺からアプローチすることにしました。
8時30分過ぎに龍泉寺に着きましたが、他に訪問者はいませんでした。境内も「大崎八十八箇所」も誰もおらず、コースの南にある妙見上池下り道で釣り客に一人出会っただけでした。龍泉寺はゴール時の13時近くには数組の方が歩いておられましたが、広い境内なのですれ違うことはなく、全体としては静寂な状況でのパワースポット巡りとなりました。コースの途中でパワーが途絶えることがありませんでした。
さて、どれだけ強力なパワースポットであったかを以下に紹介します。
“八大龍王のご神体、龍王池”
最初に訪れたパワースポットは龍王池です。龍泉寺は龍王池を八大龍王の御神体としてお祀りしています。平安時代に転記された鬼城縁起（きのじょうえんぎ）に、龍王池と龍王山の由来が記述されています。
吉備津彦命の軍奉行であった楽々森舎人（ささもりとねり）は、桃太郎伝説の猿のモデルと言われています。彼は超能力を持っており、芦守山の山頂の岩をうがって、水を湧き出させ、地域を潤しました。湧き出た水は、山の中腹の池となりました。その後、優鉢羅龍神（うはつらりゅうじん）が芦守山に飛来し、地域の人々を護ったので、いつしか芦守山を龍王山、池を龍王池と呼ぶようになりました。
この伝説は、この地が昔から霊地であったことを物語っています。龍王池の北西には「古代祭祀跡」の巨石が残されています。
2017年12月24日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1342123.html
江戸時代には足守の大庄屋であった難波助兵衛（名前は気にしないであげましょう）が龍王池を改築し、正徳3年（1713年）に竣工しました。さらに明治になって、龍泉寺の日護聖人が龍王池の堤防をかさ上げし、現在に至っています。
このご神体である龍王池で留鳥のカイツブリやカルガモが元気よく動き回っていました(*^^*)龍王池の南向いある八大龍王大宝塔＜写真06＞や六道地蔵＜写真16＞も強力なパワースポットでした。詳細は写真の説明で触れています。
“パワーにさらにパワーを重ねた大崎八十八箇所石仏in古墳”
龍王池を少し南方面に進むと、三上山（さんじょうさん）があり、ここを起点に大崎八十八箇所巡りをしました。
文政6年(1823年) 、大崎村の初代有松万助が奈良の大峰山より写しを行い、山上大権現霊場を開いたのをはじめ、翌年、小山多聞院住職の真龍和尚が、大崎古墳群に属する数多くの古墳の石室をも利用して『大崎八十八箇所遍路道』を勧請すると共に、知足院を建立し、文政9年（1826年）に開眼供養をしました。
文字通り、八十八箇所設置された石仏はほとんどが一体は弘法大師、もう一体は本尊という組み合わせでした。また、修験道開祖の役行者（えんのぎょうじゃ）の石仏もいくつかありました。これらの石仏のうちいくつかは古墳の石室内に安置されていました。今までいろいろな地域の八十八箇所霊場巡りをしてきましたが、「石仏in古墳」は非常に珍しいです(*'ω'*)古墳も石仏も好きな我々にとっては、「一か所で二度おいしい」コースでした(*^^*)
大崎古墳群は古墳時代後期（6世紀後半から7世紀中頃）に築造され、70基ほどからなります。中でも第18番札所でもある41号墳（知足院古墳）＜写真91,92＞は、巨石を多用した古墳時代全盛期のもので、その石室は圧巻の広さでした。かと思えば、古墳時代の終焉を感じさせる小規模な石室もたくさん見られました。これらの石仏や古墳が数十メートル間隔で断続的に出てきます。したがって、このコースを歩いている間はパワーが尽きることがまったくありませんでした。
一方、自然に目をやると、松林ではジージャー、ジージャーというハルゼミの鳴き声がずっと聞こえたり、大王松の巨大な松ぼっくりや長い松葉＜写真35＞がたくさん落ちていたりと、この地特有の自然も満喫できました。田んぼの周辺では、ゲンゲ（レンゲソウ）＜写真77＞などの小さな花々、晴天なのになぜかご機嫌のアマガエルやヌマガエルの鳴き声など、初夏の陽気に元気いっぱいの小さな生き物たちにもパワーをもらいました。今回もありがとう(*^^*)
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