【過去レコ】初めての北アルプス前半

1976年07月01日(木) 〜 1976年07月02日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 19.3km
• 登り: 2,339m
• 下り: 2,328m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 2:15
• 合計: 9:00

7:10 猿倉荘
7:10 7:10 猿倉登山口駐車場
7:45 8:00 林道との分岐
8:20 8:40 白馬尻荘
10:45 11:15 葱平岩小屋（現避難小屋？）
11:50 12:05 小雪渓
13:35 13:35 村営頂上小屋（現頂上宿舎）
14:55 15:25 白馬山荘
15:35 16:00 白馬岳
16:10 白馬山荘

2日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 3:45
• 合計: 10:10

5:00 白馬山荘
5:10 5:20 白馬岳
5:30 6:00 白馬山荘
6:50 6:50 杓子岳
7:35 7:55 鑓ヶ岳
8:15 8:15 鑓温泉分岐
9:35 12:00 白馬鑓温泉小屋
14:45 15:05 猿倉荘
15:10 猿倉登山口駐車場

天候

晴・晴・晴れのち雨・晴れのち雨・

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

特に危険個所は有りませんが小雪渓のトラバースは少し怖かったです。大雪渓は初めての雪上歩行慣れていなくて疲れました。

写真

画像は銀塩写真をデジタルカメラで写したものです。
1976〜1977登山手帖(山と渓谷付録）

当時カラープリントが高かったためフィルムをべた焼きしてもらいました。左上が鑓温泉、上段真ん中が大雪渓です。

昭和51年7月1日の白馬山荘の領収書

白馬から交通機関を使い穂高に行きました。穂高からの帰りの切符、松本からです。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール シェラフ

感想

henke1956

1976~1977登山手帖(山と渓谷付録）からの記録です。

　私に取って初めての北アルプスです。欲張って白馬から下山しその日の内に新島々まで移動し旅館に泊まり翌日は上高地から穂高に登る変則の4泊5日の山旅でした。

　新宿を23：20の急行アルプス7号で白馬まで白馬駅着5：57です。
白馬駅発6：00のバスに乗りましたが、私が観光用以外、路線バスで最後に乗ったボンネットバスでした。

　初心者がやる失敗を早速やりました。あれも要る、これも要る、で家を出る時点で25Kg位、家を出る時から背負うのに苦労しました。
　大雪渓を登る時にはそれに水が2Lプラス、まして雪の上の歩行は初めて、歩く事には少し自信が有りましたが小雪渓に着いた頃にはバテバテ、16時前に小屋にたどり着きましたが直ぐには山頂に行く元気が有りませんでした。
　同部屋になった方からはザックを動かすと背負子がギシギシ音を立てているのを見て、ゴッツ重そうだねと言われてしまいました。

　翌日も天気は晴、体は疲れていますが、初めて歩く北アルプスの稜線に嬉しくてたまりません。杓子岳の巻道に脇目もふれず山頂目指しました。7月上旬、高山植物も沢山見られ惜しいと思いながらも鑓温泉へと下りました。

　鑓温泉では昨日露天風呂の掃除が終わったので今日が最初の日だよと言われ気分良く昼食を挟み2度温泉に浸かりました。鑓温泉には2時間半近くいました。
さっぱりとしたのもつかの間、猿倉までの道が長く、暑く、猿倉に着いた頃は汗でびっしょりでした。

　その後交通手段を使い白馬駅から松本へ、松本から松本電鉄で新島々へ移動、新島々の旅館に泊まり初めての北アルプス前半が終了しました。