尾瀬ヶ原散策と至仏山


- GPS
- 07:04
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 878m
- 下り
- 879m
コースタイム
天候 | 雨のち曇り時々晴れ 至仏山から小至仏山の稜線は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
駐車場から鳩待峠までは乗り合いタクシー(バスもタクシーも片道900円) ※鳩待峠まで車で行くと駐車代2500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳩待峠から尾瀬ヶ原 環境省と東電が整備しています。 ただ、鳩待峠からの下りは濡れていると滑りやすい場所が多いです。 ヨッピ橋は10月15日から10月30日まで架け替え工事があり、その後積雪対策のため踏み板を撤去するので通行止めになるそうです。 山の鼻から至仏山 ここも木道や階段が多く整備されていますが森林限界を超えると蛇紋岩が多くなり濡れているととても滑りやすいです。 鎖場も三か所ありますが、気を付ければ問題ないです。 森林限界から先は登りのみの一方通行です。 至仏山から鳩待峠 小至仏山の下まで蛇紋岩が多く滑りやすいです。 途中から木道や階段で整備されています。 トイレ:尾瀬戸倉駐車場、鳩待峠(有料)、山の鼻(未確認ですが山の鼻小屋は無料のようです)、竜宮小屋(有料) 登山ポスト:鳩待峠、山の鼻 |
写真
感想
先月から仕事が忙しくなり1か月ぶりの山は十年以上前にバイト先の人たちと行った尾瀬ヶ原とこちらは初めての至仏山のセットにしました。
前日の天気予報(片品村)も晴れだったので、3時30分に家を出ると空には冬の大三角も見え(約160kmも離れているのに)これなら大丈夫だと思い出発しました。
関越道の沼田ICで下り国道120号で尾瀬戸倉をめざして走っていると徐々に明るくなり始めました。
あれ?少し雲があるけれどこれくらいなら大丈夫。
尾瀬戸倉の駐車場にはすでに多くの車が止まっていましたが第一駐車場に案内されました。
あれあれ?完全に曇っちゃったけど大丈夫?
一緒の乗り合いタクシーに乗る女性が受付の人に
「今日雨降りますか」と、聞くと
「朝はいつもこんなもんだから天気予報も晴れって言ってるから大丈夫」と、答えていました。
9人がそろったところで大型タクシーは鳩待峠へ向けて出発しました。
約20分ほどで鳩待峠へ着くと…
あれあれあれ?外は雨が降ってるよ全然大丈夫じゃない!!
それほど大した雨ではないのでレインハットをかぶり歩き始めました。
鳩待峠からの入口には電子カウンターが設置されていて何人通ったかが自動的に数えられているようです。
群馬県側から尾瀬ヶ原へ向かう道は群馬県(環境省)と東京電力が整備していて木道にはどこが何年に設置したかがわかる焼印が押してありますが雨の日はこの木道がとても滑り歩きにくいです。
途中にはクマよけのベルが設置されていて鳴らして歩いて行く人が多かったですが、これがあるということはクマが出るかもしれないということですよね…
山の鼻には休憩所が多く何人もの人が休憩をしていました。
ここから最初は尾瀬ヶ原を歩くことにしました。
尾瀬ヶ原はいわゆる草紅葉で黄色く色づいていましたが、天気が良くなく残念でした。
途中の牛首辺りまで来ると雨もやみ、雲の切れ間が増えてきて日の当たった場所には部分的な虹も見ることができました。
ごくわずかですが、エゾリンドウなどの花も見ることができました。
最初は牛首辺りで引き返そうと思っていたのですが天気が良くなりそうなのでもう少し歩くことにしてとりあえずは竜宮十字路の先の龍宮小屋を目指すことにしました。
ちなみにこの竜宮十字路では竜宮現象という伏流水がおこるところを見られます。
龍宮小屋までくるとだいぶ晴れ間も広がっていますがまだ北側のヨッピ川のほうだけだったので太陽を求めヨッピ吊橋まで行ってしまいました。
ちなみにヨッピ吊橋は10月15日から冬の間は通行止めだそうです。
ヨッピ吊橋から牛首まで戻ると大分日も出てきて至仏山も頂上以外は見えてきました。
太陽が出て暖かくなった山の鼻で一旦休憩をしてから至仏山を目指しました。
ところが、至仏山の登山道を登り始めるとまた雲が広がってきて寒くなってきました。
しかも、森林限界を越えたあたりからから出てくる滑りやすいと噂の蛇紋岩が朝の雨のせいでさらに凶悪になっていてとても歩きづらく大変でした。
蛇紋岩を越えるとまた木道が増えてきますがこの辺りから今度は体が持って行かれそうな強風が吹き始めました。
やっとの思いで山頂に着きましたが雲の中で中腹からは見えていた尾瀬ヶ原すら見えなくなってしまいました。
山頂は人も多く場所もなかったので休憩せずに小至仏山へ向かいました。
小至仏山への稜線は吹きさらしになっていてハイマツの枝や登山道の境を示すロープに樹氷のような氷が付着していました。
小至仏山の山頂も素早く通り過ぎ、やっと蛇紋岩ゾーンを越えると再び日が出てきて足元も木道になりました。
ちょうどここに見晴らしのいいベンチがあったので休憩を取りました。
ここからは尾瀬ヶ原やアヤメ平、遠くにある日光白根山までよく見えました。
ベンチから少し進むとオヤマ沢田代という小さな湿原があり、ここは日の光がよく当たっていて遠くに日光白根山などの山並みも見ることができ今日の一番と言ってもいいくらいの景色でした。
森林限界も終わりまた大きな木の中を歩いていき鳩待峠まで戻りました。
今日は(と言うかいつも)日帰りだったので尾瀬ヶ原も急ぎ足でまわってしまったので今度は晴れた日にのんびり来てみたいです。
金色カーペットに虹のおまけつき
そう、尾瀬は雨でも良いのよ!!
でも、さすがの健脚ですね。
ヨッピ橋まで行って至仏山・・・
でお昼過ぎに完了
寒かったでしょう?
実は私は同じ頃、鹿島槍で凍っていました・・・
レコはまたのちほど
尾瀬は水芭蕉のイメージが強いですがこの時期の草紅葉もいいですね。
まるでナウシカの世界でした。
(たとえが微妙なうえ古いですか
いつも健脚と言っていただけるのはうれしいのですが
やっぱり、もう少しペースを落として景色とかも見ながらゆっくり歩いたほうがいいんでしょうが
いつも、早く歩いてしまい次の日、足を痛くしてしまいます
tekutekugoさんのレコも楽しみにしています
Chilicaさんはじめまして。ponjiroと申します。
記録にコメントありがとうございます。
尾瀬ケ原をぐるっとめぐってからの至仏山、すごいですね!
私もあの黄金の草原はナウシカを思い出しました。
おばばが言っていたあの言葉を…。
私は尾瀬ケ原だけでくだびれてしまいました。
「夏の思い出」の歌詞の通りはるかな尾瀬でした。
あの日はとても寒かったですね。
ponjiroさんこんばんは。
欲張りでせっかちな性格なのか、どうしても日帰りで歩けるだけ歩こうとしてしまいます。
尾瀬を本当に楽しむのならponjiroさん達みたいに1日目は尾瀬ヶ原で2日目に至仏山という日程がいいんでしょうね
尾瀬ヶ原の草紅葉は天気がイマイチで残念でしたが、小至仏山の下にあったオヤマ沢田代はちょうど雲が切れてまさに金色の野でした
やっぱり今度は晴れた日にのんびり歩いてみたいです
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