牛ノ寝通り


- GPS
- 06:36
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,073m
- 下り
- 1,242m
コースタイム
※大ダワまでのGPSデータがずれています(そのため距離等のデータもおかしくなっています)。いずれ直したいと思います。
天候 | 晴れ(雲が多い天気でしたが、さわやかな秋晴れでした) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩駅〜小菅 950円 栄和交通 http://eiwa-kotsu.com/ 上日川峠〜甲斐大和駅 1000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況: ・高齢者生活福祉センターへと渡る希望橋にある登山口には案内標識がありません(猟師の方に教えてもらった登り口は写真のコメントに記しました)。途中から釣堀方面に降りるか、小菅川の少し下流の橋を使った方がよいかもしれません。 ・牛ノ寝通りの尾根に乗るまでは、前半が九十九折り、後半はなだらかな山道です。 ・大マテイ山へは南側からも北側からも行けるようですが、南面の「日向みち」からのルートがわかりやすいと思います。 ・榧ノ尾山を過ぎたあたりから次第に傾斜がきつくなってきますが、急坂というほどではありません。 ・時折マウンテンバイクの方に出会いました。必ず下車して通り過ぎてくれましたが、念のためライダーがよく通ることは承知しておいた方がよいでしょう。 ・石丸峠からはおなじみのルートですから、省略します。 登山ポスト: 奥多摩駅にあります。 トイレ:奥多摩駅、小菅BS、大菩薩峠などにありますが、今回歩いた牛ノ寝通りのルート上にはありません。 |
写真
感想
ハイキングにふさわしい季節。前々から気になっていたゆるやかなルートを選んでみました。ただ、少し気がかりは野生動物が多いという情報。いつもより周囲の物音に注意することを肝に銘じて出発です。
途中で見かけた奥多摩湖畔の気温表示は11℃。肌寒さを感じるようになった秋の一日のはじまりです。
小菅バス停のトイレに立ち寄ってから、来た道を戻ったのですが、登山口が今ひとつつかめず、とりあえず最初に見えた希望橋を渡ってから地図と睨めっこ。山と高原地図のルート図によればこのあたりだなと目星をつけても、それらしいものがなく、しばらく行ったり来たり。ちょうどトラックで上ってきた方が車を停めて猟銃を下ろしていたので、恐る恐る尋ねて教えてもらいました。そこから少し下った地点の左側に、よく見ればとりつき部分がありました(ただし、ここは一般的な登り口ではないようです)。
小菅川の下流から見れば、登山口の案内があるようですから、もう少し下って釣り堀のあたりから入った方がよかったのかもしれません。
さて、山道に入ってしまえば、あとは登り一方の一本道が続きます。途中で、わさび田方面からの登山道と合流、これで一般的なルートに乗ったようです。
しばらくは急な登りですが、モロクボ平あたりからは傾斜がゆるみ、牛ノ寝通りが近づくと少し風が出てきました。冷たい風ですが、一枚羽織るほどではなく、快適な山歩きができました。
ほどなく大ダワ(棚倉)に到着。ここから東へ向かって大マテイ山に寄り道します。展望もない地味な山ですが、地面にはドングリと栗がいっぱい。動物たちには天国でしょう。
大ダワに戻って、ここから本格的に牛ノ寝通りを辿ります。予想通り、なだからな尾根伝いです。長いのは確かですが、紅葉の季節だったら見とれながら歩いてしまいそう。
結局、囓った痕や糞は散見しましたが、動物たちには会わずじまい。榧ノ尾山までは一人の登山者にも会いませんでした。
途中で、登山道をはずれる狩場山にも寄り道。わずかな踏み跡をたどれば数分で到着できます。
榧ノ尾山で軽い昼食をとった後は、大菩薩から下りてくるハイカーやマウンテンバイクの方とすれ違うようになります。それでも合計8組ですから、このルートはやはり静かなんだなと実感します。
玉蝶山の探索は次回の楽しみとしてパスすると、山道は次第に傾斜がきつくなります。久々に長い距離を歩いた後のやや急な登りはこたえますが、標高を上げるにつれ目につくようになった紅葉に励まされて何とか石丸峠に着きました。
ここからはメジャールート。かすんで見える富士山や南アルプスの山なみを眺めながら高原風の山道を辿るのは、やはり至福の時間です。
大菩薩峠へと向かってコーヒーブレイクの後、上日川峠へ下ればちょうど路線バスの出発直前でした。
紅葉には少し早かったハイキングですが、たっぷりと歩けたことに満足しました。来月あたりに、今度は下り方向でもっとゆったり歩けたらいいな。
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