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Yamareco

記録ID: 235028
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

【奥秩父最大の"山塊"】 二瀬尾根 〜 [和名倉山]

2012年10月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
12:05
距離
15.7km
登り
1,796m
下り
1,796m

コースタイム

◎[往路] 埼大山寮(4:50) → 吊り橋(5:00) → 尾根の小広場(5:40=5:45) → 1,007m地点(6:26)
→ 登尾沢ノ頭入口・指導標(7:05=7:10) → 石津窪源頭?(7:22) → 指導標(7:38)
→ 造林小屋跡(7:58) → 白石山指導標(8:04) → 尾根に出る(8:39=8:45) → 白石山頂方面・指導標(9:10)

→ 展望地(9:51) → 小広場(9:58) → 指導標(10:37) → 笹ツ場(10:43) → −−北ノタル・幽玄な世界の撮影time−− → 二瀬分岐(11:11)−− 千代蔵休場 −−
→ 和名倉山(11:33) −− おにぎり&味噌汁、こんにゃく,ニンジン,ふき,筍,椎茸の煮付け、卵焼き −−

◎[復路] 和名倉山(12:22) → −− 千代蔵休場 −− → 二瀬分岐(12:45)
→ 笹ツ場(13:02) → 小広場(13:35) → 展望地(13:38) → 造林小屋跡地(14:38)
→ 二瀬指導標(14:58) → 登尾沢ノ頭入口・指導標(15:24) → 1,007m地点(15:46)
→ 埼大山寮(16:55)
               −−− ☆★ 所要時間:12時間05分 ★☆ −−−
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 秩父市の国道140号を行きます。旧荒川村を過ぎ 旧大滝村に入り、秩父市・
大滝総合支所を右に見て 橋を渡ってすぐの T路信号を左折します。
 氷柱で有名な「三十槌(みそつち)」を過ぎて 上流に進むと、二瀬ダムサイトに
到着します。
 信号に従って トンネルに入り、トンネル内で左折して二瀬ダムを渡り、
「埼大山寮」脇の駐車場に到着です。
コース状況/
危険箇所等
◎ 1973(s48)年10月21日以来、39年振りの "感動もの" 二瀬尾根 〜
「和名倉山」でした。

−− ☆★ ルート全般 ★☆ −−
・「二瀬尾根」ルートと名打っているものの、実際は"尾根上"を通る
部分が少なく 尾根の東側を トラバースする部分が多いコースとなって
います。
 ・奥秩父山岳会の「白石山頂」プレートが要所要所に、またマーキングが頻繁に現れますので、登りに於いて 迷う心配は ほぼ無いと思います。
 ・過去に於いての 木材搬出のための諸設備が、各所に "無惨"にも
置き去りにされており、悲しいことに これが重要ポイントと
なっています。
・展望は、コース&山頂共 ほとんど望めませんが、時々 木々の間から
東側の山々が 垣間見えます。
 また かなり上に行ってから 唯一 "展望地"が あり、「雲取山」や
山頂に続く「ナシ尾根」が見えます。
 和名倉山山頂直前の「千代蔵休場」で、南側が開けます。

−− ☆★ 埼大山寮 〜 登尾沢ノ頭東・指導標まで ★☆ −−
 ・満点の星空のもと、まだ山の端も明るくならない4:50、ランプを点けて出発。
 ・吊り橋を渡って 対岸の突き当たりを左折、少し進むと 白いテープをぐるぐる巻きにした杉の木があり、
ここを右へ入ります。すぐ左の足元には、赤白のテープを巻いた 低い立ち木もあります。
 ・暗い杉造林地の中ですが、ルートは 明瞭です。杉の伐採・枝落とし跡がありました。
 ・尾根に出ると、左に杉 右に落葉樹となって行きます。
 6時過ぎ、木々の間より 真っ赤な太陽が、東の妙法ヶ岳方面から昇ってきました。

 ・1,007m地点らしきところは、木で三角錐のように高く組んでありました。
 ・尾根の南東側を巻ながら、「登尾沢ノ頭・東側広場」まで標高差約780mを 急激に登りつめます。
 ・「反射板跡地」という名称は、現地に於いてはその痕跡が無く、有名無実なので あえて
「登尾沢ノ頭東・指導標」としました。

−− ☆★ 登尾沢ノ頭東・指導標 〜 造林小屋跡まで ★☆ −−
 ・秩父盆地に、低いガスが漂う光景が見えました。
 ここまでの急激な登りの後に、軌道跡のフラットな"歩き"は 明るくて助かるのですが、
素晴らしい登山道とは裏腹に、ここから徐々に目に触れてくる レールや特にワイヤロープ、
はては一升瓶などの"林業残骸"は、目に余るものが有ります。

 ・軌道を歩き始めてまもなく、左から急激に上がってくる 赤いマーキングがありました。
 その後も、石津窪の源頭?と思われる場所が左に落ち込みます。
 ・「造林小屋跡」まで、苔むしたところも有り 熊棚も有り、時折東側の三峯山、武甲山、熊倉山等が
木々から垣間見えたり、変化に富みます。
 ・"林業残骸"が増え出すと、「造林小屋跡」です。生活用品も散在しています。 
 廃屋はありませんが、廃墟ものの映画撮影には 手を加えることなく使えます。

−− ☆★ 造林小屋跡 〜 笹ツ場まで ★☆ −−
 ・造林小屋跡からは、「白石山山頂方面・指導標」や 警告!!を経て、右手の尾根へ向かって
やや窪んだ地形の解りづらいガレたルートを昇って行きます。
 ・やがて"スズタケ"も現れますがたいしたこともなく、それより太いワイヤが地面を這い
道案内?にもなります。
 ・ガレていたり 苔むしたり、やや不明瞭なのぼりでしたが、40分程で初めて「二瀬尾根」に出ます。
 が、またこの尾根の東側を巻くように行きます。スズタケも深くは無いが、出てきます。

 ・また尾根らしきところに出ます。小広場〜展望台を経て、「笹ツ場」へ向けての長い南東面トラバースが続きます。
 ・苔むした大変いい雰囲気のルートですが、徐々に傾斜を増し、息が切れてきます。
 ・右に大岩を見る地点がやや解りづらいのですが、マーカーが頻繁に有り、見落とさないように行けば大丈夫。
 さらに南東を巻ながら、先の見えない長いルートをやっと「笹ツ場」です。
 一服の清涼!!、明るい"草原"です。シラビソの上が 突き抜けるような青空でした。

−− ☆★ 笹ツ場 〜 北ノタル 〜 和名倉山まで ★☆ −−
 ・ここから「和名倉山」山頂までが、"ハイライト"です。
 徐々に、"重厚な苔のジュウタン路"に 入って行きます。素通りするのが勿体ないです。
 ・正に"夢の庭園"ここに有りです。お腹が空いていますが、お預けで しばし 撮影に没頭します。
 ・2,000mコンターの西縁を巻ながら南側に回り込み、「二瀬分岐」地点(二瀬・山頂・仙波)から
東へ山頂を目指します。

 ・途中の「千代蔵休場」は、何と39年前と変わらない"原っぱ"。
 ブルースカイと「千代蔵休場」。それに南面の飛龍山〜唐松尾山、何と堂々と富士山が。
 ・広いシラビソ林の中 徐々に北へ向きを変え、遂に「和名倉山」山頂です。
 だれも居ない、静寂の山頂。妙に「仁田小屋登山口」の道標有り。
 2人でゆっくりと昼食。39年前はどうだったか?。
 ・何と山頂近くまで、太いワイヤロープが登山道を這っています。

 −− ☆★ [復路] 和名倉山 〜 埼大山寮まで ★☆ −−
・帰路を考え早く出発と思いつつも、やはりここは 秩父最大の"独立峰"。
 50分滞在し、"二等三角点&指導標"に また訪れることを告げて 後にする。
 ・「千代蔵休場」で、再び写真。富士山が大きく見える。

 ・"重厚な苔のジュウタン路"で、埼玉県警山岳救助隊?の3人に出会う。
 今日は山頂でテント泊と言う。9/13に「将監峠」〜「和名倉山」?で 消息を絶った 高齢者の捜索だろうか?。
 ・「北ノタル」も 足早に通り過ぎ、下山祝いの生ビールが頭にちらつきながら、尾根南東面を下る。
 大岩付近でルートを外し、やや迷って10分ほどロス。また、尾根から東側を巻いて下るところでも
一旦ルートを外したが、事なきを得た。いずれもマーカーがあって、戻れた。
 ・ひたすら、まずは「造林小屋跡」を目指し下山。

 ・「軌道跡」では、往路には無かった 新たなクマ君の 大きな "うんこ"が、ルート上に 二ヶ所。
 さらに威嚇として、もぎ取ったばかりの枝が大きく添えられていた。ビビる。

 ・不覚にも 足の親指の爪が、登山靴に当たり 痛んできました。これがだんだん響き、下山速度が大きく落ちる。
 「登尾沢ノ頭東・指導標」からは、あと1時間と言い聞かせて、黙々と下る。
 木々の間から、秩父湖や対岸の集落が 垣間見えました。
 最後の 杉造林地の 九十九折れ下りが 爪に負担がかかり、更に痛みが加わる。

 ・夕闇が迫る。「吊り橋」に出ると、ホッと。まだ明るい。
 秩父湖面の水位は 大きく低下し、川のような筋となっていて、湖では無い。
 16:55ジムニーに到着。念願の「和名倉山」は終わりました。

   −− ☆★ 後は、"下山祝い"を 残すのみとなりました。 ★☆ −−  
"keyさん先遣隊"が
さっそうと尾根を行く
2012年10月15日 05:54撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/15 5:54
"keyさん先遣隊"が
さっそうと尾根を行く
朝陽が射してきて
尾根を明るくしてくれた
2012年10月15日 06:15撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 6:15
朝陽が射してきて
尾根を明るくしてくれた
1,007m地点にて
後ろの、三角錐の立ち木が
目印
5
1,007m地点にて
後ろの、三角錐の立ち木が
目印
尾根の南東側を巻いて行く
2012年10月16日 16:50撮影 by  DSC-WX7 , SONY
2
10/16 16:50
尾根の南東側を巻いて行く
尾根の南東側を巻いて行く
2012年10月16日 17:01撮影 by  DSC-WX7 , SONY
10/16 17:01
尾根の南東側を巻いて行く
「登尾沢ノ頭」入口。
(「反射板跡地」のという
表し方は、現地には
痕跡も無いので止め)
2012年10月16日 09:13撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/16 9:13
「登尾沢ノ頭」入口。
(「反射板跡地」のという
表し方は、現地には
痕跡も無いので止め)
フラットな「軌道跡」
を行く
2012年10月15日 19:12撮影 by  DSC-WX7 , SONY
2
10/15 19:12
フラットな「軌道跡」
を行く
フラットな「軌道跡」
を行く。
苔むしてきた。
2012年10月16日 15:09撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 15:09
フラットな「軌道跡」
を行く。
苔むしてきた。
二瀬方面・指導標
(奥秩父山岳会) 
2012年10月16日 15:10撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/16 15:10
二瀬方面・指導標
(奥秩父山岳会) 
木々の間より
東側を見る
2012年10月15日 07:47撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/15 7:47
木々の間より
東側を見る
林業の"残骸"車輪
根っこが嫌がっている!!
2012年10月16日 15:18撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
10/16 15:18
林業の"残骸"車輪
根っこが嫌がっている!!
林業の"残骸"レールと車輪
まるで「戦場に架ける橋」
の"残骸"だ。
2012年10月15日 07:58撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/15 7:58
林業の"残骸"レールと車輪
まるで「戦場に架ける橋」
の"残骸"だ。
「造林小屋跡」を見る
2012年10月16日 15:21撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/16 15:21
「造林小屋跡」を見る
白石山方面・指導標
この奥の、やや窪地状の
ガレたところを登る
2012年10月15日 08:02撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 8:02
白石山方面・指導標
この奥の、やや窪地状の
ガレたところを登る
「白石山方面・指導標」の
ちょっと先にある警告!!
「この先スズタケのヤブ、
遭難多し!!」。
実際には、スズタケは
密生していない。
ただし、ガスると"獣道"
との交叉に注意!!
2012年10月16日 15:25撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/16 15:25
「白石山方面・指導標」の
ちょっと先にある警告!!
「この先スズタケのヤブ、
遭難多し!!」。
実際には、スズタケは
密生していない。
ただし、ガスると"獣道"
との交叉に注意!!
ガレたところの先、
苔むしたところを登る
2012年10月16日 15:26撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
10/16 15:26
ガレたところの先、
苔むしたところを登る
ガレたところを登る。
2012年10月16日 15:28撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/16 15:28
ガレたところを登る。
スズタケは枯れており、
思ったほどでは無い。
ただし、ガスると"獣道"
との交叉に注意!!
2012年10月16日 15:31撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/16 15:31
スズタケは枯れており、
思ったほどでは無い。
ただし、ガスると"獣道"
との交叉に注意!!
尾根上にある
「白石山方面・指導標」
2012年10月16日 15:31撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 15:31
尾根上にある
「白石山方面・指導標」
明るい尾根を行く
2012年10月16日 15:33撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 15:33
明るい尾根を行く
怪獣?
2012年10月16日 15:35撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/16 15:35
怪獣?
いい雰囲気になって
きました。
2012年10月16日 15:37撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 15:37
いい雰囲気になって
きました。
いい雰囲気になって
きました。
2012年10月16日 15:37撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 15:37
いい雰囲気になって
きました。
「展望台」より
「ナシ尾根」の先に
「雲取山」を見る
2012年10月15日 09:51撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/15 9:51
「展望台」より
「ナシ尾根」の先に
「雲取山」を見る
「この先、スズタケ多し!!」
スズタケは枯れており、
思ったほどでは無い。
ただし、ガスると"獣道"
との交叉に注意!!
2012年10月16日 15:40撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/16 15:40
「この先、スズタケ多し!!」
スズタケは枯れており、
思ったほどでは無い。
ただし、ガスると"獣道"
との交叉に注意!!
南東面トラバースが、
だらだらと続く
2012年10月16日 15:41撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 15:41
南東面トラバースが、
だらだらと続く
苔むした南東面を行く
2012年10月16日 15:44撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 15:44
苔むした南東面を行く
苔むした南東面を行く
2012年10月16日 17:07撮影 by  DSC-WX7 , SONY
10/16 17:07
苔むした南東面を行く
「笹ツ場」の草原
2012年10月16日 15:49撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 15:49
「笹ツ場」の草原
「笹ツ場」の草原
2012年10月15日 10:45撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/15 10:45
「笹ツ場」の草原
「笹ツ場」の草原から
「二瀬分岐」へ向かう
2012年10月16日 15:50撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 15:50
「笹ツ場」の草原から
「二瀬分岐」へ向かう
幻想的な世界
2012年10月16日 17:16撮影 by  DSC-WX7 , SONY
2
10/16 17:16
幻想的な世界
幻想的な"苔ジュウタン"
にて
5
幻想的な"苔ジュウタン"
にて
幻想的な"苔ジュウタン"
にて
4
幻想的な"苔ジュウタン"
にて
幻想的な世界
2012年10月16日 15:54撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
10/16 15:54
幻想的な世界
ロマン溢れる"倒木ベンチ"
2012年10月16日 15:59撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/16 15:59
ロマン溢れる"倒木ベンチ"
苔蒸した"倒木君"
2012年10月16日 16:00撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/16 16:00
苔蒸した"倒木君"
「二瀬分岐」
(山頂・二瀬・仙波)
を現し、9/13の将監峠〜
和名倉山で遭難?以降
設置されたらしい。
2012年10月15日 11:11撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/15 11:11
「二瀬分岐」
(山頂・二瀬・仙波)
を現し、9/13の将監峠〜
和名倉山で遭難?以降
設置されたらしい。
明るいシラビソ林の中を
山頂へ向かう
2012年10月16日 16:05撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 16:05
明るいシラビソ林の中を
山頂へ向かう
二瀬分岐〜山頂間にある
「千代蔵休場」を見る
何と39年前と
変わらない風景?
2012年10月16日 16:07撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
10/16 16:07
二瀬分岐〜山頂間にある
「千代蔵休場」を見る
何と39年前と
変わらない風景?
二瀬分岐〜山頂間にある
「千代蔵休場」を見る
何と39年前と
変わらない風景?
2012年10月16日 16:10撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
10/16 16:10
二瀬分岐〜山頂間にある
「千代蔵休場」を見る
何と39年前と
変わらない風景?
「千代蔵休場」より
南面の「飛龍山」を見る
2012年10月16日 16:07撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/16 16:07
「千代蔵休場」より
南面の「飛龍山」を見る
和名倉山まであと少し!!
2012年10月16日 16:10撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/16 16:10
和名倉山まであと少し!!
和名倉山山頂
2,036.0m
2012年10月16日 16:24撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/16 16:24
和名倉山山頂
2,036.0m
和名倉山山頂にて
keyさんと。
木に引っ掛けた"簡易三脚"
で、上手く撮れた
7
和名倉山山頂にて
keyさんと。
木に引っ掛けた"簡易三脚"
で、上手く撮れた
「千代蔵休場」にて
2012年10月16日 16:25撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
10/16 16:25
「千代蔵休場」にて
「千代蔵休場」より
富士山が綺麗に見えた
のだが・・・。
南側の為、写真では・・・。
2012年10月16日 16:28撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
10/16 16:28
「千代蔵休場」より
富士山が綺麗に見えた
のだが・・・。
南側の為、写真では・・・。
帰路「軌道跡」にて、
クマ君のうんち。
[往路]では 無かった。
2012年10月16日 16:38撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/16 16:38
帰路「軌道跡」にて、
クマ君のうんち。
[往路]では 無かった。
「軌道跡」を戻る
2012年10月15日 14:54撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 14:54
「軌道跡」を戻る
更に下ると またしても
クマ君のうんち。これも
[往路]では 無かった。
2012年10月16日 16:39撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 16:39
更に下ると またしても
クマ君のうんち。これも
[往路]では 無かった。
軌道跡を塞ぐ大枝。
これもクマ君の仕業?。
とても、人間業では無い。
[往路]では 無かった。
2012年10月16日 16:41撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 16:41
軌道跡を塞ぐ大枝。
これもクマ君の仕業?。
とても、人間業では無い。
[往路]では 無かった。
やっと重要ポイントに
戻る。やれやれ!!。
2012年10月16日 16:42撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/16 16:42
やっと重要ポイントに
戻る。やれやれ!!。
秩父湖は、干上がっていた。
2012年10月16日 16:45撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/16 16:45
秩父湖は、干上がっていた。
「吊り橋」にて相棒の
keyさん。安堵の笑顔。
8
「吊り橋」にて相棒の
keyさん。安堵の笑顔。
吊り橋」にて私。
安堵の笑顔。
"下山祝い"が
出来るぞ!!。
4
吊り橋」にて私。
安堵の笑顔。
"下山祝い"が
出来るぞ!!。
無事ジムニーに戻る。
今日は、これ1台。
2012年10月15日 16:58撮影 by  SZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
10/15 16:58
無事ジムニーに戻る。
今日は、これ1台。

感想

◎ −奥秩父の"原生林"の宝庫−「和名倉山」は、健在なり!!。
 北側は、幽玄な太古の"原生林"。南側は、シラビソ等の明るい開放的な山容。
 正に"陰と陽"です。

 ・最近は 秩父側からの登山者がやや増え、奥秩父山岳会等による "指導標"や マーカーが 要所にあるとはいえ、
 「バリエーションルート」であることに 変わりはありません。
 ですから、ちゃんとした地形図を持って山に入ることは 言うまでもありません。
・標高差約1,480m。歩きでがありました。

◎ 9/13以降、keyさんとの "二人三脚山行き"が 定着してきました。
 39年前の 二瀬尾根 〜「和名倉山」も、keyさんと行きました。

 現在は、「吊り橋」を渡って左折して 直ぐ右へ 尾根に向かって登りますが、当時は
左折して暫く上流へ行き、"登尾沢の滝"を 経て 1,369.4mピーク東側の尾根も巻いて「石津窪」側に廻り、
「軌道跡」に出るコースだったと思われます。

◎ 北ノタル(草原) 〜 和名倉山山頂分岐間にある 実に "幽玄"&"幻想的"な 散策道。
 この 倒木の苔むした"異次元空間"が出来たのは?。
 今から53年前の 1959(S34).09.26の「伊勢湾台風」による 強風により、本州山地の各地で
"原生林"が なぎ倒されました。
 この時の倒木の上に 苔が自生、重厚なじゅうたんとなっているのです。
・ここの"原生林"は、貴重です。それだけに、次に触れている"林業残骸"の現状は、大変残念です。

◎ −− 軌道跡 〜 造林小屋跡に見る "残骸"を 考える −−
 「軌道跡」は フラットで 歩くのには良いのですが、ここに林業の "残骸"が 長年 放置されたままになってます。
 ・「世界"残骸遺産"登録」をしたいような? 実に残念な 光景です。
 
・ワイヤロープに至っては、山頂付近に至るまでの 相当長い距離に 敷設されたままの状態です。
  中空に巻いたままの 状態のものもあります。
 これで良いのでしょうか?。良いはずはありません。
 ・植生や住んでいる動物に、少なからず影響が有ります。

・撤去する費用が莫大だから?と言って、放置が許されるはずがありません。
 他の山に行っても、○○工務店と書かれた土木機械が放置されていたり、
通信資材が放置されていたり、色々と目にします。
 
・「環境保護」が叫ばれて久しいですが、人目に触れない山奥での"残骸"放置!!。
 自然とは相容れない、実に見苦しいものです。
 ・"清流"が泣いています。荒川の最上流 "水源地"の「秩父湖」。
 ここにどっかりと構える 【奥秩父最大の"山塊"】「和名倉山」ですよ・・・。

 ・今後 森林関係者や行政が 一体となって、こうした過去の "残骸"を 早急に撤去することを 強く望みます。
 
◎ 登尾沢ノ頭東・指導標(反射板跡地) 〜 造林小屋跡。−− 熊さんの逆襲!! −−。
 [復路]の途中 軌道跡のど真ん中で、[往路]には無かった 熊さんの新しい 大きな"うんこ"二ヶ所。
 熊さんが人間に対し、"古来からの領有権を主張"して 譲らない "証し"。
 (→ 近隣の"大国"による 身勝手・横暴とは違い、こちらの "古来から領有・・・"は、筋が通っている。)

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