大峰山脈(行者還トンネル西口〜弥山)


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 991m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
10:40 奥駆出合
11:10 弁天の森
11:40 聖宝の宿跡
12:40 弥山小屋
12:47 弥山神社
12:50 弥山小屋
13:00 昼食(休憩)−14:00
15:14 弁天の森
15:37 奥駆出合
16:33 行者還トンネル西口(登山口)
天候 | DRY(晴天) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
元々、R309での天川村からのアクセスは路面が悪く狭路区間が続く事を知っていたので、(当方の車両にも問題あり?車高が・・・)あえてR169から上北山側よりR309へアプローチしましたが(悪路的には天川方面より距離も短いのでこちらのほうが安心出来ます)トンネルを抜け、西口にある駐車スペース(15台分程)には平日にもかかわらず、ほぼ満車状態でしたが、残り1台のスペースに何とか停める事ができました。他にも川を挟んで駐車スペース(こちらは5台程かな)がありました。 復路は何を血迷ったか(下山後直ぐだったので疲労で方向を勘違いか?)天川村方面へR309を降りてしまい気づいた時には引き返すのも・・・上北山村の温泉で汗を流してという計画も捨てがたいが・・・と葛藤しつつ、結局そのまま覚悟の上で帰路に着きました。相変わらずの悪路っぷりでした。まだ何とか薄暮時に通過出来たので良かったですが、夜間、早朝はより一層の注意が必要と思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から吊橋までは川沿いの何でも無い散歩道風ですが、橋を渡るといきなり急登区間が奥駆出合まで続きます。路面も木の根が露出していたりガレていたりですが、ルートはしっかり認識できるので迷う事は無いと思います。その他は特に危険と思われる箇所も無く比較的歩きやすいです。 |
写真
感想
以前より、大峰山系へ行こうと考えていましたが、やっと実行出来ました。
前日までやや迷っていましたが、(仕事の疲れが溜まっていたので、家でぼけーっとするか)やはり天候等を考慮しても「行くしかない」と決行しましたが、予定では7時位の現地到着を考えていましたが、一分でも多く寝たい衝動に駆られ目覚ましを遅らせてSETした為、出発が遅れその分道路も通勤ラッシュに重なり、現地到着は9時頃になってしまい、人気のあるエリアなので、危惧していた駐車スペースもギリギリの状態でした。しかし、天候は予報通り抜群の秋晴れに恵まれ、はやる心を抑えつつ登山口へ向かい、ポストへ届けを投函し、いつもの相方(嫁)と登山開始です。
最初は遊歩道程度の川沿いの道ですが、吊り橋を渡った途端に、まーまーキツイ上りへとなりました。相方のペースに合わせてぼちぼち行きますが、後から来られる方に追いつかれては道を譲るを繰り返し、相方のペースがかなり危うくなった頃にやっと「奥駆出合」へ到着。自分はここからが本番のつもりでしたが、相方は「ここが頂上やろ?もーえーやん。」と、ちょっと「投げやりモード」に突入か?何とかなだめすかして、先へ進みます。そこからは、なだらかな森林コースが続き、景色に見とれる事しばしで、相方の「投げやりモード」も収まりました。ここからは一度下りになり、高度は50m程度下がりますが、順調に、弁天の森、聖宝の宿跡まで歩を進めました。紅葉にはまだちょっと早い感じですが、それでも所々、紅葉が始まり好天と相まって、素晴らしいコントラストを堪能出来ましたが、ここからは登り返しが始まり、弥山を目指します。相方は、またもや「投げやりモード」に入りペースも落ちてきましたが、高度が上がるにつれ紅葉の度合いも増し自然とこちらのペースも落ちてしまいました。
が、そんな悠長な事は途中までで、階段区間が現れた頃から急登になり、ついに相方は「ここで待ってるから頂上にいっておいで。」と頂上手前の展望が開けた場所でリタイア宣言。仕方無く、相方をそこへ「デポ」し、一人で弥山頂上を目指します。が、そこからも結構急登で階段区間がやはりキツイですが、そこを抜けると、頭上は明るくなり、山小屋らしきものが見えました。やっと到着です。
山小屋は立派な作りで同じくトイレもあります。(協力金¥100)
そのまま鳥居をくぐり山頂の神社へ参拝しました。これも立派な作りで周りの風景と重なり、神々しさが増している感じでした。
本当はそこから八経ヶ岳を目指す予定でしたが、今回は相方を「デポ」したままなので、また次回にする事にしました。トイレを済ませ、デポ地点まで戻ります。そこで展望も良いので昼食を取りました。
流石に、風が冷たく秋の気配が肌で感じられました。空を見上げるとはるか高空に旅客機が通過するのが見えます。雲ひとつ無い空はどこまでも蒼く、はるか彼方の宇宙を感じさせてくれました。
恒例の袋ラーメン(マルちゃん正麺を選択。卵と葱のトッピングで、かなり美味しいです。)とおにぎりで昼食を済ませ、下山です。
下りも、傾く日差しに映える風景を堪能しつつ、先を急ぎます。「秋の陽はツルベ落とし」の通り、思った以上に日が暮れるのは早く、少々焦りながら降りていましたが、これから頂上を目指しているであろう
年配の方2組とすれ違いましたが、相方と「この時間からということは、下山は暗くなるのにな〜、大丈夫なのか?」と話しつつ奥駆出合まで戻ってきました。
ここからの下りは、登り時にもきつかった逆になるので慎重に進みましたが、やはり、木の根やガレている箇所の連続で、注意が必要でした。ちなみに相方は3回尻もちを着いて半泣きになる場面も。
自分も恐れていた右膝痛が出始め、かなり、きびCー状態になってきました。今回は降りの膝痛対策として?サポートタイツ代わりに冬場に日常で装着する普通のタイツ(所謂ヒートテックパッチ)を装着していましたが、やはり、所詮普通の「パッチ」です。パちもんは、やはりパちもんでしたが、汗を吸収してくれるので、汗での引っかかりが無くなり、その点は○でした。次回は、「ほんま物」を投入予定です。
何とか予定時間内に下山を完了。駐車場横にある、川からの水路で手を洗いましたが、身が引き締まる冷たさでした。
帰路は上北山村の温泉で汗を流すつもりでしたが、なぜか天川方面へ車を走らせてしまい、気付いた時にはGPSロガーを切るのも忘れているのにも気付きあわててログをOFF。引き返すのも面倒になり、そのまま悪路を走破→帰路に着きました。
他の方のレポートで大体は把握していたつもりですが、実際に行ってみると天候にも恵まれ、やはり素晴らしい所でした。次回は八経ヶ岳を目指します。
はじめまして。TN西口でお会いして出合までの途中で抜かせていただきました。
弥山に行かれたんですね。我々は行者還へ向かいました。
いつかまたどこかの山でお会いできるといいですね!!
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