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Yamareco

記録ID: 235260
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ハイキング
札幌近郊

奥手稲山 無雪期にPeakへ!

2012年10月12日(金) 〜 2012年10月13日(土)
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yadamake その他1人
GPS
32:00
距離
12.2km
登り
490m
下り
475m

コースタイム

林道終点-(1h)-小屋-(0.5h)-新道入口-(0.5h)-奥手稲山P直下
時間無制限=奥手稲山。
天候 雨が降ったり腫れたり。変わりやすい天気。
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道終点まで車で。
コース状況/
危険箇所等
夏時期に奥手稲山に登ろうと思うのはやはり間違っていた。
登るならば、奥手稲山東壁、岩肌の出ている斜面をフキやイタドリ、上部はコケに生えているチョロカンバを掴みながら登っていくのが一番早い。
下りはPから笹薮に突っ込めば下につく。

紅葉は来週が見頃でしょう。
今年の石炭上げは沢足袋推奨です。
石炭は水浸し。これどうすんの?来週頑張って。
2012年10月12日 06:24撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 6:24
石炭は水浸し。これどうすんの?来週頑張って。
無駄に重い荷物を背負ってデッパ!
2012年10月16日 21:18撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 21:18
無駄に重い荷物を背負ってデッパ!
ベニテングダケとか言うやつですか?山のように生えてました。時期なのかしら。
2012年10月12日 07:43撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 7:43
ベニテングダケとか言うやつですか?山のように生えてました。時期なのかしら。
少なくとも去年の春ワンの時にはなかった看板。ツゲ山についてるのと似てるから、春ワン期間中に誰かがつけたと予想してる。
2012年10月16日 21:18撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 21:18
少なくとも去年の春ワンの時にはなかった看板。ツゲ山についてるのと似てるから、春ワン期間中に誰かがつけたと予想してる。
見つけ出した三角点。と、その周りを少し手入れしました。
2012年10月16日 21:18撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/16 21:18
見つけ出した三角点。と、その周りを少し手入れしました。
紅葉映える小屋裏斜面。
2012年10月12日 13:51撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 13:51
紅葉映える小屋裏斜面。
もうそろそろ紅葉のいい時期な雰囲気。
2012年10月12日 16:16撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/12 16:16
もうそろそろ紅葉のいい時期な雰囲気。
晴れてる中測量?的な雰囲気。雨降って極かった。
2012年10月13日 08:50撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/13 8:50
晴れてる中測量?的な雰囲気。雨降って極かった。
撮影機器:

感想

 さて、思い立ったが吉日ということで、奥手稲山の家の座標を出そうと意気込み、ドンパの土木の奴と奥手稲山へと向かうことに。

 前日、学校から色々な備品を持ちだして、平日なのに朝4時デッパで小屋へと向かう。途中エンジンの音が変だなと思って確かめてみるとオイルが空だったので入れたりしつつ春香山小屋まで。あれ?110番だったよな、とか思いつつ、ゲートの鍵が開かないので、ホージーに朝っぱらから電話。ごめんね。そんなこんなで林道終点につくとそこには野ざらしでビチャビチャな石炭の山が。あーあ。風で剥がれたのかね?

 無駄に重い荷物背負ってデッパ。石炭揚げを彷彿とさせる重さだ。Why?ポールとか外付して、重かったせいもあるのかもしれないが、夏道に対して文句が数点。あと、小屋についたあとも少々言いたいこともあり。
●bush、木の刈り込みが甘い。凄い引っかかる。木を避けなきゃいけない。笹とかが覆いかぶさってる。少しでも触れるものは全部切るべき。何のために小屋番行ってんだ。
●渡渉点が、以前に比べて全般的に水深が深くなった。且つ、飛び石のための石が浮いていたりないことが多い。あっても安定して置けない。石炭揚げは今年は山靴は辛いだろうという印象。濡れるの覚悟ならいいけど濡れたら極い。
●ネズミ捕りが、全部餌が食べられてないのに入口が閉まっていた。ただのインテリアになってる。
●石炭ストーブのひび割れが想像以上。こんなだったっけ?特に右側の亀裂。そして普通に使っていれば赤熱はしないということも確認。あれ、おかしいなぁ。
 まぁ大きく分けて以上4点。小屋は大事に使いたいものですね。

 そして小屋についてとりあえず奥手稲山への夏道を開削し、いや発見しようと、いろいろな道具を持って出発。だが、想像以上の笹地獄に敗退。このレベルで笹が生えているとは思わなかった。空身でも極くて動けないレベル。。ということで、方針変更。直で頂上まで上り三角点だけは探すことにする。東壁を登って行くが、意外と掴むのものなく、急で、もろくて、怖い。結構危険。現役だったら行かないパーティーもあるレベル。ルートファインディングが悪かったのか?まぁ相方も登れているしよしとしようということで、P付近へ。

 Pにはいつもの赤いdepo旗がついているカンバの北側に、しっかりした奥手稲山の看板が付けられたカンバが。あれこんなのあったっけ?と思いつつ、そこら辺の地面を探すが、いくら探しても奥手稲山の三角点が見つからない。しかしここまで来て三角点が見つけられなかったらここから飛び降りたくなってしまう、ということで、最新の技術を駆使することに。携帯で奥手稲山の三角点の経緯度を調べ、携帯のGPS機能を使い照合。まるでビーコン練のよう。誤差も含めてやはり、depo旗のカンバと看板のカンバの間の空間の何処かだろうということがはっきりしたのでくまなく探すと、あった!!!倒木の下に埋まっていた。これは普通に考えて見つからない。ということで、ちょっとそこら辺の倒木どかしたり、色々して三角点を見えるようにした。皆さん今度行ってみてね!!景色もいいよ!

 その日はそれだけで小屋で飯食って寝て、次の日は奥手稲山の家の標高を出すための測量作業。僕は助手として棒を持つ係。かいつまんで説明すると、本来は近くの三角点を基準にして、そこから上下左右どれだけ離れた位置に奥手稲山の家があるかを測って、奥手稲山の家の座標を出すつもりだったが、それは無理(現実的に人手や時間的に)だということが判明したので、奥手稲山の三角点から林道までの標高差を三角関数を使って求めて、その地点から奥手稲山の家前に設置した点まで水準測量?(ある点とある点の高さの差を出してそれを繋ぎあわせて遠くの点との標高差を出す、のかなー?)を行うということに。
 雨が降ったり雷がなったりする中、気合でなんとか小屋前から奥手稲山の頂上を目視できるところまでの測量は終わった。
 あとは、計算して、三角点から林道までの標高差を計測すれば、奥手稲山の結構正確な標高が分かると言うはずです。

 なんだかんだで、何やってんだかなーとか思うようなことをやった週末でしたが、意外と楽しく面白かった小屋番でした。来週の石炭揚げが楽しみですね!

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