天狗角力取山・月山紅葉の山旅2


- GPS
- 05:17
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 342m
- 下り
- 1,245m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天狗小屋ー登山口:往路と同じ 姥沢ー月山:古くから信仰の山として、近代以降は春、夏スキーのメッカとして親しまれる月山なので、道はよく整備されているが、大きな石やガレ場の多い道なので、油断して捻挫などしないよう注意。なお、ルート図の大井沢手前から月山口バス停まではヒッチハイク。 |
写真
感想
朝日連峰の主稜線の紅葉は終わりなので、天狗小屋から月山に向かって引返す。できるだけ早めに降りて、月山でゆっくり歩いて撮影する、というのが今日の予定。4時前、他のパーティが支度を始めた。こちらは5時頃起きる予定。先発隊が食事を終えた頃、置きだして着替え、昨夜のコンビニ弁当の残りとサンドウィッチの半分を食べて身支度をする。お世話になったゴザ二枚を小屋の天井下の棚に収納し、出発。小屋の外に出るとすでに明るくなり始め、先行パーティがまだ外にいた。そのパーティを追って小屋を後にする。朝のうちは晴れて入るようだが、ガスがひどく、日差しが届かず、展望がきかない。栗畑で障子ヶ岳に向かうパーティと別れ、往路を下ってゆく。
紅葉の葉っぱを丁寧に撮影して行ったので、ペースは極端に遅い。本当はどんどん下って9時前に登山口に戻ろうと考えていたのだが、撮影ばかりしていて少しも進まない。障子ヶ岳方面はガスで見えないが、先行パーティはどうしているかなーー。
撮影しながら進むと、次第に晴れてくる。障子ヶ岳方面にも日差しがあたってくる。今日は予測通りよい天気になりそうだ。様々な彩色を施された葉っぱを観察し、撮影しながらCTよりかなり遅いペースで竜ヶ岳を巻く。結局CTより30分以上、予定より一時間も遅く、二時間以上かかって竜ヶ岳水場を通過。これではいけないと少しペースを上げて下山。それでも撮影をやめず、9時過ぎに焼峰通過、結局、登山口には10時頃に到着、予定より一時間の遅れ。
登山口を過ぎて林道に出る。早速ケータイでタクシーを呼ぶが、なかなかかからない。少し進んでかかった。しかし先方は声が聞き取れないようだ。仕方なくまた歩き出す。何度もケータイをかけるが、話中でつながらなくなる。何度も何度もかけるが結果は同じ。あきらめて大井沢に向かう。すると後ろから軽トラックがやってきて、窓を開けて「歩くのが好きなんだねーーまあ乗れや」と乗せてくれる。どこまで行くのか、と訊かれて、月山まで行くと答える。では月山口まで乗せてあげるという。親切なおっさんだと思いながら乗り込む。
車中ではその人はきのこ採りなどをしていて、仲間が待ち合わせ場所にこれなかったと話し始めた。次第に熊の話になり、今年はブナやトチ、どんぐり類の実が少なく、熊が下のほうに降りているという。以前、きのこ採りで何度となく熊に出会ったが、一匹だけならなんとか追い払えたが、最近、親子熊に出会ったという。一匹では熊は大概逃げてくれるが、親子では子を守るために向かってくる。観念して戦うことを決意。対峙して親熊がいまや飛びかかろうと伸び上がった瞬間に持っていたストックで熊の咽喉をついた。すると熊は数メートル下に転がって、小熊は横を駆け抜け、親熊ともども退散して助かったという。助かったという思いで、その場で落ち着かせるためにタバコをすおうとすると、手が震えて火がつけられなかった、と笑う。
私もカナダのBC州の西北部の海の無人地帯を舟で知人の兄弟の熊学者とともに旅をして、その人の研究と保護活動の対象である黒熊のアルビノの白熊に会いに出かけた。人との接触のない熊たちを至近距離で観察したことがある。また、昨年の福島事故できのこ採りができなくなった隣県の人々がこの付近野山にきのこや山菜を取りに来ることが多くなり、パトロ−ルのために警察のパトカーも一日に二度走っているという。
月山口で下ろしていただき、お礼を言って別れ、タクシーを呼んだ。今度はすぐかかり、20分でタクシーがやってきた。バスも一時間待てば来るので安上がりなのだが、山の一時間は貴重なのでタクシーにした。(次の月山ハイクに続く)
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