田圃地帯を過ぎて雪が残る谷根林道に入る。標高480m 。1km程で進入禁止の警告版
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5/3 6:47
田圃地帯を過ぎて雪が残る谷根林道に入る。標高480m 。1km程で進入禁止の警告版
林道の雪の上に、先ほどまで無かった足跡がいきなり現れた。あれ、どうなっているの?
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5/3 7:02
林道の雪の上に、先ほどまで無かった足跡がいきなり現れた。あれ、どうなっているの?
よく見ると指が5本。どう見ても熊の足跡。しかも、まだまだ新しい。数百m一緒に歩いたが、じきに足跡は林の中へ。やれやれ
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5/3 7:02
よく見ると指が5本。どう見ても熊の足跡。しかも、まだまだ新しい。数百m一緒に歩いたが、じきに足跡は林の中へ。やれやれ
林道は829m台地から北西に延びる支尾根を回りこむ。この支尾根越しに1270m峰が望めた。遠いなあ
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5/3 7:12
林道は829m台地から北西に延びる支尾根を回りこむ。この支尾根越しに1270m峰が望めた。遠いなあ
829m台地の支尾根を直登して林道をショートカットする。振り返ると日本海が間近に見える。ここは海岸から10kmしか離れていない
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5/3 8:13
829m台地の支尾根を直登して林道をショートカットする。振り返ると日本海が間近に見える。ここは海岸から10kmしか離れていない
829m台地に着いた。南方向に、これから辿るコースが一望できる。長い尾根の先に1270m峰と1350m圏ドームが確認できる
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5/3 8:56
829m台地に着いた。南方向に、これから辿るコースが一望できる。長い尾根の先に1270m峰と1350m圏ドームが確認できる
ここの拡大。1350m圏ドームの後ろに烏帽子岳の頂上がちょっぴり頭を出しているが、懸念している最後の登りは分からない
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5/3 8:38
ここの拡大。1350m圏ドームの後ろに烏帽子岳の頂上がちょっぴり頭を出しているが、懸念している最後の登りは分からない
829m台地から917m峰まで、尾根は大きく左に湾曲しているので、谷を横切って917m峰の頂上を直接目指す
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5/3 9:23
829m台地から917m峰まで、尾根は大きく左に湾曲しているので、谷を横切って917m峰の頂上を直接目指す
しかし917m峰の頂上直下は急なので、写真の小さな沢を詰めて、北西に伸びる917m峰の支尾根に回りこむ
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5/3 9:27
しかし917m峰の頂上直下は急なので、写真の小さな沢を詰めて、北西に伸びる917m峰の支尾根に回りこむ
917m峰に着くと、北東方向に鉾ヶ岳1316mが望まれた。なかなか立派な山だ
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5/3 9:57
917m峰に着くと、北東方向に鉾ヶ岳1316mが望まれた。なかなか立派な山だ
ここから1270m峰の西肩まで、ほぼ真南に向かって長さが2kmもある尾根を緩やかに登っていく
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5/3 9:58
ここから1270m峰の西肩まで、ほぼ真南に向かって長さが2kmもある尾根を緩やかに登っていく
無風快晴、幅広い尾根をどこでも歩けるので雪山散歩だ。左の明るく開けたカール状の谷に、小さなデブリが流れていた
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5/3 11:21
無風快晴、幅広い尾根をどこでも歩けるので雪山散歩だ。左の明るく開けたカール状の谷に、小さなデブリが流れていた
尾根の傾斜が次第に強まって来ると、右側から雪庇の張り出した尾根が迫ってきた
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5/3 11:22
尾根の傾斜が次第に強まって来ると、右側から雪庇の張り出した尾根が迫ってきた
二つの尾根が合流する辺りは雪庇か雪壁。少しでも傾斜が緩い雪壁を探して乗越す。上に出た途端に、今まで隠れていた主稜線が見えたが・・・
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5/3 11:27
二つの尾根が合流する辺りは雪庇か雪壁。少しでも傾斜が緩い雪壁を探して乗越す。上に出た途端に、今まで隠れていた主稜線が見えたが・・・
真っ先に、迫力のあるこの山が眼に飛び込んできた。「うわー、これは無理だ、とても登れない」。思わず声を張り上げてしまった
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5/3 11:47
真っ先に、迫力のあるこの山が眼に飛び込んできた。「うわー、これは無理だ、とても登れない」。思わず声を張り上げてしまった
これが烏帽子岳?しかし地形図で確認すると、これは阿弥陀山だった。その左が烏帽子岳、さらに写真左端が1350m圏ドーム
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5/3 11:46
これが烏帽子岳?しかし地形図で確認すると、これは阿弥陀山だった。その左が烏帽子岳、さらに写真左端が1350m圏ドーム
烏帽子岳と1350m圏ドーム。現在地から尾根筋を辿ればドームに着き、これを越えれば烏帽子岳との鞍部までは行けそうだ
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5/3 11:48
烏帽子岳と1350m圏ドーム。現在地から尾根筋を辿ればドームに着き、これを越えれば烏帽子岳との鞍部までは行けそうだ
烏帽子岳のアップ。2個所のクレバス間の通過が厳しそうだが、鞍部から急な雪面を突き上げれば、烏帽子岳北の肩まで登れそうだ。やれやれ登降ルートが見つかった
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5/3 11:48
烏帽子岳のアップ。2個所のクレバス間の通過が厳しそうだが、鞍部から急な雪面を突き上げれば、烏帽子岳北の肩まで登れそうだ。やれやれ登降ルートが見つかった
1270m峰への登り
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5/3 11:54
1270m峰への登り
1270m峰の頂上稜線は結構痩せていて、一部ナイフリッジの雪稜を跨ぎながら通過した
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5/3 12:02
1270m峰の頂上稜線は結構痩せていて、一部ナイフリッジの雪稜を跨ぎながら通過した
1270m峰の東肩を越えれば、ドームの上りが待ち構えている
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5/3 12:26
1270m峰の東肩を越えれば、ドームの上りが待ち構えている
広々とした雪面を詰めて1350m圏ドームの頂上まで登ると、烏帽子岳と、その後ろに阿弥陀山が藪越しに望まれた
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5/3 12:54
広々とした雪面を詰めて1350m圏ドームの頂上まで登ると、烏帽子岳と、その後ろに阿弥陀山が藪越しに望まれた
烏帽子岳との鞍部へ降りようとしたが、稜線の藪は体を入れる隙間もないほど濃い上に、急下降で危険だ
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5/3 12:54
烏帽子岳との鞍部へ降りようとしたが、稜線の藪は体を入れる隙間もないほど濃い上に、急下降で危険だ
仕方ない、頂上から西に落ちている5m幅の藪の帯沿いに下りながら、藪の薄い箇所を探してやっと突破する。さらに雪面をトラバースして鞍部に出ると、眼前に烏帽子岳がそそり立っている
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5/3 13:03
仕方ない、頂上から西に落ちている5m幅の藪の帯沿いに下りながら、藪の薄い箇所を探してやっと突破する。さらに雪面をトラバースして鞍部に出ると、眼前に烏帽子岳がそそり立っている
鞍部から東側を眺める。直ぐ下に1040mの前烏帽子岳を見下ろせる
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5/3 13:04
鞍部から東側を眺める。直ぐ下に1040mの前烏帽子岳を見下ろせる
鞍部から右にトラバースして雪面の中央に出てから、幅広い雪面を真っ直ぐに突き上げる
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5/3 13:11
鞍部から右にトラバースして雪面の中央に出てから、幅広い雪面を真っ直ぐに突き上げる
すると、左の藪の中からトレースが現れた。ん?何だ?また熊か?
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5/3 13:27
すると、左の藪の中からトレースが現れた。ん?何だ?また熊か?
よく見るとアイゼンの爪跡がはっきり付いている。登り一方で、下った形跡はないから、今でも頂上に居るかも知れない
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5/3 13:32
よく見るとアイゼンの爪跡がはっきり付いている。登り一方で、下った形跡はないから、今でも頂上に居るかも知れない
先程登った1350m圏ドームの高さを越えた。雪で半円形に縁取りされた山頂が面白い
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5/3 13:27
先程登った1350m圏ドームの高さを越えた。雪で半円形に縁取りされた山頂が面白い
7割ほど登ると雪が切れてクレバス。その上は50度近い雪面が20m程続き、またクレバス。その上は傾斜が緩まり、雪が無くなると北の肩に飛び出した
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5/3 13:12
7割ほど登ると雪が切れてクレバス。その上は50度近い雪面が20m程続き、またクレバス。その上は傾斜が緩まり、雪が無くなると北の肩に飛び出した
低い潅木に覆われた痩せた頂上稜線を南に進む。踏跡が付いている。小さなこぶを越えると三角点がある狭い頂上に着いた。C山岳会の4人が居た
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5/3 13:53
低い潅木に覆われた痩せた頂上稜線を南に進む。踏跡が付いている。小さなこぶを越えると三角点がある狭い頂上に着いた。C山岳会の4人が居た
ここから見た海谷山塊。直ぐ南隣には阿弥陀山。北峰と南峰に分かれている。その左は鉢山
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5/3 14:02
ここから見た海谷山塊。直ぐ南隣には阿弥陀山。北峰と南峰に分かれている。その左は鉢山
先ほど1270m峰の西肩から見て早とちりして、絶望的な気分になった阿弥陀山の北峰。それにしてもどこを登れるのかしら
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5/3 13:51
先ほど1270m峰の西肩から見て早とちりして、絶望的な気分になった阿弥陀山の北峰。それにしてもどこを登れるのかしら
槍の穂先のような阿弥陀山南峰。後ろは雨飾山
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5/3 13:51
槍の穂先のような阿弥陀山南峰。後ろは雨飾山
阿弥陀山北峰の右側に、海谷渓谷左岸の鬼ヶ面山と駒ヶ岳東峰が顔を出している
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5/3 13:51
阿弥陀山北峰の右側に、海谷渓谷左岸の鬼ヶ面山と駒ヶ岳東峰が顔を出している
ここから南南東方向には、右:鉢山、左:昼闇(ひるくら)山
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5/3 14:02
ここから南南東方向には、右:鉢山、左:昼闇(ひるくら)山
鉢山のアップ
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5/3 13:53
鉢山のアップ
昼闇山のアップ。後ろは焼山
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5/3 14:01
昼闇山のアップ。後ろは焼山
焼山の左隣は火打山
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5/3 13:52
焼山の左隣は火打山
山頂から見下ろした吉尾平。ここをベースにするパーティが多い(C山岳会も同様)
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5/3 14:01
山頂から見下ろした吉尾平。ここをベースにするパーティが多い(C山岳会も同様)
頂上の一角にカタクリが咲いていた。山の裾野ならまだしも、頂上に咲いているのは驚きである
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5/3 14:03
頂上の一角にカタクリが咲いていた。山の裾野ならまだしも、頂上に咲いているのは驚きである
山頂に岩頭が屹立しているが、これは巻ける
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5/3 14:11
山頂に岩頭が屹立しているが、これは巻ける
さあ下山だ。二つのクレバス間の急な雪面を慎重に降りれば、ドームとの鞍部まであと一息
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5/3 14:27
さあ下山だ。二つのクレバス間の急な雪面を慎重に降りれば、ドームとの鞍部まであと一息
C山岳会の4人も降りてきた。雪面のどこを下っているのか分かりますか?
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5/3 14:44
C山岳会の4人も降りてきた。雪面のどこを下っているのか分かりますか?
先頭の2人は下のクレバスを下り切ったが、後の2人は2つのクレバス間の一番厳しい所を下降中
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5/3 14:44
先頭の2人は下のクレバスを下り切ったが、後の2人は2つのクレバス間の一番厳しい所を下降中
ドームを過ぎて1270m峰の上りに差し掛かる。疲労は増すばかりで、わずかなコブでも上りがきつい
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5/3 15:05
ドームを過ぎて1270m峰の上りに差し掛かる。疲労は増すばかりで、わずかなコブでも上りがきつい
奥が829m台地。写真右端が917m峰で、ここから左に伸びている尾根を登って来た。
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5/3 15:27
奥が829m台地。写真右端が917m峰で、ここから左に伸びている尾根を登って来た。
この尾根をショートカットするため、末端の917m峰を目指して1270m峰北西側の開けた谷を降りる。大斜面に自分のトレースを刻むのは気持ち良い
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5/3 15:24
この尾根をショートカットするため、末端の917m峰を目指して1270m峰北西側の開けた谷を降りる。大斜面に自分のトレースを刻むのは気持ち良い
917m峰に着いた。この先は上りのトレースを辿る
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5/3 16:29
917m峰に着いた。この先は上りのトレースを辿る
829m台地まで降りて来た。登った山々が夕陽に輝いている
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5/3 17:19
829m台地まで降りて来た。登った山々が夕陽に輝いている
朝方、この829m台地まで登った支尾根の下り口が分からない。仕方ない林道を降りる。すでに陽は傾き、じきに山の端に沈むだろう
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5/3 18:23
朝方、この829m台地まで登った支尾根の下り口が分からない。仕方ない林道を降りる。すでに陽は傾き、じきに山の端に沈むだろう
支尾根の取付きで日没となったが、この先は一度通っていうから、暗くなっても不安はない。愛車に戻ったのは19時半。13時間以上の行動だった
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5/3 19:37
支尾根の取付きで日没となったが、この先は一度通っていうから、暗くなっても不安はない。愛車に戻ったのは19時半。13時間以上の行動だった
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