ヤマレコ

記録ID: 236977 全員に公開 沢登り丹沢

神ノ川水系 矢駄沢

日程 2012年10月22日(月) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候晴れ一時曇り(今日は暖か)
アクセス
利用交通機関
車・バイク
神ノ川ヒユッテ手前路肩
※10/22〜23は登山道整備作業(黍殻山〜焼山間)のため神ノ川ヒユッテ入口から
 ゲートまでは車輌入れず。
 手前の路肩スペースは5〜6台駐車可。
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

神ノ川ヒユッテ手前路肩8:50−
8:58矢駄橋−
9:35標高640m二俣−
9:42標高660m10m滝−
10:18標高750m二俣10:33−
11:05標高835m大コウゲ沢との二俣−
11:16林道橋の下11:30−
12:36標高1170m三俣−
13:03標高1300m13:20−
13:48大コウゲ−
13:50矢駄尾根下降点14:00−
14:40神ノ川上部林道交差点−
14:58神ノ川下部林道(矢駄尾根入口)−
15:07神ノ川ヒユッテ手前路肩
コース状況/
危険箇所等
■丹沢の沢登り記録全般
 http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html

■神ノ川水系 矢駄沢(ヤタザワ)

 入口の堰堤5基を過ごせば垂直滝、スダレ状滝が多数出てきて
 直登、高巻き、へつりと飽きさせない、神ノ川では入門的な
 初級者向けの良い沢。

 遡行グレード:1級

 /瀬寮逎劵罐奪篤口の先、林道ゲートを越えて数分、最初に橋で横切る
  沢が矢駄沢。橋にも名前が刻まれているので間違うことはない。
  橋の右側から入ると早速堰堤が続く。
  2個越えれば右から2段3m滝と逆Y字10m滝を抱える支沢が入る。
  これをやり過ごし続いて3基の堰堤をすべて右から越える。

 △垢哀乾襯献紊箸覆蠑滝が続いている。
  1m、2m滝の次の2条CS3m滝は左からスラブ岩をトラバースする。
  途中に垂れ下がっている残置ロープが使える。(卦蕁檗A0)

 インゼル(中ノ島)を越えると10mの堰堤。
  膝まで浸かれば右角を登れそうだが、もうこの時期は極力濡れたくないので
  左側岩場の弱点を付いて高巻く。(卦蕁檗
  すぐに標高640m二俣だが、右の支沢はうっかりすると見過ごしがちだ。
  水量比は1:10。

 ど弦660mで見事な垂直スラブ状の10m滝が出てくる。
  直登はツルツルスラブで考えられないので、左側ガレから苔のついた岩を
  登って高巻く。(教蕁椶罵動廖
  続けざまにやはりスラブ壁の12m滝。
  これも直登はほぼ無理。左からそのまま容易に高巻ける。

 ド弦700mで2段Y字状5m滝。この滝も美しい。
  左壁バンドをへつり残置ロープを頼りに下段を越す。(卦蕁
  上段Y字状は中央を突破。(教蕁棔
  次のY字状4mは左から小さく巻く。
  正面から6mトイ状滝の支沢が合わさり、本流は右へ曲がると、
  長さ(L)5m、L7m、2段L10m、2段L4mが連続して
  見所だ。左側の寝ているカンテを容易に登れる。

 ι弦750mで右が涸れたゴーロの二俣。
  左の本流にはY字状7m滝だ。
  少し濡れれば中央をそれ程苦もなく登れそうだが、やはりこの時期は
  濡れたくないので、左の笹藪を少し漕いで巻いた。
  上から見るとY字2条の右は7m、左は5mの高さ。
  右からも高巻けそうに見える。

 沢が南東を向くと視界も開け涸れルンゼを左に見送り、斜滝が連続しているが
  どれも難しくなく越える。
  すぐの標高830mで10m堰堤。右角に手摺りがついている。
  この上が堰堤が見えるだけでも6基架かった大コウゲ沢との二俣だ。
  本流の左に入るとこちらも5基の堰堤オンパレード。
  両岸隅にすべて手摺りがついているのでどちらからでも巻き越せる。
  5基目の上には林道神ノ川線の橋が架かっていて、視界も結構開けているので
  休憩にはもってこいの場所である。

 茂みに隠れたもうひとつの橋を潜ると再び連続した滝帯になる。
  最初の4mCSは倒木がうざいが何とか左から越せる。
  左から一条の10m滝を見送ると、2条5mCS、3×5m滝が続くが
  ちょっとヌメリがあるスラブ状なので注意。
  タワシで苔を落としながら登った。
  そして見事な3段2条15m滝が出現。
  水の流れているところはやはりヌメっているので、右角の倒木沿いを登る。
  倒木先端で右から左へ乗り越す箇所がちょっとだけいやらしい。(卦蕁
  高巻きは見たところ左がよさそう。
  この滝の上流はしばらく2条の流れに分かれている。
  その上流には小滝が連続するがどれもそれ程問題なく越えられる。
  また水もゴーロの中に涸れていく。

 Д董璽屮觀CS涸棚を3つ越すと標高1170mは三俣状。
  ここで本流の左沢は南西に向きを変え、3つの涸棚を越えると
  ほぼ最後までやや不安定な長いゴーロ帯だ。
  詰めの最後は背の低いスズタケを登り、なだらかな大コウゲ(1510m)に
  出る。

 大コウゲから少し南東に下ればベンチのある矢駄尾根(神ノ川・熊笹の峰線)
  下降点。
  ここから神ノ川ヒユッテまでは通常1時間半。速い人で1時間くらいだ。
ファイル 20121022yatasawa.xls (更新時刻:2012/10/22 07:27)
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図 [pdf]

写真

矢駄沢橋右角から入渓。
5つの堰堤を右から越す。
2012年10月22日 09:00撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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矢駄沢橋右角から入渓。
5つの堰堤を右から越す。
まずは小滝が連続する。
2012年10月22日 09:10撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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まずは小滝が連続する。
1
10m滝。美しい直瀑。
上部がスラブなので直登は不可。
左側ザレから容易に巻ける。
2012年10月22日 09:41撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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10m滝。美しい直瀑。
上部がスラブなので直登は不可。
左側ザレから容易に巻ける。
1
その上の12m滝。
これも直登不可。
これも左から巻ける。
2012年10月22日 09:47撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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その上の12m滝。
これも直登不可。
これも左から巻ける。
Y字2段5m滝。
左からヘツる。
2012年10月22日 09:52撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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Y字2段5m滝。
左からヘツる。
1
5m滝を上から。
2012年10月22日 09:57撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5m滝を上から。
大笄沢との二俣から。
左の本流にも堰堤が5つある。
どちら側からにも手摺りがついている。
2012年10月22日 11:08撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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大笄沢との二俣から。
左の本流にも堰堤が5つある。
どちら側からにも手摺りがついている。
上部に林道神ノ川線が横切る。
2012年10月22日 11:12撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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上部に林道神ノ川線が横切る。
2条3段15m滝は右手の倒木沿いに登った。
2012年10月22日 11:47撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2条3段15m滝は右手の倒木沿いに登った。
少々長いガレの詰め。
2012年10月22日 13:32撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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少々長いガレの詰め。
スズタケが繁茂しだす。
スカイラインはもう登山道だ。
2012年10月22日 13:43撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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スズタケが繁茂しだす。
スカイラインはもう登山道だ。
矢駄尾根の下降点にはベンチあり。
2012年10月22日 13:50撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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矢駄尾根の下降点にはベンチあり。
秋陽に向かい手を広げる大樹。
2012年10月22日 13:57撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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秋陽に向かい手を広げる大樹。
1
矢駄尾根の下降。
2012年10月22日 13:59撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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矢駄尾根の下降。
神ノ川ヒユッテに着くと、東邦航空のヘリが登山道整備の資材を運搬していた。
2012年10月22日 15:01撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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神ノ川ヒユッテに着くと、東邦航空のヘリが登山道整備の資材を運搬していた。
撮影機材:

感想/記録
by kamog

矢駄沢は6年ぶり3回目。
前回は車が東名厚木IC手前で渋滞中、後ろからトレーラーに
突っ込まれ大破して翌日レンタカーでこの沢に行ったのを覚えている。
ワゴンだったから後ろ半分潰され軽いムチウチで済んだからよいものの
これが軽やセダンだったら下手すればこの世にいなかった。

遡行図も取っていなかったので
今日はそれを取ることが目的だ。
記憶なんていい加減なもので
この沢で覚えているのは2つの連続した10m級滝を左から巻いたことと
長いガレの詰めくらい。

やはり山は「記憶」ではなく「記録」としてとどめない事には
その登山は完結しない。
これが僕のモットーで、このヤマレコにも多くの山の記録を
預けている。

あらためて遡行してみると
直瀑もすだれ状の滝もとても美しく
小滝も合わされば次から次へと30個以上出てきて
直登したり、へつってみたり、高巻いたり、と
楽しい沢であった。

詰めのガレ場で休んでると
誰もいない山の中にたくさんの「秋の音」が落ちていた。
普段は気にも留めない秋の音。
心を澄ませば聞こえてくるはず。
訪問者数:2469人
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