記録ID: 237478
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
南木曽岳
2012年10月20日(土) [日帰り]
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- GPS
- 05:14
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 1,273m
コースタイム
尾越バス停 08:40
蘭登山口 09:35
南木曽岳 11:00
避難小屋 11:10−11:35
上ノ原登山口 13:30
南木曽駅 13:55
蘭登山口 09:35
南木曽岳 11:00
避難小屋 11:10−11:35
上ノ原登山口 13:30
南木曽駅 13:55
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
南木曽駅 08:15−(南木曽町・地域バス)−08:32 尾越バス停 (帰り) 南木曽駅(JR中央西線) |
コース状況/ 危険箇所等 |
※登山行程が1日に収まっているため、1日行程として登録しましたが、前日に松本へ移動して前泊しているので、行程全体としては1泊2日となっています。 ●尾越バス停 〜 蘭(あららぎ)登山口 〜 南木曽岳 尾越バス停から避難小屋までは農村風景の中の車道歩きです。 登山者の多くは駐車場のある避難小屋まで車で入っていました。 避難小屋から登山口までは、一旦遊歩道に入った後で、林道の続きを歩いていきます。 登山口から、登山道・下山道の分岐点までは、まだ傾斜は比較的穏やかです。 この序盤から、小さなハシゴ段や、岩の間を縫って登る箇所は随所に出てくるものの、要注意箇所はありません。 下山道を分岐してからは、概ね急な登りが続きます。特にハシゴ段が連続する後半は、なかなかキツイ登りです。 それでも、ハシゴ段やクサリのお陰で、直接岩を掴んで登るような箇所がほとんどなく、危険箇所はありませんでした。 ●頂上部 まずは「南木曽岳頂上」の石碑と三角点やベンチのある一角に出ます。 通常はそこが頂上として案内されていますが、周囲を樹木に囲まれて展望はなく、さらに、そこは南木曽岳の最高点でもありません。 石碑の地点から軽く下って登り返すと南木曽岳大神があって、その向かい側に見晴台の大岩に登るハシゴ段があります。 その大岩の上が、南木曽岳の最高点っぽかったような気がしていますが、正確なところは分かりません。 また大岩の上からは、御嶽山を間近に望み、条件が良ければ北アルプスまで見られるらしいのですが、この日は雲が多くて何も見られませんでした。 その先へ下っていくと、避難小屋の先にも展望地があります。 そこからは中央アルプス全山がドーンと眺められる、はずなのですが、この日はこちらも核心部に雲がかかって、今ひとつの眺めに終わっています。 ●南木曽岳 〜 上ノ原登山口 〜 南木曽駅 ササの多い道に終始しますが、この日の時点ではきちんと刈り払いされていて、進路が不明瞭になる箇所は皆無でした。 ただし、湿った黒土の地面に加えて、濡れた落葉や木の根の張り出しも多くて、滑りやすい箇所が多々ありました。 一歩一歩の足の置き場にかなり気を遣い、常に緊張を強いられて精神的に疲弊させられる状況が、結構長く続きます。 たまたま直前の降雨の影響が残っていたのか、普段からこのようなことが多いのかは分かりませんでしたが。。。 また、狭い道がずっと続いて、途中には休憩適地がほとんどありません。 最後のほうで、送電線鉄塔のそばを2度通るうち、2度目の地点が少し開けていて、ようやく気持ちよく休憩できています。 登山口までは迷いようのない1本道でしたが、問題は登山口から南木曽駅までの間です。 結構距離があって曲がり角も多いのに、道標はわずか1箇所にしかなく、このコースで登るにせよ下るにせよ、この区間は地図必携です。 登山口から駅へ向かう分には、町の中心部らしき方向を目指せばよいので、まだどうにかなりそうですが、地図なしで駅から登山口へ向かうのは困難かと思われます。 |
写真
撮影機器:
感想
高山ではいよいよ冬装備が必要な時期となりました。
うっすらと雪化粧した中央アルプスの展望を楽しみに、抜群の好天予報を受けて遠出をしてきたのですが、残念ながら山の上は雲ばかり。
どうもこの秋の私は展望には恵まれないようです。
山麓では抜けるような青空だったのに、登っていくと曇ってしまうという展開が、これで3回連続になるのでした。
それでも、岩がちの急な登山道を、頻繁に出てくるハシゴ段でグングンと登っていくのは、キツイけれど楽しかったですし、頂上部の庭園風な景色も印象的でした。
ただ、下りで歩いた上ノ原コースは、滑りやすい箇所が長く続いて、盛大に気疲れしました。
たまたまこの日がそういう状況だったのか、常時こんな状況なのかは私には分かりません。
でも、仮に常時こんな状況だとしても、登りで歩く分にはさほど問題にならない程度だったようには思われましたが。。。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2012_10_12/mt2012_10_12.html#20121020
写真主体のブログ版 (使用写真はヤマレコと同一です)
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2012-10-20
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cellistさん こんばんわ〜
今回もまた渋い山に行ってきましたね〜
たぶん近郊では目ぼしい所には行き尽くしてしまったのだと思います
またまた前夜泊まりで宿代も掛ってますし・・・
それにしても天候に恵まれないのは悲しいですね
せっかく10年に一度らしい紅葉の当たり年なのに
私も紅葉目当てに東北の面白山(紅葉谷)に行く予定でしたが、知人と雲取山に同行登山に変更になりました。
11月4日ですので雲取もそれなりに紅葉見られると思いますが・・・
その前に今週水曜日に大山に行き、28日の日曜にホームの滝子山(寂梢尾根)ピストンして復活したいと考えてます
南木曽岳って、やっぱり渋かったですかね〜
「最近の登山で会ったかも?」を見ても、なんと驚きの0件
(一応、三百名山に選ばれている山なのですが・・・)
ただ、私にとってはもう何年も前から温めていた計画でした。
移動中の、滅多に乗らない中央西線からの車窓風景も、なかなか楽しめましたし(若干、鉄分入ってます
2e2さんは今日あたり大山だったのですね。
これから復活なんて書かれていますが、滝子山の寂梢尾根とか、雲取山とかを計画している時点で、もう復活しちゃったも同然かと。
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