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Yamareco

記録ID: 237581
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山( ピーカンのテント泊縦走 )

2012年10月20日(土) 〜 2012年10月21日(日)
 - 拍手
fermin その他1人
GPS
32:00
距離
16.2km
登り
1,708m
下り
1,576m

コースタイム

1日目 6;00駐車場-夜叉神峠-杖立峠-苺平-12:00(ぐらい?)南御室小屋
2日目 3:45南御室小屋-薬師岳-観音岳-地蔵岳-高峰-白鳳峠-13:30広河原
天候 1日目 晴れ後曇り
2日目 ピーカン
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
一番の危険箇所は言うまでもなく、オベリスク( 前回の失敗もあり、今回は手を出さず )
二番目の危険箇所は、高峰〜広河原への下山路。雨が降っていたら使用したくない。
三番目の危険箇所は、地蔵岳〜高峰。痩せ尾根のため、転ぶと危険。
2012年10月20日 07:15撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/20 7:15
2012年10月20日 07:31撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
10/20 7:31
2012年10月20日 07:51撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/20 7:51
2012年10月20日 08:02撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/20 8:02
2012年10月20日 09:30撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/20 9:30
2012年10月20日 09:54撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/20 9:54
2012年10月20日 10:02撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/20 10:02
2012年10月20日 10:32撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/20 10:32
2012年10月21日 02:52撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/21 2:52
2012年10月21日 05:54撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/21 5:54
2012年10月21日 06:02撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
10/21 6:02
2012年10月21日 06:04撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/21 6:04
2012年10月21日 06:08撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/21 6:08
2012年10月21日 06:24撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/21 6:24
2012年10月21日 06:37撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/21 6:37
2012年10月21日 06:39撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/21 6:39
2012年10月21日 06:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/21 6:42
2012年10月21日 06:58撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/21 6:58
2012年10月21日 07:19撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/21 7:19
2012年10月21日 07:27撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/21 7:27
2012年10月21日 07:31撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/21 7:31
2012年10月21日 07:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/21 7:55
2012年10月21日 07:57撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/21 7:57
2012年10月21日 09:02撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/21 9:02
2012年10月21日 09:27撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2012年10月21日 10:07撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/21 10:07
2012年10月21日 10:11撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2012年10月21日 11:39撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
5
10/21 11:39
2012年10月21日 12:20撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/21 12:20

感想

先週土日は泊りが可能であったため、鳳凰三山か馬蹄型でテント泊予定であった。
行き先を決定したのは、金曜日。
天気予報を確認すると、日曜日の新潟の天気がイマイチ。
ということで鳳凰三山に決定。

車を走らせ、夜叉神の駐車場に3時半頃到着。
既に車が多数停まっているが、予想よりも少ない。
これならもう少しのんびり来ても良かったかな?とか思いながら、就寝。

5時半起床。
トイレを済まし、買出ししたものをザックに詰め込み、6時頃出発。

今回は夜、非常に寒くなることも考え、冬用のシュラフを入れてきた。
しかし、このシュラフ。
実は化繊。
ということで重い&デカイ。
また、我々のテントはマルチフレームなので、同じくデカイ。
さらにカメラ機材も付いてきて駄目押し。
それら全てを詰め込むためには更にデカイザックが必要。
ということで所有している中でも最大容量110Lザック使用。
GWの涸沢で使って以来だが、威圧感ヤバイ。
しかし、泣き言を行っても始まらない。
よっこいしょと背負う。

・・・・・
思ったよりも普通に背負える。
最近1ヶ月に一回はテント泊していたお陰か、この程度の重みでは
【いつもより足が思いなぁ】
程度にしか感じない。
やはり継続は力ですねぇ。

そんなことを思いながら、登山口を通過。
夜叉神峠を目指す。
道は非常に良い。
アップにはちょうど良い。
木々に朝日が当たり、中々に良い。
しかし、この地点の紅葉はイマイチでテンションはそれ程上がらない。
上がらないと体の熱も上がらない。
ということで、アップにも時間が掛かる。
思い荷物を背中に食い込ませながら、ゆったりゆったりと歩いていく。
まあ、それも一時間ほど。
分岐に差し掛かり、夜叉神峠方面に進むこと約5分。
夜叉神峠到着。

夜叉神峠から見える白峰三山は既に雪に包まれており、我々が登れる山ではなくなっていた。
たかが2週間。
されど2週間。
秋の季節の移り変わりは非常に早い。
そんな気持ちになりながら、一休憩。
テント泊装備では1時間1回休憩が良い。
肩をぐるぐる回し、血行を促す。
ここで軽くエネルギーを補給し、撮影後、直ぐに出発。

当初、夜叉神峠〜広河原の縦走路は展望の良い道がずっと続くものと思っていたが、その後すぐに予想を裏切られる。
只管に樹林帯。
また、展望もない。
しかも、朝の時間帯では日差しが当たらず、暗い道を黙々と登っていく。
途中、一回休憩を挟み、夜叉神峠から2時間ほどで杖立峠に到着。

相変わらず、展望なし。
う〜む
完全に想定外
本来なら展望も開けて
ひゃっほ〜
という気分であるはずが、テンション低いまま。
しかも、段々曇ってくるではないか。
天気予報外れているのですが・・・
とか思いつつ、先へ進む。

相変わらず、樹林帯が続く。
展望は・・・まあ木々の間から僅かに覗ける程度。
また、先ほどと違い、日差しも差し込んでいる。
これだけでもテンションは上がる。
木漏れ日や木々の間に覗く展望を眺めながら進むと、広場に出る。
ここで小休止。

ここで長めの休憩を撮った後、出発。
相変わらず、同じような道を進んでいく。
それでも最初の頃に比べれば、日差しは差し込み、展望も見える率が増している。
しかし、天候もイマイチ度がアップしている。
下にあった雲が上がっており、がすってきている。
そんな状態で進んでいくと、一気にてんぼうが開ける箇所に到着。

ここで再び小休止。
ちょうどここにいた人に聞くと、南御室小屋まででは最後の展望らしい。
あとは樹林帯オンリーということ。
なので、小休止改め大休止。
まったりと過ごさせてもらいます。
ここから白峰三山が良く見えるはずだが、ガスで見えん!
ということで三脚をセットし、待機。
標識を見ると、南御室小屋までは1時間強ほどであるため、ダラダラとさせてもらいます。
暫く待機した後、展望が一瞬開けたので、その瞬間を狙い撮影。
それで満足したので、出発。

ここから40分ほど進むと苺平に到着。
ここで再び休憩。
地図で辻山?の山頂までの道のりを確認すると破線。
そこにあった標識を確認すると40分。
うん。
やめよう。
ということで、さっさと南御室小屋に向け、出発。
ここからは横歩き&緩やかな下りであり、30分ほどで、小屋に到着。

テン場は決して広くはないが、空いている。
また、平らな箇所も多い。
なので、平らかつ水はけが良さそうな箇所に設営。
その後、小屋でおでん&ビールを購入し、お昼ご飯。
頂きます。
昼食後、テントに戻り、お昼寝。
3時過ぎに起床し、グダグダ。
4時ごろから夕食準備を開始。
ビールを購入し、つまみを食べ、夕食を腹いっぱいに食べる。
5時過ぎには就寝。
信じられないぐらい早寝です。

2日目
1時半起床。
外は真っ暗。
早朝どころか深夜という時間帯。
しかし、薬師岳付近で日の出を見るためには仕方ない。
幸いにも気温は3度ほどで暖かい。
朝食はうどんで済ませ、テント撤収。
その間、カメラは三脚に設置し、星野撮影。
出来れば、山と一緒にとりたいが、ここは何も見えない。
そのため、上に向けて純粋な星の写真を撮影。
その間にテントをたたみ、荷物を纏める。
そして、4時前に出発。

辺りは一面の闇。
しかも樹林帯。
不気味なことこの上ない。
よく肝試しや心霊スポットで怖い〜といっている友人達もいるが、この不気味さには勝てないだろう。
高山の樹林帯に2人だけ。
道は踏み後と時折出る印だけ。
山での不気味さは命に直結する。
足の裏の感覚、印を見落とさず進んでいく。
そして、1時間強ほど進むと、森林限界に達する。
その地点で休憩。

しかし、寒い。
風がびゅんびゅん吹いており、体が冷える。
そのため、風除けになりそうな岩の裏で休憩。
その際、温かい帽子や上着を羽織、体を温める。
そして、出発。

ここから薬師小屋までは直ぐであるが、道が微妙に悪い。
大きな岩を乗り越えて行く必要がある。
暗い中、岩についた印を頼りに進んでいくと、薬師小屋に到着。
薬師小屋前には既に多くの人がおり、これから出発するという感じである。

我々をそれを横目に更に進む。
そこから暗い中では不明瞭な道を進むこと10分ほど。
薬師岳山頂に到着。

薄明はとっくに開始しており、時間的にはあと少しで日の出。
思ったよりもギリギリのタイミング。
レンズを交換し、三脚をセットし、スタンバイOK。
その間に白峰三山も撮影しておく。
そして、6時前。
日の出。
久しぶりのまん丸日の出。
何回も見ているが、何時見えても幻想的である。
撮影をした後、今度は白峰三山にカメラを向ける。
そして、日が当たり始めたら撮影。
満足いくまで撮影したら、荷物を纏め、出発。

ここから観音岳へは45分程度の距離。
しかも、標高差もそれ程なく、楽。
しかし、寒い。
完全な稜線歩きであるため、風がバシバシ当たる。
寒さに震えながら、進んでいくと、観音岳山頂到着。

ここでも休憩。
天気はピーカン。
真っ青な空。
気持ちがよい。
写真を撮りながら、景色を楽しむ。
少し長めの休憩をした後、出発。

次は地蔵岳だ。
鳳凰三山の象徴的なオベリスクも良く見える。
地蔵岳へは一回鞍部まで下り、その後、登って行く。
アップダウンはあるが、白峰三山ほどの酷さはない。
鞍部に到着後、直ぐに地蔵岳への登りに取り掛かる。
しかし、日の出から1,2時間たった程度だが、結構暑い。
風が当たれば別だが、当たらないと暑いため、途中上着を脱ぎ捨てる。
そして、紅葉と青空、景色を楽しみながら、登っていく。
そして、ピークに達する。

しかし、ここは山頂ではない。
実は山頂はここより低い。
稜線を外れ、オベリスク方面へ進む。
この際、荷物をデポしておく。
デポ後、標識に示すとおり、進んでいくと、鞍部に到着。
ここには多くの地蔵が鎮座している。
そして、山頂標識も・・・
鞍部なのに標識とは・・・
とか思いつつ鵜、記念撮影。
そして、オベリスク方面に進む。
いつもなら
 登るぜ!
と意気込みをあらわにするところだが、前回の失敗もあるので、クライミングに近い登山は自粛中。
そのため、途中まで進み、引き返し。
最後の核心部まで行っても良かったが、登れないので、あまり意味もないし・・・

戻った後、稜線まで登り返す。
ここから高峰を目指す。
ここから一気に道が悪くなる。
道は細くなり、痩せ尾根の体を見せ始める。
そんな道を慎重に下り、あ〜んど登ると高峰に到着。
このように書くと短そうに思えるが、実際に短い。
しかし、予想以上にアップダウンもあるので、結構疲労する。

高峰で休憩。
ここから先は下りのみ。
しかし、かなり悪路とのこと。
気を引き締めなければ・・・

高峰を出発。
その後のみちは細く、岩場。
ここでは私が先行し、連れのヘルプに回る。
無茶苦茶悪いというわけではないが、テント泊装備だとザックが引っかかったりし、結構危険。
四苦八苦しながら、それらの道を通過。
平坦になると、ゴーロが現れ始めるが、しょきのみちよりまし。
進んでいくと、白鳳峠に到着。
ここは素通りし、左折。
広河原を目指す。

後はゴーロ&急傾斜の道を2時間ほど只管に進むと、道路に到着。
そこを10分ほど進むと広河原に到着。
1時40分発の10分前に到着。
ギリギリです。
そのバス乗り、駐車場に到着。
帰路に着いた。

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