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Yamareco

記録ID: 238015
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

八海山(屏風道からの紅葉)

2012年10月22日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:28
距離
11.0km
登り
1,495m
下り
1,489m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

登山口6:10−四合目(清滝)6:55−七合目8:20−9:13避難小屋9:21−(八ツ峰半分通過)−新開道分岐9:53−カッパン倉10:47−11:39登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
屏風道登山口(林道は車ぎりぎりの幅でしたが奥に広い駐車場があります)
ここから屏風道と新開道に分かれます
コース状況/
危険箇所等
屏風道には沢山の鎖場がありますが、傾斜はそれほどでもなく、ほぼすべての岩場は三点支持で登れます。トータル的な難易度で比較すると両神山八丁尾根コースと同程度と考えてよいかと。

八ツ峰は北半分だけ縦走して時間切れのため迂回路に下りました。その先の状況は分かりませんが、こちらも八丁尾根コース程度かなあ〜と。

新開道は、八ツ峰分岐から尾根まで区間がジメジメしたところの鎖場があったりやや難路となるものの尾根道は快適に下れました。
地上霧が幻想的に立ち込める八海山山麓
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地上霧が幻想的に立ち込める八海山山麓
屏風道登山口です
屏風道登山口です
四合目(清滝)まで来ました。この辺から紅葉が綺麗に
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四合目(清滝)まで来ました。この辺から紅葉が綺麗に
四合目から急登がスタートします
四合目から急登がスタートします
あの松のテラスが五合目か
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あの松のテラスが五合目か
屏風のような岩と紅葉のコントラストが絶妙
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屏風のような岩と紅葉のコントラストが絶妙
ここを登っていきます
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ここを登っていきます
水が流れていればもっと絵になるのに
水が流れていればもっと絵になるのに
2012年10月22日 07:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/22 7:42
所々に展望テラスがあってよい休憩場を提供してくれます。ここは六合目?
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所々に展望テラスがあってよい休憩場を提供してくれます。ここは六合目?
山頂ではありませんが、ピークっぽい景色でしょう!
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山頂ではありませんが、ピークっぽい景色でしょう!
2012年10月22日 07:54撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/22 7:54
七合目付近から頂上方面です
七合目付近から頂上方面です
この周辺が紅葉のピークかも
この周辺が紅葉のピークかも
さすがに屏風道の紅葉は半端ない!
さすがに屏風道の紅葉は半端ない!
上に見えていた岩壁が目の高さに
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上に見えていた岩壁が目の高さに
上部の紅葉もまだ見頃です。
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上部の紅葉もまだ見頃です。
八合目まできてようやく傾斜が落ちます。そこから登ってきた方向を見下ろします
八合目まできてようやく傾斜が落ちます。そこから登ってきた方向を見下ろします
穏やかな稜線が避難小屋まで続きます
穏やかな稜線が避難小屋まで続きます
避難小屋付近から屏風道八合目までの稜線
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避難小屋付近から屏風道八合目までの稜線
避難小屋まで登ると越後駒ケ岳や中ノ岳が見えてきます。ゆっくり展望を楽しみたいところですが、時間がないので先へ進みます
避難小屋まで登ると越後駒ケ岳や中ノ岳が見えてきます。ゆっくり展望を楽しみたいところですが、時間がないので先へ進みます
小屋を後にして八ツ峰に向かいます
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小屋を後にして八ツ峰に向かいます
まだロープウェイからの登山者もいないため誰もいない地蔵岳です。
まだロープウェイからの登山者もいないため誰もいない地蔵岳です。
この先も難所が続きます
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この先も難所が続きます
屏風道の紅葉が見事でしょう!
2012年10月22日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/22 9:22
屏風道の紅葉が見事でしょう!
不動岳です
2012年10月22日 09:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/22 9:27
不動岳です
先を急ぎましょう!
2012年10月22日 09:36撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/22 9:36
先を急ぎましょう!
縦走前半最後の峰を下ってコルに下ります
2012年10月22日 09:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/22 9:38
縦走前半最後の峰を下ってコルに下ります
ここから後半のスタートですが、残念ながら時間切れです。迂回路に下ります
2012年10月22日 09:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/22 9:40
ここから後半のスタートですが、残念ながら時間切れです。迂回路に下ります
迂回路はこんな感じです
2012年10月22日 09:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/22 9:46
迂回路はこんな感じです
八ツ峰の峰々を見上げます
2012年10月22日 09:58撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/22 9:58
八ツ峰の峰々を見上げます
色付いた葉のあれこれ
2012年10月22日 10:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/22 10:03
色付いた葉のあれこれ
2012年10月22日 10:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/22 10:03
2012年10月22日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/22 10:17
2012年10月22日 10:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/22 10:21
下りは新開道を利用します。
八ツ峰を振り返りながら下っていきます
2012年10月22日 10:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/22 10:28
下りは新開道を利用します。
八ツ峰を振り返りながら下っていきます
屏風道の稜線がいい感じです
屏風道の稜線がいい感じです
だいぶ下りました。
2012年10月22日 10:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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10/22 10:33
だいぶ下りました。
八ツ峰と入道岳
入道岳のアップです
2012年10月22日 10:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/22 10:37
入道岳のアップです
下りきった山麓の風景
2012年10月22日 11:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/22 11:18
下りきった山麓の風景
最後に登山口からの八海山全容
2012年10月22日 11:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10/22 11:28
最後に登山口からの八海山全容
撮影機器:

感想

当初、八海山に登ることはまったく考えてませんでした。それが前々日の土曜日に瑞牆山ハイキングから帰ってきてヤマレコを確認し、八海山の素晴らしい紅葉の写真を目の当たりにして「こゃあ、行くしかないだろう!」と決めました。
どうせ登るなら、紅葉が綺麗でしかもスリリングな登山が楽しめそうな屏風道しかないだろう・・・できれば八ツ峰も・・・とちょっと欲張った計画を頭で練り上げ当日に臨んだわけです。

月曜日は夜勤だったので、午後2時頃までなら何とかなりそう・・・と午前4時に家を出て、6時には屏風道登山口に到着。駐車場に車は3台。うち一台の車には準備中のご年配の夫婦?の姿が。いくら紅葉の見頃といっても平日ですからね。それにロープウェイがあるのだから利用したくなるというものでしょう。

私は時間の制限があるのですぐに登りだします。コースタイムは往復10時間強とはなってますが、累積標高差から休憩込みで6時間と見積りました。
四合目までは穏やから登山道を行きます。山麓の紅葉はまだ始まったばかりですが登るにつれ変化する緑と黄色のグラディエーションがいいですねえ〜。
いくつかの涸沢を通過して屏風沢沿いの道となったところで奥に清滝が見えてきます。どうやら四合目に到着したようです。

道は水場を示す分岐があって、水を補給する場合はそちらに向かうとして、用のない人はそのまま八海山を目指すことになります。過去の記録の中に道に迷って・・・のような記述があったので注意していたのですが、まったく問題ないようですね。

四合目からいよいよ岩場の急登がスタートします。すぐに鎖場が出てきますが傾斜はそれほどきつくありません。とりあえず鎖は利用しないで登ります。高度感もあまりないので緊張しないのですが甘くみて滑落するとけっこう下まで落ちるかもしれないので慎重に登っていきます。
所々に展望テラスがあるのも嬉しいですね。
そんな感じて五合目、六合目、七合目と登っていきます。

五合目付近の紅葉も見事だったのですが、七合目付近の岩と紅葉のコントラストは圧巻です。私の腕では満足な写真が撮れませんがしっかり目に焼き付けてきました。

七合目から岩の基部のトラバースがあって、さらに沢を少し登ってからさらに斜面を巻いていきます。この沢の部分に危マークがありますが、残雪期の登りでは緊張しそうです。アイゼン・ピッケル必須でしょうか。雪がなければまったく問題ないところですけどね。

そのあと傾斜のややきついところの鎖場をいくつか登ります。屏風道の中では一番手強い鎖場だと思います。フリーだと厳しいかもしれませんが鎖を補助的に使って登り切ります。

傾斜の落ちたところの斜面が八合目でしょうか。ここまでくると避難小屋が上に見えてきます。この辺りは草原状の気持ちのよい稜線歩きです。
そこをひと登りすると、主稜線上に建つ避難小屋に出ます。

ここで小休止。行動食をつまんで、少しだけ展望を楽しんだ後、八ツ峰を目指します。ほぼ予定通りだったので欲が出てしまいました。

30分程度で大日岳まで行ければ・・・と進んではみたものの、前半でタイムリミットとなり、残るピークはお預けとなり迂回路から新開道に向かいました。

新開道は尾根に取り付くまでが難路でしたが、尾根からの下りは快適そのものでした。屏風道とは違ってまあ悪く言えば退屈な登山道という感じで、巻機山の井戸尾根をイメージするといいかもです。
カッパン倉に登り返しがあって最後の展望を楽しんだ後登山口まで駆け下りました。山麓手前で最初で最後の登山者と出会っただけという静かな山歩きでした。

おしまい

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コメント

何という紅葉か!!
nukaboshiさん瑞牆山行ったばかりというのに、今度は八海山。と思いきや、何とすごい紅葉か!行った理由がよく分かります。私でさえ行きたい衝動に駆られます。
途中までと言いますが、十分紅葉に浸りましたね。いや写真だけでもありがとうございました。こんな山いつか登ってみたいですよ。ちよっと難易度高いようですが・・・
2012/10/25 10:14
いいですよ!
八海山もそうですが、
新潟県の山の紅葉は素晴らしいですよ。

標高の低いところはこれから紅葉してくるので
奥さんとドライブとかいかがでしょう。
2012/10/26 17:39
プロフィール画像
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