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記録ID: 2385369
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ハイキング
中央アルプス

木曽・赤沢自然休養林 コース全周遊と歩いてはいけない姫宮コース

2020年06月07日(日) [日帰り]
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kenny その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:41
距離
14.8km
登り
427m
下り
427m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:28
休憩
1:06
合計
5:34
10:40
10:45
80
丸山停車場
12:05
13:00
50
13:50
13:50
43
姫宮ルート橋
14:33
14:39
49
姫宮神社
15:28
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
木曽路に入り国道19号線の上松から標識にしたがって15km舗装路を走る。駐車場は1日有料600円(普通車)。レストランはコロナ感染防止のため一時閉鎖中(2020.6.7現在)。
コース状況/
危険箇所等
案内のパンフレットがあれば姫宮コース以外は問題なし。姫宮コースは現在進入禁止、歩行禁止。入口にはロープが張られています。
その他周辺情報 「阿寺ブルー」で知られる阿寺渓谷は赤沢自然休養林から中津川方面に車で20分ほど。とろとろのお湯が素敵な「フォレススパ木曽あてら荘」( https://www.forespakiso.jp/ )で汗を流しました。
上松から15分程で赤沢自然休養林入口に到着。
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上松から15分程で赤沢自然休養林入口に到着。
相方は森林セラピーの資格講習に参加なので終了時間午後3時まで別行動。
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相方は森林セラピーの資格講習に参加なので終了時間午後3時まで別行動。
7つのハイキングコース案内板。3時までにはのんびり歩いても全て歩けそうだ。
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7つのハイキングコース案内板。3時までにはのんびり歩いても全て歩けそうだ。
セラピー参加者用の第4駐車場へ車を停める。目の前は赤沢の清流。
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セラピー参加者用の第4駐車場へ車を停める。目の前は赤沢の清流。
木曽路の沢は花崗岩で明るく気持ちがいいのが好き。
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木曽路の沢は花崗岩で明るく気持ちがいいのが好き。
まずは上赤沢コースから入り、冷沢コースへとつないで最奥の本谷橋まで行き、駒鳥コースを戻る事にして歩き出します。
まずは上赤沢コースから入り、冷沢コースへとつないで最奥の本谷橋まで行き、駒鳥コースを戻る事にして歩き出します。
梅雨入り直前ですが乾いて心地よい日でした。
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梅雨入り直前ですが乾いて心地よい日でした。
ハルゼミの心地よい鳴き声と風にそよぐ新緑、身も心も癒されます。
ハルゼミの心地よい鳴き声と風にそよぐ新緑、身も心も癒されます。
ほうのき峠。ここから赤沢台を往復。
ほうのき峠。ここから赤沢台を往復。
赤沢台から御嶽山。赤沢自然休養林は阿寺山系にあるので近く、大きく見えます。
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赤沢台から御嶽山。赤沢自然休養林は阿寺山系にあるので近く、大きく見えます。
チップが敷き詰められた道が続く。
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チップが敷き詰められた道が続く。
丁寧に敷き詰められているので、メンテも大変なのでしょうね。
丁寧に敷き詰められているので、メンテも大変なのでしょうね。
足を止めると聞こえるのは鳥とハルゼミの鳴き声だけ…
足を止めると聞こえるのは鳥とハルゼミの鳴き声だけ…
所々にある自作の鐘。
所々にある自作の鐘。
鳴らしてみる。
椹窪から冷沢コースへ。
冷沢峠。この辺りが休養林内では一番成長が早く、見事なヒノキ林です。
椹窪から冷沢コースへ。
冷沢峠。この辺りが休養林内では一番成長が早く、見事なヒノキ林です。
峠から下ると道川(どうかわ)に架かる最奥の本谷橋が見えて来る。
峠から下ると道川(どうかわ)に架かる最奥の本谷橋が見えて来る。
橋を渡ると、道川の奥へと延びていた森林鉄道の軌道跡に出ました。
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橋を渡ると、道川の奥へと延びていた森林鉄道の軌道跡に出ました。
廃線の上には使われなくなった客車。
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廃線の上には使われなくなった客車。
汽笛の音が聞こえると、丸山渡停車場。
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汽笛の音が聞こえると、丸山渡停車場。
ディーゼル機関車が停車していました。
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ディーゼル機関車が停車していました。
ノロノロと出発する森林鉄道を見送って、ふれあいの道へ。
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ノロノロと出発する森林鉄道を見送って、ふれあいの道へ。
面白い名前の呑曇淵(どんどんぶち)。道川の流れから外れてここから駒鳥コースへ。
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面白い名前の呑曇淵(どんどんぶち)。道川の流れから外れてここから駒鳥コースへ。
レンゲツツジの赤が眩しいです。
レンゲツツジの赤が眩しいです。
新型コロナにかかっても大事にならないために『免疫』を上げるのは大切なこと。
新型コロナにかかっても大事にならないために『免疫』を上げるのは大切なこと。
ヒノキの大樹。
森林浴しているって気分が一番高まる気がする駒鳥コース。
森林浴しているって気分が一番高まる気がする駒鳥コース。
あら、相方さんと再会。森林セラピー講習中のすれ違い。
あら、相方さんと再会。森林セラピー講習中のすれ違い。
走水(はしりみず)では代わってサワラの大樹。どちらも木曽五林。
走水(はしりみず)では代わってサワラの大樹。どちらも木曽五林。
アスナロ橋で再び道川に出て、川を遡ってふれあいの道を戻ります。
アスナロ橋で再び道川に出て、川を遡ってふれあいの道を戻ります。
丸葉橋近く。幅広の滑床で、道川でも一番綺麗な場所。
丸葉橋近く。幅広の滑床で、道川でも一番綺麗な場所。
呑曇淵からは伊勢神宮御神木を見るため、駒鳥コースを丸葉橋に向けて歩くことに。
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呑曇淵からは伊勢神宮御神木を見るため、駒鳥コースを丸葉橋に向けて歩くことに。
御神木。2本あるのは内宮と外宮のため伐採されたから。
御神木。2本あるのは内宮と外宮のため伐採されたから。
丸葉橋から中立コースへ。ハルゼミの声が途絶え、鬱蒼とした雰囲気に。樹の「根立ち」が凄い。
丸葉橋から中立コースへ。ハルゼミの声が途絶え、鬱蒼とした雰囲気に。樹の「根立ち」が凄い。
一旦、お昼ご飯のために中立橋側の駐車場へ下りてきました。側に植えてあったオオヤマレンゲはまだ蕾。3週間先かな?
一旦、お昼ご飯のために中立橋側の駐車場へ下りてきました。側に植えてあったオオヤマレンゲはまだ蕾。3週間先かな?
待ち合わせた相方はまだ講習から戻って来ません。仕方ない…先に食べて、今度は向山コースを周遊に出かけます。実はこの時手痛いミスを…(後述)。
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待ち合わせた相方はまだ講習から戻って来ません。仕方ない…先に食べて、今度は向山コースを周遊に出かけます。実はこの時手痛いミスを…(後述)。
見晴らし台からは木曽駒ヶ岳がチラと見える。
2020年06月07日 13:19撮影 by  iPhone XS, Apple
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6/7 13:19
見晴らし台からは木曽駒ヶ岳がチラと見える。
足早に赤沢橋へと下り、そのまま渓流コースを下ることに。先へ3km続く「姫宮コース」を姫宮神社まで歩いてみたくなったからです。
足早に赤沢橋へと下り、そのまま渓流コースを下ることに。先へ3km続く「姫宮コース」を姫宮神社まで歩いてみたくなったからです。
ところが…林道に出てしまい、姫宮コースにつながる道が分からない。車に戻った際にうっかり散策マップを忘れてまた歩き出してしまったのです。
ところが…林道に出てしまい、姫宮コースにつながる道が分からない。車に戻った際にうっかり散策マップを忘れてまた歩き出してしまったのです。
国土地理院地図を取り込んでいたので、破線を探してみると、橋で対岸に渡っている… ええっ、これ渡るの?
国土地理院地図を取り込んでいたので、破線を探してみると、橋で対岸に渡っている… ええっ、これ渡るの?
恐る恐る橋を渡り藪をかき分けると踏み跡に出た。なんだか今までのコースとは雰囲気が全く違うよ…
恐る恐る橋を渡り藪をかき分けると踏み跡に出た。なんだか今までのコースとは雰囲気が全く違うよ…
ここからは、か細い踏み跡と、壊れかけた桟橋が延々と続きました。地図とGPSがあるだけに歩けてしまいましたが、山慣れない人は間違いなく不安を覚える道です。
ここからは、か細い踏み跡と、壊れかけた桟橋が延々と続きました。地図とGPSがあるだけに歩けてしまいましたが、山慣れない人は間違いなく不安を覚える道です。
今まで歩いていた散策コースとは明らかに違う。整備の手はほとんど入っていません。まさか、廃道になっている?
今まで歩いていた散策コースとは明らかに違う。整備の手はほとんど入っていません。まさか、廃道になっている?
30分程で姫宮神社への道に出ました。やっぱり! 歩いて来た道は歩行禁止だった…
30分程で姫宮神社への道に出ました。やっぱり! 歩いて来た道は歩行禁止だった…
ここから5分で姫宮神社。
ここから5分で姫宮神社。
神様、歩いてはいけない道を歩いてしまいました。無事にたどり着けたのに感謝しますね。
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神様、歩いてはいけない道を歩いてしまいました。無事にたどり着けたのに感謝しますね。
車道を休養林へ戻ります。
車道を休養林へ戻ります。
帰りのロードは足取り重かったです。レンゲツツジが気を紛らわせてくれたけど、どこで間違えて入ってしまったんだろう…
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帰りのロードは足取り重かったです。レンゲツツジが気を紛らわせてくれたけど、どこで間違えて入ってしまったんだろう…
ともあれ戻ってきました。しばらくして相方も講習を終えて合流。姫宮コースを含め赤沢自然休養林の8つの散策コースのほとんどを歩いた1日でした。
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ともあれ戻ってきました。しばらくして相方も講習を終えて合流。姫宮コースを含め赤沢自然休養林の8つの散策コースのほとんどを歩いた1日でした。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 サブザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス タオル

感想

相方が目指している「森林セラピスト」の講習に合わせての赤沢自然休養での1日。
思いっきりフィトンチッドを吸い込んで、眩しい新緑の中で木曽の清流を涼やかに感じよう。ハルゼミの優しい鳴き声につつまれての午睡もまたよろし。
存分にリフレッシュした後、昼食に車に戻った時にもらったハイキングマップを車中に置き忘れ。とは言え地図も携帯に取り込んであり、GPSログもつけていたので準備は申し分ないはずでした。
それでも歩行禁止の姫宮ルートに入ってしまい、知らずに歩き通してしまいました。
ハイキングマップには歩行禁止の記載はないのでご注意を。整備されてない上、多くの桟橋は朽ち掛けて踏み抜く危険があります。

ところで新型コロナが理由で「免疫力」について関心が高まっていますが、赤沢自然休養林では全国でも珍しく森林浴をセットした人間ドックを県立木曽病院と提携して展開しています。
 ( https://www.fo-society.jp/quarter/agematsu.html

あの今井通子さんが理事をされているのですね。この1年自分がヤマレコの日記にも書いて来た「山と健康」の記事を改めて読み返し、自分の身体に起きたことがなんのメッセージだったのか、と歩き疲れた身体を木曽の清流の側で休ませながら思いを馳せてしまいました。
山が、川が、森が手招きして「休め、休め、リラックス、リラックス」と声なき声で伝えてくれていたんだなぁ。

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