想い出いっぱいの妙高山へ（燕温泉から往復）

2020年06月22日(月) [日帰り]

• GPS: 05:58
• 距離: 10.4km
• 登り: 1,423m
• 下り: 1,404m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:43
• 休憩: 1:15
• 合計: 5:58

5:14 燕温泉
5:20 5:20 燕温泉黄金の湯
5:22 5:24 惣滝展望台
5:30 5:31 妙高山登山道入口標識
5:45 5:45 赤倉温泉源湯
5:55 5:56 称明滝
6:14 6:15 湯道分岐
6:55 7:02 天狗堂
7:22 7:31 光善寺池
7:53 7:59 燕登山道九合目・鎖場
8:24 8:33 妙高山
8:35 8:40 日本岩
8:40 8:40 妙高山(北峰)
8:47 9:18 妙高山
9:36 9:36 燕登山道九合目・鎖場
9:52 9:52 光善寺池
10:03 10:04 天狗堂
10:31 10:32 湯道分岐
10:43 10:44 称明滝
10:47 10:47 赤倉温泉源湯
10:58 10:58 妙高山登山道入口標識
11:06 11:06 燕温泉黄金の湯
11:12 11:12 燕温泉
11:12 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

妙高高原ICからR18経由で約20分の燕温泉日帰り客用駐車場を利用

※スタート時は、約10台。帰りは満車でした。

コース状況／危険箇所等

良く整備されているため、快適に歩けました。

・燕温泉〜称名滝
　　舗装路です。
・称名滝〜麻平分岐
　　本格的な登山道となります。最初のトラバース区間に崩落修復箇所があるため、若干滑り易くなっています。
・麻平分岐〜胸突き八丁登り口
　　沢を遡上します。2回渡渉がありますので、ピンクテープを確認して下さい。増水時は注意が必要です。後半には雪渓の50メートルトラバースが有りますが、緩んでいる為アイゼン等は必要有りません。踏み抜きには注意です。
・胸突き八丁
　　薄暗い谷間の急登となります。浮石や滑り易い箇所も有りますので、下りは要注意です。
・天狗堂〜九合目鎖場
　　尾根筋を登ります。特段の危険個所は有りません。見晴らしは良くなります。
・九合目鎖場〜山頂
　　岩にはステップが切って有ります。鎖やロープに頼らなくても登れます。
トラバース区間は、片側が切れ落ちていますので注意です。鎖場が終わると、さらに岩場の登りが続きます、三点支持で確実に登れば山頂です。

その他周辺情報

道の駅しなの
https://f-tenbou.com/

珍しいルバーブやそのジャムを販売しています。

写真

6/22 5:16

県をまたぐ移動解除。新潟県にお邪魔しました。
久々の百名山、そして夏シーズンの花々を見るのも二年ぶり。心がはやりますが、安全に心掛け、三密を避けた登山を行います。
燕温泉駐車場を出発。

6/22 5:22

登山届を投函

6/22 11:13

入浴される方がいらっしゃいましたので、看板のみ。

6/22 5:27

一見の価値があります

6/22 5:27

惣滝、ちょっと距離があります。

6/22 5:31

タニウツギ

6/22 5:48

ここの雪渓は、既に大丈夫です。

6/22 5:50

赤倉温泉元湯で小休憩

6/22 5:55

舗装路が終わると光明滝（下）、称名滝（上）が見上げられます。

6/22 5:58

沢床は褐色、硫黄の臭いも強く漂います。

6/22 5:58

本格的な登山道に入り、高度を上げると称名滝が眼前に現れます。

6/22 6:04

そして花々がたくさん現れます。＼(^o^)／

マイズルソウ

6/22 6:06

ツマトリソウ

6/22 6:08

エビネラン

6/22 6:10

日向に明るく咲くオオバミゾホウズキ

6/22 6:11

可愛いいアカモノ

6/22 6:13

ひっそりとスダヤクシュ

6/22 6:14

斜度が緩やかになり、沢沿いに出ると

6/22 6:15

麻平との分岐、さらに沢床を進みます。

6/22 6:19

見事なイワカガミ

6/22 6:30

沢岸には、いろいろなシダの子供が
これは白い皮

6/22 6:30

こちらは黒い皮
美味しそうなシダも有りそうだが、知識不足。

6/22 6:32

沢床歩きもここまでか
前方には雪渓と急斜面が見える

6/22 6:33

チェーンスパイクは念の為に持参したが、緩んでいるのでまったく問題無し。端を歩くとズブリ行きそうだ。

6/22 6:36

雪渓歩きが終わるとまもなく胸突き八丁の急登。
尾根に乗るまで暗い谷間を黙々と登る。

6/22 7:00

尾根になりました。
天狗堂に到着。ここで水分＆エネルギー補給で休憩。

6/22 7:10

終盤のショウジョバカマ

6/22 7:14

光善寺池

6/22 7:14

池から先は花、花、花　　足が止まります。
ツマトリソウの大集団

6/22 7:15

イワカガミとゴザンタチバナ

6/22 7:21

ミヤマリンドウとアカモノ

6/22 7:28

標高が上がったせいか、ガスがとれたのか、今日初めて山頂がはっきり確認出来ました。

6/22 7:29

機嫌が悪いのか、風は出ていませんでした。

6/22 7:33

コヨウラクツツジ

6/22 7:33

2200m手前で一挙に視界が開けました。
野尻湖
その奥は中野市、飯山市？

6/22 7:55

初めて見ました、ベニバナイチゴ

6/22 7:55

ダケカンバも見事

6/22 7:56

朝露が光る　ノウゴウイチゴ

6/22 7:57

可憐に咲く　ミヤマツボスミレ

6/22 7:59

堂々たる黒姫山登場

6/22 8:00

鎖場が近づきました

6/22 8:02

スタートはほぼ垂直
しかし、足場が切って有るので鎖に頼らなくても登れます。
難易度は高くありません。

6/22 8:04

岩場のトラバースに花が。
体勢を崩さないようにしゃがんで撮りました。

ツガザクラ

6/22 8:04

トラバース区間、高感度は有ります。

6/22 8:05

鎖場を登り終え、見下ろす。

6/22 8:09

何が咲くの？

6/22 8:09

草影にひっそりとコミヤマカタバミ

6/22 8:13

西南方向の展望ポイント

6/22 8:13

足元にはたくさんのイワカガミ

6/22 8:13

二年前に登った高妻山

6/22 8:14

かすかに白馬方面の山が　右端は雪倉岳かな

6/22 8:15

山頂が間近に

6/22 8:16

岩場にひっそりと　イワヒゲ

6/22 8:21

最後の岩場

6/22 8:21

ウメハタザオ

6/22 8:26

山頂に到着

6/22 8:27

ここは南峰です

6/22 8:27

周りの景色は

火打山が見えます。良かった。＼(^o^)／

6/22 8:27

白馬方面はわずかに

6/22 8:28

北、中央、南アルプス、八ヶ岳、富士山は雲の中

6/22 8:28

日本海も見えました。母の生まれ育った直江津、高田も。
懐かしい。

6/22 8:28

麓の妙高市

6/22 8:29

野尻湖

6/22 8:31

高妻山

6/22 8:36

記念に

6/22 8:40

北峰に向かう途中で大きな岩が

6/22 8:42

二名の方が先着でいらっしゃいました

6/22 8:44

山頂にもたくさんの花が

タカネザクラ

6/22 8:44

コヨウラクツツジ

6/22 8:45

エンレイソウ

6/22 8:46

ツガザクラ

6/22 8:47

ミヤマクロスゲ

6/22 8:47

ミツバオウレンとイワカガミ

6/22 8:48

山頂にもベニバナイチゴ

6/22 8:49

ミヤマタンポポ

6/22 8:50

ミヤマハンノキ

6/22 8:51

ウメ？　ハクサン？　ハタザオ

6/22 9:12

山頂から下りようと準備をしていると、焼山が現れました。
火打・影火打・焼山

6/22 9:21

下山を前に北峰を撮影

6/22 9:31

下山を始め山頂を振り返り撮影

6/22 9:36

山頂直下の岩稜帯を慎重に下ります

6/22 9:37

鎖場もよそ見をせず、しっかり下ります

6/22 9:40

ノウゴウイチゴ

6/22 9:50

マイズルソウとイワカガミ

6/22 9:54

朝より綺麗に開いたミヤマリンドウ

6/22 9:56

ダケカンバの幹にマイズルソウ
しぶとく生きています

6/22 10:06

オオカメノキ

6/22 10:08

胸突き八丁の下り口、ちょっと不気味です。

6/22 10:11

シラネアオイの花弁が
1週間早ければ見られた。

6/22 10:14

堂々たるキヌガサソウ

6/22 10:16

透き通る様な純白なサンカヨウ

6/22 10:19

暗い胸突き八丁を下り切り

6/22 10:27

雪渓をぬければ明るい沢下り

6/22 10:33

大ぶりな　フキの花

6/22 10:37

渡渉、二歩で渡れます。

6/22 10:38

アカモノ

6/22 10:40

これもまもなく開花

6/22 10:44

モミジカラマツ

6/22 10:53

フキノトウ、季節の違いを感じます。

6/22 11:04

ハナニガナ

6/22 11:11

沢山の花を堪能しました。満足です。
立ち寄りは最低限にしなければなりませんが、この時期にしか手に入らない大好きなルバーブを購入したいので、道の駅しなのに立ち寄り、秩父に帰ります。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ 携帯トイレ 熊鈴 チェーンスパイク マグカップ ガスカートリッジ コッヘル

感想

puku-f

昨年は諸事情により夏山は諦めました。今年の残雪期は、コロナ禍で残念な事になりました。二年ぶりにやっと高山の可憐な花をじっくり見る事が叶いました。大変嬉しかったです。
そして妙高山は、亡き母の生まれ育った地元の山。私も幼い頃から妙高を車窓から見ていました。ですから登るなら燕温泉からと決めていました。山頂から見た直江津の海岸線、高田の町、感慨深いものが有りました。
天気は快晴とはいきませんでしたが、私には納得の山行となりました。