湯ノ丸山−レンゲツツジにがっかり、からの山中の牛にびっくり

2020年06月27日(土) [日帰り]

• GPS: 05:51
• 距離: 13.8km
• 登り: 831m
• 下り: 812m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:11
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:51

9:10 地蔵峠駐車場
9:48 9:48 鐘分岐
10:22 10:25 鹿沢スキー場跡交差
10:55 10:55 九十番観音分岐
11:04 11:05 角間峠
11:45 11:51 湯ノ丸山（北峰）
12:00 12:07 湯ノ丸山
12:29 12:29 小梨平分岐
13:05 13:10 小烏帽子岳
13:19 13:22 烏帽子岳
13:35 13:36 小烏帽子岳
14:01 14:01 小梨平分岐
14:23 14:23 臼窪湿原・湯の丸山方面交差
14:35 14:49 臼窪湿原分岐
15:00 15:00 烏帽子岳登山口
15:01 ゴール地点

まともな登山靴をはくのは昨年10月の御嶽以来のためか、両足かかとにマメができ、皮も剥けて痛かったが耐えられないほどではなかった。

汗はかいたが樹林帯は涼しかったので水は1リットルで足りたし、おなかが空かなかったのでエナジーバーを歩きながら1本かじっただけで事足りた。

鐘分岐（コンコン平）から角間峠へ向かう途中、山中で藪の中から三頭の牛が現れた時にはびっくりした。こっちをみても興奮することなくゆったり散歩しているようだったので襲われることはないだろうと思ったが、行く手をふさがれたのでしばらく立ち止まって写真やら動画を撮っていたら道を開けてくれたのでおそるおそる牛ちゃんたちの脇を通り抜けた。多くの牛が放牧されていたゲレンデからは1kmくらい離れていたが、彼らの行動範囲ってどれくらいなのだろう。「三頭いないぞ」と麓で騒ぎになっていなければよいが。

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上信越道小諸IC〜県道79号〜県道94号〜地蔵峠
地蔵峠の駐車場は上段下段があり結構な数が駐車可能（スキー場だけに）

コース状況／危険箇所等

コース全般レート明瞭。ガレているところもあるが危険個所はないと思う。分岐では標識がしっかりあるし、メインの道は人も多いので道間違いの心配もなさそう。

その他周辺情報

日帰り湯：湯ノ丸高原ホテル￥650

写真

6/27 9:13

登山口のリフト脇で牛がのんびり。

6/27 9:13

ゲレンデから水のみに下りてきた牛たち

6/27 9:14

ゲレンデではなく登山道を登って振り返る。左は西篭ノ登山で左の低山の裏側が池の平湿原。

6/27 9:27

もさもさの綿？名前わからず→ミヤマヤナギ（tekuさん3Q)

6/27 9:31

ミツバオウレンであってるかな？→シロバナノヘビイチゴ

6/27 9:31

ツツジ平からの湯ノ丸山。素直に真直ぐ行けば青空の下で眺望が楽しめたと思うのだが・・・・

6/27 9:34

う〜ん、まだ少ない。まさか終わったとか？＞レンゲツツジ

6/27 9:34

いまひとつ瑞々しさに欠ける

6/27 9:36

枯れ花がないところを見るとまだ早かったか？地図に示されているレンゲツツジ群生地へ向かうとするか。

6/27 9:52

鐘分岐（コンコン平）から鹿沢温泉方面へ向かうと突如山側の藪から三頭の牛。はぐれ牛？

6/27 10:14

残念ながら地図上のレンゲツツジ群生地には緑の樹林だけ

6/27 10:24

森を抜けると原に出た

6/27 10:25

地図ではここら辺がレンゲツツジ群生地だが、看板ではコンコン平が群生地になっている。看板が正しい。

6/27 10:26

マーガレットかと思たが○○キクの○○が思い出せない。ノコンギクとは違うような・・・

6/27 10:26

ここでも牛が。どこからきてどこへ帰るのか？

6/27 10:27

見切れているが右端の角間峠を目指す。見えてる山は湯ノ丸山の北峰。

6/27 10:27

国指定天然記念物　レンゲツツジ群落　昭和31年3月15日　指定
とあるが、この辺に群生はしていなかった。60年余りで植生が変わったのか。

6/27 10:35

シダに紛れてワラビがそこかしこに。動植物の採取禁止なので見るだけ。立派なフキもいっぱいあった。

6/27 10:38

苔の中からにょきにょき生えているのは何なん？

6/27 10:52

ツマトリソウの群落

6/27 10:54

角間峠に向かう途中の笹原越しの湯ノ丸北峰。雲が出始めたか。

6/27 11:02

気持ちのいい道。BCできるかなぁ。

6/27 11:07

角間峠の案内板

6/27 11:07

角間峠の道標。東屋もあり、モデル体型のきれいな若い女性が休憩していた。湯ノ丸北峰手前でサクッと抜かれる。

6/27 11:12

角間山の向こうに見えるのは四阿山と根子岳のようだ

6/27 11:26

ゴゼンタチバナちゃん達

6/27 11:31

高度を上げると振り返ると四阿山と根子岳がはっきり見えた

6/27 11:34

ハクサンチドリの咲き始め

6/27 11:43

ベニバナイチヤクソウ、かな

6/27 11:43

三姉妹？

6/27 11:43

綿のようなこれはあちこちにいっぱい咲いてた→ミヤマヤナギ

6/27 11:46

コケモモ？下山後コケモモソフトを食した。

6/27 11:46

咲き終わりのようだが、これは？

6/27 11:47

綿？が出る前の姿みたい→ミヤマヤナギ

6/27 11:47

四阿山、根子岳アップ。薄曇りになってしまった。

6/27 11:55

湯ノ丸北峰まで来ると人が多い。コンコン平からここまでは数えるほどしか人に合わなかった。

6/27 11:56

南峰にも人が多そう。

6/27 11:58

南峰と北峰のコル。中央付近の平らなところがコンコン平、レンゲ平。昨年冬、あそこをめがけて滑ったのだが、途中から藪が濃くなって右側にある登山道に逃げた。有刺鉄線に往生したが。

6/27 12:00

八ヶ岳。遠回りしているうちに曇ってしまった。素直に直登すれば360度の展望を楽しめたのに。

6/27 12:00

北アルプス立山方面。槍穂も視認できたがうまく撮れなかった。

6/27 12:02

山頂標を撮って烏帽子岳へ向かう。角間峠の女性がここでも休憩しており、先行したが鞍部で再びサクッと抜かれる。市民の森へ戻るとのこと。

6/27 12:03

咲き終わりのこの花をよく見かけたが名前が分からない

6/27 12:05

右、烏帽子岳。左、小烏帽子岳。いったん下って小烏帽子岳の左に乗り上げるのだが、その頃にはその先が烏帽子岳というのを忘れている。

6/27 12:15

所々レンゲツツジが咲いている。高所のほうが色が鮮やかだった。

6/27 12:31

ミヤマシロチョウが飛んでいるのを見かけたが、羽を休めてくれなかったので写真撮れなかった。

6/27 12:41

ミヤマキンポウゲかと思ったらウマノアシガタのようだ

6/27 12:45

左はクロマメノキ？右はよく見かけたベニバナイチヤクソウ

6/27 12:45

これはコケモモだそうな

6/27 12:46

この辺から先にはハクサンチドリがいっぱい咲いていた

6/27 12:46

ムラサキヤシオが残っていた

6/27 12:47

グンナイフウロウの群生

6/27 12:48

鞍部〜烏帽子岳にグンナイフウロウガいっぱい咲いていた

6/27 12:48

ホウチャクソウかと思ったら葉っぱも花も違うようだ

6/27 12:56

鞍部から稜線に乗り上げる

6/27 12:57

あの先に烏帽子岳があることを忘れて、てっきり終点かと思った

6/27 13:00

湿地でもないのにアヤメ？と思って調べたら、湿地に咲くのは花菖蒲とカキツバタとのこと。ヒオウギアヤメは湿地に咲くが。。。

6/27 13:00

アヤメが点在していた

6/27 13:02

ハクサンチドリも烏帽子岳にはいっぱい咲いていた。今年は多いと誰かが話していた。

6/27 13:03

ネバリノギラン。触るとヌルっとしてる。

6/27 13:05

「小」なんかい！

6/27 13:05

あっちかいな＞烏帽子岳

6/27 13:06

小烏帽子岳から少し行ったところの岩陰にコマクサ

6/27 13:06

アップ

6/27 13:07

白いコマクサが一株だけあった

6/27 13:10

白アップ

6/27 13:11

ここでコマクサを見れたので池の平湿原まで行く必要がなくなった。気力もなくなっていたが。

6/27 13:22

烏帽子岳初登頂。今度は例の彼女のように市民の森から登ってみようか＞冬の偵察。地図を見る限りではBCイケそうな地形。いざとなったら林道に逃げれそうだし。

6/27 13:22

湯ノ丸南峰から鞍部(木のないところ)に向かって滑れそうだ

6/27 13:29

小烏帽子岳も滑れそうだが登り返しはやだなぁ〜。

6/27 13:48

ハクサンフウロウを一輪だけ発見

6/27 13:53

これから咲くんだろうけど何の花？

6/27 14:10

鞍部からの水平道にはマイズルソウも見れた

6/27 14:14

根元が曲がったダケカンバ。奥のとシンクロしているようだ

6/27 14:23

群生もいいがこんな感じでポツポツ咲いているのもいい

6/27 14:24

真直ぐ(地蔵峠方面)へ行っても白窪湿原方面へ行っても同じところに出る。ドウダンツツジは見れなかった。時期外れか。

6/27 14:32

ウマノアシガタが密集していた

6/27 14:34

湿原だけどアヤメが咲いていた。湿原と言っても乾いた感じだったが。

6/27 14:34

同じ黄色なので遠目にはウマノアシガタかと思ったがニガナだった

6/27 14:39

ナルコユリだったよな

6/27 14:40

白窪「湿原」なのに乾燥しているようだ

6/27 14:42

う〜、アヤメの他は。。。。

6/27 14:51

よく見るけど何だったっけなあ

6/27 14:51

アザミの蕾？

6/27 14:53

キャンプ場の入り口にバーベキューピット。新築みたい。

6/27 14:54

キャンプ場の入り口からは舗装道路

6/27 14:59

え〜と何だったっけなぁ→開花前のヒヨドリバナ、かな？

6/27 15:00

売店近く。なんか立派な花が咲きそう。何だろ？→葉っぱはオオバギボシのようだ。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX350 SONY

α7 III ILCE-7M3 ボディ SONY

感想

レッズ

当初はレンゲツツジを観賞したら池の平湿原へ向かう予定だったが、レンゲ平、コンコン平のレンゲツツジがちょっと残念だったので（早かった？遅かった？）、地図に示されている「レンゲツツジ群生地」に期待してルートを鹿沢温泉方面に変更した。
が、鐘分岐から先は群生しているところはなく、点在もしくは全く目につかない有様で、戻るのも面倒くさくなり、そのままぐるっと角間峠から湯ノ丸山〜烏帽子岳へ向かった。烏帽子岳はいつか踏もうと思っていたので丁度良かったが、この時点で池の平はあきらめ、来月に篭の登山を絡めていくことにする。来月のほうが花の種類が多いのではないか？

実はレンゲツツジ以外の花にも期待して出かけたのだが、満足するほど見つけることができなかったし、感激するほどの咲きっぷりも見られなかった。他の人のレコではいっぱい写真が上がっているのに。。。。

写真を撮るとき以外は足を止めずに歩いたのは、フルマラソンと同じくらいの時間（4〜5時間）、身体を動かし続ける訓練も兼ねているため。同じ時間身体を動かしても脚へのダメージや心拍数は登山のほうがずっと楽なので訓練になっているのかなぁ？？

コメント

tekutekugo

あれれ？
いまいちでしたか？
まあ、確かに今年はレンゲツツジは少し遅れているようです。
でもこの時期晴れただけ儲けもんですわよ
ワタシからすればベニバナイチヤクソウやコマクサの白花を見つけられたなんて羨ましい限りです。
ちなみにわたわたしてるのはミヤマヤナギかな。
5枚目はミツバオウレンではなくシロバナノヘビイチゴですね〜〜〜
籠の登、シャクナゲが見事ですよね。
池の平、満足いくほど花が咲いてるときに当たるといいですね

レッズ

Re: あれれ？
レンゲツツジは一面にバァ〜と咲いているのかと期待していただけにちょっと残念でした。レンゲツツジ自体はそう珍しくないので、圧倒的に群がって咲き誇る、くらいじゃないと感激しないかな。

シロバナノヘビイチゴはそこかしこにいっぱい咲いていて、イチゴ系の花だよなぁ、ヘビイチゴは黄色だし、白ってなんだったけか、なんて思いながら歩いて、「シロバナノ」っていうのはすっかり忘れてました。

白のコマクサは今年も同じ場所に咲いていると誰か話してました。小烏帽子山から烏帽子山へ向かって下りたところの岩陰（と言っても割と目につきやすい）に一株だけ咲いてました。
ベニバナイチヤクソウは何気に目にすることが多かったです。

池の平は昨年8月の初めに家族と歩いたのですが、今年は7月終わりか、8月中旬頃に行ってみたいと考えています。籠の登山はシャクナゲですか、楽しみが一つ増えた。
花はきれいなんだけど写真が下手で、いつも帰宅してPCで確認するたび凹んでいます。