薬師洞窟〜虫倉山〜飯縄山

2020年07月02日(木) [日帰り]

• GPS: 07:16
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,087m
• 下り: 1,064m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:51
• 休憩: 1:25
• 合計: 7:16

7:37 薬師洞窟入口
7:54 7:54 薬師洞窟
8:48 8:48 夫婦岩
9:36 9:55 分岐
10:24 11:04 虫倉山
11:48 11:48 大洞山
12:37 12:54 飯縄山
14:43 14:52 味大豆地すべり観測センター
14:53 薬師洞窟入口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野市街から国道19号線、県道長野大町線を経由し
県道36号線に入り、緑と星のロマン館を目指し、手前で右折
県道401号線に入り道なりに約2.5km走ると左に登山口
薬師コース登山口標識があり、駐車スペースは一台程
斜め向かいの地すべり観測センターに、外トイレがあり
トイレの利用、東屋での休憩可能

コース状況／危険箇所等

・薬師コース登山口〜虫倉山最高点
薬師洞窟右横の踏み跡を辿ると直登の急坂が始まります
ロープの張ってある個所、ない個所あり、滑落注意
岩稜帯に出た後も、痩せ尾根、大岩の通過あり
踏み跡の薄い箇所は、確認しながら慎重に通過
基本、尾根を外さなければ問題ありません
夫婦岩を過ぎると緩やかな登りの尾根の里山歩き
虫倉山最高点には、標識らしい物は発見できませんでした
・合流点〜虫倉山
小さなアップダウンのある尾根歩き
北側急斜面の箇所、痩せ尾根の通過は滑落注意
・合流点〜大洞山〜飯縄山
大洞山を過ぎ、南西に向かう尾根を辿ると
真南に向かう尾根あり、うっかり真南に行きそうになり
引き返しましたので、ご注意ください
この地点からザレた急坂、下る場合、滑落注意です
鞍部に近づくと、良く踏まれた植林帯の中の道、
飯縄山への登り返しも良く踏まれています
・飯縄山〜駐車場所
車道、農道歩き
近道しようとして集落内の細道で道迷いし、遠回りしています
細道が入り組んでおり、分かりにくいので、
広い車道歩きの方が良いかもしれません

写真

7/2 7:34

虫倉山薬師コース登山口。予想以上にしっかりした標識があり、ひと安心！

7/2 7:34

案内板
薬師洞窟も、やはり、信仰、修業の場だったようです

7/2 7:35

登山口の近くにも石仏群

7/2 7:38

清冽な流れ
目が覚める爽やかさ♪

7/2 7:52

展望台に寄ります

7/2 7:53

雲が多く、山座同定できず残念

7/2 7:54

標識完備
展望台と洞窟は目と鼻の先

7/2 7:54

薬師洞窟に到着しました。写真に納まらない垂壁を屋根として石仏が整然と並んでいます。

7/2 7:54

石仏の案内板

7/2 7:55

この案内板の右横から急登が始まります。どんな急坂なのか？ロープはあるのか？果たして頼れるのか？不安最高潮！

7/2 8:00

トラロープ出現

7/2 8:01

凄い急坂の直登
ロープが有難いです。でも、ほしい激登りなのに無い個所もあり、気が抜けません(/_;)

7/2 8:04

露岩からの眺め
足元が切れ落ち、緊張(*_*)

7/2 8:08

味大豆集落でしょう
鳥になった気分

7/2 8:10

岩稜に到達
ぬっと首を出しました

7/2 8:12

岩稜の巻道

7/2 8:17

振り返った岩稜
とてもあの上に立つ気になりません！

7/2 8:20

垂壁に洞窟
雨宿りできそうです。しかし、このコースを下りに使いたくありません(:_;)

7/2 8:48

夫婦岩の標識

7/2 8:48

巨岩が判断いただけるでしょうか？尾根上にこんな大岩が存在しているのが不思議(*_*)

7/2 8:49

振り返った夫婦岩
手前が奥様、後ろに旦那様

7/2 9:19

何やらこんもり土が盛られ、草が生えていますが、古墳？

7/2 9:19

江戸時代の境界を示す標識だったそう。頻繁にあっただろう水争い、境界争いを忍ばせます。

7/2 9:36

飯縄山からの登山道に合流。以前歩いており、大好きな里山の快適な散歩道(^.^)ここでまったりコーヒーブレイク(*´ω｀)

7/2 9:55

虫倉山に向かい出発
アップタウンはありますが、良く踏まれ、七月と言うのに林を抜ける風の意外な涼しさに大満足♪

7/2 10:12

不動コースに合流
帰りはこの標識を見落とさないようにしないと、不動コース登山口に下ってしまいます(^^;

7/2 10:25

虫倉山山頂に到着♪お久しぶりです(^.^)

7/2 10:26

戸隠山方面

7/2 10:27

梅雨ですから、雲に隠された北アルプス方面も、仕方ありません。青空が垣間見えるだけ良しとしましょう！

7/2 10:31

三等三角点
すぐ傍まで崩壊が迫っています

7/2 10:35

一服むしくら
樹林帯の方が涼しいので、ここでまったり昼食休憩

7/2 11:02

下山開始
飯縄山に向かいます

7/2 11:12

日本記分岐
この標識を見落とすと不動コースに下ってしまいます

7/2 11:27

左に荒倉山、右に飯綱山のシルエット

7/2 11:29

虫倉山最高点への道
薬師洞窟から登ってきた道でもあるのですが、最高点には木の幹にテープがあるのみ、他には何も見当たらず、ちょっとがっかりでした。

7/2 11:48

立派な三等三角点発見！

7/2 11:48

大洞山でした
この山名も随分沢山あるのでは?後で知りましたが、長者ヶ峯という名もあるよう。

7/2 12:39

飯縄山山頂
稲岡神社を訪れたのは三回目になりました。またまたコーヒーブレイク♪エネルギー消費しないのは、ブレイクし過ぎですね(^_^;)

7/2 12:56

下山開始
下り始めから車の通れる広い道で、全く以前の記憶と違っていました。この先、駐車場所まで延々と車道歩きだと気付き、げんなり(/_;)

7/2 13:18

星と緑のロマン館
背後に白馬乗鞍方面がちらりと見えるだけで、絶景が見られず残念

7/2 13:20

飯縄山遊歩道入口の案内板

7/2 13:32

西照寺
なんと、信濃三十三番でした。この辺りに幾つかあるのをすっかり忘れており、偶然お参り出来て幸運でした♪また日を改め、寺巡りに出かけて来たいと思います。

7/2 13:34

聖山、たら原山
筑北村からの眺めと違い、たおやかな丘の様相

7/2 13:38

西照寺の石碑と椿峯バス停

7/2 13:43

歩いて来た尾根の一部が見えているのだと思いますが、はっきり分からず歯がゆい気分(^_^;)

7/2 13:43

県道401号線に入ります

7/2 13:57

分岐は左が正解
間違えて右へ行き、戻りました。しかし、その後も集落内で道を間違え、炎天下の畑中の道をとぼとぼ遠回り(T_T)

7/2 14:29

薬師沢石張水路の案内板。こんな水路の存在も全く知らずにおり、ゆっくり歩いて先人の苦労を偲ぶのも、大切な学びだと思います。

7/2 14:34

今朝登った薬師洞窟の上の岩稜が見え、駐車場所にようやく近づきました

7/2 14:43

地すべり観測センター前の薬師沢水路案内板

7/2 14:43

岩頭は緑に覆われ、通過した今朝の緊張感を素知らぬ振り(*_*)　　

7/2 14:43

一人ではちょっと行く勇気なのなかったコースでしたから、岩場大好きな山友にお付き合い頂き、無事下山に感謝です。

7/2 14:44

地すべり観測センターに、トイレと東屋があり、車は見えている近さなのに、はたまた休憩(^_^;)まったり山行になりました!

感想

kyom4

虫倉山には、不動コースで子供たちが小学生の頃を含め、何回か登り
山岳会に入りたての頃の冬、飯縄山から虫倉山へ縦走していますが、
この縦走路をまた歩きたくなり、調べる内に
全く知らなかった薬師コースを発見しました。
ですが、薬師洞窟の上に危なそうな急坂の岩場があり
岩登り大好きな山友にお願いし、同行して頂きました。

梅雨の晴れ間の青空が覗き、北アルプスの絶景は望めないものの
尾根の樹林帯に吹き上がる風が、予想外に涼しく
こんな蒸し暑い時季の里山でも、快適な山歩きが可能と発見♪
コースを選べば、これからも身近な里山歩きができるのでは？
と期待に似た自信を得た気がします。

薬師コースは標識が整備され、洞窟まで登山道も整備されています。
洞窟の横から始まる急坂は、ロープが張ってありますが
欲を言えば、欲しい個所に無く、滑落に注意が必要です。
岩稜に出ると、踏み跡の微かな部分もありますが
基本的に尾根を外さぬように登れば問題ないと思います。
夫婦岩を過ぎると、美しい自然林の緑に癒される里山歩き、
登り始めの苦労がここで報われた思いがしました。

虫倉山最高点は、今では縦走路から外れているのか
初めて通過しましたけれど、木の幹にテープを見ただけで
他には何も発見できず、惜しい気がします。
勝手な登山者の思いを書きまして、お許しください。

15年以上前に縦走した飯縄山と虫倉山の間の尾根道は
全く記憶に残っておらず、初めて歩くような新鮮な喜びを感じました。
以前登った山に再び登っても新鮮な喜びを得られるのでは、と思うと
また機会に触れ、登った山に出向きたくなります。

コメント

yamadie15

コメントありがとうございました。こうして見させていただくと結構いろいろなところがあったかと思います。ほとんど忘れてしまっていたところがありました。参考にさせていただいて、またいつか挑戦したいと思います。