緑岳〜忠別沼

2020年07月06日(月) [日帰り]

• GPS: 12:15
• 距離: 22.5km
• 登り: 1,437m
• 下り: 1,420m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:51
• 休憩: 0:14
• 合計: 11:05

距離 22.5km 登り 1,437m 下り 1,422m

3:31 大雪高原温泉
6:23 6:32 緑岳
7:18 7:20 白雲岳避難小屋
8:17 8:18 高根ヶ原分岐
9:48 忠別沼
11:25 高根ヶ原分岐
12:20 12:21 白雲岳避難小屋
12:52 12:53 緑岳
14:36 ゴール地点

雨上がりの木の根や岩は容赦無く滑るから要注意です。

天候

雨後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

一部に泥濘あり。丁寧に歩けば大丈夫。

写真

7/6 1:28

層雲峡は雨。晴れる予報を信じて・・・

7/6 3:44

高原温泉も雨だった。忠別岳方面。

7/6 4:06

キツネが仲間になりたそうにこちらを見ている。

7/6 4:07

そんなことはない、たぶん自分の右後ろのハイマツ帯に子ギツネがいるんじゃないか。すまぬ。

7/6 4:14

エゾシカはキュンッ！と警戒声をあげる。

7/6 4:14

幻想世界の住人だね。

7/6 4:59

雨が止み、トムラウシ方面に雲の切れ間が見えた。

7/6 5:00

雪渓にウソ。鳥たちは雪渓大好き。

7/6 5:38

ミソサザイは声が大きいので、思ったよりも遠くで囀っていることが多い。

7/6 5:48

視界良好、天気は上向き。高根が原を歩いてみたくなってきた。

7/6 6:13

白雲岳避難小屋。取り壊し中。

7/6 6:14

緑岳に到着。風がなく、他に人もいないので無音の空間が広がる。

7/6 6:15

メアカンキンバイ。

7/6 6:27

イワヒゲ先生。大好き。

7/6 6:44

チョウノスケソウ

7/6 7:01

避難小屋前の雪渓。白雲岳に日差しが！

7/6 7:09

キバナシャクナゲたくさん。

7/6 7:10

コエゾノツガザクラ

7/6 7:16

2階がない！山の中でエンジン音が聞こえるのも不思議な感じ。お疲れ様です。

7/6 7:16

晴れ渡る空、第2ラウンド開始！

7/6 7:17

なんかシカが多い。避難小屋前から。

7/6 7:26

エゾノリュウキンカは光る気がする。

7/6 7:42

アオノツガザクラ

7/6 7:49

コマクサの大株も

7/6 7:53

そうだ、忠別沼行こう。

7/6 8:12

キバナシオガマ

7/6 8:13

ワオ、大群落だ！

7/6 8:15

ホソバウルップソウ

7/6 8:19

この角度から高根が原を見ていると、まさに今見ているのが高根が原だと思っています

7/6 8:23

雄大な景色にノゴマ

7/6 8:29

北極か

7/6 8:37

高原沼光る

7/6 8:49

ああもうわからん！

7/6 9:37

ギンザンマシコとビンズイ

7/6 9:44

ぬおお、あああ忠別沼手前の絶景地帯。

7/6 9:47

サンショウウオいるぅ

7/6 9:50

かわええ

7/6 9:51

泡ぶくぶく

7/6 10:27

表大雪一望。あんなとこまで帰らなきゃイカンのか・・・

撮影機器：

ILCE-7RM4 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

Mt-136

「そうだ、高根が原行こう。」

緑岳を登っている途中に思いついた。本当は白雲岳に行こうと思って登り始めたんだけど、計画変更（遭難時に捜索困難になるからイカンぞ）。高根が原を少し歩くつもりが、「そうだ、忠別沼行こう」謎の心の囁きによって一気にロングコースに。

そもそも忠別沼とは！
今から14年前、登山って楽しいかもと思い始めていた頃に買った「大雪山　自然観察ガイド」にエゾサンショウウオがたくさんいるよ！と紹介されていて、いつか行ってみたいと憧れていた場所なのだ。エゾサンショウウオは黒岳のリフトの駅にもいるけどね！

ともかく憧れは回収しておかねばなるまい。

百花繚乱と言うべき高根が原は見事なものだった。見た目は同じようだが植物にとっては環境が違うのであろう、ある場所にはホソバウルップソウ、ここにはキバナシャクナゲ、こっちはコマクサ、とそれぞれが群落を作って美しい花園を作り上げていた。植物は難しいので勉強しようと思って図鑑を買ったら、似たようなのが多すぎて余計にわからなくなった。わからなくてもこれだけ咲き乱れていれば感動ものだ。

忠別沼へは、平坦な高根が原から小さなコブを3つくらい越えたとコルにある。歩きやすいが、流石に距離がある。最後のピークを越え、ついに忠別沼が見えた時は嬉しかった。そしてサンショウウオ！たくさんいた！ここでサンショウウオとして生まれて一生を過ごすってどんな気分だろう。