入川真ノ沢

2018年10月06日(土) 〜 2018年10月08日(月)

• GPS: 47:37
• 距離: 23.5km
• 登り: 2,157m
• 下り: 1,324m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:55
• 休憩: 0:05
• 合計: 7:00

9:47 川又バス停
10:12 10:12 入川渓谷公衆トイレ
11:42 11:47 赤沢谷出合
16:47 柳避難小屋

2日目

• 山行: 8:37
• 休憩: 0:40
• 合計: 9:17

6:22 宿泊地
7:42 7:50 通らず
9:18 9:22 武信白岩沢出合
9:28 9:32 千丈ノ滝
9:35 9:42 武信白岩沢出合
9:54 9:57 千丈ノ滝
10:27 10:33 木賊沢出合
12:43 12:46 三宝沢出合
15:03 15:08 荒川源流点
15:39 甲武信小屋

3日目

• 山行: 4:50
• 休憩: 0:07
• 合計: 4:57

5:03 甲武信小屋
5:46 5:48 甲武信ヶ岳
6:13 6:13 2353m地点
6:30 6:33 千曲川・信濃川水源地標
7:41 7:41 なめ滝
8:30 8:30 慰霊碑
8:46 8:46 大山衹神社
9:13 9:15 毛木平
10:00 梓山

天候

1日目：曇
2日目：晴
3日目：曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

西武秩父駅からバスで川又へ。

コース状況／危険箇所等

柳小屋までは危険箇所はなし。沢ではもちろんルートファインディングを確実に。部分的に真ノ沢林道を使うが、踏まれてはいるものの整備されているわけではない。

写真

10/6 9:48

川又から入川渓流観光釣場方面へ。

10/6 10:43

ここは戦後〜昭和45年頃まで森林軌道が走っていたところ。

10/6 11:44

年季の入った赤沢谷出合の吊り橋を渡る。

10/6 14:44

ログハウス風の柳小屋。初日はここまで。

10/6 15:42

小屋の中は驚くほど綺麗。利用する側も大切に使いたい。

10/7 6:16

二日目は柳小屋の前の吊り橋を渡るところからスタート。

10/7 6:32

真ノ沢吊り橋から入渓。

10/7 7:22

水が冷たく煮え繰り返る「通らず」。

10/7 7:25

右（左岸）から簡単に巻く。

10/7 8:09

滑り台状の滝は直登もできるが、奥の13m滝と共に左から巻いた。

10/7 8:12

高巻き途中から見た13m滝。

10/7 8:19

13m滝の落ち口近くで慎重に渡渉し、すぐ上の6m滝の右壁を登る。

10/7 9:14

武信白岩沢の出合から左に進むと……。

10/7 9:22

この沢一番の豪瀑、二段35mの千丈ノ滝。

10/7 9:47

滝見物のあと、武信白岩沢の出合まで戻って左から巻き上がると、そこには真ノ沢林道の跡。この道を辿ること自体を目的として入山する人も少なくない。

10/7 9:57

真ノ沢林道は千丈ノ滝の上で沢を渡っていたようだが、こちらは沢登りに来ているので沢筋に戻る。

10/7 10:27

木賊沢から押し出されたゴーロ。ここはGPSなどで進路を確認したい。

10/7 11:00

木賊沢を左に分けて真ノ沢に入りしばらくすると、滝が続くようになる。

10/7 11:06

二段滝。下段は右から、上段は左から抜けた。

10/7 11:11

この滝は左の草付き斜面へ。

10/7 11:29

二連滝。手前の滝は左壁を登って落ち口へ、その上の滝は右から簡単に。

10/7 11:40

標高1,750mの二俣を右へ。

10/7 12:14

するとナメが現れる。一見つるんとしているが、フリクションは良好。

10/7 12:20

逆層多段の不動ノ滝10m。通常は左から高巻きらしいが……。

10/7 12:20

水流左の凹角を登った。この沢の中で唯一奮闘的だったところ。

10/7 12:50

標高1,930mの駒鳥ノ滝は、右俣を一段上がって中間の斜面を左上し左俣へ入った。

10/7 13:14

倒木がひどく、苦行が続く。

10/7 15:00

奥の二俣に到着。

10/7 15:02

「荒川源流点」の標識。ここで遡行を終了。

10/7 15:47

甲武信小屋は30年前とほぼ同じ姿をしていた。

10/7 17:03

テントを張り終えたら甲武信ヶ岳山頂へ。ちょうど夕陽がいい感じだった。

10/8 5:35

三日目の朝、御来光を期待したが雲が高く、お日様は拝めなかった。

10/8 6:07

甲武信ヶ岳を越えて毛木平方向へ。

10/8 6:29

千曲川・信濃川水源地標。源頭という感じはしない。

10/8 7:36

あとは沢沿いの道を淡々と下るだけ。

10/8 9:08

毛木平到着。バス停までは高原野菜の畑の中をさらに1時間弱歩かなければならなかった。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

iPhone 7 Apple

感想

juqcho

初日は川又から川又十文字峠線を辿って柳小屋まで。二日目、柳小屋から真ノ沢に入り、荒川源流点標識に達して甲武信小屋前に幕営。最終日は千曲川源流遊歩道を経て、毛木平へ下る。

秩父湖で将監峠からの大洞川を、湖の西で水晶山からの滝川をそれぞれ分けてさらに西進し、豊かな原生林の中を甲武信ヶ岳へと詰め上がるこの沢は、東京新聞発行時代の『岳人』が最後に選定した「岳人100ルート」にも選ばれた名渓。急げば一泊二日行程ですが、奥秩父北面の穏やかな森林美と渓相を満喫するため、あえての二泊三日行程としました。

詳細な記録はこちらです。→ https://climb.juqcho.jp/2018/20181006.html