記録ID: 2435404
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢
二本杉峠〜世附権現山(雑誌取材山行)
2020年07月15日(水) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 829m
- 下り
- 833m
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・十数台駐車可能 ・トイレ、登山届ポストなし |
コース状況/ 危険箇所等 |
■二本杉峠〜世附権現山〜浅瀬入口 ・上ノ原集落、県道76号細川橋を渡って標識のある石段から取り付く。 神社を正面に見て左に舗装路をしばらく歩くと、金属手摺りを境に舗装路は河原に 下りてしまうので、手摺り右側の登山道に入る。ススキが少し被っている。 ミツマタ群の植林帯の道を進んで、登山道はジグザグと登りに入っていく。 短時間で580mピーク西側のコルの少し東で尾根に上がる。 標高660m辺りで登山道は尾根から北側の山腹をトラバースするよう付けられて いる。右側の笹子沢側は急斜面なので滑落充分注意。 最初の沢の横断点にはトラロープが張られている。 その後も山腹を進むとベンチと標識のある二本杉峠に出る。 ・左手(南南東側)に登っていく。二本杉峠から先は踏み跡が少し薄くなる。 標高差100mほど登れば849mピーク。ここは木製の植生保護柵と標識がある。 南南西に標高差50mほど緩く下りていくと東側が大きく崩落したザレ場になった コル。再びここから標高差200m以上登り返す。 急斜面から次第に緩くなってくると世附権現山の北西側一端のベンチ2基がある。 三角点と山名標識は浅い窪を越えたところにある。 地形図だと1018.4mとあるが標識には1019mと記載されている。山頂はこの時期 樹木が生えているため完全に開けた展望ではなさそうだ。 ・山頂から先は「この先、踏み跡不明瞭、初心者通行不可」と注意喚起板がある。 南東側に向け平坦に近いほど緩い下りをしていけば、975mに標識があり、ここ から東北東尾根には行かず、南側の急な尾根を下降する。踏み跡は薄いがよく 見れば付けられているが、テープなどのコースサインはほとんどない。 880mで急な尾根が分かれている。左手(南東側)は菩提沢二俣に落ちているので ここは右手(南南西側)に下りる。 標高差240mほどの急な尾根下降で756mピークのすぐ北側にあるコルに下りる。 この急な下降部分がこのルートの核心部となろう。 尾根の選択を間違うと西側の寺ノ木沢(寺ノ沢右俣)、東側の菩提沢とも急峻な 尾根及び沢地形なので一般登山者レベルは転滑落リスク大だ。 756mピークは菩提沢ノ頭、ボデイ沢ノ頭とか富士見平と名がついているが 過去にあった山名標識は見つからなかった。 ・756ピークから東南東方向に緩く下っていくと明瞭な登山道(植林径路)が 尾根の南側を絡むように続いている。 620mコルから南南東方向になり登り返して661mピーク。 少しだけ東南東に進んで南向きの急な尾根を標高差50mほど下降すると 560m小ピーク手前のコルに出る。 このコルから登山道は560m小ピークは通らず、東側の山腹(尾園沢側)を 巻くように付けられている。コル東端に登山道と書かれた案内表示がある。 山腹トラバースを終えて少しで水力発電用取水設備。左隅の石段を下りて あとは明瞭な登山道をジグザグと下れば、県道76号線と世附方面に行く 県道との交差点脇に出られる。浅瀬入口バス停はすぐ先にある。 この取水設備から下山までの区間のみ雨中はヒルが見られた。おそらくここは よくニホンザルが集団で生息しているためかもしれない。 ※このコースは山と溪谷9月号に紹介されるし、マウントファーム登山学校でも 8月最終週に読図講習として実施したいと思っています。 ご希望者は是非! http://mt-farm.info/ |
写真
感想
昨日までの予報から一転悪化。ガスと小雨で展望利かず。
しかし月刊誌の〆切が迫っていることもあり、山と溪谷9月号の企画山行で、西丹沢/世附権現山へ編集者さん、ライターさん、カメラマンさんと行ってきました。
遠望利かず山座同定はできませんでしたが、何とか写真も撮れてよしよしです。
下山後、渋沢駅前の食堂いろは等で地形図の清書。
初心者読者対象なので、眼線を下げるだけでなく、手法の手順も変えなければならなくてなかなか大変でした。
同行された皆さんたいへんお疲れ様でした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:575人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する