GW、雪の大朝日岳行き

2012年05月04日(金) 〜 2012年05月05日(土)

• GPS: 28:46
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,581m
• 下り: 1,570m

コースタイム

5/4
鉱泉から出発　8:00くらい
ハナヌキ分岐　10：16
古寺山　12：01
小朝日岳　13：27
銀玉水　14：47
小屋着　15：52

5/5
小屋発　8：30
小朝日岳　10：00
古寺山　10：30
古寺山下から出発　11：37
鉱泉着　12：46

天候

5/4　登り始めは晴れ　山頂近くは暴風雨
5/5　荒れ模様の小屋からふもとへ下ると晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

GWのころには、古寺鉱泉までの除雪が間に合うか間に合わないか微妙な時期です。
昨年は大井沢から歩きました。今年は鉱泉の駐車場から登り。

コース状況／危険箇所等

5月の始めは雪がたくさん残って、残雪というよりはまるっきり雪の山です。
今年は、山の上のほうでは雪は少なかったのか早く解けたのか、登山道の出ているところもありました。
朝の冷え込む時間には、まだ雪の表面が凍ってしまうこともあるので、アイゼン、ピッケルは必携です。

写真

8時くらいに出発

周りは雪ですが、もうイワウチワが咲いていました。

ヒメコマツの尾根

イワウチワ、低めのところの尾根に多いです。

こちらはイワナシ、小朝日岳周辺にもありますね。

ほんのり色づいた尾根の木々

ハナヌキ峰分岐へ向かいます。

古寺山、雪の時期にはここの登りがたいへん

ハナヌキ分岐の近くにはぽっかりと雪の無いところがあります。毎年、ここは雪の消えるのが早いようです。不思議ですね。

ショウジョウバカマ。

表面はざくざくなのですが、そのすぐ下に氷の層が入っていそうなのでアイゼンをつけました。

目印のダケカンバ。

障子ヶ岳はこちらからは格別にかっこよく見えます。

古寺山までの登り

わっしょい。

古寺山への尾根上につきました。
数日前に入った小屋番さんが目印をつけていてくれました。

もうそろそろ古寺山

古寺山が見えました。

古寺山から小朝日への鞍部。ここにもカタクリが。

こっちはなんだっけ？ヒメイチゲだったでしょうか。

ぱっくり口を開いています。

小朝日山頂から大朝日方向。あちらは雲の中。

小朝日の三角点

熊越えのあたりから下。

銀玉水付近。

ここからちょっと恐い登りです。
雨の粒が大きくなってきたので、カメラは仕舞いました。

小屋が見えました。風強し。

下山も、ここまでは雨風でカメラを出せませんでした。ハナヌキ分岐付近です。

木の幹のまわりは雪の消えるのが早いですね。

ふもとのほうは、新緑の明るい黄緑色が。

バッコヤナギ、あるいは、ヤマネコヤナギ。
ヤマネコのヤナギみたいに聞こえますね。
ヤマのネコヤナギなのだろうと思います。

マンサクが咲いていました。

昨日より芽がふくらんだブナ

古寺鉱泉へ戻りました。

下山は12時46分になりました。

自宅へ戻る途中。ふもとはすっかり春です。

大きなカツラの木。

遠く朝日連峰を望みます。

ナズナ。里の草も美しゅうございます。

感想

looseloop

毎年恒例のGW大朝日小屋行きです。
今年は風雨にたたられてしまいました。
昨年は、わたしたちのパーティのみでしたが、今年はあと2パーティほど来ていました。
雪の山は景色が抜群です。・・・晴れれば。