念丈岳の周回
- GPS
- 11:16
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,080m
- 下り
- 2,061m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この日は烏帽子岳〜念丈岳の登山道整備の予定日だった。当初7/12が天候不順で、7/19に延期に。天気予報は引き続きはっきりしないので前日に中止が決定された。予報は転々としたのち曇り〜晴れになったから、できるじゃんと思ったが、集団だから慎重な決定がされたんだな。
それではひとりでどこに行こうかなと考えるけれどもなかなか思いつかない。雨続きだったから、ヤブは遠慮しておこう。(オレらしく無いな(*´з`))
権現づるねから将棊頭山とか、大胆にも地蔵尾根から仙丈ケ岳とも考えたが、ちょっと長距離すぎるだろ。で、このコースにした。逆回りは2年半前にやったので時計回りに。9月に予定している念丈クラブのササ刈り(本高森山〜念丈岳)の下見と、6/27にやった念丈岳東側のササ刈りの出来栄え確認もしようというワケである。
《登山道にでるまで》
清流苑付近から周回する人が多く見られるが、どこを通るかバラバラですよね。今秋計画されていたトレランが実施されればルートも決定的となったのだろうが、今年は無くなったので自分の感覚で歩かせてもらった。少し早く尾根に上がり過ぎたかな。どんよりとした雲の中、登山道に出るのに1時間と少しかかった。
《念丈岳へ》
この本高森山〜念丈岳への登山道は慣れた道だ。このあと晴れてきて、汗をかきながら登る。本高森山の手前で先行者に追いつくと、このあと相前後して進むことになった。
昨年9月に自分たちでササ刈りした道は快適だ。さすがに今がササの伸び盛りなのかツンツンと出てきているので刈ってしまいトコロだ。今日は荷物も軽いので快適にすすむ。鳩打峠→烏帽子岳の急登のことを考えると、多少のアップダウンがあって距離は長いがとても好ましく感じる。もちろん自分たちで整備していることもあるだろう。
大島山2143mの先(2158mの少し手前)までが昨年の作業区間で、その先は今年9月にササ刈りの予定。今までよりはササが濃いがミチに迷うことは無いはずだ。登りはじめて6時間22分、予定の6時間よりかかったが、辛く感じることなく念丈岳に到着。
眺めは南駒ヶ岳〜安平路山くらい、南アルプスは微妙に雲がかかって見えづらいが、しょっちゅう見ている光景なので気にならない。
途中で会った方は地元の方で、夜には用事があるということを気にされていたが・・・・しばらくすると来た来た、ご苦労様でした。
《烏帽子岳へ》
先は長いが、これも歩きなれた道なので気楽に歩けば着くでしょう。
3週間前に自分でササ刈りした所なので、どんな風に見えるのか楽しみにしていた。(この間天気悪かったので、他人様のレコもあがっていないし(*´з`))・・・・写真に書いたように、とっても良い感じで自己満足できました。念丈岳⇔烏帽子岳の間では、念丈岳寄りが一番いいですよ。今の時点では。(ササはすぐ伸びるから、いつまで持つかは保証いたしませんが)
《下山》
烏帽子岳手前から、あれっ? 新しくササ刈りした跡があるな。烏帽子からの下りもそうだ。ひょっとしたら? と思いながら進むと、人の声が・・・続いて背負子の姿が見えた。なぁ〜んだ。今日ご一緒に作業するはずの皆さんだった。天気予報が急に良くなったので身近な5人であがった由。オレにも声かけてくれればいいのに・・・・なんて気持ちは湧かず、一人でお気楽に歩かせてもらって、それはそれで良かったのだ。
今日はササ刈りのほか、標柱の整備、上に置いたままだった荷物の荷下ろしなど、ハードな作業お疲れさまでした。
5合目下の作業小屋では先週t-aさんが差し入れに置いたソルティライチ果汁10%をおいしくいただきました。t-aさんありがとうございました。
ワタシは先が長いので、お別れして下りつづける。
鳩打峠からは所々道標はあるものの初めてのヒトだと迷いやすいんじゃないかなぁとか、また登りがあるよなんて、ちょっと愚痴があたまのなかでよぎりながらも、イヤになる前に下山終了しました。
本高森山〜念丈岳は登山地図に載っていないものが多いですが、とても良いミチになっていますので、みなさんどうぞ使ってください。
コメント
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日曜日はお疲れ様でした。
各所でお話しさせて頂いて楽しく歩くことが出来ました。
お気遣い有り難う御座いました。
山の神のyama-takeさんにお会い出来て光栄です。
登山道の整備有り難うございます。また、歩かせていただきますね。
私よりも1時間も早く終了していたのですね、流石です。
km90253さん こんばんは。
ようやく遅れて、レコ書きました。
こちらこそ、道を踏んでいただいてありがとうございます。
吉田山からとは、なかなかの長丁場でたいへんだったと思いますヨ。
2年前の7月は暑くてブヨの総攻撃に会いたまらなかったのですが、この日はそれほどでもなく良かったです。
Y隊長お疲れさまでした。
自分がヘロヘロで歩いた周回を時計回りであっさり周回ですか…(´・ω・`)
やはり伊那の大鉄人!…と言うか、私がへぼいだけでしたw
本高森〜念丈間のあの倒木だけは超邪魔だったので手鋸で処理いたしましたが、他は躱せば行けたのでそのまま…申し訳ありません。
寺屋敷歩道から林道に出る直前はほんとに道が消滅?ロストし易くて私も藪に溺れました。
Y隊長や岳人NW、念丈倶楽部の皆さんが整備してくださったおかげで一昨年濡れまくった区間が嘘のように歩きやすくなりました♪感謝することしきりです
tori-atamaさん コメントありがとうございます。そしてソルティライチごちそうさまでした。
さっくり、あっさりという程ではありません。調子は良かったのでもう少し早く歩いているかと思ったら、時計を見ればそうでもない。
あの倒木、ありがとうございました。ノコギリ跡もあるように見受けましたので、ノコ持参してるんだと感心しておりました。
本高森⇔念丈岳は整備すれども、どれだけの人が通ってくれるのか? 自己満足なので良いんですけど・・・・・。 やっぱり大勢歩いてくれるのが良いですね。ぜひ宣伝をおねがいします
やはり菅の台バスセンター辺りに縦走者相手に看板出せばよろしいのでは?
「漢は黙って、念丈まで!」とかw
ロープウェイで登って木曽駒から空木程度で大縦走とか笑えますからw
僅かな梅雨の合間に、20Kmの山行。
いつもながら、感服いたします。
また、お仲間方の整備作業にも、感謝いたします。
今年は全く長雨ですね。
各所で大小の土砂崩れが起こっていそうです。
どこを計画しても、アクセスから苦労しそう・・・。
yamaikuzeさん こんにちは。
雨の中では、ヤブに入る気にならず、高山に行く機会も奪われ・・・・この4日間も動かずじまいでした。
災害が起こらないことをいのるばかりです。
この辺りも行ってみてください
念丈クラブの皆様方、先日の整備作業、お疲れさまでした。
おかげで念丈まで、苦も無く歩く事が出来ました。
全く感謝です。
奥念丈へは、自分の足の調子を鑑み、断念しましたが、
代りに念丈岳からの展望を満喫してきました。
ああそうか、この山域に精通されているyama-takeさんが、
この周回ルートを思いつかないわけがないですもんね。
氏のこのログを真似したつもりは無かったんですが、
7月当時に見たこのログがどこか記憶の隅に残ってて、
先日の登山計画に思い至ったのかもしれません。
敬意を表し、ログタイトルはパクらせて戴きました。
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