会津駒ヶ岳【大展望の中、スノーモンスターと戯れる】

2012年11月11日(日) [日帰り]

• GPS: 06:05
• 距離: 8.4km
• 登り: 1,043m
• 下り: 1,048m

コースタイム

5:00会津駒ヶ岳駐車場6:25→6:30登山口→7:40水場7:45→9:15会津駒の小屋9:30→10:00会津駒ヶ岳山頂10:15
→10:35会津駒の小屋10:45→11:35水場11:50→12:35駐車場

天候

快晴→薄日

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道352号線から登山口までに駐車スペースあり
計100台ほどでしょうか？

コース状況／危険箇所等

☆道の状況
登山口→水場：積雪ほぼなし
水場→駒の小屋：深い所で膝くらい
駒の小屋→山頂：日々変化するでしょうが、本日はトレース消えていました
夏道の階段ルートも行けますが、階段を外すと股下まで

写真

11/11 6:29

スタートです

11/11 7:40

水場での積雪はこのくらい

11/11 7:55

11/11 8:01

だんだんと雪山の雰囲気が

11/11 8:04

会津の山々に迫りくる雲海

11/11 8:09

積雪はどんどん増えてくる

11/11 8:20

本日の初燧ヶ岳！

11/11 8:30

11/11 8:31

霧氷と青空

11/11 8:36

11/11 8:42

雪山には薄日がよく似合う

11/11 8:44

クリスマスツリーの間を行く
正面に燧が見える

11/11 8:45

会津駒！

11/11 8:46

完全に凍りついています

11/11 8:49

ベンチ

11/11 8:54

駒の小屋も見えました

11/11 8:54

11/11 9:03

小屋まではトレース明瞭
帰路は小屋からここまでダッシュ！
15秒くらいでいけます

11/11 9:03

11/11 9:04

平ヶ岳もすっかり雪の中

11/11 9:06

お約束の、、、

11/11 9:07

燧ヶ岳
「威風堂々」という言葉がよく似合う

11/11 9:09

日光白根山

11/11 9:12

11/11 9:28

小屋に到着（冬季閉鎖中）

11/11 9:29

駒ノ大池と駒ヶ岳

11/11 9:31

ミニ雪庇

11/11 9:42

駒の小屋と燧ヶ岳

11/11 9:44

育ちつつあるスノーモンスターと小屋

11/11 9:44

西側の階段ルート取り付き点

11/11 9:45

モンスターのトンネルを行きます

11/11 9:45

怖いくらい
圧巻の姿

11/11 9:49

越後駒ヶ岳と奥只見湖

11/11 9:50

右に平ヶ岳

11/11 9:51

左には燧ヶ岳

11/11 9:55

向き合うモンスター

11/11 9:59

11/11 10:00

山頂です

11/11 10:08

山頂より平ヶ岳

11/11 10:09

山頂より越後駒

11/11 10:10

中門岳方面
無理そうなので行きません

11/11 10:17

ド迫力

11/11 10:19

コンドルのようだ

11/11 10:20

11/11 10:20

エビの尻尾と燧

11/11 10:24

西面への巻き道は自分のトレースのみ
他のパーティーは皆直登ルート

11/11 10:26

親子連れのモンスター

11/11 10:26

11/11 10:40

標識にもエビの尻尾がびっしりと

11/11 10:40

秋にはあれほど賑わっていたのに

11/11 10:49

全ての植物が凍りついています

11/11 10:51

11/11 10:52

凍ったまま冬を越す
人間なんて足元にも及ばない存在か

11/11 10:56

墨絵のようだ

11/11 11:08

下山時には燧はガスの中に

11/11 11:16

雪山には面白いオブジェが一杯

11/11 12:05

麓付近
カラマツの黄葉が若干残る

11/11 12:27

黄金色のカラマツ

11/11 12:35

帰ってきました
充実の山行

11/11 14:04

会津駒ヶ岳に敬意を表し、本日は駒の湯へ

11/11 14:21

明日は有休〜
ミニ尾瀬公園にて車中泊

11/11 14:42

日本酒旨し

撮影機器：

EXILIM G EX-G1 カシオ

感想

Kazu405

12（月）は久々の平日休み。
本当は雲取にテント泊を予定していたが、あいにくの天気。
今年はとうとう一度もテントを張れず。（部屋で一度張ったか）
悶々としたまま日中を過ごしながら、ふとある思いが。
「そうだ、雪山ハイクへ行こう」

場所は考えるまでもなく、今年一番通い詰めたあの山域。
直近のレコを拝見するとかなりの積雪となっている模様。
今年初の雪山でいきなり厳しいかな？とも思ったが、ここは大好きな山域。
山は自分の味方をしてくれるだろうとの確信のもと、向かうことにしました。
天気も日曜は午前中晴れ。まったくもって相性がいい。

会津駒には今年の9月16日に登っているけど、その時は午前3時で駐車場はほぼ満車。
それが今日はどうだ、5時でゼロ台。
静かなヤマを愛する自分には嬉しい限りだが、ちょっと不安になる。

水場までは積雪はほとんどない。
途中キジが木から落ちてきて、腰を抜かしそうになるというハプニング以外は順調。
気温も0℃とむしろ暑いくらい。

事前のレコ通り、水場を過ぎると徐々に積雪が増す。
燧・会津駒を樹間から見上げる事ができるくらいになると、深い所で膝まで沈む。
空は快晴。樹氷の間を会津駒・燧を眺めながらハイクアップ。
最高のシチュエーション。

会津駒の小屋は冬季閉鎖中。
あの真っ青だった駒ノ大池もすっかり雪の中。
秋にはあれほど賑わっていた小屋なのに、今日は自分一人。
周りは全て死んでいる。生きているのは自分一人。まさに生を実感する瞬間。
雪山の醍醐味でしょうか。

会津駒ヶ岳山頂へは微かなトレースがありそれを辿ったが、途中でかき消されていた。
秋に歩いていたため何となくルートは把握していたが、山頂西側の階段ルートは夏道で使わないのでしょうか？
帰路、南面を直登しているグループがありちょっと恥ずかしかった。

中門岳はツボ足では無理と判断し、名残惜しさを感じつつ会津駒をあとにしました。

今年5回目のこの山域。
会津駒ヶ岳は最高の笑顔で迎えてくれました。

コメント

doppo634

まさかの展開です！
もう冬の便りが聞こえているので福島も封印してそろそろ近場に戻られるのかと思っていましたが・・
またまた福島ですかっ

と思って見始めたのですが、実にKazu405さんらしい山行ですね。

Kazu405さんの愛する自然とそこに身を置くことの充実感が良く伝わり、とても楽しませていただきました。

きれいな写真が沢山ありますが、
代表にも使われている44番目の写真は美しいです

エビの尻尾、やわらかい薄日、光る氷の先端
自然の厳しさ、優しさ、美しさが凝縮された今回の山行の象徴する秀逸な一枚です

Kazu405

福島最高です。
doppo634さん、こんばんは！

ありがとうございます！
今回の代表写真は、会津駒でもなく、燧でもなく、あの写真を迷わず使いました。

見た瞬間ビビィっとくるものがありました。
通い詰めた山域だけあって、なんとなくフィーリングが合うというか、
心が通い合うというか、、、勝手な妄想ですが

下山時に地元の方と話しましたが、12月・1月にはこの山は厳しいそうです。
しばらくは地元の山に復帰しようかと思います。