六甲マイナーコース(ハーブ園尾根、高雄山縦走、蛇ヶ谷の一部、鍋蓋北谷;新神戸駅→ハーブ園→市ヶ原→修法ヶ原池→鈴蘭台駅)【六甲・摩耶、兵庫県】
- GPS
- 04:22
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 796m
- 下り
- 573m
コースタイム
- 山行
- 3:08
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 4:07
熊内町P 1137 ― 新神戸駅 1144/1151 ― 布引雌滝 1155 ― 雄滝 1201 ― 見晴展望台 1211 ― 車道・ハーブ園尾根分岐点 1217 ― コース逸脱1220 ― 320mピーク 1249 ― コースに復帰 1252 ― ハーブ園道路からの支線との分岐点 1254 ― ハーブ園最奥のゲート前 1312 ― 沢沿いコース分岐点 1317 ― 全縦・沢沿い分岐点1331 ― 櫻茶屋 1335 ― 市ヶ原の河原 1337/1348 ― 全縦・高雄山縦走の分岐点 1348 ― 高雄山縦走・森林管理道合流点 1410 ― 高雄山縦走・森林管理道合流点2 1411 ― 高雄山 1418/1423 ― 高雄山縦走・蛇ヶ谷方面分岐点 1427 ― 高雄山縦走・蛇ヶ谷方面分岐点2 1434 ― 蛇ヶ谷に合流 1439 ― 再度山ドライブウェーアンダーパス 1442 ― 風楽山荘 1451/1511 ― 鍋蓋北尾根に合流 1518 ― 鍋蓋北尾根・鈴蘭台東口方面分岐点 1521 ― 鈴蘭台東口交差点 1535 ― 鈴蘭台駅 1552
● 行動時間 4:15
天候 | 曇り、小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
家 = 中央区熊内町P ―<ハーブ園尾根コース>― ハーブ園最奥 ―<市ヶ原・ハーブ園奥の沢沿いコース>― 市ヶ原 ―<高雄山縦走コース>― 高雄山 ―<蛇ヶ谷など>― 修法ヶ原 ―<鍋蓋北谷>― 鈴蘭台駅 = 中央区熊内町P = 家 ●ハイキングコースへのアクセス ○ハーブ園尾根コース(山麓側:市ヶ原への車道途中、山上側:全縦天狗道の稲妻坂手前) ・山麓側)見晴展望台を過ぎて車道が大きく左に展開する場所に、切り取り擁壁に鉄梯子が設置されている。それを上ると尾根コース。今回は最初の堰堤を右巻きしようとしてしまいコースを外れてしまったが、コースはその手前から左岸を行くようだ ・山上側)今回は天狗道との合流点までは行っていないが、2006.7.2に通った記憶では、分岐には標示はしっかりとある ○市ヶ原・ハーブ園奥の沢沿いコース(山麓側:市ヶ原布引地蔵尊の先、山上側:ハーブ園尾根の終点手前) ・山麓側)市ヶ原の先、布引地蔵尊の先でネットフェンスに挟まれた細道がある。これを行けばハーブ園尾根の終点すぐ手前に出る沢沿いのコース ・山上側)ハーブ園尾根のハーブ園と天狗道の間にある。何の変哲もないタワからの登り返し途中に分岐がある。標示もある ○高雄山縦走コース(山麓側:市ヶ原の右岸、木橋を渡ってすぐの地点、山上側:トゥエンティクロスの森林植物園東口手前) ・山麓側)市ヶ原で生田川を渡った右岸で石段が別れていく。それが縦走コース ・山上側)今回は高雄山の先までしか行っていない。2012.10.21に通った記憶では、分岐の標示はしっかりしている ○蛇ヶ谷(山麓側:大竜寺から市ヶ原に至る全縦道途中、山上側:再度公園入口) ・山麓側)未踏。全縦道から分岐している ・山上側)再度山ドライブウェーをくぐり、再度公園に直接顔を出す ○鍋蓋北谷(山麓側:鈴蘭台東口交差点、山上側:鍋蓋北尾根) ・山麓側)交差点からの舗装路を進む。左手にある霊園への道を過ごし、細道となった先で山道になる ・山上側)鍋蓋北尾根を北進すると、再度公園からの道の合流点から程なくに、左手への下降道と標示がある (2020.7現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ハーブ園尾根コース ・山上側からハーブ園まで、ハーブ園から車道への支線方面はそれなり踏まれているが、山麓側からはやや不明瞭な可能性あり。今回もルートを誤った。ただし、木段等は整備されているようだ。かつては稲妻坂への直登ルートであったはずであり、それなりに整備されていたと考えられる ○市ヶ原・ハーブ園の沢沿いコース ・山麓側が穏やか、山上側はずっと坂道。木段整備あり。下部の穏やかな辺りはかつての神戸カントリークラブ跡地を横断している ・標示もあり、ルートも明瞭 ○高雄山縦走コース ・最初急坂。尾根筋をなぞるので上り下りは多い ・標示あり。ルートも明瞭 ・分水嶺越林道という大仰な名前の林道よりも北側は“北ドントリッジ”と呼ばれることもある。ただし、北ドントリッジは正しくは南ドントリッジから北上し森林植物園内へと続く道を指すものと考えられているようだ ○蛇ヶ谷コース ・今回は山上側のわずかのみ通過。 ・標示あり、ルートも明瞭 ・名前には由緒がある ○鍋蓋北谷 ・山道はわずか。標示は途中もあり (2020.7時点) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ○コンビニエンスストア ・新神戸付近には多数ある。駅にもある ・このコースでは、ハーブ園にはレストラン等、布引滝、市ヶ原および修法ヶ原には売店がある ○食事 ・それぞれの売店等では軽食を取ることも出来る ・ハーブ園のレストランに入るには入園料も必要 ●日帰り温泉 ・鈴蘭台近辺には「ありま街道温泉すずらんの湯」。長田近辺では、海側に「あぐろの湯」「ゆうゆうらんど紀の国」などの日帰り入浴施設がある。また、銭湯も近辺には複数ある (いずれも2020.7現在) |
写真
感想
4連休。コロナ禍ばかりではなく、冴えない空模様にも諭され、またしても近隣へ。
歩いたことのないマイナーコースをつなげることとした。
新神戸の布引滝の先からハーブ園へと直接登る道がある。それと高雄山辺りをつなげ、最後は鈴蘭台を目指すことにした。
布引滝まではハイキング利用もあり、滝にはゆっくりと時を過ごす人の姿もあるが、連休ながら人出は少ないようだ。茶屋もなんとなくもてあましているように見えた。見晴展望台にあがると、留学生なのか東南アジア系の若い二人が人なつっこい笑顔で迎えてくれた。
上部の市ヶ原への道路に出て上へと進む。直角以上に曲がる角に常設鉄梯子が見える。一応案内標示もあるが、階段上部からすでに踏み跡は薄くなった。
意識もせずにコースを外れてしまった。進行左へ左へと進んだのだが、間違ってしまうほどに、明らかに踏み跡がついていた。後でわかったことだが、尾根筋に出たくらいの所にテントが放置されており、かつて一時誰かが過ごしていたものと見える。それ故の踏み跡であったのであろう。六甲山は、至る所にそんな残骸があるように思う。
その後も時には黄テープも見受けられるし、笹に埋もれても明らかに踏み跡は感じ取れる。どうにか320mピークに到達。ピークには特段の標示はないが、柵でもあったのであろうか、人により設置された杭が2本あった。そこからはすぐに本来の道へと復帰。こんなにしっかりした道なら見失ったのは何故だろう、と思いながら上部へと進む。やがてハーブ園道路からの支線との合流点に到着。ハーブ園様式の標示が建てられており、山上側と支線側のみが標示されている。明瞭な踏み跡もそちらだけで、今歩いてきたほうは、振り返ってみると、明らかにみすぼらしい。
ハーブ園の脇を登って行くが、途中でハーブ園が見えることはない。最後に小さな広場が現れ、その先にハーブ園の建物が見えたらハーブ園出入り口。そこから入園することも出来るが、今日はまっすぐ先へ。これまでよりもしっかりと踏まれている。やがて、分岐らしくもない斜面途中に分岐が現れる。これから進む予定の沢沿いの道はここから。
ただの脇道かと思ったら、標示もあるし木段整備もされている。木段をじっと降りていくと、最後は穏やかな道筋になる。後で調べてわかったが、かつてのゴルフ場を横切っている道であるようだ。
市ヶ原には小集団も見かけ、ちょっとは賑わっている。しかし茶屋でお話を伺うと、あまり人出は多くないと感じていらっしゃるようだった。
河原で小休止の後、高雄山を目指す。橋を渡ると、明らかにそれとわかる分岐。急坂を上り、尾根上のルートを上り下り。途中森林管理道との離合がある。こちらが本道のはずだが、振り返って見てみるとこちらが分岐側のように見える。
頂上への道に入るとまた厳しく上下する。ちょうど小雨が降ってきた。空色が著しく悪い。大雨にならなければと案じつつ先へ。幸いにもよく成長した木立に囲まれているためか、雨粒はこちらに落ちてくることはなかった。
そして高雄山山頂。記録がなく記憶曖昧で省略した山行きの中で、30年くらい前に来たことがある気がしていたのだが、山頂に立ってみると記憶の中の印象とは違っていた。
そこからは修法ヶ原を目指す。明瞭な分岐を次々と進み、蛇ヶ谷へ。蛇ヶ谷に出たところには名前の由来が建っている。弘法大師や大竜寺などと関係するものとは由緒ある。
再度山ドライブウェーをくぐり、再度公園へ。公園内を進み、修法ヶ原池のほとりの休憩所へ。「風楽山荘」と名前を付けられたその施設には売店もある。暇そうにしていたおばさんにカレーを出してもらった。おそらく3名の叔母様方で営んでいらっしゃるようだが、そんなに人が来るようではない。
神戸とは思えない、別荘地然とした修法ヶ原を離れ、鍋蓋北尾根へ。修法ヶ原自体が標高約400mのため、あまり登ることなく尾根へ。しばらく尾根を北上し、やがて現れる鈴蘭台東口への下降路へ。鍋蓋北谷を行くこの道は、降り始めるとほどなく人家が現れる。あとは舗装路となり鈴蘭台へ。約2ヶ月前にも帰り着いた駅だ。
結局、真っ黒な空から大雨が降ることはなく、汗以外には濡れることもなく戻ってきた。
相変わらず、天気運は悪くはない。
それよりは遠くに行きたいものだ。
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