新雪の権現岳(天女山より往復)
- GPS
- 06:30
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,273m
- 下り
- 1,270m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
12月上旬から4月中旬頃まで天女山入口のゲートが閉まりますので、この時期登山される場合は、入口にある路肩(5台くらい停めれるかな。)に駐車して、遊歩道を歩いて天女山まで行きます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口を少し登ったところに黄色いポストがありました。 登山口〜前三ツ頭山:下部は緩やかな楽々登山道ですが、後半かなり急登が続きます。特に問題はありませんが、本日は1800mあたりからうっすら雪があり、早朝は凍っていてツルツルでした。 前三ツ頭山〜三ツ頭山:問題なし!新雪20cmくらい。うすいトレースありましたが、ほとんど埋まっていてちょっともぐってつらかった。アイゼンは不要でした。 三ツ頭山〜権現岳:吹き溜まりでは膝下くらいまでの新雪。アイゼン不要でしたが、唯一の鎖場は下りは慎重に!(この時期はまだ鎖もでていて、夏道どおり) 新雪なのでまだ不安定な箇所あり。不用意に足を置くと雪の下に浮石や木の根があったりして滑りやすいです。特に樹林帯の中。稜線のほうが新雪で滑りにくく寧ろ歩きやすかったです。 下山後のお勧めスポットは、天女山入口の信号機をそのまま直進した所にある、”八ヶ岳倶楽部”です。俳優の柳生さんが庭や森からすべて手作りしたという素敵なガーデンがあります。併設のレストランのフルーツ紅茶(確かこんな名前だったような気がしますが、さだかではありません。)が一押しです。生のいろんな果物が惜しみなく紅茶に浸され?とってもフルーティ!ちょっと高めでしたが、2,3杯分くらいはありましたので満足。他にはカレーとかサンドイッチとかありましたが、登山後にガッツリ・・いきたい人にはいまひとつかもしれません。 |
写真
感想
新雪の権現岳へ行こう!
今回は雪が多少あっても平気な天女山からの往復にしました。車のタイヤもスタッドレスに替えたし、八ヶ岳高原道路をぶっ飛ばし天女山駐車場へ。
登山口から10分ほどの天ノ河原からは、赤く染まる南アルプスに感動!
しばらくは緩やかな登山道が続きますが、”前三ツ頭まで60分”の小さな標識あたりからは脚がつりそうなくらいの急登が続きます。
雪はさほど付いてはいなかったのですが、再凍結してツルツルになっている所もあって歩きにくい。
ようやく到着した前三ツ頭山からは、南アルプスや富士山の眺めがとても良く、しかも雲ひとつ無い快晴!これから先が楽しみになります。
しかし、その先樹林帯の中の登りはトレースが薄くて、新雪に足をとられてつらい・・・。
雪の無い時期よりも時間がかかって三ツ頭山へ。ここからの権現岳・阿弥陀岳・赤岳の眺めはとても素晴らしく、お気に入りのポイントです。特に権現のちょっと尖がった頭がかっこいい!
ここからはいったん緩やかに下ります。(帰りの登り返しが足がだるくてつらかったです。)下りきった所もお気に入りポイント。赤岳がダケカンバ越しに見えていて素敵なんです。
いつもはガラガラして歩きにくいガレ場も雪に覆われてかえって歩きやすく快適。このコース唯一の鎖場は、まだ雪に覆われておらず下りの時に注意すれば難なくクリアできました。
権現岳では、これはもう言うこと無し!の大展望が広がっていました。今まで何回も登っていますが、これくらいすっきりとした展望は数回しかありません。
しかも誰一人もいない静かな権現岳。(今日は剣の立つ頂上へは行かず、分岐点で眺めを楽しみました。)贅沢すぎる。
心配していた下りも、気温が上がり雪が柔らかくなりノーアイゼンでOKでした。ただ、樹林帯の中は溶けた雪がグチャグチャしてちょっと・・・。
さていよいよ、雪山シーズン到来です。寒いけど楽しみです。
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